つボイノリオの聞けば聞くほど

CBCラジオの平日帯ワイド番組

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つボイノリオの聞けば聞くほど( - きけばきくほど)は、CBCラジオで放送されている平日午前の生放送型ワイド番組。

つボイノリオの聞けば聞くほど
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 1993年10月4日-
放送時間 月~金曜 9:00~11:40
放送局 CBCラジオ
パーソナリティ つボイノリオ
出演 小高直子
伊藤秀志、ほか
公式サイト 公式サイト
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放送時間

  • 毎週月曜日~金曜日9:00~12:00(放送開始~2006年9月29日)→毎週月曜日~金曜日9:00~11:40(2006年10月2日~現在)
  • 尚、同番組の付随番組として、「ランチタイムラジオ 聞けばツー快!」が12:00~12:30まで放送されている(2000年6月に昼ワイドが「ツー快!お昼ドキッ」に改編されると同時に新設。この枠のメインは本編ではアシスタントの小高直子・渡辺美香となっているが、事実上は「ノーギャラ出演」とされるつボイノリオ主導で進行される)。

概要

パーソナリティはコミックシンガーのつボイノリオで、1993年10月4日より放送開始。2025年現在も続いており、現在放送中のCBCラジオのワイド番組の中では最長寿を誇る(2005年5月に放送3000回を達成、2007年10月で15年目に突入し、同年末または2008年初頭には放送3500回に到達する見通しである)。

この番組がスタートする前の同局の平日朝の時間帯は新間正次がパーソナリティーを担当していたことで知られる長寿番組「ラジオ朝市」や系列局のミニ番組などが独立して放送されているという状態で、新たな開拓が難しい時間帯となっていた。「ラジオ朝市」についても、1992年に新間が参議院議員選挙に出馬のため降板して以降、急速な勢いで番組の人気が衰退しており、この時間帯の聴取率改善が命題となっていた。そこで、当時昼ワイドの「もぎだてのカボチャたち」で月曜パーソナリティーを担当していた地元の人気パーソナリティー・つボイノリオをメインに据え、それまでこの時間帯で放送されていた複数番組の放送枠移動・ネット打切りなどの大幅な改編を経てスタートしたのがこの番組であった。その名残からか、始まった当初は複数の箱番組が乱立しており、箱番組と箱番組の間につボイがコーナーに沿ったトークを展開するという相当慌しい構成が採られていたが、徐々に箱番組の数を削減し、つボイ・小高直子アナコンビのトーク主体の番組へと完全に移行していった(現在箱番組として存在するのは「キユーピーラジオクッキング」(これも小高アナが進行役を担当している)、「はがきでこんにちは」「永六輔の誰かとどこかで」の3つのみ)。

番組内で取り上げるほぼ全ての話題がリスナーからの投稿によって構成されるという全国的にもユニークな番組で(そのため、この番組には基本的なタイムテーブルを記した「進行表」は存在するが、その日に話す内容の大枠を予め記してある「台本」というものは存在せず、リスナーからの寄せられたお便りがいわば「台本代わり」となっている)、対象エリアの愛知・岐阜・三重では2003年夏から2005年夏まで全局全番組聴取率総合1位を獲得した。番組で1回の放送につき紹介されるリスナーからの投書の数は平均150通(投書数の平均は700通)という異例の多さで、永六輔など全国的にも著名な放送界の大物の中にも、「双方向という新時代のラジオ番組の形を実現させた」としてこの番組のフリークが多いことでも知られている。この双方向の放送スタイルの構築、そしてリスナー中心主義というつボイ以下の関係者の姿勢が大きく評価され、中京ローカルの番組であるにも関わらず、2005年日本民間放送連盟賞・ラジオ生ワイド番組優秀賞を、続く2006年には第43回ギャラクシー賞ラジオ部門奨励賞を受賞するなど、同番組の勢いはスタートから10年以上を経過した今も尚衰えることを知らない。

パーソナリティーのつボイは、かつて「金太の大冒険」などの問題作で「放送禁止歌手」という異名を取ったことでも分かるように、朝の番組にもかかわらずいわゆる「下ネタ」も、彼の豊富な知識から来るトークの中でふんだんに発言の中に盛り込まれる。またこの関連で番組スタート時よりつボイのパートナー役を務めている小高直子も、アナウンサーらしからぬ「伝説」ともいえる失言を発してきた(詳細は「語録」やつボイ・小高各氏の項目を参照のこと)。当初はやはり時間帯の関係上、この「下ネタ」についてはリスナーや局内でも痛烈な批判が主張されていた。しかし両パーソナリティーの元々の個性や、時に社会的な問題について多数のリスナーの意見を仰いたり、啓蒙キャンペーン的な行動を牽引する(特にいわゆる「振り込め詐欺」問題に関しては、つボイと共に東海地方のラジオDJの第一人者的存在である宮地佑紀生伊藤秀志との特別ユニットで、キャンペーンソングが製作された)といった同番組の扱う話題のジャンルの幅広さが評価され、徐々に番組の知名度が上昇してゆくにつれて、スタート当初にあった批判もなくなり、今では「下ネタ」もまた、同番組ではなくてはならない要素となっている(リスナーの中には番組の「下ネタ」の影響からか、強烈なラジオネームで投書を送ってくる常連もいるほどである)。

通常は多くのレギュラーコーナーに沿ってつボイ・小高(金曜は伊藤)によるリスナーからの投書の紹介とそれに対するフリートークを中心に進行されるが、番組が祝日に当たった日は、休日特集として原則的にゲスト出演者とのトークが中心となる。また、通常日通りの番組構成ではなく過去に投稿されたFAXやメールを読む「お便り復活デー」というものもある。この企画はかつては毎月の最終金曜日と一部祝日に当てられていたが、2003年4月以降は毎週金曜日の放送において「ミニお便り復活デー」としてレギュラー化されたため、「お便り復活デー」は、ゴールデンウィーク中(ほぼ5月5日)と年末の特番に当てられることが多くなった(但し、2007年度分の「お便り復活デー」は2008年の正月特番にて行われる予定となっている)。

裏番組である東海ラジオの「かにタク言ったもん勝ち」とは常に好勝負をしているが、両番組のパーソナリティ同士は仲が良い。RADIO ON THE GO!ではスタジオを結び、両番組が同時生放送をするということもある。

なお、番組ホームページは1998年6月2005年6月の2回にわたりリニューアルされた。また、2006年5月より番組公式ブログが始動。レギュラーの小高直子・渡辺美香両アナが主に「日直」として記事の執筆を行っている。

また2006年9月22日の放送の冒頭にてつボイが美勇伝石川梨華に対して「番組へのコメントすら無かった」と愚痴をこぼしていた。過去にハロー!プロジェクトのメンバーとして後藤真希がコメントの他にゲストとして出演した事がある。これは番組の放送前の打ち合わせに行く途中に美勇伝☆石川梨華のちゃんちゃか☆チャーミー!のディレクターと廊下で偶然顔を合わせた事から始まった。

2007年9月25日の放送分で、「ニュースのつぼ」にて、『ウィキペディアWikipedia)』の現況と問題点についての特集を行った。

この番組の冒頭でつボイがリスナーに「みなさーーーん」と呼びかけているのだが、かつてはCBCなど中日グループと犬猿の仲である岐阜新聞グループのAM岐阜ラジオでパーソナリティの戸井康成が「快汗サタデーくすくすリラックス」の冒頭で「みなさーーん」と呼びかけていたため、東海地方では合わせて月曜から土曜までの朝に「みなさーん」が聴けた(しかも一時期はどちらも9時スタートだった)。なお戸井は現在、CBCラジオで「ツー快!お昼ドキッ」の中継担当(火曜から木曜まで)、「演歌ベストテン」を持つほか、現在でもぎふチャンでレギュラー番組を持っている。

語録・定番ネタなど

平日朝の時間帯の番組であるが、特に下ネタ系に関連したネタ発言や強引なまでの法則、格言、失言が数多く存在する。最低放送中1回~2回は強烈なインパクトのある発言がつボイ・小高のいずれかから為されることもあってか、かつては、「聞けばツー快!」の中で、「今日の懺悔」なるコーナーまで設置されていた(尚、2006年春改編でこのコーナーは終了している)。

つボイノリオ関連

  • ゆーえぬけーおー」…同番組限定の排泄物の隠語
  • 69」…同番組においてなぜか「おめでたい数字」とされており、6月9日が放送日と重なる場合はいつもよりもメール・FAXの数が倍増するとも言われている。
  • 名古屋重力説」…伊藤みどり安藤美姫浅田真央ら優秀なフィギュアスケート選手は名古屋及びその周辺地域の出身者が多いことを「名古屋及びその周辺には特別な重力がかかっているからだ」と説明づける、つボイ独自の持論。
  • エロ発電」…「エコ発電」のネタに関連して出た発言。
  • ノリオくん」…同番組限定の男性器の隠語
  • くるくるくるぴゅー」…ハンマー投げの様子を擬音化した表現。つボイはラジオの特性上、言語表現が難しい事柄につき擬音を多用して表現する場合が多い。
  • コンマルーム」…コンドームの「ド」の文字が抜けていたところに「マル」という文字を入れて表現。「逆さに読むともっと良い」とも発言。
  • 事実は小説より奇なり。俺のパンツはキナリ
  • これで私の家の水道・光熱費が賄えます」…改編期を乗り切った時に使われる表現。
  • ふくろうさん」「あんたオッサンか?」「力士(または関取)」…小高アナが下ネタやお互いの体型ネタ等に強烈な発言をした場合にその切り替えしとしてよく使われる表現。
  • 山高帽に金時計」…つボイ独自の「成金」「金持ち」をイメージした格言。
  • 泥を被る」…放送内でつボイが言い間違いや記憶違いで後に前言を訂正する際に弁明で使われるフレーズ。
  • ゲイのためなら女房も泣かす」…2007年度の世界陸上大阪大会で活躍したタイソン・ゲイ選手の名前と「浪花恋しぐれ」(1983年に都はるみ岡千秋の歌で大ヒットした演歌)の曲中のセリフの一部分をかけあわせたもの。
  • 歴史上の人物の物真似・・・番組初期の看板コーナーであった「タイムマシンでブルンブルン」で恒例だったネタ。変化自在の声色を持ち、また歴史愛好家としての顔を持つつボイならではのネタであり、資料や写真などから判断される顔・体の特徴からその人物の声を想像し、そしてそれを「物真似」と称して披露している(西郷隆盛坂本竜馬などが代表的)。このコーナーが廃止された後も度々トークの中で突然変異的にこの種のネタが登場することがある。類似のネタとしては「動物の泣き声の物真似」を人間の立場に置き換えた感情を交えて表現するというネタもある(例:セミの求愛行動の話題における「みーん、みんみんみん、ええ娘おらへんかー、みーん、みんみんみん」など)
  • また、苗字或いは名前の読みが同じである人物を必要以上に持ち上げ絶賛することもある(例:北海道日本ハムファイターズ選手の坪井智哉や、ソニー名誉会長の大賀典雄など)。また、「今日の懺悔」コーナーにおいてギャグを言った際に同局の神尾純子アナから真顔で「面白くありません!」と切り替えされてしまったこともあったり(神尾アナとつボイの関係はこの番組内では「水と油」の関係と設定されている(当然にネタとしてであるが))、いわゆるイケメンと呼ばれる類の歌手などが登場すると、「○○君と僕は同類」と言う定番ネタもある。また、変化自在の声色を使ったネタも多く、ドラマの再現を一人で何故か熱演したり(大抵この場合は相手役の小高アナが「茶の間にいる雰囲気を出したい」として差し入れの菓子類を堂々と食べ続け妨害しようとする)、若手女子アナがニュース読みなどに来ると「二枚目の声」(渋めの低音の声)にいきなり変わり、何かと自分の長所をアピールし口説き落そうとする(勿論これも本気ではなく、「ネタ」としてである)、子供向けのヒーローやキャラクター(ミッキーマウスなど。番組内ではこの声色で卑猥な発言をすることが相当多いことから「ボッキー・マウス」と揶揄されることが多い)の声を真似て、まずそのヒーローが言いそうにない奇抜な発言を繰り返す、などといったネタが披露されることもある。、

小高直子関連

  • いちもつ模様」…「市松模様」を言い間違えた物。小高が現在の同番組でのポジションを確立する契機となった失言でもある)
  • 終った後の一服は美味い
  • 「(コンドームを)グーで入れる
  • やったら終わり」…メスのサメが一回交尾をすると、オスのサメの精子を排出できなくなってしまうという話題の際に出た発言。
  • ちっちゃいパンツよりもデカパンのほうがいい」…「メルサラジオショッピング」の中で、30枚4,800円の下着を紹介した際に出た発言。
  • "元"女子アナ」「"助手"アナ」…女子アナらしからぬ痛快ともいえる切替し・発言を小高が数多く行うことから、つボイやリスナーからこのように揶揄されることもあり、その場合には「"現役"女子アナ」、「アナウンサーならここにいるやん!」などと半ばキレ気味に(勿論ネタであることを小高自身が一番理解している上でのリアクションであるが)切り返すのが定番となっている。最近ではこの類の変化形として、「ショッピングのつボ」で紹介される商品との兼ね合いから「小高"切れ子"アナ」(切子明太子が紹介された際に登場したフレーズ)などといった揶揄をされる場合も多い。。
  • 結婚式における十二単ネタ…自身の結婚式の際に、十二単を着用し、その姿で撮影された写真も存在するのだが、結婚から10年以上を経た現在も尚、何故かこの写真の存在は「封印」された状態にあるため、その点につき、「怖い物みたさで1度でいいから見せてくれないか?」などリスナーからの突っ込みネタとしてよく利用されている。その際に小高はまるで他人事であるかのような雰囲気で「ナニが怖いの~?」などと逆突っ込みを入れている。
  • また、三十路に入った頃から、初期の「志村けんのバカ殿様」における由紀さおりばりに年齢をサバ読んで、若手の後輩女子アナと張り合おうとする定番ネタも誕生した(ここ数年はサバ読む際の年齢は「22歳'」もしくは「'23歳」が多い<※因みに彼女は1969年生まれである>)。また、出産後、妊娠前の体重に戻すのに相当苦労したというエピソードに触れたことが契機となり、彼女の容姿(特に体重に関して)がネタとされることも多くなり、最近でも西武ライオンズのスカウト活動時における裏金問題を引き合いに出され「栄養費」ネタがリスナーらによって大量に投稿されたり(このときにゲストで出演していた角田信朗は「小高さんには栄養費を振り込んでおきますから」とネタにし、そのときにニュースを担当し終わりスタジオにいた若手女子アナへの対応との余りの違いから小高アナが不満を言い続けた)、藤原紀香の結婚報道の際には、関西出身、「ミスコン」の優勝経験、キャンペーンガールを務めた経験など(但し、その経験の性質が大きく異なるが)で共通する部分が多いとして、「私と藤原紀香は同類!」と語気を強めて(自虐的に)発言したりしている。大相撲本場所開催中にはよく「今場所もお疲れ様でした!」(本場所終了後の放送時)といった内容の投稿や、「小高親方」「力士アナ」との揶揄がなされることもある。

その他

  • 全姉連」「全弟協」…それぞれ「ぜんしれん」「ぜんていきょう」と読む。小高アナに2歳年下の弟がいるという話題から端を発し、一時リスナーを巻き込む一大テーマとして頻繁に取り上げられていた。因みに「全姉連」の代表は小高アナ、「全弟協」の代表はつボイということになっているが、つボイは実際には長男であるため、「弟」ではない(但し、気質が「兄」ではなく「弟」っぽいという半ば強引な理由で「全弟協」の代表に祭り上げられてしまった)。

出演者

番組パーソナリティー

「下ネタソングの帝王」との異名を取るシンガーソングライター。ラジオパーソナリティーとしては『土曜天国』、『星空ワイド 今夜もシャララ』、『つボイノリオのぽっぷん10分』、『ばつぐんジョッキー』など1970~1980年代にかけてのCBCラジオの看板番組を数多く担当した、CBCラジオのいわば“大功労者”ともいえる存在であり、満を辞しての朝ワイド番組への抜擢となった。尚、この番組を担当する以前にもKBS京都で『おはようアドベンチャー』なる朝ワイド番組を約5年(1987~1992年)担当しており、この『おはようアドベンチャー』での構成を下敷きとして設けられたコーナーもいくつか存在する。

  • 月~木曜アシスタント:小高直子(CBCアナウンサー)

番組開始時より通算13年以上(1998年、2001年に半年間出産準備のため一時休養)にわたりつボイのアシスト役を担当。その間、上記の「いちもつ模様」発言に代表される様々な「伝説」の発言で番組でのポジションを確固たるものとする。その元来の個性で「聞けば」の人気を決定づけた“影の功労者”といえる存在であり、多くのリスナーから「聞けば」は「つボイノリオのワンマン番組」ではなく、「つボイ・小高コンビあっての番組」として理解されている。

金曜のつボイと伊藤のコンビは、かつて平日昼に放送されていたワイド番組『もぎたてのカボチャたち』では月曜の担当、そして土曜午後の「土曜天国」ではメインパーソナリティ(つボイ)とリポーター(伊藤)をしていたという間柄である。伊藤は2001年10月から2度目の産休(つボイ言うところの「無計画出産」)に入った小高の代役として番組に登場したが、2002年4月に小高が復帰した際に正式に金曜レギュラーとなった。

コーナー担当

  • 渡辺美香(CBCアナウンサー)…金曜のショッピングのつボ、名古屋市だよりを担当
    • 番組表に名前がクレジットされていないが、金曜レギュラーとして番組に出演している。渡辺は派生番組「聞けばツー快!」金曜のメインパーソナリティーも兼務している(2002年7月より出演)。
  • 古川枝里子(CBCアナウンサー)…「小高をユタカにする方法」(以前は「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」)担当。
  • 氏田朋子(CBCアナウンサー)…同上。
  • 夏目みな美(CBCアナウンサー)…同上。

過去の出演者

歴代アシスタント

小高と並ぶ初代アシスタント(浅野が月曜水曜金曜、小高が火曜木曜を担当)。半年間担当した後、『CBCニュースワイド』のキャスターに抜擢されため降板、以降2001年9月までは全曜日のアシスタントを小高が担当することとなった。尚、オープニングコールでの「つボイノリオの」という部分は現在でも小高と浅野が声を合わせて言っているバージョンのものがそのまま使用されている。

加藤と重松は小高の産休時代に代役として出演(重松は月曜から木曜を担当。この時に金曜を担当したのが伊藤である)。両アナもつボイや常連リスナーに煽動される形で、本人が全く無意識のうちに小高に負けぬ「伝説」の失言を残した(加藤は「まつばく寿司(マツバクズシ)」「貴公子バリ(キッコウシバリ)」など、重松は「自分の歌をテープまたはAVに録音」「〔自動車を運転中に〕急ブレーキをかけようとした時、自転車と間違えてとっさにハンドルを握ってしまいワイパーを作動させてしまった」など)。
尚、重松は代役を担当する以前より派生番組「聞けばツー快!」を全曜日担当しており(当初はこのパートについては小高は参加しておらず、2度目の産休から復帰した2002年4月より本編と同じく月~木曜の担当として参加、これに伴い重松は金曜日のみの担当となった)、その際のつボイとのやり取りが好評であったことから、「聞けば」本編での小高の代役としてそのまま抜擢された経緯がある(この当時、リスナーからはよく「つボイが口やかましい古女房(小高)の居ぬ間に若い女性(重松)にうつつを抜かしているようなもの」などと冗談半分に揶揄されており、よく「聞けばツー快!」内でつボイ・重松が不在の小高に関する奇妙なやり取りが為されると、その翌日にリスナーから「通告」のような形でそのときの会話の内容がFAXなどで送られてきて、それに対し、小高がリアクションをする場合もあった)。2002年7月を以てアナウンス部から他部署に異動となり、金曜の「聞けばツー快!」担当も現在の渡辺美香アナに交代となったが、担当時のインパクトの大きさもあってか、現在でも番組内では彼女の名前が出てくることが多く、つボイのみならず、多数の古参リスナー、また小高自身も「小高の跡を継ぐべき存在であった」と評価しているようであり、アナウンサー職を離れたことを惜しむ声は少なくない。

その他

  • 大園康志(CBCアナウンサー)…番組出演者として公式にはクレジットされていなかったが、ニュース担当として9時台・11時台、そして12時台前半の「聞けばツー快!」で中日新聞ニュースの原稿読みを担当。2008年7月の異動でアナウンサー職を離れることとなったため、同年6月末の放送を以て降板した。因みに現在は、後任は置かれずシフト制の形が採られている(主に重盛啓之(ちなみに重盛は同番組の前プロデューサーでもある)、森合康行沢朋宏らが交替で担当している)。
  • 塩見啓一(CBCアナウンサー)…つボイ休暇時の代役。ナイター中継の副音声番組『つボイノリオのドラゴンズ見れば見るほど』の進行役も担当している。近年、つボイが旅行、あるいは部屋の掃除のために1週間休暇をとる際(番組では「整理休暇」といわれる)には必ず代役として登場。タイトルコールも「期間限定!塩見啓一の聞けば聞くほど」(2008年5月12日~15日は『つボイノリオの聞けば聞くほどby塩見』となった)に変わる。現在「10時のツボ」の1セクションとして定着している「バカ息子、バカ娘」のコーナーは代役として登板した塩見が作ったコーナーであり、つボイからの評判がよかったことにより、レギュラーコーナーへと昇格した。
  • しかし、この番組の真のパーソナリティは、時々ゲスト出演する永六輔であるとつボイ本人は語る(永が出演した時は、大抵の場合は、通常放送の時以上に下ネタの比重が多くなり、半ば、永・つボイ・小高の「下ネタ雑学トーク合戦」のごとき様相を呈することもある)。また、永が出演した際は「永六輔の聞けば聞くほど」になり、永本人がタイトルコールを言う。こっちが正式名称(もちろんネタとして)とも言われており、つボイは永がいないときの留守番パーソナリティーとも言われている。現在は1年に2回~3回程度の出演であるが、1995~1998年頃にかけては、かなりの頻度で番組に登場しており、同じ月に2、3回登場するということも何度かあった。また、永が番組に来た日は、必ず番組スタッフを伴って「高級天ぷらランチ」となるのが慣例となっており、その模様は小高が番組のブログで紹介している。

過去に出演した主なゲスト

番組構成

この番組は時間のずれが少なくなく、各コーナーが時間通りに行われないことがしばしばある(そのため、CBCの番組表でも同番組に内包されている箱番組の放送開始時間につき全て「○:○頃」という表記がなされている)。

9時台

・・・リスナーたちから送られてきた投稿の中から時事ネタ投稿を取り上げ紹介する、番組の目玉コーナー。
・・・当番組内の箱番組の一つ。制作:TBSラジオ
  • 「交通情報」
・・・「つボイのつボ」(前述)の直後に挿んで放送される。時間短縮のためにジングルが短くなることがある。
・・・9時台のお便りの積み残しを紹介することが多い。コーナー名は「ゆく年くる年」から来ている。そのため、タイトルコールの後に除夜の鐘が鳴る。
  • 「レースガイド」
・・・東海地方の地方(名古屋・笠松)競馬・(蒲郡・常滑・津)競艇・(豊橋・一宮)競輪のレース情報を紹介。読み上げは月~木曜は小高アナウンサー、金曜は伊藤秀志。

10時台

・・・ある一つのネタ(大抵は「下ネタ」系)に関連した投稿を紹介してゆくコーナー。このコーナーから小高やつボイの「失言」も数多く登場した。現在は、「男と女」ネタ(性生活に関する投稿)、「トイレ」ネタ、「愛ことば」ネタ(このネタのときのみ、同コーナーでは珍しく感動路線となることから「『聞けば』唯一の良心」とも評されることがある)、「バカ息子・バカ娘」ネタ、「おっぱい」ネタなどが中心となっている。また、TBSテレビ系列で放送されているドラマで話題となっているもの(近年では『華麗なる一族』がある場合には、そのドラマのダイジェストや世間とは異なる角度から分析したドラマの魅力などをつボイ・小高の寸劇を織り交ぜ、投稿と共に伝えることが多い。
  • 「トーマスの箱」
・・・音楽、芸能関係のネタを紹介するコーナー。歌手がこのコーナーにゲスト出演することもある。金曜日は伊藤秀志が担当する。
  • 「ショッピングのつボ」
  • 「小高をユタカにする方法」(提供:ドラッグユタカ
・・・5月からスタート。美や健康にする話題をお届けする。月曜は氏田朋子アナ、火曜は夏目みな美アナ、木曜は古川枝里子アナが、水曜は専門家が来ての話、金曜はリスナーからの健康に関するお便り紹介となる。
  • 「新・生活フロッピー」
・・・曜日により内容は異なる(月曜はつボイの取材による東海地区話題のスポットの紹介、火曜は健康器具「ザビックス」ソフトを使用した「つボイノリオの運動不足解消計画」、水曜は話題の書籍紹介、木曜は法律相談)。尚、金曜日については、その週に読み残したリスナーからの投稿を紹介する時間として使われているため、事実上コーナーとしては行われない。
・・・小高直子が出演、料理の先生から様々な料理方法を学んでいく。
・・・箱番組。制作:TBSラジオ。

11時台

  • 「ニュース」(火、木曜日 提供:中北薬品
  • 「ニュースなつボ」
・・・その時折で話題となっているニュースをつボイ流に独自に解説するコーナー。ただし、この中でもFAX等が取り上げられている。基本的には9時台の「言えば言うほど」等と同趣旨のコーナーであるが、ミュージシャン以外のゲストが登場する場合には、ゲストコーナーとして活用される場合も多い。「テレフォン人生相談」枠移動および「テレフォンウォッチャーが行く」終了に伴い2006年10月2日放送より新設された。
  • 「○○○便り」
・・・行政機関からの広報。月曜、水曜、金曜は名古屋市から(2007年3月を以て一旦終了したが、2008年4月改編より再開)、火曜は豊田市から、木曜は三重県から。
  • 「天気予報」
・・・長い間中部電力の提供だったためか、9時台のBGMと異なるものが流れていたが、2008年4月の改編で同社提供が外れると、9時台のBGMと同じになった。
・・・2008年4月改編より設置。中日ドラゴンズの前日の試合結果や印象的なプレーに関連したリスナーからの投稿FAX・メールを紹介するコーナー。
  • 「とどめのつボ」
・・・各コーナー(主に10時のつボ)への投稿の読み残しなどをこの枠を使い紹介する。「つボイにチャレンジ」に代わるコーナーとして2006年4月より新設。2006年秋改編より、同コーナー終了と同時にそのままエンディングとなり、コーナーのジングルも廃止されるなど、内容も簡素化されている。

以前に放送されていたコーナー

9時台

  • 「つボイにチャレンジ」
・・・電話を通じ、つボイが出題する3択クイズに一般からの参加者であるリスナーが答えるコーナー。
  • 「生活フロッピー」
・・・2003年10月からの10時代移行により「新・生活フロッピー」と改称。

10時台

  • 「タイムマシンでブルンブルン」
・・・2000年7月7日終了。歴史に残るエピソードをそのエピソードが起きた時点にタイムスリップして、つボイと小高が声色を使いその当事者を演じて、その真相に迫るというもの。但し筋書きはつボイ自身、あるいはリスナーからの投稿によるまったくのフィクションであり、また、最後の結末を不明確なままにして、「一生懸命頑張っている歴史研究家の仕事を奪ってはいけない」とつボイが弁明してオチを付けることが多かった。
  • 「スマートなトーマス」
・・・2000年7月10日開始、現・トーマスの箱。
  • 「メルサ ラジオショッピング」
・・・現・ショッピングのつボ。このコーナー自体は1985年10月7日に平日10時台の独立番組として放送開始。1993年秋の同番組スタートより、箱番組扱いで同番組に内包された。
  • 「Drive Partner(ドライブ・パートナー)」
・・・毎回「道」に関するタメになる話題やおすすめのドライブコースなどを曜日別のテーマに沿って紹介していくコーナー。2007年6月18日2008年4月1日まで放送。同コーナーの曜日別レギュラーとして古川枝里子アナ・夏目みな美アナ・氏田朋子アナ(3人共に2007年度入社)、日曜夕方に放送されている『AM LOVEEARTH』のパーソナリティーである上野規行が出演。

11時台

  • 「つボイノリオ劇場」
  • 「つボイがチャレンジ」
・・・小高あるいは伊藤が出題する3択クイズにつボイが答え、週5日通してのその正誤をリスナーたちが予想していくコーナー。2006年3月31日終了。
  • 「テレフォン人生相談(11:07~11:27)」
・・・箱番組。制作:ニッポン放送。2006年9月29日を以って「聞けば」内での放送は終了。
  • 「テレフォンウォッチャーが行く」
・・・上記のテレフォン人生相談の放送内容に対しリスナーたちから送られてきた感想・意見を読み上げる。これも「テレフォン人生相談」の独立番組化に伴い、2006年9月29日放送を以って終了。

ノベルティ

ステッカー

金太の大冒険」の歌詞の一部、「金太まけるな」と書いてある。赤・白二種類ある。つボイ・小高と親交のあるタレント・矢野きよ実の書を使用。

トイレットペーパー

「拭くの紙」(「福の神」をもじった呼称)と称されている。つボイ・小高の似顔絵と共に「水に流して下され~」と吹き出しに書かれている。長らく同番組のノベルティとして親しまれたものであったが、上記のステッカーの登場により廃止された。

いちもつ模様ハンカチ

1996年頃にノベルティとして作られた。

タイアップ商品

番組ではサークルKサンクスとの共同開発で、これまでに数々の弁当をはじめとする食料品を発売している。

  • 金太! まごころ弁当
  • 天下分け目の味合戦弁当
  • 伊藤秀志の日本全国お訛り弁当 け
  • 10周年記念弁当
  • わくわくV弁当
  • 聞けば聞くほどあんぱん
  • 聞けば聞くほどカレーパン

書籍

関連項目

外部リンク

CBCラジオ 平日 09:00~12:00
前番組 番組名 次番組
09:00 ラジオ朝市
10:00 中日新聞ニュース
10:05 ネット番組
10:20 ニッポンのハラ時計
10:30 キユーピーラジオクッキング
10:35 永六輔の誰かとどこかで
10:45 メルサラジオショッピング
10:50 ネット番組
11:00 中日新聞ニュース
11:05 テレフォン人生相談
11:15 ネット番組
11:35 はがきでこんにちは
11:40 ネット番組
つボイノリオの聞けば聞くほど
CBCラジオ 平日 09:00 - 11:40
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