魔剣天翔
『魔剣天翔』(まけんてんしょう、Cockpit on Knife Edge)は、ミステリー作家森博嗣による小説作品。Vシリーズの第5作目。特徴としては4作目まであったプロローグとエピローグのサブタイトルがない。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
「スカイ・ボルト」とも「エンジェル・マヌーヴァ」とも呼ばれる宝剣を求める各務亜樹良の依頼を受け保呂草潤平はとある飛行場を訪れる。その飛行場のパイロットであるの西崎勇輝宛てに「スカイ・ボルト」に関わる奇妙な脅迫状が届く。その後、二人乗りのアクロバット飛行機の航空中に西崎が殺されるが、その完全に密室である二人乗り飛行機に西崎と共に搭乗していたのは「スカイ・ボルト」を求めている各務亜樹良だった。彼女の「殺していない」という言葉に半信半疑ながらも、保呂草は逃走を手伝うことになる。
目次
- プロローグ
- 第1章 それぞれの形
- 第2章 飛ぶものの形
- 第3章 消された形
- 第4章 残された形
- 第5章 追うもの形
- 第6章 見えない形
- 第7章 過ぎ去った形
- 第8章 作られた形
- 第9章 生きるものの形
- エピローグ
登場人物
- 関根 朔太(せきね さくた)
- 画家
- 関根 杏奈(せきね あんな)
- パイロット
- 西崎 勇輝(にしざき ゆうき)
- パイロット、チームリーダー
- 西崎 翔平(にしざき しょうへい)
- パイロット、勇輝の息子
- 倉田 芳正(くらた よしまさ)
- ベテラン・パイロット
- 布施 健(ふせ たけし)
- 新人パイロット
- 赤池 透(あかいけ とおる)
- チームマネージャ
- 柴山 安彦(しばやま やすひこ)
- 整備長
- 河合 佑之(かわい ひろゆき)
- 整備士
- 太田 玲華(おおた れいか)
- 勇輝の愛人
- 牧浦 宗之(まきうら むねゆき)
- カメラマン
- 各務 亜樹良(かがみ あきら)
- ジャーナリスト
- 斉藤 静子(さいとう しずこ)
- 亜樹良のアシスタント
- 祖父江 七夏(そぶえ ななか)
- 愛知県警刑事
- 林
- 愛知県警刑事
- 立松(たてまつ)
- 愛知県警刑事
- 朝倉(あさくら)
- 愛知県警刑事
- 保呂草 潤平(ほろくさ じゅんぺい)
- 探偵。便利屋。
- 小鳥遊 練無(たかなし ねりな)
- 大学生。
- 香具山 紫子(かぐやま むらさきこ)
- 大学生。
- 森川 素直(もりかわ もとなお)
- 大学生
- 瀬在丸紅子(せざいまる べにこ)
- 自称科学者