LOST
『LOST』(ロスト)は、2004年からアメリカ合衆国のABCで放送されているテレビドラマ。日本では、CSチャンネルAXNが最新シーズンを独占初放送している。
| LOST | |
|---|---|
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| ジャンル |
スリラー サイエンス・フィクション アドベンチャー ミステリー ドラマ |
| 監督 | J・J・エイブラムス |
| 出演者 | マシュー・フォックス 他 |
| 製作 | |
| 制作 | ABC |
| 放送 | |
| 放送国・地域 | |
| 公式ウェブサイト | |
| LOST Season1 | |
| 放送期間 | 2004年9月22日 - 2005年5月25日 |
| 放送時間 | 水曜 20:00 - 21:00(ET) |
| 放送分 | 43分 |
| 回数 | 24 |
| LOST Season2 | |
| 放送期間 | 2005年9月21日 - 2006年5月24日 |
| 放送時間 | 水曜 21:00 - 22:00(ET) |
| 放送分 | 43分 |
| 回数 | 23 |
| LOST Season3 | |
| 放送期間 | 2006年10月4日 - 2007年5月23日 |
| 放送時間 | 水曜 21:00 - 22:00(ET) 水曜 22:00 - 23:00(ET) |
| 放送分 | 43分 |
| 回数 | 22 |
| LOST Season4 | |
| 放送期間 | 2008年1月31日 - 2008年5月29日 |
| 放送時間 | 木曜 21:00 - 22:00(ET) |
| 放送分 | 43分 |
| 回数 | 13 |
| LOST Season5 | |
| 放送期間 | 2009年1月21日 - 2009年5月13日 |
| 放送時間 | 水曜 21:00 - 22:00(ET) |
| オフィシャルサイト | |
北米ではエミー賞、ゴールデングローブ賞を始め各賞を受賞するなどの評価を受け、社会現象ともなった。
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概要
製作・監督・脚本は、テレビドラマ『エイリアス』等を手掛けたJ・J・エイブラムス。2004年9月に放映されたパイロット版(前後編)は、約16億円という破格の制作費が使われ、プロデューサーが解雇されたことも話題になった。プロデューサーの言によると、映画『キャスト・アウェイ』とリアリティゲーム番組『サバイバー』、複数のストーリーが並行して進む『ER』スタイルのストーリーテリングをヒントに製作されたようだ。
日本では、東北新社製作の日本語吹き替え版が2005年10月よりCSチャンネルAXNで日本独占で放送を開始し、シーズン3はAXN Sunday Prime(日曜21:00 -)枠で字幕版を、吹替(二カ国語)版はDouble Prme Board枠(月曜22:55 -)で放送。2006年4月からはBS-iでも放送を開始した他、地上波深夜枠でもシーズン1が2007年1月から4月まで、シーズン2が2007年11月から放送されている。 そして、2008年にはCSチャンネルAXNでシーズン4の日本独占初放送されている。 また、2009年3月27日より、CSチャンネルAXNにて、シーズン1~4までの連続放送が開始され、夏ごろには、シーズン5の放送が始まる予定である。
放送期間(アメリカ)
話数は日本版。(2時間スペシャルを2話としてカウント)
- シーズン1 - 2004年9月22日~2005年5月25日(1~25話)
- シーズン2 - 2005年9月21日~2006年5月24日(26~49話)
- シーズン3 - 2006年10月4日~2007年5月23日(50~72話)
- シーズン4 - 2008年1月31日~2008年5月29日(73~86話)(注)
- シーズン5 - 2009年1月21日~2009年5月13日(87~103話)
- シーズン6 - 2010年 月(104~120話)
(注)シーズン4・5・6はそれぞれ全16話(計48話、2時間スペシャルは2話としてカウント)と発表されていた。しかし、シーズン4は2007年11月5日から始まった全米脚本家組合ストライキにより、第9話以降の製作がストライキ終了まで延期され、終了後計14話に短縮されると発表された。また、削られた2話分の時間は残りのシーズン5、6をそれぞれ全17話に増やすことで補充されると発表され、最終話は第120話となる予定。
特徴
メインのストーリーラインである島での日々を追いながら、登場人物の過去が随所に挿入される構成が特徴。各エピソード毎に1人または複数人の過去が少しずつ明かされ、各キャラクターの人物像が浮き彫りになると共に、島で初めて会ったはずの彼らの過去の繋がりが見え隠れする。なお、815便の墜落は、アメリカでの初回放送日である、2004年9月22日という設定になっている。
多数のキャラクターに各々別の問題が持ち上がり、それぞれのストーリーが同時進行する「多様性展開」と呼ばれる連続ドラマの手法は、1970年代『ダラス』に始まり、1990年代『ER緊急救命室』や『ツイン・ピークス』等ヒット作を生み出したが、本作もその列に並ぶ作品である。
1990年代の『Xファイル』を彷彿とさせるSF、オカルト的な要素を盛り込んだマニアックなストーリー構成は、アメリカではロスティ(Lostie)と呼ばれるカルト的なファンを獲得し、関連のファンクラブによるウェブサイトをはじめ一種のサブカルチャー現象を生んだ。
またプライムタイムTV番組としては珍しく宗教的なテーマが強いのも特徴で、特にキリスト教の贖罪(全てのキャラクターが墜落前の人生で何らかの罪を犯している)、島での洗礼儀式、奇跡(ローズの回復、ロックの体など)、受胎(男性不妊の妻の妊娠など)、神と運命の存在に関する議論、多くの聖書からの引用、などが扱われた。
シーズン1を「序章」、シーズン6を「終章」とし、シーズン2は「ハッチ(ステーション・スワン)」、シーズン3は「他のもの」、シーズン4は「貨物船KAHANA」に焦点が当てられている。
ビジネス面でも革新的な試みがなされ、ABCとアップルコンピュータの提携により全てのドラマが放送翌日にiPodにダウンロードできるというサービスが有料で提供された。初年だけで800万以上のダウンロードを記録し、これは米ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」についで第2位。
過去10年のアメリカのテレビ人気番組は、『CSI』や『LAW & ORDER』などの一話完結形式か『サバイバー』のようなリアリティー番組が主流であり、『LOST』のようなシリーズミステリーものがヒットしたのは米テレビ界に小さな革命をおこした。このため、2005年以降『INVASION』などの多くのシリーズもの番組が増加したが、多くはヒットせずに第1シーズンのみで打ち切りとなっている。
一般にシリーズものは長期間における視聴率維持が難しいといわれ(例えば90年代の『ツイン・ピークス』は視聴率低下より第2シーズンで打ち切られた。これと比べ『CSI』は第5シーズンまでほぼ一定した視聴率を維持)、『LOST』も例外でなく視聴率トップ10以内をキープしつつも、第2シーズンは第1シーズンより平均視聴率400万人減となった。第3シーズンでは中盤から視聴率の低下が顕著で、シリーズ最低の数字を記録し、打ち切りが囁かれ始めるまでになった[1]。2007年1月にプロデューサーは、「シリーズの超長期化によるストーリーの遅延と視聴率低迷を避けるため、第5シーズンを目処に終了する」と発表したが、米ABCとの話し合いの結果、2010年に第6シーズンで終了することで合意した[2]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
シーズン1
オーストラリアのシドニーからアメリカのロサンジェルスに向かっていたオーシャニック航空815便は、太平洋上で乱気流に巻き込まれ、墜落してしまう。
機が堕ちたのは、どこか南の島の海岸だ。医師ジャックは生存者たちを手当てするうち、一行をまとめるリーダーになっていく。生存者の数は48人だった。
最新技術をもってすれば、救助隊が彼らの位置を見つけ出すのはすぐ…のはずだった。
しかし、何日も待っても、救助隊が到着する気配はなかった。機の残骸から見つかる水や食糧はわずかで、それらを求めて生存者たちは島の奥へと進んでいくように。だがそこで彼らは、謎の怪物や、南洋にはいないはずの北極熊に遭遇したり、トランシーバーでいつの時代に送信されたかも分からない電波を受信していく。この島は地球のどこにあるのか、今は一体いつなのか!?
シーズン2
島で見つけた謎のハッチを、ジャックたちは遂に開いた。
まだ行動すべきでないと主張するジャックと、すぐにハッチの中に入ってみるべきだと主張するロックは口論する。そして、ケイトはハッチの中を偵察するため、闇の底へと降りていく。ハッチの中へ消えてしまったケイトを追うためにロックはハッチの中へと潜入。二人がハッチの中に入ったと知ったジャックも中へと入っていく。
ジャックは、ハッチの中で、無人島のはずの島には考えられないような光景を目にする。ハッチを降りると住居になっており、そこには食料、謎のコンピュータ、あるカウンターがあった。そしてジャックはその中でロックを見つけるが、彼に銃を突きつける男の顔を見て、さらにジャックは驚愕するのだった。
815便の墜落は事故ではなかったのか? 島で起こる不審な出来事は誰の仕業なのか? 一体、その目的は何なのか? この島で起こる全てのことに意味があるのか? 生存者たちは、島に潜むさらなる謎へと挑戦するのであった…。
シーズン3
ジャックが目覚めると、彼は大きな水槽の中に閉じ込められていた。
ジャックは“他のものたち”に捕まっていたのだ。水槽の中で暴れるジャックの前に一人の女性が現れる。残りの囚われた者たち、ケイトとソーヤーも、それぞれシャワー室と屋外の檻の中で目を覚ます。ソーヤーは向かいの檻に閉じ込められている一人の少年と出会い、ケイトはある男にこれから辛い日々が始まると告げられる。
女性を人質にしようとしたジャックは部屋から出て、突き当たりのドアを開けようとするが、ある男が現れ、そのドアを開けないように忠告する。しかし、男の言うことを聞かずにジャックがドアを開けると、大量の水が流れ込んできた。再び目を覚ましたジャックは、また水槽の中にいた。女性は彼に、ジャックのことなら何でも知っていると明かす。
なぜ彼女はジャックのことを知っているのか? “他のものたち”の陰謀は何なのか? “他のものたち”の正体とは一体? この島は何のために存在するのか? 今、生存者の運命、“他のものたち”の計画、明かされる謎、島の全てが動き出す…。
シーズン4
「島」での出来事から遠くない、未来のLA。生還したジャックは、テレビのニュースで、暴走するスポーツカーが数台のパトカーに追われている様子を見る。まもなく逮捕された運転手は、ジャックと同じあの島からの生還者、ハーリーだった。
ハーリーはかつて入院していた精神病院に再び入院。そこに現れたオーシャニック航空の代理人を名乗る男は、「彼らは生きているんだろう?」と、ハーリーに問う。後ほど、ジャックもハーリーの元を訪れるが、島から帰った他の生存者たちのため、ある秘密を守ることを促して去っていく。
衛星電話が通じた直後の「島」。ルッキング・グラス基地から生還したデズモンドが、生存者たちに貨物船はペニーが雇った捜索隊のものではないことを伝える。生き残った人々は何が何でも島から脱出すると決めたジャックたちと、不審な貨物船を受け入れるなと主張するベンやロックのどちらに付くか、生き残るための選択をする。
未来の精神病院では、そこにいるはずのない男が、ハーリーに忠告にやって来る。島に近づいてくる1機のヘリコプターから、貨物船の乗組員である男が降り立った。島へやってきた彼らの真の目的は何なのか?未来の世界で島を脱出できたのは誰なのか?正しい判断をしたのは、はたして2派のどちらなのか?衛星電話が通じたあの後、「島」で何があったのか…?
登場人物・キャスト
オーシャニック航空815便の生存者
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ジャック・シェパード | マシュー・フォックス | 井上和彦 | アメリカ合衆国 | 脊椎外科医。生存者のリーダー的存在となる。頑固で正義感、思い込みが強く時に暴走する時もある。父クリスチャンとの関係にトラウマを抱えている。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| キャサリン・アン・オースティン“ケイト” | エヴァンジェリン・リリー | 高森奈緒 | アメリカ合衆国 | ジャックをサポートするタフな女性。サバイバル生活の知識あり。実は逃亡犯。ジャックとソーヤーの間で揺れる。救出されると再び逮捕されるのではないかと恐れている。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| ジェームズ・フォード“ソーヤー” | ジョシュ・ホロウェイ | 藤原啓治 | アメリカ合衆国 | 人間不信の詐欺師。両親を死へと追いやった詐欺師(ロックの実父)への復讐を終えた後は徐々に仲間思いの一面も見せるようになる。墜落機の遺留品収集と読書、あだ名付けが趣味。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| チャーリー・ヒロニムス・ペース | ドミニク・モナハン | 五十嵐明 | イギリス | 一発屋に終わったロックバンド「ドライブシャフト」の元ベーシスト。薬物(ヘロイン)中毒だった。クレアに恋愛感情をいだいている。妨害電波を止める為に海底ステーションに潜入し成功するも、ステーション水没とともに溺死。(メイン:S1,2,3 ゲスト:S4) |
| サイード・ハッサン・ジャラー | ナヴィーン・アンドリュース | 江川央生 | イラク | 元イラク共和国防衛軍通信兵。湾岸戦争に従軍し、拷問担当官だったことも。機械に詳しく手先が器用。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| ジョン・ロック | テリー・オクィン | 麦人 | アメリカ合衆国 | サバイバル術に長け、1人楽しげに森を探検。島に墜落するまでは車椅子生活だった。島で自分に起きる全ての事を奇跡と解釈。島の力を妄信し、己の信じる道をひたすら進む。少年時のウォルトから尊敬されていた。島を出る事に強い拒否反応を示す。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| マイケル・ドーソン | ハロルド・ペリノー・Jr | 志村知幸 | アメリカ合衆国 | 建設業者。長年別れて暮らしていた息子ウォルトを突然引き取る事になり、戸惑う父。ウォルトが自分よりもロックを慕っていることに嫉妬している。仲間を裏切り、島を脱出するも息子と離れ離れになり、貨物船KAHANA号に搭乗し再び島に向かう。爆破された貨物船に残り、死亡。(メイン:S1,2,4) |
| ウォルト・ロイド | マルコム・デヴィッド・ケリー | 石井行 | オーストラリア | マイケルの息子。愛犬はビンセント(♀)。母親とその夫(義父)とオーストラリアに住んでいた。何でも出来るロックに強い憧れを抱いている。父マイケルとともに島を脱出。(メイン:S1 ゲスト:S2,3,4,5) |
| ヒューゴ・レイエス“ハーリー” | ホルヘ・ガルシア | 高戸靖広 | アメリカ合衆国 | 太っていて不器用だが明るい性格で皆から親しまれている。ロトくじに当選し、大金持ちになった。精神病院入院歴あり。ラテン系アメリカ人。リビーに好意を抱いている。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| ジンスー・クォン | ダニエル・デイ・キム | 新垣樽助 | 韓国 | 英語を話せない韓国人男性。漁師の息子で魚を捕るのがうまい。最初は他の生存者達と距離をとっていたが、次第に打ち解けて英語も理解し始める。爆破された貨物船に取り残されたが、島に漂流したダニエル・ルソーらに救助され奇跡的に生還する。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| サンファ・クォン | キム・ユンジン | 洪英姫 | 韓国 | ジンの妻。社長令嬢。薬草等植物に詳しい。ジンと離れようと画策するも思いとどまり、その後はジンに尽くそうと努力するよき妻。英語を話せる。島で妊娠。(メイン:S1,2,3,4,5) |
| ブーン・カーライル | イアン・サマーホルダー | 鉄野正豊 | アメリカ合衆国 | シャノンの義理の兄。大手ブライダル企業の御曹司で、関連会社を経営。崖から落ちた際に、小型機に足を挟まれその傷が原因で死亡。(メイン:S1 ゲスト:S2,3) |
| シャノン・ラザフォード | マギー・グレイス | 木川絵理子 | アメリカ合衆国 | ブーンの義理の妹。わがままだがサイードと出会い少しずつ変わっていく。アナ=ルシアに誤って射殺される。(メイン:S1,2 ゲスト:S3) |
| クレア・リトルトン | エミリー・デ・レイヴィン | 宇乃音亜季 | オーストラリア | 未婚の妊婦。ピーナッツバターが好物。出産した子の名前はアーロン。実はジャックとは異母兄妹。アーロンを残し、森に消える。(メイン:S1,2,3,4) |
| ローズ・ヘンダーソン | L・スコット・コードウェル | 片岡富枝 | アメリカ合衆国 | 黒人女性。夫バーナードと一緒に815便に乗っていた。不治の病にかかっていたが、回復した。(ゲスト:S1,2,3,4,5) |
| アナ=ルシア・コルテス | ミシェル・ロドリゲス | 杉本ゆう | アメリカ合衆国 | 元ロサンゼルス市警の警官。815便の後方座席に搭乗していた生存者たちをしきる。仲間を裏切ったマイケルによって射殺される。(メイン:S2 ゲスト:S1,5) |
| エリザベス“リビー” | シンシア・ワトロス | 山像かおり | アメリカ合衆国 | 後方座席組、医師の道を途中で挫折した臨床心理士。優しい性格で前方座席組とも良い関係を築く。ハーリーと同じ精神病院への入院歴があったり、過去にデズモンドにボートを提供したりと謎も多い。マイケルによって撃たれ、死亡。(メイン:S2 ゲスト:S4) |
| ミスター・エコー | アドウェール・アキノエ・アグバエ | 楠大典 | ナイジェリア | 後方座席組。ナイジェリア人の神父。子供の頃、弟のイェミを守るために、殺人を犯し、ゲリラにさらわれた。神父になる前にはギャングをやっていた。815便に乗る前にはオーストラリアの教区に移っていた。アレ(黒いバケモノ)に殺害される。(メイン:S2,3) |
| バーナード・ナドラー | サム・アンダーソン | 村松康雄 | アメリカ合衆国 | ローズの夫。歯医者。後方座席組として行動し、後に妻と再会する。銃の名手、モールス信号を理解等多芸。(ゲスト:S2,3,4,5) |
| シンディ・キャンダラー | キンバリー・ジョセフ | 八木かおり | オーストラリア | 815便の客室乗務員。後方座席の生存者とともに前方座席の生存者と合流する前に、他のものたちにさらわれる。その後は連れ去られた後方座席組同様、他のものたちと行動をともにしている。(ゲスト:S2,3) |
| ニッキー・フェルナンデス | キエレ・サンチェス | 瑚海みどり | アメリカ合衆国 | 女優。「エクスポゼ」というテレビシリーズドラマに客演。ダイヤ目当てにオーストラリアで殺人を犯す。『メデューサ・スパイダー』に咬まれて仮死状態になったところを死亡したと勘違いされ、生きたまま埋葬された。(メイン:S3) |
| パウロ | ロドリゴ・サントロ | 桐本琢也 | ブラジル | ラテン系アメリカ人のコック。ニッキーの恋人であり、殺人の共犯者。ニッキーと同様に誤って生きたまま埋葬された。(メイン:S3) |
815便生存者以外の島にいる人物
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ダニエル・ルソー | ミラ・ファーラン/メリッサ・ファルマン | 深見梨加 | フランス | 16年前に島に漂流した科学調査団の生き残り。島でアレックスを出産したが、他のものたちにさらわれる。サバイバル生活をしている。貨物船傭兵班に射殺される。(ゲスト:S1,2,3,4,5) |
| デズモンド・デイヴィッド・ヒューム | ヘンリー・イアン・キュージック | 咲野俊介 | イギリス | 第三観測所「スワン」の所員として労働させられていた。ヨットレースの世界大会に参加中難破し、島にたどり着く。「スワン」爆縮の際に未来のヴィジョンが見える能力を持つ。オーシャニック6とともに島を脱出、ペニーとの間に生まれた息子にチャーリーと名付ける。(メイン:S3,4,5 ゲスト:S2) |
| ジェイコブ | 他のものたちに崇められている男。(ゲスト:S3,4) |
他のものたち
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| イーサン・ロム | ウィリアム・メイポーザー | 森田順平 | カナダ | 前方座席の生存者のリストを作る為に生存者にまぎれる。外科医。チャーリーによって射殺される。名前がアナグラムになっており、解読するとother manとなる。(ゲスト:S1,2,3,5) |
| トム | M・C・ゲイニー | アメリカ合衆国 | ベンの部下。生存者との連絡係。ゲイ。ソーヤーによって射殺される。(ゲスト:S2,3,4) | |
| アレクサンドラ・"アレックス"・ルソー | タニア・レイモンド | 甲斐田裕子 | - | ベンの娘ということになっているが、実はアザーズにさらわれたルソーの娘。貨物船傭兵班キーミーに射殺される。(ゲスト:S2,3,4) |
| ベアトリス・"ビー"・クルー | エイプリル・グレイス | ウォルトの監視、マイケルへの尋問を行った。情報を守るためミハエルに自分を射殺するよう指示する。(ゲスト:S2,3) | ||
| ベンジャミン・ライナス | マイケル・エマーソン | 牛山茂 | アメリカ合衆国 | 気球で島に不時着したヘンリー・ゲイルと名乗っていたが、その正体は実質的なアザーズのリーダー。巧みな演技と狡猾な作り話で人々を操る策略家。まだ少年の頃に父に連れられてダーマの一員として島に移り住んだ。ジュリエットに好意を抱いている。(メイン:S3,4,5 ゲスト:S2) |
| グッドウィン・スタンホープ | ブレット・カレン | 後部座席の生存者リストを作る為に生存者にまぎれる。妻のハーパーがいながらジュリエットとは恋人関係に。正体をアナ=ルシアに見抜かれ殺害される。(ゲスト:S2,3,4) | ||
| ダニー・ピケット | ミシェエール・ボウウェン | 妻のコリーンがサンに射殺されたため、ソーヤーを目の敵にして虐待した。ジュリエットに射殺される。(ゲスト:S2,3) | ||
| ジュリエット・バーク | エリザベス・ミッチェル | 幸田夏穂 | アメリカ合衆国 | マイアミで不妊治療医をしていたが、3年前にアザーズに騙されて島に連れてこられた。ソーヤー達を殺そうとしたダニーを射殺したため、アザーズから裏切り者と見做され、ジャック達と合流し行動を共にする。ジャックに心惹かれた素振りを見せるものの、それが本心かどうかは不明。(メイン:S3,4,5) |
| リチャード・アルパート | ネスター・カーボネル | 島の先住民の一人。ロックが生まれた40年以上前から外見が変わっていない。イーサンとともに『ミテロス・バイオサイエンス社』と名乗りジュリエットの前に現れ、島での不妊治療の研究を提案した。(ゲスト:S3,4,5) | ||
| ミハエル・バクーニン | アンドリュー・ディボフ | ウクライナ | ステーション「フレイム」で暮らしていた眼帯の男、軍医の経験あり。ダーマの生き残りと語るが真偽は不明。なかなか死なない男。海底ステーション爆破時に死亡。(ゲスト:S3) | |
| カール | ブレイク・バショフ | 福山潤 | カナダ | アレックスの恋人。ソーヤーの向かいの檻に閉じ込められていた。ベンに虐げられていた為、仲間から離れジャック達と合流。貨物船傭兵班に射殺される。(ゲスト:S3,4) |
貨物船KAHANA号搭乗者
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ナオミ・ドリット | マーシャ・トマソン | 東條加那子 | イギリス | 島にパラシュートで降りてきた女性。ダニエルら科学班の護衛が主務。ロックの投げたナイフにより、刺殺される。(ゲスト:S3,4) |
| ダニエル・ファラデイ | ジェレミー・デイビス | 清水明彦 | アメリカ合衆国 | タイムトラベルに関する研究をしている物理学者。過去にデズモンドと会っている。(メイン:S4,5) |
| マイルズ・ストローメ | ケン・レオン | 佐藤美一 | アメリカ合衆国 | 霊媒師、ソーヤー並の皮肉屋。金に執着を見せる。(メイン:S4,5) |
| シャーロット・ステイプルズ・ルイス | レベッカ・メイダー | 清和祐子 | イギリス | 文化人類学者。韓国語を含む数ヶ国語を理解し話すことができる。幼少期に島で過ごした経験がある。(メイン:S4,5) |
| フランク・ラピーダス | ジェフ・フェイヒー | 秋元羊介 | 815便を操縦する予定だったパイロット、船と島の間を往復するヘリを操縦。島脱出後、アジラ航空に就職。アジラ316便のパイロットとなりジャックらとともに再び島へ辿り着く。(ゲスト:S4,5) | |
| マーティン・クリストファー・キーミー | ケヴィン・デュランド | アメリカ合衆国 | 冷酷な傭兵班のリーダー。ベンに刺殺される。(ゲスト:S4) | |
| キャプテン・ゴールト | グラント・ボウラー | KAHANA号の船長。暴走するキーミーを止めようとするが逆に射殺されてしまう。(ゲスト:S4) |
ウィドモア産業関係者
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| チャールズ・ウィドモア | アラン・デール | イギリス | ウィドモア産業のトップ。島を目的に貨物船KAHANA号を派遣。(ゲスト:S2,3,4,5) | |
| ペネロピ・"ペニー"・ウィドモア | ソニア・ワルガー | イギリス | チャールズ・ウィドモアの娘で、デズモンドの恋人。デズモンドを探し続ける。(ゲスト:S2,3,4,5) | |
| マシュー・アバダン | ランス・レディック | アメリカ合衆国 | KAHANA号搭乗者の表面上の雇い主。謎の多い人物。何者かに射殺される。(ゲスト:S4,5) |
ダーマ・イニシアティブ関係者
| 役 | 俳優 | 声優 | 国籍 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ジェラルド・デグルート | マイケル・ギルデイ | ダーマ・イニシアティブの創設者のひとり。ミシガン大学の博士候補者だった1970年に、妻・カレンとダーマ構想を誕生させる。 | ||
| カレン・デグルート | コートニー・ラヴィーン | ジェラルドの妻。ダーマ・イニシアティブの創設者のひとり。 | ||
| マービン・キャンドル | フランソワ・チャウ | ステーションのオリエンテーション・フィルムに出てきて、その基地の用途などを説明する博士。スワンのフィルムではマービン・キャンドル、パールのフィルムではマーク・ウィックマンド、オーキッドのフィルムではエドガー・ハリワックスと名乗っている。 | ||
| アルバー・ハンソ | イアン・パトリック・ウィリアムズ | ハンソ財団を所有するデンマークの軍事商人で、ダーマ・イニシアティブに資金援助をしている。 | ||
| ケルビン・ジョー・インマン | クランシー・ブラウン | ステーション「スワン」にデズモンドを引き入れた元軍人。 |
フラッシュバック(FB)、フラッシュフォワード(FF)の人物
| 役 | 特徴 |
|---|---|
| クリスチャン・シェパード | ジャックの父で医師だったが、酔った状態で行った手術のミスをジャックに告発され、単身オーストラリアへ姿を消した。815便には遺体として乗せられていたが、墜落後は発見されていない。クレアの父でもある(異母兄妹)。 |
| サラ | ジャックの元妻。ジャックに助けられたことが縁で結婚したが、後に離婚。 |
| ダイアン | ケイトの母。ケイトが夫・ウェインを殺したことを通報。その2年後、癌で入院。 |
| キャシディー | ソーヤーの元恋人。 |
| クレメンタイン | ソーヤーとキャシディーの娘。 |
| リアム・ペース | チャーリーの兄でドライブ・シャフトの元ボーカル。更生して家庭を築き、チャーリーからの再結成の申し出を断った。 |
| ナディア | サイードの幼馴染で、湾岸戦争にサイードが逃亡させた女性。のちにサイードと再会し、結婚するも暗殺される。 |
| アンソニー・クーパー | 詐欺師。ロックの父。腎臓を手に入れるためロックに近づいた。本名は不明。ソーヤーの母を騙し、それが原因でソーヤーの両親は死亡。島に連れてこられてソーヤーに殺される。 |
| ヘレン | ロックの元恋人。 |
| スーザン | マイケルの元妻で、ウォルトの母。弁護士であり、ウォルトの親権を手にしたが、死亡。 |
| カルメン | ハーリーの母 |
| ランディ | ハーリーがアルバイトしていたファストフード店の店長で、後にロックの上司となった。 |
| レニー | ハーリーと同じ精神病院の患者。湾岸戦争時に聞いたあの数字をつぶやき続けている。 |
| ペク | サンの父で、ジンの上司。残忍なペク重工業の社長。ハンソ財団や、ウィドモア社ともつながっている。 |
| リー | サンの見合い相手だったが、他の女性と結婚。しかし、ジンと結婚した後もサンと浮気していた。 |
| リチャード・マルキン | クレアを815便に乗せたオーストラリアの占い師。クレアに妊娠中の子供を養子に出してはいけないと助言する。815便の墜落を予知していたとも思われる。 |
| アイザック | オーストラリアの信仰療法士。ローズの病気を治すようにバーナードから依頼されたが、自分には治せないと感じる。 |
| イェミ | エコーの弟で神父。エコーが麻薬を国外に持ち出すのを阻止しようとしたところを警察の銃撃を受け、死亡。彼の死体を乗せた密輸機はステーション パールのすぐそばに墜落しているのを発見された。 |
| エロイーズ・ホーキング | デズモンドが過去に戻った時に出会った骨董屋の老婆。ダニエル・ファラデイの母親。 |
| レイチェル | ジュリエットの姉でジュリエットの不妊治療を受ける。ガンが治癒して息子ジュリアンを出産した、と伝えられる。 |
| エミリー・ライナス | ベンの母。森でピクニック中、急に産気づき、妊娠7ヶ月でベンを早産した後に死亡。 |
| ロジャー・ライナス | ベンの父。まだ少年だったベンを連れて島に渡り、ダーマの作業員として働いていた。ダーマ粛清時、ベンに毒ガスで殺されそのままワゴン車の中で白骨化。59話でハーリーに森の中で発見された。 |
| キャロル・リトルトン | クレアの母。交通事故で意識不明だったが回復。ジャックに父クリスチャンとの関係、妹クレアの存在を語る。 |
エピソードリスト
キーワード
- 島
- オーシャニック航空815便が墜落した島。文明の手が入っていない無人島の様相を呈しており、さまざまな怪現象が頻発する。この島で発生する怪現象には、生存が絶望的である航空高度での機体の空中分解から48名がほぼ無傷で生き残ったり、島に来たとたん病が治癒する、死んだはずの人間が目の前に現れるなど、枚挙に遑が無い。また地質が特異で、電磁気現象も起こっている。
- 怪物
- 黒いガス状の物体。ルソー曰く「外敵から島を守るためのセキュリティ・システム」ともいわれているが、真相は不明(セキュリティ・システムであるならば人為的に造られたものである可能性もある)。35話では接触したエコーの人生を調べ、彼の記憶を見た描写が見られるが、何故すぐに殺さなかったのかは不明。“他のものたち”も正体をまだ掴めてはいないそうだが、ベンは何らかの方法でよびだせた事から正体を知っていると思われる。ダーマがバラックの周りに設置した『超音波フェンス』の内部には侵入してこない。
- 数字
- 4 8 15 16 23 42。「呪いの数字」とも、「世界を救う数字」とも言われる。6つの数字の何れはドラマの中に現れる。(例 サムによる数字の発見が16年前、オーシャニック815便:8と15や前部の生存者42と後部23)また、4+8+15+16+23+42=108であることから、仏教による煩悩の数と関連していることも注目したい。
- ハーリーはこの数字でロトくじを当て、大金持ちになった。
- ミイラ
- 通称「アダムとイブ」。6話で洞窟にいったジャックたちが見つけた、男性と女性の遺体。死後、40~50年は経ってる模様だが詳細は未だ不明。
- 黒い岩
- ブラック・ロック号。19世紀中頃と思われる奴隷船だが、なぜか島の奥地に乗り上がっている。中には奴隷の死体とダイナマイトがあり、出航地はモザンビークあたりだと思われる。
- 石像
- 48話でサイードたちが見つけた、すねから下の部分だけが残っている石像。奇妙なことに足の指が四本しかない。
- 登場人物の過去の接点
- 島にいる人物たちが、実は過去において互いや互いの関係者と関わっているという、奇妙なほどの繋がり。「人間は6人の人間を辿ると、世界中の人と繋がっている」という理論によるものである。
- 他のものたち
- 遭難者ではない人間たち。その正体は島の先住民(目的や、いつからこの島にいるのかは未だ不明)。潜水艇を所有しており、それで島と外部の世界を行き来していた。島の外ではミテロス・バイオサイエンス社と称している模様。
- バラック
- 元々はダーマが建設した生活拠点だったが、ベンがリチャードたちと毒ガスを撒いたときから、アザーズがその場所を占めている。中央にはピクニック場があり、その周りに多数の家々が設置してある。家の中は電気、トイレ、オーブンなどがそろっている。外敵の侵入を防ぐために集落の周りには『超音波フェンス』が設置されている。
- 寺院(テンプル)
- バラックから去った“他のものたち”が向かっている場所。詳細は不明。ベン曰く「神聖な場所」。
- 滑走路(ランウェイ)
- “他のものたち”がケイトやソーヤーたちに造らせていたもの。何に使うのかは現時点では不明。
- ダーマ・イニシアティブ(THE DHARMA INITIATIVE)
- 1970年に創設された社会科学共同研究機関。創設の発端となったスキナーという心理学者の意思を継ぐために創設された。様々な分野の科学者や思想家が研究を行っている。ダーマ構想という名の計画を島で進めていた(世界を救う、世界を変える計画とも呼ばれているが詳細は未だ不明)。いつ、どういう形で島の存在を知ったのかは不明。島に進出した当初からアザーズとは激しく敵対していた模様。
- ホッキョクグマ
- ダーマ(DHARMA)が研究のため、島に連れて来たもの。粛清の後に他のものたちがジャングルに放した。
- サメ
- ホッキョクグマ同様、ダーマ(DHARMA)が島に連れて来たもの。近くの海に放されている。
- ハンソ財団(The Hanso Foundation)
- ダーマ・イニシアティブに対して資金援助をしている謎の組織。主に軍事産業の仕事をしている模様。
- KAHANA
- ジャックが無線で助けを呼んだ、島の近くに止まっている貨物船。ウィドモアがマシュー・アバドンを通じて島に差し向けた。メインキャラである研究班のそれぞれが何故島に来たのかなどの謎がある。
- ステーション
- ダーマ・イニシアティブが造った個々の役割をもつ6つのステーション。登場しているステーションの詳細を下記に挙げる。
| 名称 | 詳細 |
|---|---|
| スワン | “白鳥”という名の第3ステーション。島の電磁気現象を解明するために建設された施設。108分ごとに数字(4 8 15 16 23 42)をパソコンに打ち込み、蓄積した電磁気が膨れ上がる前に放出するという役割も持つ。唯一アザーズの手に落ちていなかったハッチ。 |
| パール | “真珠”という名の第5ステーション。心理学研究の施設で、職員たちの行動を逐一監視、記録していく。 |
| オーキッド | “蘭”という名の第6ステーション。表面上は植物の研究施設という事になっているが、時空を超える研究をしていた施設で、また島を動かすために造られたもの(だがベン曰く「動かすと何が起こるか分からない」ほど危険な事である)。 |
| フレイム | “炎”という名のステーション。島の外との連絡拠点である。 |
| ヒドラ | “ヒュドラ”という名のステーション。海面下に位置している。 |
| ルッキング・グラス | “鏡”という名のステーション。海底に位置しており、現在は妨害電波の発信源として使用されている。マークは「鏡の国のアリス」の白兎をモチーフにしている。 |
- オーシャニック6
- 島漂着108日後に脱出(シーズン4)したとオーシャニック航空が公式に発表した6名。墜落時は8名のみ生存でブーン、リビー、チャーリーは島脱出前に死亡したと語られる。島に残された仲間を守るために真実を隠し続ける。しかし、それぞれの理由で再び島へと向かう(シーズン5)。
| 役 | 脱出後 |
|---|---|
| ジャック | 医者として現場復帰。ケイトと生活し、後に婚約するも父クリスチャンの幻影に悩まされ徐々に精神的に追い詰められていく。 |
| ケイト | 墜落後に島でアーロンを出産したと発表。墜落前の罪について裁判にかけられるが懲役刑は逃れる。ソーヤーのために秘密裏に行動する。 |
| アーロン | ケイトの息子として生活。 |
| サイード | ナディアと再会し結婚。しかし、ナディアが殺された事を契機にベンの下で殺し屋として働く。 |
| ハーリー | 再び精神を病み、かつていた施設に入所。ウォルトの訪問時に真実を隠す事を助言する。チャーリーを始め、島で死んだ者たちとの会話が出来るようになった。 |
| サン | 韓国に帰国後、女児を出産。ジンの死(?)に責任がある実父とベンへの復讐に立ち上がる。 |
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
DVD
| 品名 | 発売日 | 仕様 | 参照 |
|---|---|---|---|
| LOST シーズン1 COMPLETE BOX | 2006年8月2日 | 13枚組・25話収録 | [1] |
| LOST シーズン2 COMPLETE BOX -THE EXTENDED EXPERIENCE- | 2007年3月21日 | 13枚組・24話収録 | [2] |
| LOST シーズン3 COMPLETE BOX -THE UNEXPLORED EXPERIENCE- | 2008年2月20日 | 12枚組・23話収録 | [3] |
| LOST シーズン4 COMPLETE BOX -THE EXPANDED EXPERIENCE- | 2009年1月21日 | 9枚組・14話収録 | [4] |
小説
竹書房文庫からシーズン1からシーズン3までの小説が出版されている。
- シーズン1
- LOST SEASON1 VOL.1 ISBN 978-4812427408
- LOST SEASON1 VOL.2 ISBN 978-4812427712
- LOST SEASON1 VOL.3 ISBN 978-4812428313
- LOST SEASON1 VOL.4 ISBN 978-4812428405
- LOST SEASON1 VOL.5 ISBN 978-4812428566
- シーズン2
- LOST SEASON2 VOL.1 ISBN 978-4812430194
- LOST SEASON2 VOL.2 ISBN 978-4812430200
- LOST SEASON2 VOL.3 ISBN 978-4812430231
- LOST SEASON2 VOL.4 ISBN 978-4812430552
- LOST SEASON2 VOL.5 ISBN 978-4812430569
- シーズン3
- LOST SEASON3 VOL.1 ISBN 978-4812433102
- LOST SEASON3 VOL.2 ISBN 978-4812433423
- LOST SEASON3 VOL.3 ISBN 978-4812433485
- LOST SEASON3 VOL.4 ISBN 978-4812433805
- LOST SEASON3 VOL.5 ISBN 978-4812433812
スピンオフ小説
竹書房文庫で「絶滅危惧種」、「隠された自己」、「運命の啓示」、「バッド・ツイン」というスピンオフ小説が出ている。
「絶滅危惧種」、「隠された自己」、「運命の啓示」はテレビドラマでは描かれていない815便生存者に焦点を当てた物語で、「バッド・ツイン」は815便搭乗者の一人、ゲイリー・トループが書いた(という設定の)小説である。
- LOST 絶滅危惧種 ISBN 978-4812428122
- LOST 隠された自己 ISBN 978-4812428337
- LOST 運命の啓示 ISBN 978-4812428429
- バッド・ツイン ISBN 978-4812430248
賞
注意: 受賞したものはノミネート項目に未記載
受賞
エミー賞:
- 作品賞(ドラマ部門) (2005)
- 監督賞(ドラマ部門) — 第1話「Pilot part1」、第2話「Pilot part2」: J・J・エイブラムス (2005)
- キャスティング賞(ドラマ部門) — エイプリル・ウェブスター、 マンディ・シャーマン、 アリッサ・ワイズバーグ、 ヴェロニカ・コリンズ (2005)
- シングルカメラ編集賞(ドラマ部門) — メリー・ジョー・マーキー (2005)
- 作曲賞(ドラマ部門) — マイケル・ジアッキノ (2005)
- 視覚効果賞(ドラマ部門) — 「Pilot」: ケビン・ブランク、 ミッチ・サスキン その他 (2005)
- 助演男優賞(ドラマ部門)— テリー・オクィン (2007)
- 作品賞(テレビドラマ部門) (2006)
SAG賞:
- 優秀アンサンブル賞(ドラマ部門) (2006)
PGA賞:
- 作品賞(ドラマ部門) (2006)
WGA賞:
- 脚本賞(ドラマ部門) (2006)
ノミネート
エミー賞:
- 助演男優賞(ドラマ部門) — ナヴィーン・アンドリュース (2005)
- 助演男優賞(ドラマ部門) — テリー・オクィン (2005)
- 脚本賞(ドラマ部門) — 第1話「Pilot part1」、第2話「Pilot part2」: J・J・エイブラムズ、 デイモン・リンデロフ、 ジェフリー・リーバー (2005)
- 脚本賞(ドラマ部門) — 第4話「Walkabout」 : デビッド・フューリー (2005)
- キャスティング賞(ドラマ部門) — エイプリル・ウェブスター、 ヴェロニカ・コリンズ、マンディ・シャーマン(2006)
- シングルカメラ編集賞(ドラマ部門) (2006)
- シングルカメラ撮影賞(ドラマ部門) (2006)
- シングルカメラ音響賞(ドラマ部門) (2006)
- 監督賞(ドラマ部門) (2006)
- ゲスト男優賞(ドラマ部門) — ヘンリー・イアン・キュージック (2006)
- 視覚効果賞(ドラマ部門)
- 脚本賞(ドラマ部門)
ゴールデングローブ賞:
- 作品賞(テレビドラマ部門) (2005)
- 主演男優賞(テレビドラマ部門) — マシュー・フォックス (2006)
- 助演男優賞(テレビ部門) — ナヴィーン・アンドリュース (2006)
- 作品賞(テレビドラマ部門) (2007)
- 主演女優賞(テレビドラマ部門) — エヴァンジェリン・リリー (2007)
日本版
AXNのインスパイアソング
- シーズン3
※ シーズン4はインスパイアソングのタイアップがされていない。
キャンペーンに携わった著名人
- シーズン2
-
- テリー伊藤・・・DVDレンタルCM
- デーブ・スペクター・・・同CM
- 塚本高史・・・同CM
- シーズン3
-
- 川島なお美・・・DVDレンタル開始告知イベント
- 岡島秀樹・・・同イベント
- 山田まりや・・・マシュー・フォックスが来日したDVDボックス発売告知&『バンテージ・ポイント』公開PRイベント
- シーズン4
-
- つるの剛士・・・DVDレンタルCM
キャッチコピー
| シーズン1 | 使用 |
|---|---|
| ―事故なのか、それとも島が呼んだのか | DVD |
| この島、謎だらけ | 竹書房 |
| 過去と決別(ロスト)した48人のサバイバル・サスペンス | BS-i |
| 揺るぎない希望を失った 愛のために自由を失った 生きる誇りを失った | AXN |
| シーズン2 | 使用 |
|---|---|
| この島は、世界を試している。 | DVD |
| シーズン1は序章にすぎなかった。 | AXN |
| シーズン1は壮大な伏線だった。 | TSUTAYA |
| シーズン3 | 使用 |
|---|---|
| 世界最強の島へ、ようこそ。 想像を超える驚愕の展開へ。 | DVD |
| 島のすべてが動き出す | AXN |
| この島は何のために存在するのか? | 竹書房 |
| シーズン4 | 使用 |
|---|---|
| ついに、脱出。 生存者6名・ふたりの結婚・シロクマの理由・・・ストーリーは一気に加速する! | DVD |
| あの後、「島」で何があったのか… | AXN |
備考
- プロデューサーによると、スティーヴン・キングの小説「スタンド」による影響が大きい。スティーヴン・キング自身がLOSTのファンであり、たびたび製作会議に関与している。
- 2007年の第3シリーズより米放送時間が9時から10時に変更。これは人気番組である「アメリカンアイドル」との競争を避けるため。
- プロデューサーによると、シリーズ構成はハリーポッターを参考に作られ、1シーズンごとに謎が解明されるが、根本的な謎である「島はなんのために存在するのか、なぜ人がいるのか」などは最終シーズンの最終話まで解明されない。
- ドラマの撮影は屋内、屋外含めほぼ全てハワイ州オアフ島で行われている。撮影されたLOSTのテープはホノルル空港経由でアメリカ本土に届けられているが、ホノルル空港係員のミスにより通常は通さないX線検査に現像前のフィルムを通してしまい、結果フィルム画像が感光して消失し、再撮影になるというハプニングで30万ドルの被害が生じている。
関連項目
- Characters of Lost
- LOSTのエピソード一覧(List of Lost episodes)
- LOSTの登場人物の過去の接点
- オーシャニック航空 (Oceanic Airlines) - 本作品や『エグゼクティブ・デシジョン』・『エイリアス』などに登場する、架空の航空会社。
- バッド・ツイン - オーシャニック航空815便の機体の中にあった小説の原稿。作者はゲイリー・トループ。ハーリーが手に入れ、ソーヤーに譲られたが、ジャックによって燃やされてしまう。日本では、竹書房文庫で出版されている。
- マイケル・ジアッチーノ - 作曲家。本作の音楽を担当。
脚注
- ^ 'Lost' ratings hit all-time low CNN.com (英語)
- ^ 視聴率ダウンの「LOST」、2010年に放送終了 eiga.com (日本語)