東日本
日本を大きく分ける時に使用される語で、日本の東半分
東日本(ひがしにほん、ひがしにっぽん)とは、日本を大きく分ける時に使用される語で、日本の東半分を指す。対義語は西日本。但し、法令などで定められているものではなく、その範囲も明確ではない。
範囲
広くは中部地方以東、通常は北海道・東北・関東3地方。狭くは北海道地方を北日本とし、東日本に含めない場合もある。 地質学の分野では、糸魚川静岡構造線以東を指す。
又、近畿地方に対する関東地方や、西国に対する東国(例:東日本放送)、関東圏を指す場合もある。他に、方言、衣食住の習慣などの各種文化面から新潟・長野・静岡以東を東日本とする場合もある。[1]
一般的に東日本に含まれている地域であっても企業・団体によっては西日本に含むことがある。例えば、NTT西日本は、静岡県(ごく一部を除く)も管轄する。
電源周波数における東日本
東日本地域においては交流電源の周波数は50Hzとなっている(西日本は60Hz)。境界は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を結ぶ線。詳しくは商用電源周波数#日本の商用電源周波数を参照のこと。
東日本を冠した主な企業
関連項目
脚注及び参照
- ^ 秋庭隆編 『日本地名大百科―ランドジャポニカ)』 小学館 (1996) ISBN 978-4095231013, 東日本の項の(3)