黒執事
日本の漫画、メディアミックス作品
| 黒執事 | |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー、アクション、コメディ |
| 漫画:黒執事 | |
| 作者 | 枢やな |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 掲載誌 | 月刊Gファンタジー |
| 発売日 | 2007年2月27日 |
| 発表期間 | 2006年10月号 - 連載中 |
| 巻数 | 5巻 |
| ドラマCD:黒執事 | |
| 脚本 | Creative Studio C1 |
| 演出 | 関根奈美 |
| 発売元 | フロンティアワークス |
| 販売元 | フロンティアワークス (協力:ジェネオンエンタテインメント) |
| レーベル | フロンティアワークス |
| 発売日 | 2007年8月10日 |
| レイティング | 指定なし |
| 収録時間 | 66分32秒 |
| 話数 | 全4話+トーク |
| 枚数 | 1枚 |
| アニメ | |
| 監督 | 篠原俊哉 |
| シリーズ構成 | 岡田麿里 |
| キャラクターデザイン | 芝美奈子 |
| アニメーション制作 | A-1 Pictures |
| 製作 | 毎日放送 女王の番犬: アニプレックス スクウェアエニックス 博報堂DYメディアパートナーズ 読売広告社 ムービック |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 2008年10月2日 - 未定 |
| テンプレート - ノート | |
『黒執事』(くろしつじ)は、月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)に2006年10月号から連載されている枢やなによる漫画作品。作者初の長期連載作品である。
ストーリー
ファントムハイヴ家の当主シエル・ファントムハイヴに仕える執事セバスチャン・ミカエリスとその使用人達の日常とシエルの裏稼業を描く、アクションシチュエーションコメディ。
物語の舞台は19世紀後半のイギリス風のパラレルワールドである[1]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
※担当声優は、ドラマCD版 / TVアニメ版の順。なお、「-」はドラマCDには登場しなかったことを示す。
主要人物
- セバスチャン・ミカエリス
- 声:森川智之 / 小野大輔
- 本作の主人公。ファントムハイヴ家の執事。黒髪に紅茶色の瞳を持つ。
- 品格・素養・武術・容姿など全てにおいて完璧過ぎる程に完璧な男だが、その物腰は柔らかく「あくまで執事ですから」と極めて謙虚。その正体は、悪魔。その為、人間業では到底不可能な事さえ難なくこなす。ただ、慇懃な態度のまま毒舌や皮肉を吐くことがあり、主人であるシエルにも容赦がない(アニメの予告編は、この傾向を強調している)。間抜けな使用人トリオに対しても慇懃な態度は崩さないが、度重なる失敗を度々フォローさせられていることから、心の中で暴言を吐いている事がある。)」。猫好きで特に肉球を押すのが好き。
- シエルと何らかの契約を結んでいる。左手の甲に黒魔術を示す逆さまのペンタクルが描かれている。「セバスチャン」は、シエルが以前飼っていた黒い犬から付けた名前で、本名は不明。
- 決め台詞は、「ファントムハイヴ家の執事たる者この程度の事が出来なくてどうします?」「あくま(悪魔)で執事ですから」「御意 ご主人様(イエス マイロード)」。
- 名前の由来は、フランドルの宗教家、セバスチャン・ミカエリスからと思われる。作者は「セバス」と呼んでいる。
- シエル・ファントムハイヴ
- 声:沢城みゆき / 坂本真綾
- 通称:坊ちゃん。ファントムハイヴ伯爵家・現当主の少年。12月生まれ。
- 若干12歳(物語開始時)で広大な領地を治め、玩具・製菓メーカー『ファントム社』の社長という天才実業家。性格は我儘かつ傲慢で冷静沈着。歳の割に大人びているが、午後のティータイムのおやつを欠かさず、セバスチャンが来客のために用意した『暴れん坊伯爵』型のチョコレートをつまみ食いする等の甘党ぶりや、辛いものをあまり好まない様子から子供らしさも窺える。ソシアルダンスが非常に苦手で、セバスチャンに「壊滅的」と言わしめるほど。右目が紫色、左目が青碧色のオッドアイ。容姿は母親似。
- 昔、何者かに両親を惨殺され、狂気じみた団体に売り飛ばされた。以降1ヵ月はその団体の黒ミサの生贄として監禁され、地獄の様な日々を送る。
- 儀式の最中に何らかの「犠牲」を払い、セバスチャン(悪魔)を召喚して契約を交わし、彼を執事として仕えさせている。そのシエルが払った「犠牲」が何なのかは明らかにされていない。普段は眼帯で覆われている右目に、セバスチャンの左手にあるものと同じ黒魔術の証たる逆ペンタクルが見られる。それが「契約書」となっており、強力な執行力を持つ代わりに『絶対に悪魔から逃れ(離れ)られなくなる』という。契約終了後、シエルの魂はセバスチャンのものとなる事になっている。セバスチャンとのやり取りはあくまでもビジネスライクであり、お互いに親愛の情は無い。
- ヴィクトリア女王からは「ぼうや」と呼ばれている。
- イギリスに違法の麻薬を持ち込むマフィアを始末するなど、女王(英国王家)の為にイギリスの裏社会の管理や汚れ仕事を請け負う一族「ファントムハイヴ伯爵家」の末裔。「悪の貴族」「女王の番犬」「裏社会の秩序」などという通り名を持つ。
ファントムハイヴ家使用人
- タナカ
- 声:麦人 / 藤村俊二
- ファントムハイヴ家の家令(ハウスチュワード)。シエルの父の代からファントムハイヴ家に仕えている古株である。
- 身分は執事のセバスチャンより上だが、仕事をしている姿が描かれておらず、いつもお茶を啜っている。第2話からは常にデフォルメで描かれている。第19話でシエルの両親共々殺されたかのような描写がある。アニメ第3話ではリアル化(「リアルタナカさん」と呼称される)したものの、3分経つと身体が縮んで眠ってしまった。バルドによると「普段は熱消費量が低いため、3分以上リアル化すると眠たくなる」とのこと。
- フィニアン
- 声:高城元気 / 梶裕貴
- 通称:フィニ。ファントムハイヴ家の庭師(ガードナー)。
- まだ幼さを残す少年であり、元気で人懐っこい性格。シエルのステッキを素手で折るほどの怪力の持ち主で、庭師でありながら不器用。庭の木を全て枯らして更地にしたことが数回あり、セバスチャンに「バカ」と断言されてしまう。物語より約1年前、シエルに拾われたのがきっかけで庭師としてファントムハイヴ家に仕えるようになった。『暴れん坊伯爵』という、テレビドラマの主人公に憧れている。
- バルドロイ
- 声:小山力也 / 東地宏樹
- 通称:バルド。ファントムハイヴ家の料理人(シェフ)。
- 料理人だが、彼がこれまでに作ったものはセバスチャン曰く「8割方が炭(残りの2割は有害物質)」で、今までまともな料理を作ったことは一度も無い。アメリカ出身で、母国から取り寄せた新兵器を使い、ラムのラベンダー焼きを作ろうとする程の豪快な男。しかし、「平和な感覚にまだ慣れてない」とアグニに漏らしていることから、かつては現在と比べ過酷な所に身を置いていた様子。フィニ、メイリンと共に行動する事が多く、3人の中ではリーダー格。2人を率いて屋敷内のトラブル解決に乗り出そうとする事もある。
- メイリン
- 声:折笠富美子 / 加藤英美里
- ファントムハイヴ家の家女中(ハウスメイド)。名前からして中国系のようだが、出身地は明らかにされていない。
- 極度の遠視であり、シエルから贈られた眼鏡を掛けている。セバスチャンによると、「目が悪いという範囲ではないほどのおっちょこちょいぶり」で、極度のドジッ娘。「ですだよ」「ないある」等の訛りが入った口調で話す。セバスチャンに好意を寄せているようだが、その思いは報われていない。ファントムハイヴ家で働き出す前はスカートを穿いた事がなかった模様。
ファントムハイヴ家関係者
- ヴィンセント・ファントムハイヴ
- シエルの実父。ファントムハイヴ伯爵家・前当主。
- 妻・レイチェルとは、彼女の父親を通じて知り合い、結婚。幸せな日々を送っていたが、何者かによって妻と共に殺害され、屋敷に放火される。
- レイチェル・ファントムハイヴ
- シエルの実母。母親譲りの亜麻色の髪を持つ美しい女性。
- 生前は病弱で喘息持ちだったが、性格は明るくどこかはじけた所もある。妹のアンジェリーナと似た雰囲気の持ち主。ファントムハイヴ伯爵と結婚し幸せな日々を送るが、何者かによって夫と共に殺害され、屋敷に放火される。
- エリザベス・ミッドフォード
- 声:斎藤千和 / 田村ゆかり
- シエルの許婚。愛称はリジー。侯爵令嬢である。
- シエルの父・ファントムハイブ伯爵の妹・フランシスの娘であり、彼とはいとこ同士にあたる。明るく天真爛漫な性格。シエルが大好きで、ロリータ系などの可愛いものにも目がない。
- フランシス・ミッドフォード
- シエルの父・前ファントムハイヴ伯爵の妹にしてエリザベスの母親。シエルの父方の叔母にあたる。
- 非常に厳格な性格で、規律に厳しく惰性と欲を何より嫌う。
- 噂では女王陛下主催のフェンシング大会で、騎士団長であるミッドフォード侯爵に人間とは思えない強さで勝利したのがきっかけで結婚したらしい。結婚後も日々の鍛錬を怠らず、若き日の強さと美貌を保っている。
- フェンシングの他に狩猟も得意としており、シエルに狩り勝負を持ち掛けた事もある。セバスチャンの面立ちを「いやらしい」と常々思っており、またシエルと顔を合わせる度に鍛え直そうとしている。しかし誕生日を迎えたシエルに微笑みながら祝福の言葉を述べる姿から、両親を亡くした彼を心の底から可愛がっていることが窺える。
- アンジェリーナ・ダレス
- 声:勝生真沙子 / 朴璐美
- 通称:マダム・レッド。昔はレディ・レッドと呼ばれていた。シエルやエリザベスからは「アン叔母様」と呼ばれることもある。元バーネット男爵夫人で、看護師を経てロンドン王立病院の女医となっている。シエルの母親・レイチェルの妹、つまり母方の叔母にあたる。
- 美しい容姿を誇るが、下ネタ好き。また、社交界の女王と呼ばれており、任務の一環でとある舞踏会に潜入する事となったシエルにマナー等の手ほどきをした。
- グレル・サトクリフ
- 声: - / 福山潤
- アンジェリーナの執事。気が弱く、お茶もろくに入れられない程のおっちょこちょいで、とても頼りない。アニメ版ではファントムハイヴ家に修行に出された。
- しかし、その正体は赤(血)を好む狂気に満ちた死神であり、赤い長髪を持つオカマ。自分用にカスタマイズしたチェーンソー型の「死神の鎌(デスサイズ)」を所有している。セバスチャンの事を「セバスちゃん」と呼び、その妄想にセバスチャンに鳥肌を立たせたことがある。死神の能力の一端として「走馬灯劇場(シネマティックレコード)」というものを有しており、死神の鎌で斬り付けた相手の記憶をフィルムとして再生して見る事が出来る。これは上から配られたリストの死亡予定者の記憶を再生し、生かすべきか殺すべきか審査する為のものである。
- セバスチャンの「あくま(悪魔)で執事ですから」に対し、「これでも執事DEATH(デス)★」が決め台詞。
裏世界の住人
- 劉(ラウ)
- 声:遊佐浩二 / 同左
- 中国貿易会社『崑崙』の英国支店長だが、実は上海マフィア「青幇(チンパン)」の幹部。
- シエルにイギリスで阿片窟を開く許可を得る代わりに、東洋人街の管理を請け負っている。普段は中国服を着ており(舞踏会に出席した時は燕尾服)、飄々とした性格で身体能力も高い。しかし「新年会の眠れる虎」を自称しておきながらギャグセンスは皆無。また、知らない事をあたかも知っているかのような口調で話す癖があるが、自覚はない。
- 藍猫(ランマオ)
- 劉の義妹。チャイナ服を纏った巨乳の美少女。寡黙で無表情。よく劉の傍らにいる。錘を持った姿も見受けられ、彼の用心棒でもあるようである。
- クラウス
- 声:梁田清之
- イタリア人。シエルの古い知り合い。裏社会に通じている人物であり、シエルに情報を与える。
- アズーロ・ヴェネル
- 声:平田広明 / 鳥海浩輔
- 表向きはイタリア貿易商の社長だが、実はイタリアン・マフィアの中堅幹部で英国への麻薬の密売を担当していた。
- 葬儀屋(アンダーテイカー)
- 声: - / 諏訪部順一
- 不気味な声音で話す長髪の男。顔に傷があり、目は前髪で隠れていて見えない。一人称は「小生」。シエルの知り合いで、彼に度々情報を提供している。
- 棺に入れる前に遺体の検死を趣味とし、情報料として金銭ではなく極上の「笑い」を要求し、客に出すお茶をビーカーに入れる、変人。
インド人
- ソーマ・アスマン・カダール
- 事件の捜査をしていたシエル達の前に突如として現れた、ベンガル藩王国国王の第26子。17歳。
- アグニ
- ソーマの執事(カーンサマー)。ソーマと共にミーナを探しにやって来た青年。旧名はアルシャド。常に温厚かつ冷静な、出来た人物。
- ミーナ
- ベンガル藩王国宮廷の元侍女。宮廷一の美女。
その他の登場人物
- アレイスト・チェンバー
- 声:鈴木達央
- 通称・ドルイット子爵。金糸の様に美しいプラチナブロンドの髪を持つ、美青年。
- 医大を卒業しているが、病院への勤務や開業はしていない。アンジェリーナ曰く「守備範囲バリ広の女好き」。社交期(シーズン)には何度か自宅でパーティーを催しているが、その裏では闇オークションを行っていた。
- ドルイットという名前は、「切り裂きジャック」事件の容疑者の一人であるモンタギュー・J・ドルイットからと思われる。
- ウィリアム・T・スピアーズ
- 死神派遣協会管理課の死神。通称ウィル。眼鏡を掛けたオールバックの男。
- クールで真面目な秘書官タイプ。冷静沈着だが、規定違反を犯した者には非常に容赦ない。セバスチャンら悪魔を「害獣」として忌み嫌っており、彼に嫌悪感を剥き出しにしていた。高枝バサミ型の「死神の鎌」を持つ。
- アーサー・ランドル
- 声:青山穣
- 通称・ランドル卿。ロンドン警視庁(スコットランドヤード)・警視総監。ビジュアル自体は第3話で登場しているが第15話で名前が判明する(フルネームはアニメ第4話で判明)。
- ヴィクトリア女王の命には警察を総動員させ動いているが、大した成果を挙げられない事でシエルに皮肉られており、彼自身もシエルを快く思っていない。
- フレッド・アバーライン
- 声:菅沼久義
- ロンドン警視庁・警部。成果を挙げられずにランドル卿に怒鳴りつけられる事が多いようで、彼の短気さにも辟易している。絵画に詳しく、ランドルと共にファントムハイヴ邸を訪れた時は、数々の名画に感動していた。
- ハロルド・ウエスト=ジェブ
- 輸入品を手広く扱っている輸入業者。シエルも一度面識があるが、彼曰く「肩書き主義でいけ好かない男」であり、何かにつけてブランドにこだわる。
- 主にインドから香辛料や紅茶葉を輸入しており、「ハロルド・トレーディング」という雑貨店や「ハロルド・ウエスト」というヒンドスターニー・コーヒーハウスを経営している。
- ヴィクトリア
- 英国女王。英国史上最も輝かしい歴史を築いた女王で、世界中に植民地を広げ、英国を「太陽の沈まない国」と呼ばれる程に発展させた政治的手腕と、服や行事・ダンスに至るまで様々な流行を発信し、国民から絶大な支持を得ている。国民的人気番組「暴れん坊伯爵」のモデルだという噂もある。
- 劉曰く「結構キャラが濃い」人で、亡き夫アルバートを未だ愛する余り、彼との思い出が蘇る度に所構わず泣き崩れる事もしばしば。シエルを「ぼうや」と呼び、シエルの父・ヴィンセントの事も高く買っている。当然ながら、シエルが唯一頭が上がらない人物である。
- ジョン
- ヴィクトリア女王の側近。凄腕の鞭使い。常にゴーグルを着けており、素顔は不明。アルバートを思い出しヴィクトリアが泣き崩れる度に、アルバートを模したパペットの腹話術で彼女を慰めている。
- ヴィクトリアの馬に踏みつけられても平然と起き上がったり、シエルのポケットに(セバスチャン以外に)気づかれずにビクトリアの手紙を忍ばせたりと、尋常ならざる身体能力の持ち主の模様。
用語
- ファントム社
- シエルが経営する玩具・製菓メーカー。シエルによる独創的なアイデアから生まれた画期的な商品と強気の事業展開によって、僅か約3年で英国一と言われる程にまで急成長した。
- 暴れん坊伯爵
- 大人気のテレビドラマで、現在第8シリーズが放送されている。物語は、英国の名門貴族が庶民と偽ってロンドンの悪を裁くという勧善懲悪な内容。シエルとフィニアンも、この番組が大好きで、毎週欠かさず見ている。元ネタは、『暴れん坊将軍』。
テレビアニメ
2008年10月よりMBS制作、TBS系列全10局にて放送中。ハイビジョン制作、字幕放送実施。セバスチャンのつく悪態などのモノローグ描写がほとんど取り除かれたため、そのキャラクターが原作よりもクールかつミステリアスに演出されている。
スタッフ
- 原作:枢やな
- 企画:夏目公一朗、田口浩司、竹田菁滋、小森健一、安田正樹
- シリーズ構成:岡田麿里
- キャラクターデザイン:芝美奈子
- 美術監督:小倉宏昌
- 色彩設定:歌川律子
- 撮影監督:木下陽方
- CG監督:古川貴之
- 編集:後藤正浩
- 音楽:岩崎琢
- 音楽制作:アニプレックス
- 音響監督:小林克良
- 音響制作:トリニティサウンド
- 音響効果:三井友和
- 音響調整:山田陽
- 音楽プロデューサー:外村敬一
- 宣伝プロデューサー:山本和子
- アシスタントプロデューサー:尾崎祐三、前田俊博
- アソシエイトプロデューサー:大山良、落越友則、倉重宣之、金庭こず恵、川村仁
- エグゼクティブプロデューサー:植田益朗、勝股英夫
- スーパーバイザー:熊剛
- プロデューサー:岩田幹宏、清水博之、丸山博雄
- 制作:A-1 Pictures
- 監督:篠原俊哉
- 製作:女王の番犬(アニプレックス、スクウェア・エニックス、博報堂DYメディアパートナーズ、読売広告社、ムービック)、毎日放送
主題歌
- オープニングテーマ『モノクロのキス』
- 作詞:マオ、作曲:Shinji、編曲:シド・西平彰、歌:シド(キューンレコード)
- エンディングテーマ『I'm ALIVE!』
- 作詞:BECCA,Meredith Brooks、作曲:TABO、編曲:Chris Satriani、歌:BECCA(Sony Music Japan International,Inc.)
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一話 | その執事、有能 | 岡田磨里 | 篠原俊哉 | 小倉宏文 | 芝美奈子 |
| 第二話 | その執事、最強 | 岩本美香 岡尾貴洋 | |||
| 第三話 | その執事、万能 | 大原実 | 下司泰弘 | 高乗陽子 岡崎洋美 | |
| 第四話 | その執事、酔狂 | 山田由香 | 大久保富彦 | 徳田夢之介 | |
放送局
この項目は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音・視聴・聴取などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。詳細はWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 放送番組#番組警告テンプレートの廃止提案をご覧ください。 |
| 放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | 2008年10月2日 - | 木曜 25時25分 - 25時55分 | 製作局 |
| 中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 木曜 26時30分 - 27時00分 | ||
| 関東広域圏 | 東京放送 (TBS) | 2008年10月3日 - | 金曜 25時55分 - 26時25分 | |
| 宮城県 | 東北放送 (TBC) | 金曜 26時15分 - 26時45分 | ||
| 静岡県 | 静岡放送 (SBS) | |||
| 広島県 | 中国放送 (RCC) | 2008年10月4日 - | 土曜 26時40分 - 27時10分 | |
| 熊本県 | 熊本放送 (RKK) | 2008年10月5日 - | 日曜 25時50分 - 26時20分 | |
| 北海道 | 北海道放送 (HBC) | 2008年10月6日 - | 月曜 26時25分 - 26時55分 | |
| 岡山・香川県 | 山陽放送 (RSK) | |||
| 福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | 月曜 26時30分 - 27時00分 | ||
| 日本全域 | ANIMAX | 2008年11月5日 - | 水曜 22時00分 - 22時30分 | LEVEL22枠 リピートあり |
| 日本全域 | ShowTime | 2008年10月17日 - | 有料動画配信 |
| MBS 木曜深夜25:25枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
黒執事
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特別番組
テレビシリーズ本編に先駆けて製作された特別番組で、タイトルは『黒執事 サキドリSP 最強の黒執事は誰だ?』。出演ははしのえみ、城咲仁、ザブングル、千原ジュニア。
| 放送地域 | 放送局 | 放送日 | 放送時間 | 放送系列 |
|---|---|---|---|---|
| 近畿広域圏 | MBS | 2008年9月25日 | 木曜 27時00分 - 27時30分 | TBS系列 |
| 神奈川県 | tvk | 2008年9月29日 | 月曜 25時15分 - 25時45分 | 独立UHF局 |
Webラジオ
『黒執事 ファントムミッドナイトレディオ』
表版「レディオ・ブラックサイド」と裏版「レディオ・エクストラサイド」を交互に配信する形をとる。
- レディオ・ブラックサイド
- 配信期間:2008年10月2日 - (隔週木曜更新)
- レディオ・エクストラサイド
- 配信期間:2008年10月9日 - (隔週木曜更新)
『黒執事ファントムミッドナイトレディオ for モバイル』
レディオ・ブラックサイドで紹介しきれなかったメールなどをおまけラジオとして配信する。
- 配信サイト:声優アニメイト+hm3、アニメイトON AIR!
- 配信期間:2008年10月9日 - (レディオ・ブラックサイドの一週間遅れ)
書籍
単行本
- 黒執事 1(2007年2月27日、ISBN 978-4-7575-1963-3)
- 黒執事 2(2007年7月27日、ISBN 978-4-7575-2063-9)
- 黒執事 3(2007年12月18日、ISBN 978-4-7575-2192-6)
- 黒執事 4(2008年5月27日、ISBN 978-4-7575-2291-6)
- 黒執事 5(2008年9月18日、ISBN 978-4-7575-2378-4)
その他
- ガンガンアートコレクション 黒執事 Vol.1(2008年3月29日、ISBN 978-4-7575-2110-0)
関連項目
脚注
- ^ 単行本1巻巻末のあとがき漫画より。作品世界の描写は基本的には史実のイギリスに忠実だが、携帯電話が登場したり、テレビの存在がほのめかされていたりと、独特な世界が形成されている。ドラッグについても、「シャーロック・ホームズシリーズ」に明らかなとおり、19世紀後半の英国においては、阿片は別としてコカインなどは野放しになっていたが、本作では禁止されており(アニメ版では「1869年の薬事法」により「阿片ですら」禁止されている)、ファントムハイヴの暗躍もあり、マフィアがドラッグの販路開拓に苦労している、といった描写もある。