涼宮ハルヒの戸惑
『涼宮ハルヒの戸惑』(すずみやハルヒのとまどい)は、涼宮ハルヒシリーズを題材としたバンプレストから発売されたゲーム製作アドベンチャーゲームである。
ゲーム:涼宮ハルヒの戸惑 | |
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ゲームジャンル | SOS団ゲーム製作アドベンチャー |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | アクリア |
発売元 | バンプレスト |
メディア | DVD-ROM |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2008年1月31日 |
レイティング | CERO:B(12才以上対象) |
その他 | 数量限定予約特典「宇宙初!フルCG 『踊るSOS団』」オリジナルムービー PS2ソフトウェア |
関連作品 | |
テンプレート - ノート |
概要
涼宮ハルヒの約束(PSP)に続き、涼宮ハルヒシリーズの2作品目となるゲームである。
超限定版では「超勇者ハルヒフィグマ」が同梱された。
ゲーム内容
プレイヤーはキョンの視点となり、会話やイベントで入手する「覚悟」ポイントを使用してハルヒの作ったスケジュール内容を書き換えながら、1か月以内にハルヒの納得する出来のゲームを作っていく。 一定条件を満たすと、真のルートに進むことができ、それをクリアすることによってようやく最終的なエンドを迎えることができる。 また、完成したゲームを遊ぶこともできる。
ストーリー
ある日、部室でハルヒがこう叫んだ、「ゲームを作るわよ!!」と。どうやらSOS団の支部であるコンピュータ研究会が断りもなく自作ゲームを「ゲーム花園」という大会に出品するのが気に入らないらしい。そこでハルヒはSOS団でゲームを作り、すり替えてしまうつもりなのだ。こうしてSOS団の面々はゲームを作ることとなり、そして4週間後、完成する。
後はすり替えるだけという翌日、部室に行くとハルヒがこう叫んだ、「ゲームを作るわよ!!」と。どうやら完成させたゲームがハルヒにとって不本意なものだったらしく、4週間前に戻ってしまったらしいのだ。しかも4週間の記憶を共有しているのはハルヒを除くSOS団4人だけ。ハルヒの納得するゲームを作らなければまた4週間前に戻ってしまう。
はたして、ハルヒが納得行くゲームを作り、ループを抜けることは出来るのか? そして、ゲーム制作の本当の目的とは?
登場人物
→詳細は「涼宮ハルヒシリーズの登場人物」を参照
- 涼宮ハルヒ(すずみや はるひ)
- 声:平野綾
- 1年5組。SOS団団長。今回はキョンにゲーム作りを命じるが目的は不明。「宇宙人、未来人、超能力者と遊びたい」という願望を持つ。
- 長門有希(ながと ゆき)
- 声:茅原実里
- 1年6組。無口で小柄な読書娘。宇宙人につくられたアンドロイド。
- 朝比奈みくる(あさひな みくる)
- 声:後藤邑子
- 2年生。萌えマスコット。見た目は上級生には見えない童顔。未来人。
- キョン
- 声:杉田智和
- 1年5組。主人公(プレイヤーの視点)。SOS団団員。普通の人。かつては非日常を体験したかった。
- 古泉一樹(こいずみ いつき)
- 声:小野大輔
- 1年9組。謎の転校生。ハルヒが作る閉鎖空間で戦える超能力者だが、閉鎖空間以外では普通の人。
- 鶴屋さん(つるや - )
- 声:松岡由貴
- みくるの友人でいつもハイテンション。
- 谷口(たにぐち)
- 声:白石稔
- キョンの友人。軽い性格。女の子にはもてない。
- 国木田(くにきだ)
- 声:松元恵
- キョンの友人。成績優秀なしっかりもの。ハルヒには名前も覚えてくれない。
- 朝倉 涼子(あさくら りょうこ)
- 声:桑谷夏子
- 宇宙人に作られたアンドロイド。今回はゲームのキャラクターとして登場。
- キョンの妹
- 声:あおきさやか
- 小学5年生とは思えないくらい小さい。ハサミとシャミセンが好き。
- コンピュータ研究会部長
- 声:こぶしのぶゆき
- 2年生。その名のとおりコンピュータ研究会の部長。
- 朝比奈みくる(大)
- 声:後藤邑子
- 未来のみくる。
主題歌
- ある条件を満たすと、上達したバージョンが流れる。
書籍
- 涼宮ハルヒの戸惑公式ファンブック(角川書店、2008年2月28日発売。ISBN 978-4-04-707241-1) - ファンブックではあるが、攻略本にもなっている。