マルクス経済学
カール・マルクスの主著『資本論』において展開された、諸カテゴリー及び方法論に依拠した体系
マルクス経済学は、マルクスの経済学の方法論に依拠して、経済を分析する、経済学の一分野。マルクスは、アダム・スミス、デヴィッド・リカードらの経済学を批判的に継承し、投下労働価値論を深化・発展させた。
彼の主著である「資本論」は、上向法と、下向法という二つの方法を採用している。日本では、現在、マルクス経済学の学派は、大きく分けて、次の3つ。すなわち正統派、宇野派、レギュラシオン派である。