岡田真武
日本のシンガーソングライター、日本の漫画家 (1978-)
Template:漫画家 岡田真武(おかだ まなぶ、1978年5月5日 - )は、主にテレビゲームに関する4コマ漫画などを手がけていた漫画家且つ、シンガーソングライター、ギター講師、舞踊家である。神奈川県出身。
変遷
- 1993年、双葉社の4コマまんが王国で漫画家としてデビュー。初期の名前は鈴木学(-1995年頃改名/誤認説あり)。1996年に漫画家としての活動を中止。
- 1996年、ミュージシャンデビュー。
- 2003年、北京に渡り王府井・万里の長城などで中国史上初となるストリートライブを敢行。
- 2004年、栄光学園中学校・高等学校でギター講師を務める。
- 2007年、再度北京に渡り、北京外国語大学にて開催された「日中合同文化祭」のオープニングセレモニー(音楽祭)にゲスト出演。
- 2007年、幼少より培ったバレエを基礎に自らが編み出した「武踊(ぶよう)」作品【遊雲伝】を発表。同年12月、シンガーを引退。
- 2008年、芸名を「岡田輪学」から「岡田真武」へ変更。10/25に、岡田真武として復活ライブを行う。
- 2009年、前年の復活ライブを最後に、すぐさま活動を休止。
漫画家としての特徴
- ゲーム内容とは全く無関係なネタを突如持ち出し、独特の世界観に持ち込むものが多い。特にストリートファイターII、スーパーマリオ ヨッシーアイランドの漫画では、漫画とは本来関係のない説明的付記(リュウの道着に"←ツギ"という言葉を入れるなど)、ゲームとは関係のない女子高生などのオリジナルキャラクターが登場する、ゲームキャラクターを一発ネタキャラにする(伊達マサガットなど)、突如意味不明な言葉が出てくる(例:ショタショタコーン)など、やりたい放題的作風であったが、一方で漫画としての本質からはずれているのではないかという見方もある。
- 同じ4コマまんが王国で描いていた小林真文の漫画の一部も描いており、逆に小林真文には漫画内で「蛍光緑の鼻水を出す男」と書かれている。
音楽家としての特徴
- グルービー、且つ日本人のギターリストでは類稀なストロークやカッティングプレイを見せる。そのアコースティックギタープレイは数多のプロミュージシャンにも評価されるレベルである。かのリッチー・ヘブンスを凌駕するような高速ストロークをたびたび見せる事がある。(リンガクマシンガン/シャイニングカッター/7・7・19拍子)
- 岡田輪学として活動していた当時のライブでたびたび本人の口から聞かれた「俺はメディアには出ない。」という発言からも受け取れるように、頑固なまでに一切の取材やメディアへの露出及び活動を拒否し続けていた。まさに知る人ぞ知る、無名のシンガーの印象が強い。
- 主に実体験のみを唄にする作風で、ストレートな歌詞と真っ直ぐな唄い方が特徴。ファンの集うライブよりも、アウェーでのライブパフォーマンスに長け、饒舌なごり押しトークと絶妙な間をもつ笑いで聴く者を掴んでは、ギャップを感じるほど真摯なメッセージソングを繰り広げる独特の世界観があった。
作品リスト
ゲームコミック
- 双葉社 4コマまんが王国シリーズ(1993年~1996年)
- ストリートファイターII 4コママンガ王国 1 - 3巻
- スーパードンキーコング 4コママンガ王国 1巻
- サムライスピリッツ 4コママンガ王国 1巻
- ボンバーマン 4コママンガ王国 2巻
- ヨッシーアイランド 4コママンガ王国 1・2巻
主な楽曲
- おるすばん(1996)
- 想いは風にのる(1996)
- 雨降り自転車水たまり(1999)
- 真実(2001)
- 顔(2002)
- 蝉(2003)
- 七夕の空を見上げず(2003)
- MAN→MEN(2003)
- 痛み(2003)
- 茉莉花茶(2003)
- 知ったかBURIBURI(2004)
- ブラジャーエンジェル(2004)
- つぼみ~Poem of bud~
- 本当に愛してたんだ(2005)
- 俺は募金を絶対しない(2005)
- 一日違いのbirthday(2006)
- 蛍/舞踊作品「小町幻想」劇中歌(2006)
- 月光(2007)
- 鬣をなびかせて(2007)
- 風之精霊/Wind Elf(2008)
- 温柔的花/やさしい花(2008)
- 正在飛翔(2008)
アルバム
- あの日あの時あの侍(1999/9/19)
- WAHAHA(2003/2/5)
- MAN→MEN(2003/8/8)
- ワンマンライブ『蒼』メモリアルCD(2005/6/23)
- ワンマンライブ『THE ACOUSTIC』メモリアルCD(2005/12/2)
- ワンマンライブDVD『いつでもロック』(2006/12/21)