州泰(しゅうたい、生没年不詳)は、中国の三国時代の魏の武将。
荊州義陽郡の人(一説に南陽郡)。荊州刺史であった裴清の推挙により、司馬懿にその才能を見出されて登用され、新城太守に任じられた。その後は対呉戦線で武功を挙げている。また、軍の統率に優れる一方で治績にも優れていたため、その才能を司馬昭にも認められて、豫州刺史、兗州刺史を歴任した。258年の諸葛誕の反乱では、援軍として侵攻してきた朱異率いる呉軍を陽淵で戦い、大勝するという武功を挙げた。
三国志演義では、諸葛誕の反乱で魏軍の右備えとして参加し、鍾会の策に従って呉軍と戦い、大勝したとされている。