ナビ派

19世紀末のパリで活動した、前衛的な芸術家の集団

これはこのページの過去の版です。Alexbot (会話 | 投稿記録) による 2009年5月6日 (水) 11:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロボットによる 追加: zh:那比派)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ナビ派(Les Nabis)は、19世紀末のパリで活動した、前衛的な美術家の集団。「ナビ」はヘブライ語で預言者を意味する。

「タリスマン」ポール・セリュジエ

ナビ派は当初、パリのアカデミー・ジュリアンに通う若い画家たちのグループであった。彼らは既存のアカデミズムの絵画に飽き足らず、ポール・ゴーギャンに強い影響を受けて新しい絵画技法を探究した。ポール・セリュジエは1888年、ゴーギャンに直接の手ほどきを受けて『タリスマン』を描き、この作品はナビ派に取って象徴的な意味を持つことになった。


ナビ派のアーティストたちは絵画だけでなくポスター・デザイン、印刷、テキスタイル、装丁、家具制作、舞台美術なども手がけた。

ナビ派の美術家

関連項目