ルーシ

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ルーシウクライナ語:Русьルースィベラルーシ語:Русьルースィロシア語:Русьルースィ

民族

ルーシを称した民族。

国名

ルーシを称した国家。

  • ルーシ - 中世時代におけるキエフ大公国の別称。ラテン語で「ルテニア」 (Ruthenia) という。キエフ・ルーシとも。

地名

ルーシと呼ばれた地域名。

  • 小ルーシ - ルーシの地域名。「小」は文明の中心地アテネからの距離が小さいということで、「本土のルーシ」という意味合いになる。ドニエプル川流域、現在のウクライナの北部を指す。後には、現在のロシアと比べて「小さなウクライナ」という意味でも用いられる。
  • 大ルーシ - ルーシの地域名。「大」は文明の中心地アテネからの距離が大きいということで、「辺境のルーシ」という意味合いになる。主に、現在のヨーロッパ・ロシアに当たる地域を指す。ロシアの強大化に連れ、「偉大なロシア」という意味で使用されるようになった。
  • 黒ルーシ - ルーシの地域名。キエフ大公国内のトウロヴ・ピンスクの領土、または公国。現在はベラルーシの西南部、ウクライナの西北部にあたる。
  • 白ルーシ - ルーシの地域名。ベラルーシとも。キエフ大公国内の領土で、キエフから北方に広がる地域にあたる。
  • 赤ルーシ - ルーシの地域名。紅ルーシとも。キエフ大公国内のペレームィシェルと中心とした地域。13世紀からはキエフ政権を継承し、ペレームィシェルを支配していたハールィチ・ルーシの別名となった。

雅号

言語

その他

関連項目

  1. ^  Б. А. Рыбаков ПРОИСХОЖДЕНИЕ РУСИ//Киевская Русь и русские княжества XII-XIII вв.М., 1982. (ルィーバコヴB.A.「ルーシの起源」『12-13世紀におけるキエフ・ルーシとルーシ系の諸公国』モスクワ、1982年) — с. 55-67, 73, 85-90.А.Н.Насонов. "Русская земля" и образование территории древнерусского государства. Санкт-Петербург, 2002. (ナソノヴN.A.『<ルーシの地>と古代ルーシ国家の地域の形成』サンクト・ペテルブルグ、2002年)- Глава II. - С. 27-44.
  2. ^ 場合によってロシア人を含むことがある。