おかあさんといっしょ

日本の教育番組

これはこのページの過去の版です。61.228.204.118 (会話) による 2009年3月2日 (月) 09:45個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

おかあさんといっしょとは、NHK教育テレビおよび衛星第2テレビで放送されている2 - 4歳児向け長寿テレビ番組である。

番組概要

1959年10月5日に開始した。当初は婦人向けの実用番組で、毎週月曜日、20分の生放送だった。1966年3月より同局の幼児番組『うたのえほん』が同番組の歌および体操のコーナーとして併合され、1974年3月に同コーナーが終了したのに伴い、1974年4月1日より放送内容を改編。その後、朝の本放送はNHK総合テレビで月 - 土曜日の朝9:30 - 9:55枠で放送され、夕方の再放送は教育テレビで(総合テレビのころもあった)放送されていたが、1997年4月からは土曜日のみ本放送も教育テレビに移動され、1998年4月より平日の本放送も教育テレビに移動された。

現在は、教育テレビ版(ETV版)と、2002年4月1日から開始した衛星第2テレビ版(『BSおかあさんといっしょ』、BS版)がある。また、海外向けのNHKワールド・プレミアムでもETV版が放送されている。

歌のお兄さん歌のお姉さん体操のお兄さんダンスのお姉さん(以前は体操のお姉さん)が出演。数年毎に交代する人形劇、歌のコーナー、短編アニメーション、簡単な躾指導(パジャマ・歯磨き)、ダンスのコーナー、体操のコーナーなどがある。

歌のコーナーからは、「だんご3兄弟」「かっぱなにさま?かっぱさま!」「たこやきなんぼマンボ」といったヒット曲も生まれている。

歌のお兄さん、お姉さんは、元歌手や音楽大学などで声楽を学んだ経験のある人が大半を占めるが、近年は舞台経験者も多く抜擢されている。最近ではコンサートなどの公開イベントがかつての歌中心からミュージカル、劇仕立ての内容に変わって来たこともあり、歌だけでなく演技やダンスといった技能も必要とされる傾向にある。

スタジオ収録には、公募抽選によって選ばれた一般の子供が参加している。それゆえに撮り直しが難しく、多少のハプニングが発生しても撮影はそのまま続行される。ETV版の収録は、東京・渋谷の放送センター103スタジオで行う。出演希望者は、ETVスタジオ収録申し込み方法を参照。BS版は、地方で収録する。BSスタジオ収録日程を参照。ETV版は1999年3月末までは、地方のNHKのスタジオでの収録もあった。地方発のときは土曜日にスタジオ以外のホール等からの公開収録が放映されたこともあった。

NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1本320万円掛かるとのことである。

新聞テレビ欄等ではよく「お母さんといっしょ」「お母さんと一緒」等と表記される。

放送時間

時間はJST

おかあさんといっしょ(教育テレビ)

月 - 土曜日8:35 - 9:00(再放送:月 - 金曜日16:20 - 16:45、土曜日17:00 - 17:25)

  • ただし、緊急ニュース国会中継高校野球の延長(夕方以降の試合は総合テレビではなく教育テレビで放映される)等によっては繰り下げや休止の場合がある。また、将棋囲碁タイトル戦放送時は海外ドラマ放送優先のため休止することがある。
  • 1996年度までは月 - 土曜日9:30 - 9:55総合テレビ(再放送は17:00 - 17:25教育テレビ)。1997年度は月 - 金曜日9:30 - 9:55総合テレビ、土曜日8:35 - 9:00教育テレビ(再放送は月 - 土曜日17:00 - 17:25教育テレビ)。
  • 1999年度から2004年度までは30分番組(厳密には番組宣伝(夕方の再放送時はミニ番組だった時期もある)が入るため29分)、月 - 土曜日8:30 - 8:59、再放送16:20 - 16:49)だったが、2005年4月からは再び25分に戻った。
  • 2005年度から2007年度まで、土曜日は『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』という別番組を放送していた。
  • 現在の放送時間は、1998年度の放送時間と同じである。

BSおかあさんといっしょ(衛星第2テレビ)

月 - 木曜日10:00 - 10:20(再放送:12:15 - 12:35、ファミリーコンサートの場合は10分の拡大がある。)

  • 夏・冬・春休みはBSアニメ特選放送のため休止することがある。

現在の番組の構成

おかあさんといっしょ

月 - 木曜日 金曜日 土曜日
  • 8:35(16:20)(土曜日 17:00) - オープニング、スタジオでの歌
  • 8:38(16:23)(土曜日 17:03) - クリップでの歌
  • 8:41(16:26) - 今月の歌
  • 8:43(16:28) - でこぼこフレンズ
  • 8:40(17:05) - 今月の歌
  • 8:41(17:06) - でこぼこフレンズ
  • 8:42(17:07) - でかけよう!
  • 8:44(17:09) - たいけつ!はりきってゲーム
  • 8:48(17:13) - 遊び歌
  • 8:49(17:14) - ぐ〜チョコランタン
  • 8:44(16:29) -
これなあに(月)
すりかえかめん(火)
つぎ!どのポーズ?(水)
まねっこピーナッツ (木)
  • 8:46(16:31) - ぐ〜チョコランタン
  • 8:52(16:37) - ゴッチャ!
  • 8:53(16:38) -
パジャマでおじゃま(月・木)
はみがきじょうずかな(火)
パンツぱんくろうのたためるかな?(水)
  • 8:44(16:29) - ぐ〜チョコランタン
  • 8:49(16:34) - ゴッチャ!
  • 8:50(16:35) - はみがきじょうずかな
  • 8:51(16:36) - やぎさんゆうびん・リクエスト
  • 8:54(16:39)(土曜日 17:19) - 自然映像(余剰時間に応じて)
  • 8:55(16:40)(土曜日 17:20) - ぱわわぷたいそう
  • 8:58(16:43)(土曜日 17:23) - スプラッピ・スプラッパ、エンディング
スプーが「そろそろ、おしまーい!」で合図。毎回エンディングにはスタジオ上からハートの風船がたくさん落ちて締めくくる。やる気の無かった子供も急に風船に飛びつく。毎週月曜日のみ、1週間分のスタッフロールがまとめて出てくる。)

※今月の歌がスタジオの子供達との遊び歌などとなっている場合、オープニング直後のスタジオでの歌やクリップでの歌に今月の歌が挿入されることがあるため、順番が前後する場合がある。

BSおかあさんといっしょ

  • 10:00(12:15) - オープニング、ぐ〜チョコランタンまたはスプーとガタラット傑作選
  • 10:06(12:21) - なぁんちゃってみんよう(スプーとガタラット放送時)
  • 10:08(12:23) - パンツぱんくろう
  • 10:10(12:25) - スタジオでの歌
  • 10:14(12:29) - クリップでの歌
  • 10:15(12:30) - ぱわわぷたいそう
  • 10:18(12:33) - スプラッピ・スプラッパ、エンディング(恵畑ゆうが「そろそろ、おしまーい!」で合図)

過去の関連番組

うたのえほん

うたのえほん参照。

おかあさんといっしょ あそびだいすき!

2005年4月9日から開始。教育テレビにて毎週土曜日8:35 - 9:00(再放送:17:00 - 17:25、但しおかあさんといっしょファミリーコンサート放送の週を除く)に放送。2005年4月1日をもって『おかあさんといっしょ』を卒業した体操のお兄さん佐藤弘道と同お姉さんのきよこ(タリキヨコから改名)が外に飛び出し、親子と共に体を使って楽しむという内容。途中アニメやミニコーナーがあり、平日版の人気コーナーであった「イチジョウマン」はこの番組に引き継がれた。オープニングと遊びの説明アニメーション制作は秋元きつね・井上雪子のユニット「ノラビット」による。2008年3月29日で放送終了。


歴代メンバー

おかあさんといっしょ

期間 歌のお兄さん 歌のお姉さん 体操のお兄さん ダンスのお姉さん 体操 ダンス 人形劇
1959年10月 - 1960年8月 旗照夫島田沙子宮崎恭子バンビーナ、他 -
1960年9月 - 1961年3月 - ブーフーウー
1961年4月 - 1962年9月 - 真理ヨシコ
中野慶子
砂川啓介 - 元気に一、二 -
1962年10月 - 1963年9月 中野慶子
竹前文子
1963年10月 - 1964年3月 砂川啓介
佐久間俊直
元気に一、二

おもちゃのラッパ
(土曜日)
1964年4月 - 9月 中野慶子
水谷玲子
1964年10月 - 1967年3月 水谷玲子
中川順子
1967年4月 - 7月 中川順子
片桐和子
砂川啓介
岡田祥造
ダットくん
1967年8月 - 1969年9月 片桐和子
瀬端優美子
1969年10月 - 1970年3月 向井忠義
小西幸男
ジャンポンポン とんちんこぼうず
1970年4月 - 1971年3月 斉藤昌子
森晴美
1971年4月 - 9月 向井忠義
輪島直幸
とんでけブッチー
1971年10月 - 11月 田中星児
1971年12月 - 1972年3月 斉藤昌子
1972年4月 - 1973年3月 小鳩くるみ
1973年4月 - 1974年3月 輪島直幸
川原洋一郎
1974年4月 - 1976年3月 斉藤伸子
松熊由紀
輪島直幸
瀬戸口清文
地球をどんどん うごけぼくのえ
1976年4月 - 1977年3月 田中星児
水木一郎
ゴロンタ劇場
1977年4月 - 1978年3月 水木一郎
たいらいさお
スイッチオン
1978年4月 - 1979年3月 瀬戸口清文 ゴロンタ劇場
ミューミューニャーニャー
1979年4月 - 1980年3月 宮内良 奈々瀬ひとみ パララン体操 ミューミューニャーニャー
ブンブンたいむ
1980年4月 - 1981年3月 コケコッコ体操
part 1・part 2
1981年4月 - 1982年3月 かしわ哲
林アキラ
しゅうさえこ 馮智英 ハイ・ポーズ
1982年4月 - 1983年3月 ぞうさんのあくび ミューミューニャーニャー
にこにこぷん
1983年4月 - 1985年3月 林アキラ 森みゆき にこにこぷん
1985年4月 - 1987年3月 坂田おさむ
1987年4月 - 1992年9月 神崎ゆう子 天野勝弘
1992年10月 - 1993年3月 ドレミファ・どーなっつ!
1993年4月 - 1994年3月 速水けんたろう 茂森あゆみ 佐藤弘道
1994年4月 - 1996年3月 松野ちか トライ!トライ!トライ!
1996年4月 - 1999年3月 あ・い・うー
1999年4月 - 2000年3月 杉田あきひろ つのだりょうこ タリキヨコ デ・ポン! ドレミファ・どーなっつ!
スプーとガタラット
2000年4月 - 2003年3月 ぐ〜チョコランタン
2003年4月 - 2005年3月 今井ゆうぞう はいだしょうこ
2005年4月 - 2007年3月 小林よしひさ いとうまゆ ぱわわぷたいそう ズーズーダンス
2007年4月 - 2008年3月 ゴッチャ!
2008年4月 - 2009年3月 横山だいすけ 三谷たくみ
2009年3月30日 - ||モノランモノラン||

BSおかあさんといっしょ

おかあさんといっしょ あそびだいすき!

  • 2005年4月9日 - 2008年3月29日:佐藤弘道・きよこ

歴代の主な歌のお兄さん、歌のお姉さん

歌のお姉さんについてはうたのおねえさん、歌のお兄さんについてはうたのおにいさんも参照のこと。

うたのえほん

おかあさんといっしょ

BSおかあさんといっしょ

歴代の主な体操のお兄さん、体操/ダンスのお姉さん

うたのえほん

おかあさんといっしょ

BSおかあさんといっしょ

おかあさんといっしょ あそびだいすき!

  • 佐藤弘道(2005.4.9 - 2008.3.29)
  • きよこ(2005.4.9 - 2008.3.29)

『おかあさんといっしょ』から生まれた歌

(五十音順)

  • あ行
    • アイアイ
    • アイスクリームのうた
    • アップルパイひとつ
    • あ、あのこ
    • あさごはんマーチ
    • あしたははれる
    • あつまれ 笑顔!
    • あつまれ! ファンファンファン
    • あのね、あきはね
    • ありがとうお母さん
    • あるこう
    • あわてんぼうのサンタクロース
    • イカ イカ イルカ
    • いっしょにつくったら
    • 歌うクジラ
    • えんとつをつくろう
    • オー! ことわざソング
    • おえかきラブレター
    • お〜い!
    • おおきなくちあけて
    • オーストラリアのどうぶつファミリー
    • おきゃくさまはサンタクロース
    • おしりフリフリ
    • おすしのピクニック
    • おっとっとのオットセイ
    • お化けなんてないさ
    • おひさまクリーム
    • おまかせ元気マン
    • おまつりすんだ はらっぱに
    • おもちゃのチャチャチャ(厳密には『うたのえほん』発祥)
  • か行
    • かけぶとんしきぶとん
    • 風のおはなし
    • かっぱなにさま? かっぱさま!
    • ガリダリシュッポン
    • 木がいっぽん
    • 北風小僧の寒太郎(後に『みんなのうた』でも放送された)
    • 君に会えたから
    • きみのこえ
    • きみのなまえ
    • きめたきめた
    • キュキューンがすき
    • くものしま
    • 雲の手紙
    • クレヨンロケット
    • 元気のキホン
    • げんきひゃっぱい
    • ここが世界のまんなかだ
    • こっちとそっち
    • こどもがいっぱいわらってる
    • こねこねんね
    • こねこのパンやさん
    • このゆびとまれ
    • こまったゾウさん
    • ゴミゴミオバケ
    • ごめんねピーマン
    • 木もれ日のうた
  • さ行
    • さるさるさ
    • サッカー・サンバ
    • サンシャインクリスマス
    • シアワセ
    • しってしまったぼく
    • ジャバジャバビバドゥー
    • ジャングルポケット
    • 12ヶ月のかぞえうた
    • しろいともだち
    • すごいぞ! じゃがいも
    • すずめがサンバ
    • ずんずんあるいて
    • せんたくものだゆう
    • ぞうさんのぼうし
    • そうだったらいいのにな
  • た行
    • たこやきなんぼマンボ
    • だじゃれだゾ〜
    • だれにだっておたんじょうび
    • ただいま ママ
    • だんご3兄弟
    • たこのくるんぱ
    • タンポポ団にはいろう!!
    • たんぽぽちゃんとつくしくん
    • 地球ネコ
    • チキンダンス
    • ちょっとまって ふゆ
    • ちょんまげマーチ
    • 月夜のポンチャラリン
    • てをたたこ
    • どんな色がすき
    • どうしてしらんぷり
    • とうめい人間なんだけど
    • どこでねるの
    • ドラネコロックンロール
    • とんでもトン吉
  • な行
    • ないてたらね
    • 名前・住所・電話番号
    • 虹のむこうに
    • にじ・ほし・そら・せかい
    • ニャニュニョのてんきよほう
    • ねことめだか
  • は行
    • はじめて はじめまして
    • はじめまして
    • はるかぜ電話
    • バナナのおやこ
    • パパの背広
    • パパパ
    • バンジョーのジョー
    • パンダうさぎコアラ
    • ぴかぴかじてんしゃ
    • ぴしゃん
    • ピクニック・マーチ
    • ひまわりとわたあめ
    • ふしぎはすてき
    • ふたりのクリスマス
    • ふゆのプレゼント
    • ブレーメンのおんがくたい
    • ぺたぺたぺったんこ
    • ホ!ホ!ホ!
    • ぼくのミックスジュース
    • ぼくときみ
    • ぼくらのロコモーション
    • 星ひとつ
    • ぼよよん行進曲
    • ほめられて、メラメラ めっ
    • パパはいつもおきている
  • ま行
    • まっしろしろすけ
    • ママゴリラ
    • まるかいた
    • まんまるスマイル
    • みなみのしまのこどもたち
    • みんなでクリスマス
    • ムギューだいすき
    • 虫歯建設株式会社
    • ムックリンチョ
    • もぐらトンネル
    • もしも季節がいちどにきたら
  • や行
    • やるきまんまんマンとウーマン
    • ヤンチャリカ
    • 雪だるまのまほう
    • ゆめのかけら
    • 夢の中のダンス
    • 夢のパレード
  • わ行
    • わ!
    • わくわくスーパーマーケット
    • わたぼうし
    • わっ! おしゃれ
    • わっしょい
    • わらいごえっていいな
    • わらいねこ・ハッピネス

その他多数。

人形劇

ブーフーウーは最初独立した番組だったが、その後当番組の前身『うたのえほん』のコーナーに統合された。
ぐ〜チョコランタンでもスプーとガタラットは出演している。
  • モノランモノラン(2009.4- )[1]

コーナー

(※)パクシともんぴーは日替わりで放送。

各種コーナー

  • はい、スタート(1975.4 - 1976.3) 絵:ばばのぼる、ナレーション:小原乃梨子
  • パジャマでおじゃま(1979.4 - 1994.3、1996.4 - ) 作詞:榎本富士夫/作曲:若月明人 初代:ザ・ブレッスン・フォー、現在:Pajama DE Ojama
  • はみがきじょうずかな(1979.4 - 1994.3、1996.4 - )
  • 朝太ショー(1982.4 - 1985.9)
  • 百面相ブリッジ(1982.4 - 1999.3)
  • おとうさんもはだかんぼう(1984.4 - 1991.3)
  • あいさつコーナー(1984.4 - 1999.3)
  • 志ん輔ショー(1985.9 - 1999.3)
  • 動物カメラ(2004.4 - 2005.3)
  • まねっこピーナッツ(2005.4 - )声:橘ひかり
  • なんになるでショー(2005.10 - 2008.3)
  • やぎさんゆうびん・リクエスト
  • すりかえかめん(2006.4 - )
  • おとのけんきゅうじょ(2006.4 - 2007.3)
  • どっちがどっち(2007.4 - 2008.3)
  • これなあに(2008.4 - )
  • つぎ!どのポーズ?(2008.4 - )
  • パンツぱんくろうのたためるかな?(2008.4 - )
  • たいけつ!はりきってゲーム (2008.4 - )
  • さいころあっぷっぷ
  • しりとりドライブ
  • イチジョウマン
  • ぐるぐるキッチン
  • おはなしたまてばこ


体操

  • 元気に一、二(1961.4 - 1969.9)
作詞:吉岡治、作曲:越部信義、歌:ボーカル・ショップ
  • おもちゃのラッパ(1963.10 - 1969.9、土曜日のみ)
作詞:阪田寛夫、作曲:湯山昭、歌:ボン・クール
  • ジャンポンポン(1969.10 - 1974.3)
作詞:グループM、作曲:山本直純、歌:東京マイスターシンガー、ドラム:萩原忠利
  • 地球をどんどん(1974.4 - 1977.3)
作詞:阪田寛夫、作曲:越部信義、歌:こおろぎ'73&コロムビアゆりかご会
  • スイッチオン(1977.4 - 1979.3)
作詞:伊藤アキラ、作曲:森田公一、歌:水木一郎瀬戸口清文&杉並児童合唱団
  • パララン体操(1979.4 - 1980.3)
作詞:山本正之、作曲:越部信義、歌:こおろぎ'73&コロムビアゆりかご会、体操:瀬戸口清文
  • コケコッコ体操 part 1/part 2(1980.4 - 1982.3)
作詞:片岡輝、作曲:クニ河内、歌:クニ河内&東京放送児童合唱団、体操:瀬戸口清文
  • ぞうさんのあくび(1982.4.5 - 1996.3.30)
作詞:遠藤幸三、作曲:乾裕樹、歌:ザ・ブレッスン・フォー&東京放送児童合唱団、体操:1987.3までの当初は瀬戸口清文、1987.4 - 1993.3は天野勝弘、1993.4 - 1996.3は佐藤弘道
  • あ・い・うー(1996.4.1 - 2005.4.1)
作詞:日暮真三、作曲:渋谷毅、歌:WA・WON&ひまわりキッズ、体操:佐藤弘道
  • ぱわわぷたいそう(2005.4.4 - )
作詞:平方宏明、作曲:堀井勝美、歌:中西圭三&木村真紀&ひまわりキッズ、体操:小林よしひさ
中日ドラゴンズ和田一浩西武時代に2006年度から2年間西武ドームでバッターボックスに入るときのテーマソングになっていた。
終盤の振り付けはじゃんけんになっているが、子供たちはつい体操のお兄さんを真似てしまうため、あいこになることが多い。

ダンス

  • ハイ・ポーズ(1981.4.6 - 1994.4.2)
作曲:クニ河内 、ダンス:馮智英
ハイ・ポーズとは、太極拳やヨガを基にした体操である。立って行う「ぞうのポーズ」、床に寝転んでゆったり行う様々な動物のポーズの2つが存在している。
  • トライ!トライ!トライ!(1994.4.4 - 1999.4.3)※1995年度までと1996年度からの2バージョンがある
ダンス:松野ちか
トライ!トライ!トライ!とは、リボンやフラフープを使った新体操である。
  • デ・ポン!(1999.4.5 - 2005.4.1)
作曲:乾裕樹、ダンス:タリキヨコ
デ・ポン!とは、バリ舞踏風のダンスである。
  • ズーズーダンス(2005.4.4 - 2007.3.30)
作曲:赤坂東児 、ダンス:いとうまゆ
  • ゴッチャ!(2007.4.2 - )
作曲:赤坂東児、ダンス:いとうまゆ

歴代エンディングテーマ

  • ゴロンタ音頭(1977.10 - 1979.3)
  • ブンブンホイ(1979.4 - 1982.3)
ブンブンホイとは、全身を使って表現する、おかあさんといっしょ版「あっち向いてホイ」である。
  • まねっこぷん(1982.4.5 - 1983.4.2)
  • さよならマーチ(1983.4.4 - 1992.10.2)
歴代メンバー
ハンドゲートは、にこにこぷんのじゃじゃまるとぽろりが担当。
始まりの合図は、「ゴロニャーゴ、さぁさぁさよならマーチ、行くぞー!」という、じゃじゃまるのかけ声だった。ただし、日によっては、他のキャラクターが担当することもあった。
終わりの合図は、「はーい!今日はここまで!」。担当は体操のお兄さん、1987.4.4までの当初は瀬戸口清文、1987.4.6 - 1992.10.2は天野勝弘が担当。
なお、曲調が9年間歌われるうちに若干変化している。
  • ドレミファ列車(1992.10.5 - 1999.4.3)
歴代メンバー
ハンドゲートは、ドレミファ・どーなっつ!のみどとふぁどが担当。なお末期はどーなっつ!のキャラクターが持ち回りで担当していた。また地方のNHKスタジオでの収録では、どーなっつ!のキャラクターはみどとふぁどだけの出演となっている。このテーマソングで、人形劇キャラクターがハンドゲートを組むのは最後となった。
始まりの合図は、「さぁ、体操の後は、ドレミファ列車!」というもので、みどとふぁどが担当。こちらも「さよならマーチ」同様、日によっては、他のキャラクターが担当することもあった。コンサートの時の始まりの合図は「出発、進行!」。担当は体操のお兄さん。1993.秋までの当初は天野勝弘、1993.春 - 1998.秋は佐藤弘道が担当。
終わりの合図は、「はーい!もうすぐしゅうてーん!」。担当は、前のエンディングと同じく体操のお兄さん。1993.4.2までの当初は天野勝弘、1993.4.5 - 1999.4.3は佐藤弘道が担当。
  • スプラッピ・スプラッパ(1999.4.5 - )
歴代メンバー
このテーマから、ハンドゲートの担当は歌のお兄さん・歌のお姉さんに変更。2003.4.5までは杉田あきひろ・つのだりょうこ、2003.4.7 - 2005.4.15は今井ゆうぞう・はいだしょうこが担当。2005.4.18 - 2008.3.28は体操のお兄さん・ダンスのお姉さんである小林よしひさ・いとうまゆが担当。2008.3.31からは再び歌のお兄さん・歌のお姉さんに変更され、横山だいすけ・三谷たくみが担当している。
始まりの合図は、「最後は、僕のラッパで踊ろーう!」である。開始当初からスプーが担当している。コンサートの時の始まりの合図は、「お別れはスプーのラッパで!」。担当は体操のお兄さん。2005.3までの当初は佐藤弘道。2005.4からは小林よしひさが担当。
終わりの合図は、「そろそろ、おしまーい!」。担当は、2005.4.1までの当初は、前のエンディングと同じ体操のお兄さんである佐藤弘道。2005.4.4 - 4.15は同じ体操のお兄さんである小林よしひさが担当していたが、同年4.18以降はスプーが担当している。しかし、コンサートでは今でも小林よしひさが担当している。
なおこれも10年歌われている間に変化している部分がある。

ファミリーコンサート

1985年8月にNHKホールでおかあさんといっしょファミリーステージが実施された。その翌年には、日本武道館で大規模なステージが行われた。

1987年以降、毎年春と秋にNHKホールでファミリーコンサートが定期的に行われるようになった。以来、全国各地でファミリーコンサートが行われ、2001年以降、毎年12月には、NHK大阪ホールでも定期的に行われている。NHKホールでのコンサートの模様は、毎年5月5日頃と11月23日頃に別枠で1時間のダイジェスト版が放送され、年末年始などに別枠で再放送されることがある他、冬休みを利用して2から3回に分けて通常枠で放送される。また、DVDビデオ・ライブCDポニーキャニオンから発売される。それ以外は、コンサートの2週間後の土曜日に放送される他、年度末に通常枠や別枠で放送されることがある。

1992年5月5日のコンサートでは当時の人形劇「にこにこぷん」と子供たちの間で人気を二分していたフジテレビの『ひらけ!ポンキッキ』(Beポンキッキ)のガチャピンムックがゲストに出演。「にこにこぷん」のじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりとの一回限りの夢の競演を果たした事がある。

1999年にはETV40年兼番組40周年の大イベントを幕張メッセと北九州メディアドームにて開催。2003年8月にはNHK開設50周年記念としてぐ〜チョコランタンとともだちいっぱい!オンステージが行われ、おかあさんといっしょのメンバーを中心に他番組からも多くの共演者が集まり、かつてない規模のステージが行われた。

ファミリーコンサートのチケットの入手は非常に困難で、それに付け込んだダフ行為インターネットのオークション転売を目的とした場合含む)も社会問題となっており、逮捕者も出ている。

その対策として、2005年3月千葉県文化会館公演から今までの往復葉書きによる抽選予約応募から、チケットぴあまたは、ローソンチケットを利用した電話による抽選予約受付に変更された(ETVファミリーコンサート日程BSファミリーコンサート日程を参照)。

最近では2005秋にあそびだいすき!の佐藤弘道、きよこが、2006春・秋にはBSおかあさんといっしょのひなたおさむ、かまだみき、恵畑ゆうが登場している。

公演リスト

  • 1985年夏 「みんなあんぜん・たすけあい」
  • 1986年夏 「じゃんけん島漂流記」
  • 1987年秋 「宇宙人ピポラと四季マシーン」
  • 1988年秋 「にこにこぷん・じゃじゃまる印のイベント宅配便」(※2、※3)
  • 1989年春 「おかあさんといっしょ30周年記念ファミリーコンサート おかあさんといっしょ30年
  • 1989年秋 「キャラクターオンステージ」(ゲスト:ゴロンタ、トムトム、チャムチャム、ブンブン、つねきち、ごじゃえもん)
  • 1990年春 「母と子のファミリーコンサート」
  • 1990年秋 「うたいっぱいコンサート」(ゲスト:林アキラ、森みゆき)
  • 1991年春 「みどりっていいね」
  • 1991年秋 「げんき・元気」
  • 1992年春 「みんなともだち」(ゲスト:ムック、ガチャピン)
  • 1992年秋 「ようこそどーなっつ島へ」
  • 1993年秋 「あつまれ うた!うた!うた!」(ゲスト:坂田おさむ、神崎ゆう子、おさむバンド、越部信義、乾裕樹)
  • 1994年春 「すてきなうた だいすき!」(ゲスト:坂田おさむ、ひまわりキッズ、美咲あゆむ飯田ミカ小嶋信之山岸隆弘
  • 1994年夏「アメリカコンサート」(ゲスト:ジョンジョン、開催:幕張メッセ、ビデオ等は発売されなかった)
  • 1994年秋 「世界のうた こんにちは」(ゲスト:ジョンジョン、クロイ・マリー・マクマナラ、小嶋信之、山岸隆弘)
  • 1995年春 「野原がぼくらの遊園地」
  • 1995年秋 「おはなし列車で行こう」(ゲスト:小嶋信之、山岸隆弘)
  • 1996年春 「音楽博士の楽しいコンサート」(ゲスト:上柴はじめ、宮崎美枝子、佐藤みゆき、ドレミファデキシーズ)
  • 1996年秋 「はるなつあきふゆミュージカル」
  • 1997年春 「おーい!〜音楽博士の楽しいコンサート2〜」
  • 1997年秋 「あ・い・うーをさがせ!」
  • 1998年春 「歌だ!ダンスだ!おまつりだ!」
  • 1998年秋 「夢のなか」
  • 1999年おかあさんといっしょとゆかいななかま〜わくわく大行進〜」(NHK教育テレビ40周年記念特別コンサート)
  • 1999年春 「いつまでもともだち」(ゲスト:速水けんたろう、茂森あゆみ、松野ちか)
  • 1999年秋 「40周年 うたのパーティ」(おかあさんといっしょ40周年記念コンサート)
  • 2000年春 「はじめまして!ぐ〜チョコランタン」
  • 2000年冬 「夢のファンタジーランド〜ようこそ21世紀〜」(ゲスト:日向葵、GOダンサー)
  • 2001年春 「やあ!やあ!やあ!森のカーニバル!」(ゲスト:たま、栗コーダーカルテット)
  • 2001年秋 「しんごう・なにいろコンサート」
  • 2002年春 「元気いっぱい!たまたまご」(当時の体操のお兄さんは佐藤弘道だが、小林よしひさも出演している)
  • 2002年 「ぐ〜チョコランタンとゆかいな仲間の大行進〜ドーム・夢のわんパーク広場〜」(西武ドーム
  • 2002年秋 「バナナン島の大ぼうけん!」
  • 2003年春 「ゆうきいっぱい!ともだちパワー」(ゲスト:杉田あきひろ、つのだりょうこ)
  • 2003年夏 「ぐ〜チョコランタンとともだちいっぱい!オンステージ」(NHKテレビ50周年記念特別コンサート)
  • 2003年秋 「ノリノリワクワクウキウキバンバン!!」
  • 2004年春 「おとぎの国のアドベンチャー」
  • 2004年秋 「ようこそ♪歌う森のパーティーへ」
  • 2005年 「弘道おにいさんとあそぼ!夢のビッグパレード ぐ〜チョコランタンとゆかいな仲間たち」(さいたまスーパーアリーナナゴヤドーム
  • 2005年春 「マジカルトンネルツアー」
  • 2005年秋 「ドキドキ!!みんなの宇宙旅行」(ゲスト:佐藤弘道、きよこ)
  • 2006年 「みんなであそぼ! 不思議な不思議なワンダーランド」(さいたまスーパーアリーナ)
  • 2006年春 「ぼよよ〜んととびだせ! コンサート」
  • 2006年秋 「おいでよ! びっくりパーティーへ」
  • 2007年 「ぐ〜チョコランタンとゆかいな仲間たち ふしぎな森へようこそ!!」(さいたまスーパーアリーナ)
  • 2007年春 「マチガイがいっぱい!?」
  • 2007年 「あそびだいすき!スペシャルステージ」(あそびだいすき!コンサート)
  • 2007年秋 「さがそう!3つのプレゼント」
  • 2008年春 「ともだち はじめてはじめまして」(ゲスト:今井ゆうぞう、はいだしょうこ)
  • 2008年秋 「おまつりコンサートをすりかえろ!」

※1 他にもクリスマスコンサート、お正月コンサートなどが開かれている。

※2 1988年秋のコンサートは記録や当日のパンフレット等にはタイトルが掲載されていないが、ビデオに記載されている。

※3 コンサート自体はにこにこぷんのメンバー主役のミュージカルタッチのコンサートだが歌のコーナーも設けられ、お兄さん、お姉さん、古今亭志ん輔氏も出演。

雑誌

毎月15日頃に、NHKのおかあさんといっしょ講談社から発売されている。今月の歌の歌詞や、特集コーナーがあり、ファミリーコンサート等のイベント情報も掲載されている。1 - 3歳児向け。


スタッフ

  • 音楽 : 福田和禾子堀井勝美
  • 演奏 : 東京室内楽協会
  • 人形美術 : スタジオ・ノーヴァ
  • 振付 : 永恵春芳、城戸政道、宮田雅代
  • タイトルアニメーション : スリー・ディ

脚注

  1. ^ “NHK新人形劇は「モノランモノラン」”. 日刊スポーツ. 2009年2月3日18時56分. 2009年2月21日閲覧. {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)

関連項目

外部リンク