福知山成美高等学校

京都府福知山市にある高等学校

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福知山成美高等学校
過去の名称 福知山商業高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人成美学苑
設立年月日 1872年(明治4年)
共学・別学 特進、進学コースは男女共学。
それ以外は男子のみ
分校 なし
課程 全日制の課程
単位制・学年制 学年制による教育
学科 特進コース
進学コース
キャリアコース

フロンティアコース

所在地・連絡先
所在地 〒620-0876
京都府福知山市堀3471-1
電話番号 0773-22-6224
FAX番号 0773-22-5416
外部リンク 福知山成美高等学校

福知山成美高等学校(ふくちやませいびこうとうがっこう)は、京都府福知山市に位置する、学校法人成美学苑が運営する私立高等学校である。通称は、成美(せいび)。なお、現在の校名は2000年に改名されたものである。旧校名は、福知山商業高校(ふくちやましょうぎょうこうこう)

アカデミークラスは、府北部では、京都共栄学園中学校・高等学校に次ぐ進学校として知られていて、近年進学実績を大幅に伸ばしている。関関同立への合格者はここ数年で3倍以上増えた。

校風

  • 前身が男子校であり、現在でも男子のほうが女子よりも多い。(国際英語クラスは例外)
  • 校則が厳しい学校である。生徒の頭髪やピアスホール、化粧、制服の着こなし、自転車のルール、電車の定期の使い方などに関して特に厳しい。しかしその他の規則に世間から見て非常識と映るものはなく普通の学校である。違反者には、謹慎、丸刈り、ボランティア活動などの処分が下される。
  • 修学旅行の行き先はハワイだったが2006年度から燃油サーチャージによる問題等でシンガポールに変更になった。
  • 後述の野球部のように、部活も盛んな高校。

学科

アカデミーコース

  • 男女共学である。アカデミークラスは2クラス、アカデミークラスSは1クラスある。どのクラスも週に39時間授業がある。
  • アカデミークラス - 難関大学を目指すコースで、2年生で3年間のカリキュラムを全て終えることになる。2005年度には京都大学へ2名合格者を出した。また、2007年度にも京都大学へ3名の合格者を出しており、年々実績を伸ばしている。
  • アカデミークラスS - 2007年度より新設。勉強と部活の両立を目指すクラス。

特進コース

  • 男女共学である。どちらのクラスも1クラスずつあり、週に39時間授業がある。
  • 国際英語クラス - 名前の通り英語を重視するカリキュラムが組まれている。海外留学が可能。
  • アドバンスクラス - 2年から文系と理系にわかれる。

進学コース

  • 男女共学である。週に30時間授業で、部活と進学の両立を図るためのコース。
  • 公立高校の併願先として人気があり、入学試験の倍率は9倍程度になることもある。

普通コース

  • 男子のみ。2007年度より新設。

情報コース

沿革

  • 1872年(明治4年) - 前身となる私塾『愛花草舎』が創立
  • 1948年(昭和23年) - 学制改革により、福知山商業高等学校が成立する。この時点では男女共学。
  • 1957年(昭和32年) - 福知山女子高等学校が分離。男子校に。
  • 1996年(平成8年) - 学科再編。
  • 2000年(平成12年) - 一部学科で男女共学化、校名変更。
  • 硬式野球部は強豪として知られる。古くから度々府大会の上位に顔を出す学校であったが、特に1996年田所孝二監督が就任して以来、京都府内でも屈指の強豪にまで成長した。
    • 福知山商業高校時代の1999年全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場。1回戦盛岡中央戦に6-2で甲子園初勝利を挙げる。2回戦では好投手清水を擁する柏陵と対戦。エース藤原が相手打線を2安打に封じ込めながらも打線が沈黙し、1-3と惜敗した。
    • その後は学校側も野球部の強化に相当の力を入れるようになり、室内練習場等が整備された。監督の趣向から例年強力打線を看板とするチーム作ることで知られ、伝統的に好投手と堅守を武器に少ないチャンスを守りきる試合巧者タイプのチームが多い京都においては異色の存在といってよい。特に2002年のチームは好投手・安達に超大型打線を擁し、プロ2人を輩出するなど相当の実力を誇った。その年全国屈指の実力を誇った平安に夏の大会でコールド勝ちしたことは府内の高校野球ファンの間では今だに語り草である(準決勝でエースの登板を回避したため打ち込まれ、甲子園出場はならなかった)。
    • 2006年のチームは秋春と惨敗し、前評判が低かったものの、夏の大会では全国屈指の総合力を誇るとされた平安や前年の第87回全国高等学校野球選手権大会準優勝の投手陣がそのまま残る京都外大西を破り、7年ぶり2度目の甲子園出場を果たした。第88回全国高等学校野球選手権大会に出場し、1回戦愛工大名電に6-4、2回戦静岡商戦に4-0、3回戦熊本工戦に6-3と勝ち進み、ベスト8へ進出。準々決勝で初出場の鹿児島工に、2-3(延長10回)で惜しくも敗退したものの、府内の京都市以外の高校としては初めての準々決勝への進出であった。
    • 2006年の秋季大会では、府大会で優勝し近畿大会へと進んだが、1回戦で市川にコールド負けし、第79回選抜高等学校野球大会出場はならなかった。
  • サッカー部も府北部ではトップクラス。2006年には全国高等学校サッカー選手権大会(冬の国立)初出場を果たした。
  • 将棋部も盛んで2006年には第42回全国高等学校将棋選手権大会に初出場を果たした。結果は全国12位。

アクセス

出身者

関連項目

外部リンク


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