出るトコ出ましょ!

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出るトコ出ましょ!』(でるとこでましょ)はビッグコミックスピリッツに連載された稲光伸二漫画作品。

2004年21・22号から2007年34号まで掲載。

2007年9月22日フジテレビ系でテレビドラマ化(2時間ドラマ)された。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ストーリー

女子高生・亀井静は、かつてはお嬢様だった。ところが、父・知治の会社が倒産。一転して貧乏生活を強いられる。生活費を稼ごうと、ふとしたことで出会った弁護士、野中広務の経営する野中法律事務所に押しかけ、アルバイトとして雇われるが、制服フェチの雇い主を初めとするひと癖もふた癖もある人間たちに囲まれて、苦労の連続。しかし、楽天家の静はトラブルを起こしながらも日々明るく働き、事件を解決していくのであった。

登場人物

亀井静(かめい しずか)
野中法律事務所でアルバイトとして働いている女子高生。楽天的な性格で、人生の究極目標として楽して稼ごうとしているが、殆ど上手くいっていない。なお、時給は750円→900円。(元)友人のキヨミいわく「おっぱいはメチャクチャでかい」。名前の元ネタは政治家・亀井静香
野中弘務(のなか ひろむ)
野中法律事務所の主である弁護士。かなりの敏腕だが、中身は女子高生の制服に興味を持つ変態。静の胸について「もう少し小さければ」とコメントする貧乳派。静を奴隷の如く扱っている。名前の元ネタは政治家の野中広務。愛車はフェラーリ・612スカリエッティである。
後藤田正美(ごとうだ まさみ)
野中法律事務所のパラリーガル。かつて親友が性犯罪にあった経験から性犯罪者に厳しい。帰国子女。静のために野中に色仕掛けを仕掛けたが、彼には「大人の魅力」が通用しなかったため失敗。名前の元ネタは政治家の後藤田正純。。ただし、切れ者のキャラクターは父親の後藤田正晴を連想させる
麻生小太郎(あそう こたろう)
野中法律事務所の職員。「中国語学留学」と称するお見合いツアー(後に国際結婚詐欺と判明)で静の就職当時は不在だった。語学のほうもしっかり勉強したようで、中国語会話ができるようになっていた。お人よしで、誠実ではあるが間が悪く、思い込みも激しい性格で、人づきあいは苦手な模様。ことに女性とは40近い現在まで、あまり付き合ったことがなく、未だ独身。焦りから上述の中国人女性国際結婚詐欺にもひっかかる。詐欺グループの女性を改心させるほど誠実さは筋金入りだが、「私のような人間はあなたにふさわしくない」と去られる。名前の元ネタは政治家の麻生太郎
亀井トモアキ(かめい もとあき)
静の弟。ネットオークションが趣味で、これに生計を建てている。
小泉純太郎(こいずみ じゅんたろう)
野中のライバル弁護士。野中とは学生時代からの因縁にある。芸能プロダクションういろうプロに所属し、タレント活動もしている。名前の元ネタは元首相小泉純一郎とその息子で俳優小泉孝太郎
八代栄太(やしろ えいた)
野中の友人で、やはり女子高生に尋常ならざる興味を抱く弁護士(巨乳好き)。IT関連の知識が豊富でしばしば静からその方面の事件について相談されている。女子高生趣味一本槍だったが後藤田にひっぱたかれて以来、彼女にも心を引かれている。名前の元ネタは政治家を務めた八代英太
藤野麻紀子(ふじの まきこ)
静がオーディションを受けた芸能プロダクションういろうプロで出会った女性。どう見ても年齢はサバを読んでいる。静を通じて野中事務所と知り合い、押しかけ事務員として働き始める。名前の由来は料理研究家・政治家の藤野真紀子
福嶋みずき(ふくしま みずき)
暴走族の2代目総長で、普通自動二輪車を所有している。ただし、そのバイクは改造していない模様。名前の元ネタは社民党党首福島瑞穂
キヨミ
静の友人だったが、静が貧乏になると態度が変わった。1話で静の乳を背後から鷲づかみにした。この際、背後からだというのにしっかりと全体を捕らえジャストミートしている。名前の元ネタは社民党辻元清美か。

単行本

テレビドラマ

2007年9月22日に、フジテレビ系『土曜プレミアム』枠21:00~23:10(JST)で放送された。視聴率12.9%。

出演者・キャスト

スタッフ

備考

関連リンク

外部リンク