西国立駅
西国立駅(にしくにたちえき)は、東京都立川市羽衣町1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。みどりの窓口、自動改札機設置。なお最近、乗車券発売時間が6:00~23:50となり、これ以外の時間帯に乗車券を持たずに乗車する場合には乗車証明書を受取って乗車する(自動改札機は動いている)ようになった。
駅本屋は短い通路を介して上りホームである1番線につながっている。これは駅本屋と1番線ホームの間に、当駅に隣接していた立川機関区の入出庫線があったためである。
跨線橋は以前、駅本屋と1番線、2番線をつないでいたが、入出庫線跡を跨ぐ通路が建設されてからは、1番線ホームへの階段は不要に見えていた。しかし近年、エレベーター設置と駅舎改造のために駅本屋につながっていた部分が取り壊され、現在では駅本屋から下りホームである2番線には、通路、1番線、跨線橋を介してアクセスする格好になっている。
駅の西(2番線)側の地域からは主に駅南(矢川駅)側の踏切を通って駅本屋に回る。こちら側には各種公共施設や病院も多いことから出入口の設置を望む声もあるが、駅全体としての利用者もそう多くなく、実現には至っていない。
また、平日・土休日共に1日1本、当駅始発の川崎行きが存在する。これらの列車は立川駅の留置線から発車するが、立川駅では一旦本線に出て折返さないとホームに入れないため、そのまま川崎方面に向い、当駅から営業運転となるためである。
- のりば
1 | ■南武線 | 府中本町・登戸・川崎方面 |
2 | ■南武線 | 立川方面 |
利用状況
2006年度の1日平均乗車人員は9,824人である。
駅周辺
「西国立」という駅名ではあるが、駅は国立市ではなく立川市にある。なお当駅と同時に当駅と立川駅の間に東立川停留所が設置されたが1944年の国有化の際に廃止となっている。
周辺は大規模なマンションも目立つが、主として低層の住宅地。西側には立川共済病院、立川市役所をはじめ「立川」と名の付く施設で、立川駅よりも当駅のほうが近いものが多数ある。