シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
Mr.Childrenのシングル (1995)
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜(シーソーゲームゆうかんなこいのうた)は、Mr.Childrenの9枚目のシングル。1995年8月10日にトイズファクトリーより発売。
『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』 | ||||
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Mr.Children の シングル | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
プロデュース | 小林武史 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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Mr.Children シングル 年表 | ||||
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概要
このシングルで発生する「CD売上金」「アーティスト印税」は、全て阪神・淡路大震災の義捐金に充てられた。同年1月に発売したサザンオールスターズの桑田佳祐と桑田佳祐&Mr.Children名義で発売した『奇跡の地球』も同じように、AIDS患者のために売り上げから発生した利益を全額寄付している。こちらではAAAチャリティー活動の1つとして行われている。
ジャケットには一風変わった簡素な猿のイラストと、殴り書きのような字でタイトルが書かれていた。桜井はジャケットに猿の絵を使った理由を「映画も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」と語っている。
プロモーションでは桜井がサーファーになり、他メンバーは猿になるという、ユニークな格好が話題になった。フジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに、この頃バンドとして初出演し、同じ格好で登場した。
1990年代以降でのノンタイアップシングル売上では第1位(オリコン)となっている。
Mr.Childrenとしては2週目の売り上げが最も高く、一番安定した売り上げだったシングルでもある。そのため、Mr.Childrenでは最高記録(合算週を含んでいない)の週間シングルチャート3週連続1位となった。
収録曲
- シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
前作までの歌い方とはかなり変わったアップテンポのポップス。PVをはじめ、曲作り自体もエルヴィス・コステロを意識した部分がある。PVにはメンバーがジェットコースターに乗って絶叫している場面もある。「ライブで盛り上がる曲」というコンセプトの基で発表され、ミリオンセールスを記録し、ノリのいい曲であるにもかかわらず、実際のライブではめったに演奏されることはない。同年に行われた「hounen mansaku 夏祭り tour [ku:](空)」以降はほとんどライブで演奏されることが無くなってしまった。演奏しなくなった理由として桜井は、「歌詞が何を言っているのかよく分からないから歌うのが恥ずかしい。」と発言をしている。しかしながら、約10年ぶりに「HOME TOUR 2007 -in the field-」のライブで演奏された。裏声が増えている理由としては、当時の桑田とのコラボレーションがあった影響が考えられる。この曲は小林が手がける前に、桜井の手で曲構成をかなり仕上げていたという。アルバム『深海』に向かっている当時の曲としては異色なほど明るいラブソングで、同アルバムには収録されず、後に『BOLERO』に収録された。ただし、歌詞は恋愛を皮肉った面もあり、初期の甘いラブソングとは異をなしている。 - フラジャイル
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
1995年5月3日に渋谷で行われたゲリラライブからの音源。UK音楽を思わせる攻撃的な歌詞と曲調を持ち、桜井の歌い方も非常に気持ちが入っている。Mr.Childrenの楽曲としては現在のところ唯一、スタジオ録音の存在しない楽曲。歌詞に「ドラえもん」が登場する。映画「【es】〜Mr.Children in FILM〜」のオープニングにも収録されているが、映画版の方は短く編集されている(ただし、イントロで失敗する場面は映画でしか確認できない)。最初の仮タイトルは「ハルマゲドンはご機嫌斜め」。 - シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜(INSTRUMENTAL VERSION)
(作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)このOriconChartテンプレートは廃止されました(議論先)。代わりにCategory:オリコンチャートのテンプレート内のテンプレートを使用してください。オリコン週間シングルチャート第1位
1995年8月21日付~1995年9月4日付(3週連続)前作:
X JAPAN
『Longing 〜跡切れたmelody〜』Mr.Children
『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』次作:
ZARD
『サヨナラは今もこの胸に居ます』