金沢カレー
日本の石川県金沢市のご当地料理
金沢カレー(かなざわカレー)とは、金沢市を中心とする石川県のカレー店で主に作られているカレーおよびカレーライス。
代表する店の多くは既に30年以上の歴史があるが、そのカレーに「金沢カレー」の名称が使われるようになったのは非常に新しい。2006年10月に地元の佃煮メーカー・佃食品が地元食材を使ったレトルトカレーに「金沢カレー」と名付けたのが確認されている[1]。
カレーのチャンピオンでは、2007年に作成された新しいホームページで「元祖金沢カレーの店」と表示するようになった(現在も残っている旧ホームページには「金沢カレー」の文字は使われていない)。
2007年4月13日放送の日本テレビ系・ズームイン!!SUPER「ズムとく!~金沢カレー世界へ発信!~」では、石川県出身の松井秀喜にニューヨークで、日本より持参したこのカレー(ターバンカレー)を食べさせていたが、全国ネットのテレビ番組で「金沢カレー」が使われたのはこれが初めてかそれに近いと思われる。
ちなみに、ゴーゴーカレーは店内に松井選手のグッズなどを展示してPRしているが、星稜高校時代に練習帰りに通っていたのは「カレーの市民アルバ」鳴和店であり、ゴーゴーカレーは一度も口にしたことはなかった[2]。 なお、「カレーの市民アルバ」では、本店が小松市にあるためか、フランチャイジーのKGF(加賀電子子会社)では「加賀カレー」と自称している[3]。
特徴
- ルーは濃厚でドロッとしている
- 付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている
- ステンレスの皿に盛られている
- フォークまたは先割れスプーンで食べる
- テイクアウトの場合は割り箸が付いてくることもある
- ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている
※すべての店舗が上記の特徴を満たしているわけではない