フラワー・オブ・ライフ

よしながふみによる日本の連載漫画

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フラワー・オブ・ライフ』はよしながふみによる漫画作品。「Wings」(新書館)にて2003年7月号から2007年2月号まで連載されていた。単行本は全4巻。

あらすじ

白血病を克服し、1年1ヶ月遅れで高校に入学してきた花園春太郎の日常と学校での生活を描く。

「フラワー・オブ・ライフ/(the)flower of life」は英語で、「生涯の最盛期」などの意味。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

※キャストはドラマCD版

花園家

花園 春太郎(はなぞの はるたろう)
声:関智一
白血病に罹り入院していたが、姉から骨髄移植を受け病を克服。1年1ヶ月遅れで高校に入学する。
入院中、無菌室で退屈しのぎに漫画を真似て絵を描いてばかりいため絵が上手。漫画研究会に入部する。
金髪で長身。顔立ちは美形で文化祭の劇の主役に推されるほど。
花園 さくら(はなぞの-)
春太郎の姉。春太郎の入院中、仕事を辞め、家事をすべて請け負っていた。現在は引きこもりだが、そう言われることを嫌い、自称「家族がいない間に料理を作ったり洗濯をしたりする『妖精』」とのこと。
服飾関係の職に就いていた。
職業は初生雛鑑別師(ヒヨコ鑑別師)。口は悪いが、妻と妻似のさくらと春太郎を溺愛している。本職の他にも夜にアルバイトをしている。
職業は夫と同じ初生雛鑑別師(ヒヨコ鑑別師)。外見はフワフワとした感じの優しそうな女性だが、花園家の太陽であり、花園家の独裁者でもある、侠気(おとこぎ)にあふれる女性。現在は、ヒヨコ鑑別の技術指導のためスペインへ行っており、日本へ帰ってくるのは年に1,2度。
初生雛雌雄鑑別選手権で3年連続優勝という輝かしい過去を持ち、その選手権で敗れた夫に激励の声をかけたことが結婚のきっかけとなる。

1年D組

三国 翔太(みくに しょうた)
声:福山潤
春太郎と最初に親しくなる。性格は穏やかで、少し引っ込み思案なところがある。ぽっちゃりしたぬいぐるみのような体型で春太郎の心をくすぐる。漫画研究会の副部長。
父親は気象予報士で早朝番組に出演中。
真島 海(まじま かい)
声:津田健次郎
完全なるアニメ・漫画オタク。休み時間の教室や公共機関内で一人で堂々とアニメの設定集や同人誌を読める。アニメやゲームについてを語り始めると誰にも止められない。廃部していた漫画研究会を復活させ、部長を務める。勉強はしないので成績は最低。
趣味のために、夜間肉体労働をしているため体が鍛えられているが、肌は雪のように白い。水泳の授業で、なぜかクロール平泳ぎはできないがバタフライだけできることが判明。
山根(やまね)
1年D組のクラス委員を務める女子生徒。小学生の頃から父親の仕事の都合で転校を繰り返してきたため大人びた性格をしており、ほとんどのことには動じない。読書が好きで、本の扱いには人一倍神経質。
相沢(あいざわ)
山根と仲が良い女子生徒。読書が好きで、山根とよく本の貸し借りをする。
磯西(いそにし)
お菓子作りが得意な女子生徒。後に尾崎と付き合うことに。
陣内(じんない)
磯西と仲が良い女子生徒。
坂井(さかい)
ほとんど毎日遅刻をしてくる女子生徒。太目の体型を気にしている。
辻 俊平(つじ しゅんぺい)
声:うえだゆうじ
男子生徒。春太郎の家を訪れた時に、さくらに一目惚れする。引きこもりの兄がいる。
尾崎(おざき)
辻と仲が良い男子生徒。

その他

斉藤 滋(さいとう しげる)
声:野島健児
1年D組の担任の女性教師。国語担当。外見も服装も男っぽいが、振る舞いや言葉遣いは女らしいため、よくオカマに間違えられる。
高校生の頃教師だった小柳に、教師として赴任したこの学校で再会、不倫関係に陥る。
武田 隅子(たけだ すみこ)
声:桑島法子
1年A組の女子生徒。貞子のような外見をし、協調性もなかったが、漫画の才能を真島に見出され、積極的になっていく。少女漫画のお約束で、実は美人。
小柳(こやなぎ)
声:藤原啓治
数学教師。妻子がいるが、滋と不倫関係になる。

所収

外部リンク