押上
東京都墨田区の町名
地理
隣接する地域は、東は文花、西は吾妻橋、南は北十間川を挟んで対岸に業平、北は向島。地区の中央部を東京都道465号深川吾嬬線が通る。
交通
公共交通
なお、押上駅地上に京成電鉄の本社が、業平橋駅隣に東武鉄道の本社が所在する。
道路・橋梁
- 道路
- 都道
- 橋梁
- 北十間川
- 京成橋
- 西十間橋
施設
- 教育
- 区立小学校
- 押上小学校(押上三丁目)
歴史
1902年に東武伊勢崎線吾妻橋駅(のち浅草駅、現・業平橋駅)が開業。続いて1912年11月3日には、京成本線(現・京成押上線)の始発駅として、押上駅が開業した。東京の下町で最も繁華な街の一つを形成していた。しかし、1960年12月4日に都営浅草線が開通し、京成押上線 - 京成本線との相互直通運転が始まると、押上駅は単なる中間駅となり、ターミナル駅の座を失い、商業が衰退。2003年3月19日、押上駅に半蔵門線と東武伊勢崎線(両線も相互直通運転)が開通。
2006年3月25日、新東京タワーの建設地に決定。業平橋駅と押上駅の間にある伊勢崎線の操車場跡地に建設される(事業主体は東武鉄道)。2011年に東京スカイツリーとして竣工予定。また、同時に周辺区域の大規模な再開発も予定されている。
地名の由来
旧押上村から。江戸時代以前から存在していた地名であるが、現在の押上より東側にあったという。また、隅田川沿いで土や砂が堆積していく様子を地名にしたともいわれているが、これには疑問も持たれている。