Google ドキュメント
Google ドキュメント(グーグル ドキュメント)、旧名 Google Docs & Spreadsheets(グーグル ドックス アンド スプレッドシーツ)は、Googleが無料提供する、WWW上で動くオフィスソフト。
| 開発元 | |
|---|---|
| プラットフォーム | 特に無し (ウェブアプリケーション) |
| 種別 | オフィススイート |
| 公式サイト | http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_ja_jp.html |
特徴
現在、文書(ワードプロセッサ)、スプレッドシート(表計算ソフト)、プレゼンテーション(プレゼンテーションソフトウェア)の3つの機能が提供されている。ドキュメントはいずれもGoogleのサーバ上に保存されるが、他形式とのインポート・エクスポートも可能。他のユーザとのドキュメントの共有をサポートしている。一つの文書ファイルは500KBまで、画像ファイルは2MBまで[1]。
文書
ファイルはMicrosoft Word形式 (.doc)、リッチテキスト (.rtf)、ODF (.odt)、PDF (.pdf)、テキストファイル (.txt)、HTML形式 (.html) で保存できる。
Google ドキュメントから直接ブログに投稿する機能もある。
スプレッドシート
ファイルはExcel形式(.xls)、CSVファイル(.csv)、ODS(.ods)、PDF(.pdf)、テキストファイル(.txt)、HTML形式(.html)で保存できる。
スプレッドシートのサイズは、1万行、256列、10万セル、40シート以内。同時に開くことができるスプレッドシートは11。[1]
プレゼンテーション
ローカルでの利用に必要なファイル一式を納めたZIPファイルとしてダウンロード可能。Powerpoint形式 (.ppt) のファイルを読み込めるが、保存はできない。
歴史
ワードプロセッサ機能はUpstartle社によって開発されたWritelyという製品を元としている(Upstartle社は2006年3月9日にGoogleによって買収された)。一方、スプレッドシートは2006年6月6日にGoogleがβ版として公開。同年10月11日にワードプロセッサとスプレッドシートが統合され Google Docs & Spreadsheets となった。2007年9月18日にプレゼンテーション機能が追加され、Googleドキュメントに改名された。
- 2006年3月 - Google、Upstartle社を買収
- 2006年6月 - 「Google Spreadsheets」ベータ版公開
- 2006年10月 - 「Google Docs & Spreadsheets」としてワープロと表計算機能を統合
- 2006年11月 - Gmailと連携し、Microsoft Excelの添付ファイルを直接オープン可能に
- 2007年1月 - Gmailと連携し、Microsoft Wordの添付ファイルを直接オープン可能に
- 2007年2月 - ドイツ語、フランス語、中国語など対応言語を11言語追加
- 2007年2月 - Google Appsで利用可能に
- 2007年3月 - 日本語に対応
- 2007年4月 - スプレッドシートにグラフ描画機能追加
- 2007年6月 - トップページのデザインを変更、フォルダによる分類を導入
- 2007年7月 - フィンランド語、チェコ語、タイ語など対応言語を10言語追加。ドキュメント一覧での整列や非表示が可能に
- 2007年9月 - プレゼンテーション機能を公開し、「Google ドキュメント」に改名。スプレッドシートにオートフィル、フィード読込関数追加