クイズマジックアカデミー
『クイズマジックアカデミー』(英称:QUIZ MAGIC ACADEMY、略称:QMAまたはマジアカ)は、2003年7月24日にコナミが発売したアーケード用・ニンテンドーDS用・携帯電話用クイズゲーム、およびそのシリーズ。
ジャンル | クイズゲーム |
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対応機種 | アーケードゲーム |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
人数 | 1人〜16人(全国対戦) |
稼働時期 |
1…2003年7月24日 2…2004年11月17日 3…2005年12月14日 4…2007年1月24日 5…2008年2月20日 6…2009年3月11日 |
利用料金 | 200円(変更可能) |
デバイス | タッチパネルモニター |
その他 |
ネットワーク対戦可能 e-AMUSEMENT対応 3以降はe-AMUSEMENT PASS対応 |
最大の特徴はネットワークを使用して全国のプレイヤーと対戦できることと、クイズの問題が定期的に追加されることである。問題の修正・新機能の追加もネットワークを通じて行われる。
プレイヤーはマジックアカデミーという魔法学園の生徒となってクイズに答えてゆく。トーナメントなどに勝利することでより上位の階級を目指すことが目的である。
※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。
詳細はTemplate‐ノート:ポータル、Wikipedia:削除依頼/Template:ポータルをご覧ください。
作品概要
クイズゲーム自体は古くからあったが、この作品はe-AMUSEMENTを利用し、問題の追加や修正が容易、最大16人までの参加・成績の保存など、ROMによって内容が固定されていた旧来のものから大きく進化している。
また本作ではタッチパネルディスプレイを採用することで、画面表示のキーボードを操作し解答を入力するクイズなど、多彩な形式での出題が可能になり、ゲームの幅を広げている。
主となる全国対戦モードは「予習(間違えてもゲームオーバーにならない)」を経て対人戦(予選・決勝戦)を行う方式で、対人戦の各段階の全問が終了しない限りゲームオーバーになることはない。各段階の成績は、正答を入力するまでの時間に応じた点数の合計によって決まる(これにより早押しクイズの要素も持つ)。そして各予選の終了時における成績下位として脱落、もしくは決勝戦の終了によって1プレイ終了になる。従来のクイズゲームは不正解がゲームオーバーに直結するライフ制のものが多かったが、本作では他のプレイヤーとの比較で成績が決まるため、「誰も分からない難問」が出題されても、誰も答えられないだけであり、問題の難度はゲーム続行に直接関係しなくなった。さらにe-AMUSEMENTにより成績が保存されるためプレイヤーレベルに応じた階級・クラス分けが可能になり、初心者と上級者とのマッチングも起こりにくい。
ネットワークを通じたアップデート(更新)が可能で、頻繁な問題の追加や(設問の誤りや、時間の経過による解答の変化などの)修正が容易になった。タイムリーな問題も出題可能になり、問題を解き尽くされれば終わりという、従来のクイズゲームの欠点を大きく解消した。
こういった様々な要素から、初心者から上級者までの継続した確保にも成功、運営側も管理がしやすくなったため、クイズゲームとしては異例の人気を博し、累計会員数は40万人を突破(QMA2による)。その後もプレイヤー数を維持し、2009年現在でアーケードで6作を数え、さらには携帯アプリ版やニンテンドーDS版も制作される人気シリーズになった。なお以下の記述において作品別に解説をする場合、QMA1〜QMA6・QMADSと略す。
舞台は『ハリー・ポッターシリーズ』に登場した魔法学校、ホグワーツ魔法魔術学校の影響が見られる[1]。プレイヤーは「生徒」、QMA設置のゲームセンターは分校(「○○(ゲームセンター名)校」、QMA2までは「校」と末尾につかず、自主的に「校」と入れる店舗もあった)という位置づけとなる[2]。
プレイヤーのキャラクターは男女それぞれ複数用意され(詳細はクイズマジックアカデミーの登場人物を参照)、解答に応じて一喜一憂したり、優勝時は1枚絵の表示などの演出がされる。また、「○○校」の内容は店舗ごとに自由のため、店舗で行われる大会等の告知、大会優勝者のキャラクター名、優勝者の希望校名を登録する等に利用されている。
当シリーズの本質は親しみやすいキャラクターや魔法学校という設定とは裏腹に、シューティングゲームや格闘ゲームと同等にストイックである。これまでのクイズゲームのお助けアイテムの様に、プレイ中に魔法を使ってクイズを有利に進められるなどの要素はない。やり込みによってタッチパネル操作に習熟し、何よりプレイヤー自身が実際に様々な知識を身につける必要がある。
対人戦が前提となるので、コンピュータ(COM)は基本的に人間が揃わない時の穴埋めであり、比較的弱く設定されている。また、QMA3以降では、ゲームを始めて最初のうちに所属する下位組はCOMが必ず混じるようにすることで(組分けも参照)、難易度調整も兼ねている。ただし、QMA2では当初人間は4人しか参加できなかった仕様もあって、COMは強めに設定されており、人間プレイヤーをおしのけて優勝することもあった(稼働途中で修正)。また、COMが「弱い」のは確かだが単に正解率が低いだけともいえ、人間が一人も答えられない奇問・難問でも単独正解することも少なくなく、奇問・難問揃いの出題の場合人間がCOMに押しのけられることもままある。
シリーズ作品
アーケードゲーム
シリーズナンバーの表記は、公式サイトなどでもアラビア数字とローマ数字が混在している(タイトルロゴでは一貫してローマ数字に統一されている)。本項目ではアラビア数字に統一して表記する。
共通仕様として2作目以降は全て前作のデータを引き継いでのプレイが可能である。ただし階級はリセットされる。
- 2003年7月24日稼働。プレイヤーキャラクターは最初は8名、途中のアップデートで2名追加された。
- 2003年のAOUアミューズメントエキスポで初めて公開されたが、登場人物等、製品版とは大きく異なる仕様であった。2004年にも製品版が出展された。
- 2003年4月から6月に2回に分けて池袋、川崎、入谷、大阪でロケテストを実施。当時のプレイヤーキャラは4人であった。
- 2004年11月17日稼働。階級システムがメダルの枚数から、経験値の蓄積による方式に変更された。
- 2004年8月から9月にかけて新宿、池袋、大阪、岡山でロケテストを行った。
- プレイヤーキャラが2名、教師キャラクターが4名追加され、既存のキャラクターもデザインが一新された。
- ひっかけ分岐(パラレル)や画像問題が登場した。
- 2005年12月14日稼働。エントリーカードがe-AMUSEMENT PASSに変更された。
- 2005年9月末から10月上旬にかけて新宿、秋葉原、池袋、大阪でロケテストを行った。前述のe-AMUSEMENT PASSではなくロケテスト用エントリーカードを使用してプレイした。
- プレイヤーキャラクターが更に2名追加された。
- キャラクターネームが最長6文字になった。
- 出題形式に「一問多答クイズ」が追加され、動画問題も登場した。
- 2007年1月24日稼動。ランキングシステム、階級システムが変更された。
- 2006年10月に池袋、町田、大阪でロケテストを行った。
- QMA4オリジナルe-AMUSEMENT PASSが数量限定で発売された。
- 公式ホームページのみだった購買部(後述)が登場し、ゲームで取得した「マジカ」を使ってのキャラクターカスタマイズ機能が追加された。
- 出題形式に「線結びクイズ」が追加され、解答部分が動画になった問題も追加された。
- 2008年2月20日稼動。
- QMA5オリジナルe-AMUSEMENT PASSが数量限定で発売された。
- 2007年10月26日から11月4日まで全国3箇所(秋葉原、池袋、大阪)でロケテストを行った。
- e-AMUSEMENT PASS対応。
- 問題数は累計100000問を突破し、クイズゲーム史上最多となる。前作同様、発売後も問題は追加されていく予定。
- 新形式「スロットクイズ」が追加。既存の「キューブ」「エフェクト」と新形式「画像タッチクイズ」が、「ビジュアルクイズ」として統合される。
- 魔法石を集めると、「昇格試験」が発生。これに合格することにより階級が上がる方式になった。
- 「検定試験」が追加。検定内容は順次追加される。
- 教師にエリーザ先生が新たに追加される(検定試験担当)。
- シリーズ5作目にして校長先生「ヴァル・ヴァ・ヴァルアドス」が初登場。
- キャラクターのイラストが一新され、前作の10倍以上の動画枚数の滑らかなアニメーションを実現している。
- 2009年3月11日稼動。
- QMA6オリジナルe-AMUSEMENT PASSが数量限定で発売。
- 2008年10月28日から11月9日まで池袋と京都(京都は10月31日から)でロケテストを行った。
- クイズジャンルの分類を変更。従来の「雑学」を「ライフスタイル」と「社会」に、「学問」を「文系学問」と「理系学問」にそれぞれ細分化。
- 「ランダム」形式を除き従来13あった出題形式を、いくつかの形式を一つのカテゴリにまとめ、「セレクトクイズ」「パネルクイズ」「タイピングクイズ」「マルチセレクトクイズ」の4カテゴリに統合。
- 全国トーナメントの形式を変更。従来の1回戦→2回戦→3回戦→決勝から、予選前半+予選後半→準決勝→決勝に変更。準決勝はノンジャンル固定で8問制に。
- 「四文字言葉クイズ」を「文字パネルクイズ」に変更、入力文字が3文字~6文字に拡張。
- 「レッスンモード」が新たに追加。予習やジャンル別の実力テストをトーナメントから独立した形で行う。
- 「魔力ポイント」が新しく追加。
- ちびキャラクターのカスタマイズが強化。ちびキャラクターの活動範囲が広がった一方、キャラクターの立ち絵は大幅に減らされた。
- 購買部のリエルがプレイヤーキャラクターとして新たに追加される。
- 教師にサツキ先生が新たに追加される(ノンジャンル担当)。
携帯電話アプリゲーム
コナミデジタルエンタテインメントの携帯電話向けサイト「コナミネットDX」において配信されている。
- 対応機種はNTTドコモのiアプリおよびauのEZアプリ(BREW)。SoftBank用は存在しない。
- システムはQMA2にほぼ準拠しているが、映像系(エフェクトクイズ等)のクイズが含まれない、参加者は8人で予選は2回(各2名敗退)、他の参加者の解答が表示されない、全員が早く解答しても20秒カウントする[3]、などの違いがある。
- 操作は携帯電話のキーで行う(四択等選択肢が4つの形式については操作方法を1〜4と2/5/8/0の2つから選択可能)。
- 当初はコナミネットDXの月額料金(税込315円)で1ヶ月につき5回まで、それ以上については3回105円のクレジットを購入する方式となる(なお、このクレジットは麻雀格闘倶楽部と共通である)予定であったが、 2008年8月31日の配信終了時まで追加料金は設定されなかった。
- 2007年2月14日に、903iシリーズ用のメガiアプリとして配信開始(同年4月2日からは900i〜902iS用も配信)。2007年6月1日よりSoftBankのS!アプリ向けに、2007年7月12日よりauのEZアプリ(BREW)向けにも配信。
- 同年4月よりコナミネットDXのポイントを消費する形での料金設定となった(なお同月より同サイトのポイントのシステムも変更され、クレジットのシステムも統合されている)。
- 内容や階級はQMA3に準拠し、問題形式に一問多答クイズが追加された。
- 2008年7月16日に配信開始。対応機種は903i・703iシリーズ以降。au用は2008年12月18日、SoftBank用は2008年9月18日に配信開始。
- QMA4ベース。前作と同じく、コナミネットDXのポイントを消費する形での料金設定。
- 対戦相手の回答が表示されるようになり、カウントがアーケード同様になった。
- 収録問題数は約4万問[4]。
コンシューマーゲーム
ジャンル | コミュニケーションクイズゲーム |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
人数 | 1人〜8人(通信対戦) |
発売日 | 2008年9月12日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツアイコン | セクシャル |
- ニンテンドーDS版。2008年2月16日、AOU2008アミューズメント・エキスポにて製作発表。2008年9月12日発売[5]。
- アーケード版と同じでプレイヤーの名前を自由に付けられる。文字数はひらがな、カタカナ、記号、アルファベットだけで6文字迄。漢字は使えない。
- ニンテンドーWi-FiコネクションおよびDSワイヤレス通信に対応し、最大8人まで対戦・協力プレイが可能。容量上の都合によりDSダウンロードプレイには非対応となった。
- DSタッチペンを利用した書き取りクイズが登場。
- アカデミー生徒となり階級を上げたり学校内の生徒と戦ったりしながらストーリーを進めてゆく「アカデミーモード」と、クイズ部分のみを抜き出した「クイックマッチ」の2つのモードがあり、各モードで最大4つのプレイヤーデータを作成できる。なお、オンライン時マッチングの組分けなどはアーケード版と共通である。
- プレイヤーデータ作成時に所属校名を自由につけることが可能。文字数は9文字迄。基本的にひらがな、カタカナ、記号、アルファベットしか使えないが、「学園」などのような定型文に限り漢字を使える。
- 出題形式・組分けおよび昇降格の条件・BGMはQMA4ベース。階級区分はQMA4よりも簡略化されている(魔術士に「初級」「上級」といった区別が存在せず、また最上位の階級は大賢者である)。予選は2回戦まで行う(携帯アプリ版と同様の仕様)。また、アカデミーモードでは昇級試験・クエストといったQMA5の要素もみられる(ただしQMA5とは位置づけが異なる)。また、QMA4にあったCOM枠が無くなり、全ての組で全員人間での対戦があり得る。
- 上位の組では、COMがアーケード版よりかなり強い。その代わり、魔法石はアーケード版COMのように一律1個ではない。最低2個で、人間プレイヤーはおおよそ2倍。また、アカデミーモードのクエスト(イベント)で同級生と対戦する場合、一部のイベント(ユリ達とホウキレースで対戦する「スピードキング」など)では同級生を操るCOMの強さは組に準拠する。
- 魔法石の多少が階級ではなく、組や順位に影響される仕様になった。人間プレイヤーの場合、予選落ちした賢者よりも決勝に残った下位階級からの魔法石が多くなっている。
- アーケードや携帯アプリとは異なり、トーナメントと予習はそれぞれ独立したメニューになっている。
- e-AMUSEMENT SPOTを利用してアーケードのデータを参照する「アミューズメントリンク」を搭載。DSソフトで同サービスに初めて対応した(本作以前の対応タイトルは全てPSPソフト)。このサービスからは、QMA5のキャラクターデータ(容姿と名前のみ)及び一部所持アイテム、特典アイテム(現在は「くす玉」)、QMA5で間違えた問題を復習できる「復習問題」のダウンロードができる。これを利用してプレイヤーデータを作成した場合「賢者昇格前でも(QMA5で賢者以上の場合、アーケードで所持している)賢者服を着せることが可能」という現象が発生する。また、利用するにはQMA5のプレイデータが入ったe-AMUSEMENT PASSをKONAMI IDにひも付けしなければならない。尚Wi-Fi通信による対戦等のプレイはe-AMUSEMENT SPOTでも利用可能である。QMA6には対応していない。
- 新キャラクター「クロニカ」「ライラ」が登場する。
- 収録問題数は初期段階で70000問以上。ネットワークを介した新規問題の追加配布も発売当日から実施されている。
- 初回限定版にはDS版オリジナルデザインのe-AMUSEMENT PASSが付属。またコナミスタイル先着限定でオリジナルデザイン鉛筆型タッチペンがついた。
- クイズによる戦闘イベントがある。ルールは6問1ターンで、得点(整数部分のみ有効。小数点以下は切り捨てされる)がそのまま敵へのダメージと自分のHPになる。敵の攻撃で受けたダメージが獲得した得点を上回れば脱落で、得点の次のターンへの持ち越しはできない。最大8人までパーティーに参加でき、敵のHPを0にすれば勝利。全員脱落するか、規定ターンを敵が守り切ると敗北(アカデミーモードのクエストでは、プレイヤーが脱落した時点で敗北)。ただし、再戦時には敵はHPを減らした状態から始まり、回復することはない。
- Wi-Fi接続では、この戦闘ルールを用いた討伐クエストがあり、モンスター討伐に参加できる。モンスターによって出題ジャンルが異なるほか、複数のパーティーが同時に参加できる。一度に100以上のパーティー(単純計算で800人)が同時参加していることもある。モンスターのHPは非常に高いため(最低でもおよそ30000)、規定ターンごとの入れ替えによる長期戦が前提になっている。また、モンスターは倒してもしばらくすると復活し、HPも増えている(攻撃力が上がっていることもある)。倒した時点でプレイヤーがパーティーに残っていれば、100マジカが報酬として貰え、ランダムで装飾品が手に入ることもある。
- 初期出荷版(型番が「NTR-YZKJ-JPN」のもの)にはアカデミーモードで予習の難易度を表す★が任意のジャンルで合計40個になる、または任意の形式の全ジャンルの★が5つになるとフリーズするバグがあるので注意が必要。
- また、「ランダム4」として選択されない限り○×や四文字言葉などで「ランダム4」に対応する問題が全く出題されないバグも確認されているほか、対人対戦中にルート選択した際他の対戦者が別のルートに進んでしまい、自分は四択を解いているのに相手は順番当てを解いている、というようにまったく違う形式の問題を解いている事がある等、回線の不調などによる不具合も数多く確認されている。
- アカデミーモードでWi-Fi討伐クエスト参加後、他のキャラクターに話し掛けると、討伐の成否がそのままそのキャラクターのクエスト(イベント)の成否に直結してしまう不具合も報告されている。
- 上記のバグのため、発売直後に再出荷がストップした。11月中旬頃からバグを修正した上で再出荷(型番は「NTR-YZKJ-JPN-1」となっている)が再開された。公式にはアナウンスされていないが、カスタマーセンターに問い合わせた初期出荷版購入者には無償交換を行っている。
- ニンテンドーWi-Fiコネクション経由でコナミの専用サーバに接続しているため、セキュリティ設定の状態によっては正常に接続できなかったり、接続が不安定になることがある。対処法はこちらを参照のこと。
筐体概要
筐体はサーバとしての機能を持つセンターモニターと、プレイに使うクライアント(センターモニター1台に対し最高16台。QMA2以前は8台)から構成される。
クライアントはタッチパネル式で、画面に表示された文字や答えを選択して答えていく。なおQMA2以降は画面奥の装飾が増え、クライアントを向かい合わせに配置している場合にも相手の姿が見えなくなった。
センターモニターにはゲームの説明やプレイヤーの全国ランキング(QMA3以降は店内、ブロック内ランキングも閲覧可能)、各クライアントのプレイ状況(QMA1・4〜6)等が表示される。これらはセンターモニターのボタンで選択して見ることも可能。センターモニターの画面下には以下の機能がある。
- QMA1・2ではセンターモニターはエントリーカード(後述)の販売機も兼ねていた。
- QMA3ではエントリーカードがe-AMUSEMENT PASSに変更されたため、この部分がQMA2からのデータ引き継ぎ用の2種類のカードリーダー(QMA2用とロケテスト版QMA3用エントリーカード用リーダーと、e-AMUSEMENT PASS用リーダー)に置き換えられた。
- QMA4ではe-AMUSEMENT PASSのリーダーのみ存在し、後にプレイヤーデータの閲覧機能がセンターモニターに追加された。
- QMA5以降はQMA4同様の成績閲覧が稼動開始時からできた。
クライアントのOSはWindows XP Embedded SP2である。起動時の画面上に"KONAMI Windows XP Embedded"と表示されるが、これはタッチパネルなどの制御のために独自のBIOSが用いられている。
一方センターモニターのOSは、スタートメニューにWindows XP以降のなめらかなアイコンが利用されていることからWindows Server 2003であると見られている(QMA4の場合)。各種の動作は「center.exe」と呼ばれるプログラムで全て行われている。また、QMA2からQMA3へのバージョンアップの際にシステム基板の変更が行われている(共にPCベース)。
登場人物
クイズ概要
エントリーカード
カード概要
コナミのe-AMUSEMENT対応のカードを使用することができる。QMA1・2では磁気カードを使用していたが、QMA3からはe-AMUSEMENT対応ゲーム共通で使えるe-AMUSEMENT PASSに変更された。
サーバにキャラクターとキャラクター名、現在の階級、各ジャンルの正解率、マジックエッグ(ペット)、優勝回数、獲得マジカ(QMA4以降)などの情報が保存されており、エントリーカードに保存されているID(暗証番号)と照合することにより各クライアントにおいてデータを呼び出すことができるシステムになっている。
最後に使用した日から180日(QMA1稼働当初は60日)経過するとカード及び保存されたデータは全て無効となる。
- QMA1・2ではKONAMI IDがカードに登録されてあり、携帯電話用サイトの会員登録をしてあれば紛失・破損の際に有償で再発行をしてもらえた(公式に再発行できたのはQMA2のみ)。
- QMA3以降は事故が発生したe-AMUSEMENT PASSのID(ユーザーコード)を使用してプレイヤー自身で新しいe-AMUSEMENT PASSに他のe-AMUSEMENT PASS使用ゲームのデータと一括して移し替える方式となっている。この移し替えを利用すればQMAシリーズのオリジナルe-AMUSEMENT PASS利用特典を1つのデータに複数適用させることができる。
続編へのデータの引き継ぎ
QMA1で使用していたカードをQMA2に引き継ぐ際には、他のe-AMUSEMENT対応ゲームと異なり最初に未使用のQMA2用エントリーカードを挿入し画面の指示に従ってQMA1用エントリーカードに差し替えた後再びQMA2用エントリーカードに差し替える必要があった(磁気カード方式であった過去の『beatmania IIDX』や『pop'n music』では、先に旧作のエントリーカードを挿入し、その後新作のカードに入れ替えていた)。
QMA2で使用していたカードをQMA3に引き継ぐ場合は、センターモニターにエントリーカード販売機と置き換える形で設置された引き継ぎ用ユニットを使用する(この際、暗証番号の入力にはセンターモニターの左右キーと決定ボタンを使用する)。ちなみにQMA3のロケテスト当時はエントリーカードが従来の磁気カード方式であったため、ロケテスト版から正式版への引き継ぎもQMA2からの引き継ぎ同様に行う。
QMA3以降の旧作から新作への引継ぎは、旧作のプレイデータのあるe-AMUSEMENT PASSで新作をプレイすることで、初回プレイ時に筐体で引継ぎ可能である。
- QMA3からQMA4では、それまでに獲得した優勝メダルに応じたマジカと、どの作品から引き継いでいるかを示す着せ替えアイテム「QMAカード」(カードの形をしたオプションであり、QMA3からならQMA3ロケテスト版、QMA2およびQMA1ならその作品のエントリーカードの絵柄になっている。QMA4以降で開始したカードについても同様に限定e-AMUSEMENT PASSの絵柄のものが用意されている)が付与される。
- QMA4からQMA5では、QMA4で所持していたマジカ(最大500。またQMA4で獲得した特殊メダルに応じてボーナスがある)および着せ替えアイテム(QMA5のロケテストで獲得したものも含む)、挨拶コメントが一部を除いて引き継がれる。またどの作品から引き継いでいるかに応じて学籍番号(QMA1なら先頭のアルファベットがA、以下同様にQMA2ならB、QMA3ならC、QMA4ならD、QMA5で新規に始めたカードはE)が付与される。
- QMA5からQMA6では、QMA5で所持していたマジカ(最大500。またQMA5で獲得した特殊メダルに応じてボーナスがある)および着せ替えアイテム(QMA6のロケテストで獲得したウィッグアイテムも含む)、学籍番号、挨拶コメントなどが一部を除いて引き継がれる。今回はプレイヤーネームの変更も可能。新規カードを作成した場合の学籍番号の先頭文字はFとなる。
QMA2以降の全作品において、旧作から新作への引き継ぎの際に階級・段位はリセットされ、新作へ移行する度に修練生10級からスタートすることになる。そのためシリーズ途中からの参加でも比較的遊びやすい。
また、旧作から新作に引き継げるのは各1回のみであり、旧作のデータはe-AMUSEMENT PASSおよび磁気カードに残り、旧作のプレイも可能であるが、引継ぎ後の旧作のプレイデータを新作に引き継ぐ方法はない。
プレイヤー情報
ゲーム開始時にキャラクターを一人選択し、プレイヤーネーム(QMA2までは5文字、QMA3以降は6文字)を設定することができる。また、一定の条件を満たすと進行役である担任の先生を選択できるようになる(QMA3以降。QMA1の進行役はアメリア先生固定、QMA2では初プレイ時にランダムで選ばれる寮の先生)。
プレーヤーの皆様へのお願い
QMA4からはプレー画面に移る前に注意喚起の画面が現れる。
内容は「故意に電源を切ったり、ネットワーク遮断などで結果のセーブを回避したり、他のプレーヤーに対する妨害行為、倫理観に欠ける不適切な文字、言葉のタイピング(不適切な表現であるカードネームも含む)は、プレーヤーの了解なくランキングの集計対象から除外したり、カードネームがキャラクターのデフォルトネームに変更されたり、悪質と判断されればプレーデータが削除される」とあって同意するか否かを聞くもの。
「いいえ」と回答するとe-AMUSEMENT PASSが排出され、改めて同意しない限りゲームを開始出来ない。
- 実際にこの規約が明文化される前のQMA3以前で、コナミは全国大会で卑猥なカードネームで勝ち抜きを行ったプレーヤーカードネームの一部ないし全部を伏せたり、故意に電源遮断をしていたプレーヤーをランキングに載せなかったりなど、実力行使をとったことがある。また携帯アプリ版でも、問題のあるプレイヤー名をデフォルト名に書き換える措置を執ったことがある。また、事故による記録保存失敗が数回続いたため全国大会を失格処分にされた事例もあるなど、全般的に非常に厳しいスタンスとなっており、また同業他社に比べて、消費者とのトラブル(何の不正もしていないプレーヤーに、誤って処分をしてしまう等)のリスクを考慮しない傾向がみられる。
ゲームモード
全国オンライントーナメント
全国のプレイヤーとオンラインで対戦するモード。対戦相手として(QMA1・QMA2では階級、QMA3以降は組分けによって)全国から最大16人のプレイヤーが集められ、人間が不足した場合はCOMが穴埋めとして入る(回線が切断された場合にも、名前はそのままでCOMが対戦を引き継ぐ)。
QMA1〜5
トーナメントは1〜3回の予選と決勝戦で争われ、予選はジャンル(ノンセクション・ノンジャンル含む)と出題形式(QMA2までは階級・QMA3〜5では組によって出題範囲には制限がある)がランダムで1戦につき6問出題され、毎回下位4人が脱落する。決勝戦は4人がそれぞれ、予習で選択可能なジャンルと出題形式の中から選択。1人につき3問、合計12問により優勝を争う。なお、出題形式はQMA4初期およびQMA4・5の下位組を除き予選で同じものが2回以上出て来ることはない。
QMA1・2
- QMA1・QMA2では同じ階級のプレイヤーがマッチングされていた。
- 予選では階級によって1回戦・2回戦・3回戦ごとに出るジャンルは限られており、たとえばその階級で1回戦で出うる形式が2回戦以降で出ることはなかった。また、1つのジャンルが複数回登場することもあり、1〜3回戦すべて同じジャンルが選ばれることもあった。
- QMA1
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- 賢者以上については全階級混在のマッチングである(稼動初期は大魔導士、賢者、大賢者が同じグループだった)。
- 決勝戦の成績が1〜3位の者に勲章が与えられた。
- 階級によっては予選の成績次第で勲章が没収され、降格する場合があった。
- 最低ランクの修練生で1回戦敗退の場合、補習として同じ問題を再度プレイすることができた。
- QMA2
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- 賢者以上については稼動初期はQMA1同様全階級がマッチングされていたが、2005年春以降Aグループ(白銀賢者、黄金賢者、白金賢者、金剛賢者)とBグループ(賢者、大賢者、青銅賢者)に分けられるようになった。
- 賢者以上の予選の形式は全てランダムクイズで、3回戦はランダム5(該当ジャンル全ての問題が出題範囲)固定だった。
- 決勝戦の成績が1〜3位の者に、順位に応じたメダルが与えられた。
- ただしキャラクター・所属寮・マジックペットの状態・決勝戦のクイズセレクトで選んだジャンルや形式により、特殊な決勝戦が発生することがあり、この場合は優勝者に与えられるメダルが通常のゴールドメダルではなく、発生した物に応じた物(イベントメダル)となった。
QMA3〜5
- 以降の作品では組分けによってマッチングされる。
- QMA3以降は予選で同じジャンルが重複して登場することはなくなった。また、出題形式もその組で選ばれる形式が1回戦から3回戦まで出るようになった。
- QMA3
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- QMA2のような特殊な決勝戦が発生した場合、3位までにイベントメダルが授与された。当初は全員に与えられていたが、2006年1月のアップデート時に、4位にも与えられていたのはバグだと公表され、以後4位は授与対象から外された。
- QMA4
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- 従来は予選1回戦開始前に3回戦までの出題ジャンル・形式が発表されていたが、直前まで分からないようになった。
- ユニコーン組(組の詳細は後述)以上は2〜3回戦開始前、同ジャンルで出題形式が違うものが2〜3種提示され、プレイヤーは希望の出題形式に投票し、多数決で決定されるようになった。同票の場合には決まった時間が早い方から出題される。COMは投票権を持たない。
- 2007年4月4日のアップデートにより、2回戦で選ばれなかった2形式が3回戦で提示されるように変更された。
- QMA5
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- 再び予選1回戦開始前に3回戦までの形式が発表されるようになり、最大4種からプレイヤーの投票による多数決で選ぶようになった(フェアリー組除く)。ただし、ジャンル・形式が「???」で表示され、わからないものもある。同票の場合は先にその数の票になったルートが選出される。COMは投票権を持たない。発表はジャンル・形式だけで、提示された形式がどの回戦に振り分けられるかはコース決定後にわかる。
- 2008年4月23日のアップデート以降、ジャンル部分は全て「???」で伏せられるようになり、ドラゴン組で各ジャンルの従来のランダム1〜4(サブジャンル)で表示されていた形式もすべて「ランダム」表示となった。
- それぞれの内容は、「アカデミーコース」「フィールドコース」「ダンジョンコース」「キャッスルコース」と名付けられ、コースに見合った場所で予選を行う。
- 稀に、予選途中でルートが変更されることがある(ルート変更条件は予選通過者の点数が平均80点以上と考えられるが、キャッスルコースでは勝ち抜きプレイヤーのうち特定コレクトアイテム所持者が一定人数以上の場合でもルート変更する場合があると考えられる)。クイズのジャンルおよび形式が変更されることは無い。
- トーナメント参加者一覧で、検定試験でその参加者が取得したテーマとランク(金色はS、銀色はA、銅色はB)が表示されるようになった。また、昇格試験挑戦中のプレイヤーは、その旨の表示が出る。
QMA6
シリーズ6作目にして、初めてトーナメントの構成が大きく変更された。
- トーナメントは予選(前・後半)→準決勝→決勝戦で争われる。
- 予選前半はジャンルがノンジャンルを除く7ジャンルから、出題カテゴリが組によって決められている出題範囲にあるものからランダムで選ばれ5問出題される。前半戦終了時には上位3名の点数と16人の平均点が発表される。後半戦はジャンルがノンジャンルと前半戦で選ばれたジャンルを除く6ジャンルから、出題カテゴリが組によって決められている出題範囲にあるもののうち、前半戦で選ばれたカテゴリ以外(フェアリー組除く)からランダムで選ばれ前半戦と同じく5問出題される。後半戦終了時に前後半の合計10問の獲得点数下位6人が脱落する。
- 準決勝はジャンルはノンジャンル固定で、出題カテゴリは組によって決められている出題範囲にあるもののうち、予選で選ばれた2カテゴリ以外(ガーゴイル組以上)からランダムで選ばれ8問出題、下位6人が脱落する。
- 決勝戦は従来と同様に4人がそれぞれ、予習で選択可能なジャンルと出題カテゴリの中から選択し、さらに難度も決める。1人につき3問、合計12問により優勝を争う。
- QMA4・5に存在したルート選択は廃止されたが、準決勝以降の舞台となるステージは複数存在する。
また6作目からは自分の実力のバロメーターとなる「魔力ポイント」が表示されるようになった。全国トーナメント直近50戦で獲得した魔法石を数値化したもの[6]で、多くの魔法石を獲得することによって魔力が上がるシステムではあるが、対戦した相手の階級が低かったり、予選敗退を繰り返すと、魔力が下がることがある。なお全国大会、レッスンモード、店内対戦では魔力の増減は発生しない。
予習
全国オンライントーナメント開始前に練習として予習を行うことができる。練習なので階級や正解率には影響しないが、QMA3以前のシリーズではマジックペットの姿などの各種パラメータに影響する事もあった。表示されている中から好きなジャンル・出題形式を選択できるので、得意分野を強化するのも、苦手分野を克服するのもプレイヤーの自由である。
最初に選択可能な出題形式はQMA1〜5までは○×と四択。QMA6ではランダム以外のセレクト・パネル・タイピング・マルチセレクト。
QMA1〜3では上位の形式(一番上に表示されているもの)にて特定の合計点数もしくは合格回数をもらうことで、予習や決勝戦で選択できる出題形式が増えていた。しかし階級ごとに解禁できる上限が存在する。また、QMA1ではノンセクションは他の5つのジャンルで同じ出題形式が揃うと選択できるようになっていたが、QMA2以降のノンジャンルは他ジャンル同様、合格することで出題形式が増える。しかしこれではランダム形式はランダム番号の若い形式で一定数合格しないとその先のランダム形式を選べなかったため、ランダム番号の若い小ジャンルに強い人ほど有利になってしまうという問題点があった。
QMA4以降は階級によって出題形式が増える様変更され、ランダム1〜4は全て同時に出現するようになった(しかしQMA4のサイクロプス組ではランダム4は出題されず、また、2回戦の投票で墓地に行った場合3回戦の形式は選ばれなかった形式のうち出現の早い方が優先され自動的に決定されてしまうため、なおランダム番号の若い小ジャンルに強い人が有利になってしまっていた。QMA5ではランダムに該当する形式はドラゴン組でしか登場しないため、この問題は解決されている)。
プレイヤーごとにそれぞれのジャンル・出題形式に出題難易度が定められており、初めはすべて★1(QMA2・3では登場した時点で★2)で、★5まで(QMA1では★3まで)存在する。最終的に合格点以上であれば合格となる。不合格になると先生にお仕置きされるが、これは演出上であり、プレイヤーとしてのペナルティはない。同じジャンル・出題形式の組み合わせで何回か合格すると、その組み合わせの難易度が上昇、決勝戦でそのジャンル・出題形式の問題を出す際も、より難易度が高い問題を出すことが出来るようになる。よってプレイヤー自身が得意とする形式の問題を予習で鍛えていき、決勝戦の際にプレイヤー自身は得意だがライバルは苦手とする(であろう)問題を出すことで、より有利に決勝戦を戦うことができる。
なお、問題を解いている最中に予習が終了すると、その予習は無効となる。ただし、QMA4だけは予習終了までに獲得した点数が合格ラインを超えていれば合格となっていた(携帯サイトでは不合格として扱われた)。
合格を認定してもらうための最低ライン(100点満点中)は以下の通り。
- QMA1
- 一律60点
- QMA2
- 修練生と初級魔術士は40点
- 中級魔術士と上級魔術士は50点
- 大魔導士は60点
- 賢者以上は70点
- QMA3
- 修練生は30点
- 初級魔術士と中級魔術士は40点
- 上級魔術士と大魔導士は50点
- 賢者は60点
- QMA4
- 階級ではなく難易度により合格点が変わり、★1が30点、★2が40点、★3が50点、★4と★5が60点。
- QMA5・6
- 一律50点
予習時間中は、予習を受ける他にも個人情報の確認・トーナメント時の挨拶の変更(QMA2以降)や、購買部で「マジカ」と呼ばれるゲーム内の仮想通貨を用いて買い物をすることができる(QMA4以降)。
予習の途中でトーナメントが開始される旨の表示が出ると、予習は終了となる。表示が出るまでは、複数回予習を行うことができる(保障されている回数や問題数は各ゲームセンターのセッティング次第で決められており、ほとんどの店では通常最低1回×6問は予習出来るようにセットされている。ただし「個人情報閲覧」や「購買部」を選択すると予習保証回数を1回消化してしまう。ただし、QMA5・6(レッスンモード除く)においてすぐに予習画面に戻した場合はその限りではない)。
QMA3に限り、予習において新規プレイヤーは一定の階級まで不正解時に正解が表示されるサービスがあった。しかしQMA3の昇級条件を逆手に取り、いつまでも低階級に止まって問題を回収する行為が横行したため、QMA4にこのサービスは廃止されている。
入学試験(3)
QMA3にて新規でプレーを開始した場合、全国トーナメントの初回挑戦時に入学試験を任意で選択することができた(有料設定の場合のみ。無料設定の場合は強制的に入学試験を選択することになる)。各ジャンルの○×クイズ2問に答えた後、模擬トーナメント(他人は全てCOM)に挑戦する。このモードをプレイした場合、予習の正解が表示される仕様であった(中級魔術士まで)。
QMA4以降は新規プレイの場合「学校案内」という同様のチュートリアルを強制的にプレイすることになる。ただし、模擬トーナメントでは2回戦・3回戦が省略され、また1回戦で落ちても、体験ということで決勝戦に進む。このプレイにおいても魔法石を獲得できる。
なお、新規プレイのチュートリアルは、店舗側の設定により無料でプレイできる店舗もある(ただし、QMA3の入学試験は無料プレイの場合は強制になる)。
店内対戦
階級に関係なく4名まで対戦可能。足りない場合はCOMが入る。QMA1では1回だけ対戦途中の乱入も可能だったが、QMA2以降廃止された。全国オンライントーナメント決勝戦同様、各プレイヤーが選択したジャンルと出題形式の中から出題される。但し決勝戦とは違い、1人ずつ選んだジャンル・出題形式6問×4人=24問で争う。
終了後に階級の変動は発生せず、個人情報の正解率にも影響を及ぼさない。
店舗主催で行う大会はこのモードを使用する場合が多い(店側の協力が得られれば煩雑さを避けるため、店員権限のキーでフリープレイモードにすることが多い)。
QMA5からは新しくオプションで「SHOP EVENT MODE」を設定する事が可能になった。このモードをONにすると「プレーヤーの皆様へのお願い」の表示で「はい」を押したあとすぐに店内対戦モードの待ち受け状態になる。また、バトル開始の前に店舗が設定した大会名が表示されるようになる(未設定のままプレイすると大会名が「未設定」となる)。ほかにもプレイ開始前の対戦者待ち受け時間の延長、結果発表画面の保持など、大会運営において便利な仕様となる。
レッスン(6)
1人用モード。予習や購買部モードなどを利用した後、実力テストとしてランダムクイズに挑戦する。実力テストは18問。選べるランダムクイズはサブジャンル(ジャンルごとの小分類)に準拠したもの(実力テスト専用のサブジャンルもある)で、QMA5の検定試験モードのように点数に応じてランク(Bランク:573点、Aランク:1000点、Sランク:1800点)と魔法石が付与される。
全国大会(2〜)
QMA1でのイベント同様、特定の期間中にのみ選択できる対戦モード。QMA5までは全国オンライントーナメントとは異なり4〜6人ほどの少人数で対戦し、クイズの成績による順位の他に「勝ち抜き人数」が記録され(COMは基本的に人数に含まれない)、クイズの結果とは他に大会期間中にどれだけの人数を勝ち抜いたかを競う。勝ち抜き人数はプレイをまたいで記録されるため、上位を狙うためには数多くプレイする必要がある。全国大会の参加賞として大会集計後の初プレイ時(QMA3は大会1プレイ目の結果発表時)に参加者全員(QMA2の第1回大会のみ上位入賞者)に「全国大会記念メダル」が授与される。対戦はホウキレース(QMA3〜5)の形をとるような、通常のトーナメントとは異なる形式で行われた。QMA6では通常のトーナメントと同じ形式で行われるようになった。また、大会には企業のスポンサーがつくこともあり、その際には大会期間中はスポンサーに関連した問題が出題されたり、筐体からCMが放送されたりする。コナミネットDX会員向けのプレゼントが用意されている場合もあり、大会に参加することで応募資格を得る(風営法等の法令の関係で、大会結果とプレゼントの当否は無関係である)。
どの作品も全国大会の最上位リーグで21位以内に入ると、以下の称号が次回大会終了まで(学期末試験の場合は次回作に引き継ぐまで)付与される。これらの称号はQMA1では勲章所持数上位者に付与されていた(順位は同じ)。QMA4以降は特別なカスタマイズアイテムも与えられる。QMA4で与えられたこれらのアイテムは参加賞のカスタマイズアイテムとあわせてQMA5に引き継ぐことができなかった。
- 1位:賢神
- 2〜5位:賢帝
- 6〜21位:賢王
QMA2の全国大会
- QMA2の全国大会のルールは以下の通り。
- 大会期間中に初めて全国大会モードを選んだ時点での階級を基準として賢者以上のAリーグと大魔導士以下のBリーグに分かれ、そのリーグに応じた参加者4名が対戦する。なお、初回挑戦時には新規参加者同士でマッチングされる。
- 第2回大会までのBリーグはゴールドメダルが3枚以上ないと参加できない仕様だったが、第3回以降ゴールドメダルの枚数による制限が廃止された。
- 問題のジャンルと出題形式はランダムに指定される(Aリーグでは全ての形式、Bリーグではランダムクイズを除いた形式から選ばれる)。問題数は8問。順位は点数によって決定される。
- 継続プレイの条件は成績で上位に入ること(第1回大会では上位2名が勝ち抜けであったが、第2回以降は最下位を除く3名が勝ち抜けとなった)。勝ち抜けた者には自分より下位のプレイヤー人数と同じだけのポイントが加算される。なお、連続で勝ち抜き続けても3試合終了で1プレイ終了となる(勝ち抜き続けている場合、次のプレイでその人数を引き継いで行う)。EXポイントの変動はない。
- 敗退した場合再度挑戦することも可能だが、勝ち抜き人数は0にリセットされての再スタートとなる。
- 一定期間内の最高勝ち抜き人数により順位が決定される。第1回大会ではその順位に応じて寮への貢献度が加算される(101位以下でも参加賞として全員がもらえる)仕様であったが、第2回以降は最高勝ち抜き人数が貢献度に反映された(上位入賞者にはさらにボーナスポイントが加算された)。
- Aリーグの上位21名は次回大会までの間、前述の特殊な称号が与えられる(第1回大会を除く)。またそれ以降の全国オンライントーナメントの決勝戦にこれらの称号保持者が進出すると、前項の特殊な決勝戦が発生し、優勝者にはイベントメダルが授与される。
- 大会期間中に初めて全国大会モードを選んだ時点での階級を基準として賢者以上のAリーグと大魔導士以下のBリーグに分かれ、そのリーグに応じた参加者4名が対戦する。なお、初回挑戦時には新規参加者同士でマッチングされる。
- 大会の中には「カロリーメイト杯」「PIZZA-LA杯」「au杯」とスポンサー付きの大会も行われ、その会社、商品に関する問題が全国大会限定で出題された。
- 2005年9月3日(土)に本来実施されていない全国大会モードが選べるという不具合が発生したことがある。[1]
- QMA2の全国大会のスケジュールは以下の通り(時刻はいずれもJST)。
- 2005年3月14日(月)10:00〜3月21日(月)23:59 第1回全国大会
- 2005年4月18日(月)10:00〜4月24日(日)23:59 第2回全国大会
- 2005年6月6日(月)10:00〜6月12日(日)23:59 第3回全国大会(カロリーメイト杯)
- 2005年7月18日(月)10:00〜7月24日(日)23:59 第4回全国大会
- 2005年8月22日(月)10:00〜8月28日(日)23:59 第5回全国大会
- 2005年9月19日(月)10:00〜9月25日(日)23:59 第6回全国大会(PIZZA-LA杯)
- 2005年10月17日(月)10:00〜10月23日(日)23:59 第7回全国大会(au杯)
- 2005年11月21日(月)10:00〜11月27日(日)23:59 第8回全国大会(学期末試験)
QMA3の全国大会
- QMA3の全国大会のルールは以下の通り。
- 大会期間中に初めて全国大会モードを選んだ時点での階級を基準としてポーンリーグ(修練生〜初級魔術師)・ナイトリーグ(中級魔術師〜大魔導士)・キングリーグ(賢者以上)の3つのリーグに分けられ、各リーグ内で4名が対戦、勝ち抜け数を競う。4人に満たない場合はCOMで補充される(ポーンリーグのみこのCOMの人数も倒した人数に加算される)。
- 問題のジャンルはマッチング前に参加者4人ごとにそれぞれ選択。出題形式は「ランダム5」(形式およびサブジャンル限定無し)。1戦に付き各選択ジャンルごと2問ずつの計8問。難易度はリーグにより異なる。
- 順位は点数によって決定され、3位までは自分より下位のプレイヤーの人数が勝ち抜き人数に加算され、最下位はリーグに応じた比率で勝ち抜き人数が減少。
- 大会のプレイ中の成績に応じてスクールポイントが加算される(各リーグでもらえるポイントは異なる)。また、大会終了後にもリーグに応じたスクールポイントがもらえた(最後にプレイした店がどこであっても所属校ポイントにも加算)。EXポイントは加算されない。
- 1プレイにつき自習1回(このモードに限り予習を飛ばさずに個人成績を閲覧することも可能)の後本戦2戦で固定(QMA2の時と異なり、1戦目で最下位になっても2戦目に移行する)。ただし2006年6月の第3回大会以降は、2戦での勝ち抜き人数の合計が4人以上だった場合ボーナスとして3戦目に移行する(もちろんここでも最下位になった場合のペナルティは存在する)。1プレイが終了するまで選択ジャンルの変更はできない。
- キングリーグに限り、上位プレイヤーに称号が授与される。またQMA2同様、称号保持者が全国オンライントーナメントモードで決勝進出すると、称号メダルを賭けた決勝戦となる。
- 参加者発表画面と結果発表画面は箒等(キャラクターによってはデッキブラシやミサイル)に乗っての飛行競走をしている演出になっており、結果発表は1位が飛び去る→2位が飛び去る→4位に雷が落ちた後3位が飛び去るという順番で順位が発表される。
- QMA3においても2006年4月末に「トム・ヤム・クン!(タイ映画タイトル)杯」としてスポンサー付きの大会が行われた(QMA3でのスポンサー付き大会はこの1回のみ。またこの時は自習がノンジャンル限定となり、自習ではタイ王国関連の問題のみ出題された。自習がノンジャンル固定となる大会は他にも第5回全国大会「クイズ夏祭りスペシャル」があった)。
- QMA3の全国大会のスケジュールは以下の通り。
- 2006年3月27日(月)10:00〜4月2日(日)23:59 第1回全国大会
- 2006年4月28日(金)10:00〜5月7日(日)23:59 第2回全国大会「トム・ヤム・クン!杯」
- 2006年6月5日(月)10:00〜6月11日(日)23:59 第3回全国大会
- 2006年7月3日(月)10:00〜7月9日(日)23:59 第4回全国大会
- 2006年8月11日(金)10:00〜8月20日(日)23:59 第5回全国大会「クイズ夏祭りスペシャル」
- 2006年9月18日(月)10:00〜9月24日(日)23:59 第6回全国大会
- 2006年10月23日(月)10:00〜10月29日(日)23:59 第7回全国大会
- 2006年11月27日(月)10:00〜12月3日(日)23:59 第8回全国大会(学期末試験)
QMA4の全国大会
- QMA4の全国大会のルールは以下の通り。
- QMA2やQMA3の大会と異なり、今回から、修練生から宝石賢者までの階級無差別対決となる(魔法石獲得判定も行う。マジカは必ず25マジカ(=ドラゴン組での1プレイ時支給額)が支給される)。ただし、マッチングは3段階に分けられ(明示はされない)、ある程度勝ち残ると上級に移り、負けると下級に移る。従って、最上級には強豪ばかりが残ることになり、ここで長く勝ち残らないと成績は伸ばせない。
- 連続して何人の対戦相手を勝ち抜くか、大会期間中の最高人数を競う。
- QMA3同様、ホウキレースで争う(前回は演出だが、今回は本当にレースを行っている)。正解すると加速、不正解だと減速し、連続正解で加速量がアップする。また一定時間以上の長考を行った場合も減速となり、長考の上で誤答した場合は二重に減速ペナルティが課せられる。
- 飛行距離の下に速度メーターが表示され、現在の速度が判る。メーターは出題中も徐々にゲージの中央に近づいていく(連続正解でスピードが出ているときは徐々に減速し、誤答の連続でスピードが落ちているときは徐々に加速する。そのため、幾ら誤答してもスピードが0km/hになることはない)。
- 1回につき2分間で2回行い、合計でどれだけの距離を飛んだかで順位が決まる。画面左には自分から見た他の参加者の相対的な位置、現在の問数及び正誤判定が表示され、1位および6位のプレイヤーは表情が変化するが、残り時間が20秒を切ると表示されなくなる。
- 各試合は6人で戦い、マッチング後に参加者が各自選んだジャンルの問題で対戦する(出題形式は「ランダム5」扱いだが、正解率は形式ごとで集計される。また、「ノンジャンル」を選んだプレイヤーの問題でも実際に出題されたジャンルとして正解率集計を行う)。
- 結果は1位が飛び去る→2位が飛び去る→3位が飛び去る→しばらく間をおいて4位が飛び去る→5・6位に雷が落ちるという順序で発表される。下位2名は敗退し、その時の勝ち抜き人数が1/3になるペナルティが科せられる(小数点以下は切り上げ)。なお6位がCOMでない場合の5位のプレイヤーに対する勝ち抜き人数の計算は、ペナルティにより1/3になった後で、今回の勝ち抜き人数として+1される。
- 第1回全国大会「アミノサプリ杯」に限り、アミノサプリキャンペーンとして、大会終了まで通常のプレイでもアミノサプリに関する問題が出題された。大会内では、「アミノサプリ杯」「コナミネットDX杯」いずれでも関連問題が出題された。
- 【例題】アミノサプリは全種類自動販売機で購入できる(○×クイズ)。 など
- 冠大会の「アミノサプリ杯」「コナミネットDX杯」は、参加賞として装備可能な非売品アイテム(購買部で脱着可能)が貰える(参加者全員、大会初参戦後のプレイで授与)。
- QMA4の全国大会のスケジュールは以下の通り。
- 第3回以降はスポンサーなしの大会。
- 2007年9月17日(月)10:00〜9月24日(月)23:59 第3回全国大会
- 2007年10月22日(月)10:00〜10月28日(日)23:59 第4回全国大会
- 2007年11月19日(月)10:00〜11月25日(日)23:59 第5回全国大会
- 2007年12月17日(月)10:00〜12月24日(日)23:59 第6回全国大会(学期末試験)この大会に参加すると、『AOU2008アミューズメント・エキスポ特別杯』(QMA5を使用)の応募資格が得られた。
QMA5の全国大会
- 基本的なルールはQMA4と同じ。マッチングが2段階に減らされた。下級で5回勝ち残ると上級に移り、上級で負けると下級に移る(いずれも明示はされない)。
- 魔法石の獲得個数はドラゴン組以外で勝ったプレイヤーの階級に応じた個数の3倍。
- 今までの「勝ち抜き人数」制が「勲章」制に変更された(勲章の獲得方法は従来と同様)。
- QMA3・QMA4では5、6位で勝ち抜き人数が1/3(すなわち2/3減)になるペナルティであったが、今作では6位の勲章は1/2(半減)、5位の勲章は2/3(1/3減)とやや甘くなった。ただし、5位のプレイヤーに6位に対する勝ち抜きの勲章は与えられない。
- 「自己記録更新」や「前半戦全問正解」等が記録されると、「勲章ボーナス」が発生する。なお、5・6位となったプレイヤーの勲章ボーナスは、ペナルティ後に加算される。
- 連続正解するとベルやツインビーなどが飛んでくる演出が発生する(連続正解は前半と後半で引き継いでいる)。連続30問正解するとクォースの機体と「GREAT」の文字が登場するが次の問題が一部隠れてしまうという状況になる。
- QMA5の全国大会スケジュールは以下のとおり。
- 2008年6月16日(月)10:00 〜 2008年6月22日(日) 23:59 第1回全国大会
- 2008年7月25日(金)10:00 〜 2008年8月3日(日) 23:59 第2回全国大会
- 2008年8月23日(土)10:00 〜 2008年8月31日(日) 23:59 第3回全国大会
- 2008年9月20日(土)10:00 〜 2008年9月28日(日) 23:59 第4回全国大会
- 2008年11月15日(土)10:00 〜 2008年11月24日(月) 23:59 第5回全国大会
- 2008年12月15日(月) 10:00 〜 2008年12月23日(火) 23:59 第6回全国大会
- 2009年1月17日(土)10:00 〜 2009年1月25日(日) 23:59 第7回全国大会 -学期末試験- ~AOUへ行くのは誰だ!?~ この大会に参加すると、『AOU2009アミューズメント・エキスポ特別杯』(QMA6を使用)の応募資格が得られた。
QMA6の全国大会
- QMA6の全国大会のルールは以下の通り。
- 対戦方式はQMA6の全国オンライントーナメントと同様のルールで行う。
- マッチングは全国大会専用の「キマイラ組」を使用し、全国オンライントーナメントの所属組に関係なく対戦メンバーが組まれる。
- 予選全体・準決勝の1位、得点、魔法石獲得数、プレイ回数などで算出されるポイントの連続5プレイの合計点の最高値を競う。
- 魔力ポイント・組の変動は無い。メダルも授与されない。
- 魔法石の獲得個数はドラゴン組以外で勝ったプレイヤーの階級に応じた個数の2倍。
- QMA6の全国大会スケジュールは以下のとおり。第1回全国大会に関連して、日本テレビ系のクイズ番組『全国高等学校クイズ選手権』とのコラボレーション問題(過去に『高校生クイズ』の大会で出題された問題)も用意されている。
- 2009年5月22日(金)10:00 〜 2009年5月31日(日)23:59 第1回全国大会「『高校生クイズ杯』春の陣」
AOUアミューズメント・エキスポ特別杯
- 2007年2月17日(土)にQMA4を使用してシリーズ初の店内対戦モードを使用した公式大会である『AOU2007アミューズメント・エキスポ特別杯』が開催された。このイベントでは、問題監修を担当している大門弘樹(セブンデイズウォー)が司会を務め、クイズ王の石野まゆみ、永田喜彰が特別ゲストとして登場した。参加者は事前に公式サイトで応募したプレイヤーが集められ、優勝者には特別なカスタマイズアイテムの王冠がプレゼントされた。
- 2008年2月16日(土)に正式稼動前のQMA5を使用して、『AOU2008アミューズメント・エキスポ特別杯』が開催された。前年同様、大門弘樹が司会を務め、深澤岳大が敗者復活戦の特別ゲストとして登場した。優勝者には前年と違うデザインの王冠がプレゼントされた。
- 2009年2月21日(土)に正式稼動前のQMA6を使用して、『AOU2009アミューズメント・エキスポ特別杯』が開催。今回はQMA5の第7回全国大会参加者23名の他に携帯電話版QMA mobile3からも1名選抜された。また、当日会場において女性限定大会の募集も行われた。
過去に存在したゲームモード
放課後ガチバトル(1)
2004年2月のバージョン更新で追加された、全国のプレイヤーとオンラインで対戦するモード。マジックエッグ(後述)を既に孵化させているプレイヤーが参加でき、階級に関係なく4人のプレイヤーが集められ、足りない場合はCOMが入る。
1〜3回戦(各8問ずつ)まであり、プレイヤーは自分の持っている勲章から任意の数(1〜5個)をベットする(賭ける)。3回戦の優勝者だけがベット数×オッズ(端数切捨て)個の勲章を獲得でき、脱落したプレイヤーはベットした数だけ勲章を没収される。なおバトル開始前に自習を行う(システムは予習と同じ)。自習担当はミランダ先生。
QMA2以降では階級制度が大きく変更されたため、受け継がれなかった。
イベント(1)
QMA2以降の全国大会同様に、不定期(基本的に月末に1週間前後の期間)にイベントモードをプレイすることが出来た。大会担当はミランダ先生。
決定されたジャンルの問題(25問)に答える。1枚のカードで最大3回まで参加可能で、その3回までの内の最高得点で争われた。優勝者には王冠が次回大会まで付与された。当初は勲章獲得は上位のみであったが、後に参加者全員に最低1個が与えられるようになった。
QMA1の大会スケジュールは以下の通り。括弧内は出題形式。
- 2003年9月15日12:00(月)〜2003年9月21日(日)23:59 第1回アニメ&ゲームクイズ大会
- 2003年10月25日12:00(土)〜2003年10月31日(金) 23:59 第1回スポーツクイズ大会(スポーツランダム1)
- 2003年11月22日12:00(土)〜2003年11月28日(金)23:59 第1回一般知識クイズ大会(一般知識ランダム2)
- 2003年12月20日12:00(土)〜2003年12月24日(水)23:59 第1回アカデミーセンター試験大会(ノンセクションランダム1)
- 2004年1月24日12:00(土)〜2004年1月28日(水)23:59 第1回学問クイズ大会(学問ランダム2)
- 2004年3月12日12:00(金)〜2004年3月18日(木)23:59 第2回アニメ&ゲームクイズ大会(アニメ&ゲームランダム1)
- 2004年3月26日12:00(金)〜2004年4月3日(木)23:59 第2回スポーツクイズ大会(スポーツランダム2)
- 2004年4月29日12:00(木)〜2004年5月5日(水)23:59 第1回芸能クイズ大会(芸能ランダム1)
- 2004年5月21日12:00(金)〜2004年5月27日(木)23:59 第2回一般知識クイズ大会(一般知識ランダム1)
- 2004年6月25日12:00(金)〜2004年7月1日(木)23:59 第2回アカデミーセンター試験大会(ノンセクションランダム1)
個人授業(3)
1人プレイ専用モード。規定の問題数(6問×最大5セット)をプレイしてゆく。規定の点数をクリアできれば継続プレイが可能(最高プレイ回数は階級に従い増える)。プレイ終了後に解答までにかかった時間が表示される。5セットをクリアするまでのタイムを競うタイムアタックランキングがあり、上位者のタイムがセンターモニターで発表される(不正解の問題は20秒扱い)。
このモードで一定の条件を満たす(メーターを満杯にする)と、該当ジャンルの教員を進行役に選択できる。ちなみにノンジャンル問題の場合、ミランダ先生が進行役として選べる。
QMA4以降はこれがなくなり、1科目において予習の出題ジャンル(ジャンルの数は不問)の難易度を示す★の合計が特定個数(QMA4・5では40個、QMA6では20個)に達した時に、該当科目の教員を選択可能になる。ちなみにミランダ先生は全ジャンルで★の合計が特定個数(QMA4・5では100個、QMA6では80個)になると選べる。
検定試験(5)
1人プレイ専用モード。特定のテーマに沿って規定の問題数(25問)を解答していく。点数の計算方法は従来と異なり、解答を導き出すのが難しい形式ほど高得点となる。最初の合格点は800点(Bランク)で、クリアできればその時点で次のランクの合格点(Aランク1500点、Sランク2500点)が表示される。ただし、ランクによって問題形式・難易度が変化し、難しい問題・形式であるほど得点が高くなるため、高得点を狙うためにはあらかじめランクを上げる必要がある。Sランクをクリアした時点で、全国1位の得点が表示され、さらにプレイヤーが全国1位になった場合は、記録更新中と表示される。なお、ランキング対象期間を過ぎたジャンルでもそのジャンルの検定試験のプレイは可能である。
問題数は限られている上に、問題ごとの配点の差が大きいため、Sランクを取った後上位を狙う場合、配点の高いマルチセレクト形式(線結び、一問多答、順番当て)の問題を多く引き当てられるかによってほぼ順位が決まってしまうという問題点が存在する。
25問の点数を競うという内容はQMA1のイベントと同一だが、イベントや個人授業との違いは、通常のジャンル分けではなく、特別なテーマごとに問題が用意され、検定を受ける形になっていることである。その特別なテーマは、1つのサブジャンルの中からさらに限定している場合もあれば、複数のジャンルにまたがっている場合もある。試験はプレイヤーが選択している担任にかかわらず、エリーザ先生の専任。
3つのテーマでSランクを獲得すると、エリーザ先生を担任に選択できるようになる。
ゲーム終了時には魔法石・マジカの支給もされる。終了時のランクによってもらえる魔法石の個数は変化する。ランキング集計が終了し、新しい検定が登場した後の過去の検定では魔法石の数は減らされる。支給されるマジカは結果やテーマによらず一定。
検定のテーマはほぼ1ヶ月ごとに随時追加され、採用されたテーマは以下の通り(日付はランキング集計期間)。
- 2008年2月20日〜2008年3月22日 - コナミ、フード、90年代、海外旅行
- 2008年4月23日〜2008年5月24日 - お笑い、アメリカ、戦国時代
- 2008年5月20日〜2008年6月21日 - ロボットアニメ、競馬
- 2008年6月8日〜2008年7月12日 - メタルギア、80年代
- 2008年7月17日〜2008年8月15日 - 三国志、クラシック
- 2008年8月10日〜2008年9月13日 - 高校野球、アイドル
- 2008年9月14日〜2008年10月17日 - 理科学、トレイン、アニマル
- 2008年10月12日〜2008年11月14日 - 少年漫画、漢字
- 2008年11月9日〜2008年12月13日 - ミステリー&サスペンス、昭和
- 2008年12月14日〜2009年1月10日 - 五輪、世界遺産、ROCK、モータースポーツ
- 2009年1月11日〜2009年2月14日 - 江戸時代、国語力、アニメソング、ハリウッド映画
ランキング集計期間内にSランクを獲得した場合、上位10000名が公式サイトのランキングに掲載される。
なお、メタルギア検定は2008年6月12日発売の『メタルギアソリッド4』の宣伝も兼ねており、デモ画面中に同作のプロモーションムービーがメタルギア検定のランキング集計期間中流されていた。
また、理科学検定は日本理科学検定協会、漢字検定は日本漢字能力検定協会、国語力検定はZ会の監修となっており、検定試験開始時にそれぞれの協会のロゴマークが現れる。
階級
シリーズを通して階級制度(段級位制)が採用されている。階級は修練生、魔術士、魔導士を経て賢者となり、プレイヤーはこの賢者になることを目的としてゲームをプレイする。階級の昇格・昇級には、全国オンライントーナメントモードをはじめとする各種モードのプレイ結果に応じて渡される勲章(QMA1)、EXポイント(QMA2〜3)、魔法石(QMA4〜)によって行われる。また、所属組などによる昇格・昇級への制限が加わることもある。
- 魔法石(4〜)
- 現行で採用されている階級システム。全国トーナメント終了時に自分より順位が下になった参加者の階級に応じて魔法石が支給され、この獲得総数によって階級が上昇していく。COMプレイヤーは階級に関わらず魔法石1個、そうでないプレイヤーは対戦相手の階級に応じて魔法石が支給される。最下位にならないかぎり魔法石が最低1個は獲得でき、1回戦敗退などによる魔法石の没収はない(16位でも没収などのペナルティはない[7])。
- 順位は最終成績で決定されるため、前の回次までで好成績を取っていたとしても負けたときの順位が低順位だった場合は、獲得できる魔法石の数も少なくなる。
- 獲得した魔法石が減らされることは無いため、単純にプレイ回数を重ねるほど上位階級へ進級できるようになっている(ただしQMA3と同様、同順位で並ぶなどした場合の判断材料とされる)。また、QMA4以降は階級によって出題される問題の変化やマッチングへの影響もなくなった(所属クラスで決定される)ため、階級は獲得した魔法石数で決定される得点という意味合いに近くなっている。
- 途中で回線が切断された場合、名前はそのままで最後までCOMが対戦を引き継ぐ(他の参加者からは切断された参加者が、切断された側からは残りの全員がCOMとなる)。この場合、前の回次までで予選落ちなどで勝利が確定した相手がいれば通常の魔法石支給となるが、COM化された回次以降に破った相手は全てCOM扱いとなり魔法石は1人1個しか手に入らない(例えば、自分が2回戦の途中で切断された場合、2回戦以降で勝利した相手はCOM扱い)。
- QMA5からは最上級組であるドラゴン組のみ支給される魔法石の数が他の組の1.5倍になった。また、同時にドラゴン組の優勝者にのみ通常のゴールドメダルでなくプラチナメダルが支給され、優勝回数のランキングもドラゴン組の優勝のみが集計対象となった[8]。
- 全国大会の称号(賢王・賢帝・賢神)は、QMA4では魔法石支給は本来の階級として扱われた。しかし、QMA5では称号を名乗っている間は、たとえ本来の階級が修練生であっても称号としての支給数が設定されるようになり、名実共に宝石賢者より格上として扱われるようになった。
- 勲章(1)
- QMA1にのみ採用。トーナメントに上位入賞した際に授与され、大魔導士までは獲得数、賢者からは勲章累計によって昇級する。全国オンライントーナメント優勝につき3個授与(2位は2個・3位は1個)。ただし、中級魔術士になると1回戦敗退は1個没収。上級魔術士は2回戦までの敗退で1個没収。大魔導士以上は1回戦敗退で2個、2回戦敗退で1個没収される。従って降級・降格もある。QMA1で獲得した勲章数はQMA2でも閲覧できたが、QMA3以降では確認できなくなった。またQMA5では全国大会の勝ち抜き人数の変わりに勲章が与えられるが、階級の指標となるわけではない。
- EXポイント(2〜3)
- 経験値のこと。QMA2・QMA3で採用。1プレイごとに獲得した得点や対戦人数により割り出されたEXポイントによって昇級が行われる。魔法石や勲章と違い数字として明示されるものではない。EXポイントはトーナメントでの対戦者の人数、相手の階級によって変わる(人数が多く、自分より階級が高い相手に勝つとEXポイントが多く貰える。QMA2では2005年4月13日のアップデート以降、大賢者以上では0点をとった場合以外でも1・2回戦落ちで経験値がマイナスになることもあった)。
- QMA3では、1・2回戦敗退によるEXポイント没収は廃止された。
階級一覧
各階級は10段階に区分されており、大魔導士までは10級〜1級、賢者以降は初段〜十段(作品によっては拾段などと大字で表記)で区分される。階級は各シリーズによって追加・変更がされているが、名称はシリーズで一貫している。
- 体験入学生(QMA4以降は、e-AMUSEMENT PASSを使用しない場合この階級が割り当てられる)
- 修練生(QMA3までは、e-AMUSEMENT PASSを使用しない場合は修練生10級として扱われる)
- 見習魔術士(QMA4で追加)
- 初級魔術士
- 中級魔術士
- 上級魔術士
- 魔導士(QMA4で追加)
- 大魔導士
- 賢者
- 大賢者(QMA1稼動初期の最高階級。QMA3でもこの階級が最高)
- 青銅賢者
- 白銀賢者
- 黄金賢者
- 白金賢者
- 金剛賢者(最高階級。段位なし)
QMA4以降は、白金賢者の次の最高階級に昇格する際、各プレイヤーのプレイ状況に応じて金剛賢者・天青賢者・紅玉賢者・翡翠賢者・黄玉賢者・琥珀賢者・瑠璃賢者・紫宝賢者となる。そのため、これらを総称して宝石賢者と呼ぶ事があり、QMA5の白金賢者十段からの昇格試験でも「宝石賢者昇格条件」と記載されている。
昇格試験(5)
QMA5で導入された階級昇格に関する制限。その階級の最高位で魔法石(経験値)が埋まった状態になると、従来のシリーズでは自動的に次の階級へ昇格できた(QMA3では、途中の階級から一定以上の組にいる必要があった)が、QMA5では「全国オンライントーナメントで優勝する」などの階級ごとに設定された一定の課題をクリアしなければ昇格することができない。課題は階級が高くなるほどにクリアが難しくなり、大賢者以上は最上級のドラゴン組でなければクリア条件を満たさない。試験が課されている間は、課題をクリアできるまで検定試験・全国大会のプレイでも魔法石が一切支給されない。QMA6では昇格試験のシステムはなくなった。
組分け
QMA3以降、対戦相手のマッチングは同じ組に所属するプレイヤーの中から選ばれる。最近の対戦経歴を基準に組分けするため、従来はなかった違う階級同士の対戦が行われる。組の名前にはフェアリー、ユニコーン、ガーゴイル、ミノタウロス、フェニックス、ドラゴンなどのファンタジーに登場する想像上の生物からつけられており、作品ごとに組の数や名前は変化している。
下位の組では、COM(コンピュータが操作するキャラクター)の固定枠を設けており、設定された人数のCOMが必ず入る。COMは、作品・組により差はあるがかなり弱いため(未確認だが、稼働から日時が経つと少しずつ強くなるともいわれる[9])、難易度調整の役目も果たしている。人間が不足した場合はCOMが穴埋めとして入るため、時間帯によっては上位の組でもCOMが多く入ることもある。また、回線が切断された場合も、名前はそのままでCOMが対戦を引き継ぐ。
逆に上位の組になるほど、COMの固定枠が少なくなり(QMA3ではケルベロス組、QMA4ではグリフォン組、QMA5ではミノタウロス組以上だと無くなる。QMA6では稼働初期のみ全ての組でCOM枠が無くなった)、成績を保つのが難しくなるが、その分魔法石は多く獲得できる。
また、難問が出やすくなり、複雑な出題形式が増えて行く。全ての出題形式が揃うのは、QMA3ではペガサス組以上、QMA4ではフェニックス組以上、QMA5ではドラゴン組のみになる。QMA4以降ではトーナメント終了時に支給される購買部専用の通貨「マジカ」の額は所属組によって決定され、上位の組にいるほど高い額を入手できる。
組の変化は最近のトーナメントの成績の平均によって行われ、昇格基準以上ならば一段階上のクラス、逆に降格基準以下ならば一段階下のクラスに変更される。
新作に移行した場合、組はリセットされるが、前作から継続プレイするプレイヤーには、最初から新規プレイヤーよりも上のクラスに所属できるという優遇措置がとられる。
QMA3の組分け
- 最近5戦の獲得点の平均による得点ランク(S/A/B/C)によって変動した。また、クラスが階級昇格の条件として加わることがある(経験値での条件を満たしても、クラスの条件を満たさないと階級アップできない)。また、e-AMUSEMENT PASS有りのプレイヤーと無しのプレイヤーは、互いに対戦することはない。下位の組ではCOMが多いが、上位の組になるに従いCOMの数は減少する。稼働した最上組のケルベロス組では、完全に対人のみになることもあった。ただし、ケルベロス組の昇格条件はかなり厳しく、ふるいに掛けられた強豪が集結した反面、実際には人数不足でCOMが入ることが多かった。
- 本作にのみ階級によって所属クラスに制限がかかっている。
クラス名 | 所属可能条件 | COM枠 | 備考 |
---|---|---|---|
ゴーレム組 | (不明) | (不明) | 結局、このクラス含む残りの3〜4クラスは稼動しなかった。 |
ケルベロス組 | 大賢者・賢者:A以上 大魔導士:S |
なし | 稼動されたクラスの中では最高位。 |
ペガサス組 | 大賢者・賢者:B 大魔導士:A 上級魔術士:S |
2 | |
ユニコーン組 | 大賢者・賢者:C 大魔導士:B 上級魔術士:A 中級魔術士:S |
2 | |
エルフ組 | 大魔導士:C 上級魔術士:B 中級魔術士:A 初級魔術士・修練生:S |
4 | |
ホビット組 | 上級魔術士:C 中級魔術士:B 初級魔術士・修練生:A |
6 | |
フェアリー組 | 中級魔術士:C 初級魔術士・修練生:B以下 |
8 | 一番下のクラス。カードなしはこの組で固定。 |
最近5戦の平均点 | ランク |
---|---|
300〜400点 | S |
200〜299点 | A |
100〜199点 | B |
0〜99点 | C |
QMA4の組分け
- QMA4では、得点ランクではなく最近5戦の順位の平均によってクラスが変化する基準になった。平均が3位以上で一段階上のクラスに上がり、11位以下で一段階下のクラスに落ちる[10]。新規プレイ時はピクシー組から、QMA3からデータを引き継いだ場合はユニコーン組からのスタートになる。ただし、セイレーン組からピクシー組へ、ユニコーン組からセイレーン組への降格は発生しない。クラスの移動が起こった時点で順位の平均はリセットされる。また、「優勝」か「予選で100点」を達成すると無条件で一段階上に昇格となる(順位平均では降格基準に達した場合も、昇格が優先される。最上組所属の場合は、現在の組に残留する)。グリフォン組以上にはCOM枠が無く、前作に比べ、全員人間による対戦の機会が飛躍的に増した。
- 前作に比べ、組昇格の条件がかなり甘くなった[11]。上位の組であっても、深夜等人間が不足する時間帯でCOMが多めに入り、運良く得意な科目が出題されれば、それなりの確率で優勝して昇進できる。それゆえに上位の組に行くほど一段階下(上)の組との難度の差が大きくなった。特にフェニックスとドラゴンの差は大きかった為、上記脚注にあるアップデートで降格条件が厳しくなった。この為、昇格・降格を繰り返す人も多かった。
- 前作と違い、階級によって、組昇降の条件が変わることはなくなった。
- 1プレイごとに購買部専用の通貨「マジカ」が支給されるが、上の組になるほど支給額は多くなる。昇格・降格があった場合でも、支給額は組の変動前の基準による。
- 今作から、名前・点数表示のバックの紋章の上部に組を表す想像上の動物が表示されるようになった。また、地図には組の想像上の動物が描かれているが、セイレーンは人魚として描かれている。
クラス名 | マジカ支給額 | COM枠 | 備考 |
---|---|---|---|
ドラゴン組 | 25 | なし | 最上位クラス。 |
フェニックス組 | 18 | なし | |
サイクロプス組 | 14 | なし | |
ケルベロス組 | 14 | なし | |
グリフォン組 | 12 | なし | |
ユニコーン組 | 12 | 4 | QMA3から引継ぎ時はここからスタート。この組からセイレーン組への降格はない。 |
セイレーン組 | 9〜12 | 8 | この組からピクシー組への降格はない。 |
ピクシー組 | 10 | 8 | 新規プレイ時はここからスタート。カードなしはこの組で固定。 |
QMA5の組分け
- QMA5ではQMA4に準じた方式を採用しているが、判定基準となる順位の平均が最近3戦に変更された。平均が4位以上で一段階上のクラスに上がり、11位以下で一段階下のクラスに落ちる[12]。また、優勝・100点による即昇格が無くなり、全体的に前作より厳しく調整された。新規プレイ時はフェアリー組から、QMA4からデータを引き継いだ場合はガーゴイル組からのスタートとなる。ただし、ユニコーン組からフェアリー組へ、ガーゴイル組からユニコーン組への降格は発生しない。
- また、階級昇格の条件にクラスが復活したが、QMA3のように、階級によってクラス変動の条件が変わることはない(例えば「ミノタウロス組以上で優勝」が階級昇格の条件の場合、その時点でフェニックス組にいようがドラゴン組にいようがその組で優勝することが条件になる)。
- QMA4での組を表す生物表示に加えて、名前や点数表記の上に組名の頭文字が表示されるようになった。
クラス名 | マジカ支給額 | COM枠 | 備考 |
---|---|---|---|
ドラゴン組 | 25 | なし | 最上位クラス。 |
フェニックス組 | 20 | なし | |
ミノタウロス組 | 16 | なし | |
ガーゴイル組 | 14 | 4 | QMA4から引継いだ場合はここからスタート。この組からユニコーン組への降格はない。 |
ユニコーン組 | 12 | 8 | この組からフェアリー組への降格はない。 |
フェアリー組 | 10 | 8 | 新規プレイ時はここからスタート。カードなしはこの組で固定[13]。 |
QMA6の組分け
- 組名、昇格条件ともQMA5と同じ。平均が4位以上で一段階上のクラスに上がり、11位以下で一段階下のクラスに落ちる[12]。新規プレイ時はフェアリー組から、QMA5からデータを引き継いだ場合はユニコーン組からのスタートとなる。ユニコーン組からフェアリー組への降格は発生しない。
- 2009年4月27日のアップデート以前はガーゴイル組からユニコーン組への降格も発生せず、QMA5からデータを引き継いだ場合、ガーゴイル組からスタートしていた。
- 稼動当初は下位組にあったCOMの固定枠が無くなり、全ての組で全員対人になる可能性があったが、2009年4月27日のアップデートでガーゴイル組以下の対戦人数が調整された。
- QMA5では頭文字だけだった組名の表示が、英語表記ですべて表示されるようになった。
- 2009年4月27日に変更された組分けの仕様は下記の通り。
- ユニコーン組への降格の発生。
- QMA5からデータを引き継いだ場合、ユニコーン組からスタート。
- ガーゴイル組以下の対戦にCOMの固定枠の発生。
クラス名 | マジカ支給額 | COM枠 | 備考 |
---|---|---|---|
ドラゴン組 | 25 | なし | 最上位クラス。 |
フェニックス組 | 20 | なし | |
ミノタウロス組 | 16 | なし | |
ガーゴイル組 | 14 | 6 | 稼働当初は、この組からユニコーン組への降格はなかった。 |
ユニコーン組 | 12 | 8 | QMA5から引継いだ場合はここからスタート。この組からフェアリー組への降格はない。 |
フェアリー組 | 10 | 8 | 新規プレイ時はここからスタート。カードなしはこの組で固定。 |
キマイラ組 | 10(ロケテスト) 25(全国大会) |
なし | ロケテスト・全国大会用クラス。 |
QMADSの組分け
- 基本的にベースとなっているQMA4に準じる。QMA4との違いは以下の通り。
- 対戦人数が8人になっているため、昇格条件・降格条件の順位が変更されている。過去5戦の平均順位が3位以上で昇格、6位以下で降格となる。
- フェニックス組・ドラゴン組はサイクロプス組以下よりも降格条件が厳しくなっている。フェニックス組は5位以下、ドラゴン組は4位以下で降格となる。
- 昇格条件と降格条件を同時に満たした場合(優勝したが過去5戦の平均順位が低い)、降格が優先されて下の組に落ちるようになっている(QMA4では昇格優先)。
- 下位組の降格制限がなく、負け続ければピクシー組まで落ちる(QMA4ではユニコーン組より下には降格しない)。
- COM枠が存在しないため、全てのクラスで全員人間との対戦となる可能性がある。
- 解像度の関係で、組名は生物の意匠ではなく文字表記で表される。
クラス名 | マジカ支給額 | COM枠 | 備考 |
---|---|---|---|
ドラゴン組 | 25 | なし | 最上位クラス。 |
フェニックス組 | 18 | なし | |
サイクロプス組 | 14 | なし | |
ケルベロス組 | 14 | なし | |
グリフォン組 | 12 | なし | |
ユニコーン組 | 12 | なし | |
セイレーン組 | 10 | なし | |
ピクシー組 | 10 | なし | 新規プレイ時はここからスタート。 |
マジックエッグ・マジックペット
プレイヤーは虹色のマジックエッグを育て、マジックペットとして孵化させて育てることができる。QMA1〜3までは入学(ゲームスタート)時に支給され、予習で一定条件を満たすと予習の成績に応じたマジックペットが孵化するシステムが採用されていたが、QMA4以降は購買部から任意で購入し自分で育てるというものに変更された。
QMA1〜3のマジックペット
虹色のマジックエッグが入学(ゲームスタート)時に支給され、予習で一定条件を満たすとマジックペットが孵化するシステムが採用されていた。特定の条件を満たす(QMA1では予習での合計点数が基準点、QMA2〜3では予習の合格回数が一定数を超える)と孵化していた。また孵化しなくても、全体の正解率によってマジックエッグの色が変化していた。
- QMA1
- マジックペットの色と形は固定であり、それぞれのジャンルの予習を多くこなすと孵化、孵化したペットはそれぞれ以下のように分かれていた。
- マーマン アニメ&ゲーム(青)
- ドラゴン スポーツ(赤)
- フラワー 芸能(緑)
- スネーク 一般知識(白、マジックエッグ時は黄色)
- バット 学問(紫)
- また、孵化前のマジックエッグは予習を多くこなしたジャンルの色に染まっていた。ノンセクションを除く他ジャンルの予習点数が今までのジャンルの予習点数を上回るとマジックペットが変化した。なお、ノンセクションばかり予習するとマジックペットは孵化せず、マジックエッグのままでいることも可能であった。
- QMA2
- マジックペットの形は同じで、色は「ノンジャンルを除いた正解率の最も高いジャンルの色」で分かれていた。よって赤色のマーマン、緑色のバットといった、QMA1にはなかったマジックペットの種類も可能になった。
- QMA3
- QMA2同様のシステムがとられたが、ペットやエッグの色が「ノンジャンルを除いた正解率の一番低いジャンル」になった。
QMA4のマジックペット
- 支給は廃止されたが、代わりに決勝において対戦相手の正解率をグラフで見ることができる。
- 2007年4月4日の更新から、購買部の商品としてマジックエッグが売り出されるようになった。買うかどうかはプレイヤー任意である。
- これまでとは違い、エッグの孵化には「マナ」、孵化したあとの成長には各種の餌を購買部で買い与えることが必要になった。買い与えたマナ・餌によって、色や形が変化するようになっている。孵化すると4文字までの名前を付けられる。
- ずっと餌をやらないとペットがすねてしまうが、稼動終了までペットが逃げてしまうなどの行動は無かった。餌を与えると元に戻る。
- 2007年7月25日のアップデートで追加された新種の餌を与えることで、新形態のマジックペット「くまきゅう」に変化する。
購買部(4〜)
「購買部」という単語はQMA1から公式サイトのページとして登場し、コナミスタイルへのリンクやQMAグッズの商品情報を掲載していたが、QMA4からはゲーム内に実装された。
学内の通貨「マジカ」(1プレイごとにゲーム終了時支給される。支給額は組分けを参照)で買い物ができる。ちびキャラクターの服装をカスタマイズできることが最大の特徴。クイズそのものへの利点はない。後に携帯電話サイトにも同様の機能が用意された(QMA4のみ)。また挨拶コメントの変更やキャラクターの着替えも、購買部に設けられた更衣室(QMA5以降はマイルーム)で行う。
アイテムは服装、頭部アクセサリー、アクセサリー1(手に持つ)、アクセサリー2(顔につける等)、挨拶コメント、マジックエッグ、ペット用品(孵化させるためのマナ、孵化後の餌、アクセサリーなど)などがある。また非売品アイテムがあり、全国大会で成績優秀者に授与される。挨拶コメントは定型文を購入し、それを組み合わせることが出来る。
QMA5からはクエストの挑戦も導入された(但し前述の昇級試験とは別物)。クエストでは自分で購入した条件(例:予選3回戦までの合計点が200点以上、連続正解15問以上)をクリアすると非売品アイテムを獲得できることがある(中にはQMA5ロケテスト時にしか獲得できないアイテムもある)。なお、クエストによっては続き物になっているクエストがあり、最初のものをクリアすると次の段階のものを購入することが可能になる。QMA6ではクエストをクリアすると1枚絵とそれに関連するストーリーが見られる。
また、QMA5ではe-AMUSEMENT PASSメンバーズサイトのサービスとしてメンバーズサイト限定商品を含む一部アイテムを有料で購入できるサービスが開始した。QMA6では2009年5月8日に同サービス再開。
店舗情報
貢献ポイント・スクールポイント(2・3)
クイズの成績によって貢献ポイントが得られる。貢献ポイントは、QMA2では新規プレイ時にランダムに割り当てられる5つの寮(寮長となる先生はマロン、ガルーダ、フランシス、リディア、ロマノフ。詳細はクイズマジックアカデミーの登場人物を参照)へ蓄積される。
QMA3ではスクールポイントと称され、カード取得後最初にプレイ又は引継ぎを行った店舗(変更も可能)へ蓄積される。当初はスクールポイントは所属店舗以外でプレイした場合は変動しなかったが、アップデートにより従来のスクールポイントを所属校スクールポイントとし、所属店舗でプレイした場合に(新)スクールポイントと所属校スクールポイントが同時に変動する仕様に変更された。
これらのポイントは、全国オンライントーナメントで決勝に進出したり予選で1位を取ると増加し、予選2回戦までに敗退すると減少する。全国大会でもポイントが入ることがあるが、店内対戦・個人授業では増加しない。公式サイトのランキングはこのポイントを集計して発表していた。
称号校・首席(3〜)
QMA3ではプレイヤーの所属店舗でのスクールポイントの、QMA4以降は実際にプレイした店舗での獲得魔法石の上位10名の累計がポイントとなる。学校ランキングは全国を7ブロックに分け、ブロックごと及び全国でポイント(魔法石)を競う。QMA3以降、各ブロックに属する都道府県は以下の通り[2][14]。
ブロック名 | 色 | 所属都道府県 |
---|---|---|
北海道・東北 | 黄 | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 |
関東 | 水色 | 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川 |
東京 | 青 | 東京 |
中部 | 黄緑 | 新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知 |
近畿 | 橙 | 三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 |
中国・四国 | 紫 | 鳥取、(島根)[15]、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知 |
九州・沖縄 | 桃 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
月ごとの集計で、全国首位の店舗に「超名門校」、各ブロック首位の店舗に「名門校」、2〜4位の店舗に「有名校」の称号を授与。翌1ヶ月間、学校(店舗)名に付して「超名門」「名門」「有名」と表記される。スクールポイントも魔法石も、その店でプレイして獲得した分が有効となる。麻雀格闘倶楽部のクラブスコアシステムと違い、該当店舗でのプレイのみが有効となるため、営業時間が長く、設置台数の多い店舗が有利となっている。また、上位10人が集計の対象になるため、称号獲得には、店舗全体のプレイ頻度よりも、熱心にやり込む常連プレイヤーに依存する。
また、各店舗(称号校である必要はない)のスクールポイント・魔法石首位になったプレイヤーは、翌1ヶ月間「首席」の称号を与えられる。QMA3のスクールポイントは所属店舗にしか入らなかったが、QMA4以降、魔法石は実際にプレイした全店舗が対象となるため、複数校で同時に首席になることも可能になった。
関連作品
ウェブコミック
Template:継続中の作品 コナミネットDX内のデジタル雑誌「週刊コナミプチ(旧・週刊コナミ)」にて、2006年8月25日(iモード、Yahoo!ケータイ)・9月22日(EZweb)から2007年6月29日まで、このゲームを原作としたデジタル4コマ漫画『クイズマジックアカデミー -めざせ!大賢者!-』が連載されていた。作者は桜みさき。全86話。
さらに2007年7月6日からは、新たなシリーズとして全編カラーの4コマ漫画『ようこそクイズマジックアカデミー』が「週刊コナミプチ」で連載されている。漫画の最後には毎週クイズが一問出題され、次週にその解答が掲載される。漫画の作者は、連載開始時はすずきけい、にゃん味噌、さらに2008年3月14日からは桜みさき、閂、桜瀬リコなども加わった。
また、コナミが提供する別の有料サイト「週刊コナミ(旧・デジタルコミックス)」にて、これらの漫画のバックナンバーがまとめて配信されている。
OVA
2008年2月15日-16日に開催された「AOU2008アミューズ・エキスポ」で、OVA(オリジナルビデオアニメーション)化されることが発表された。コナミスタイルおよびイベント限定で、2008年9月12日[5]に発売。メディアはDVD-ROM。正式タイトルは『クイズマジックアカデミー 〜オリジナルアニメーション〜』。
スタッフ
キャスト
基本的にアーケード版(QMA3以降)と変更はない。詳しくは登場人物を参照。
主題歌
- オープニングテーマ
- 歌:「賢者の道」ルキア(桑島法子)
- エンディングテーマ
- 歌:「未来のみんな」シャロン(浅野真澄)
インターネットラジオ
2008年8月27日から11月21日にインターネットラジオ「Radio QMA!!」がKONAMI STATIONで配信されていた。配信は毎週金曜日。メインパーソナリティは浅野真澄(シャロン役)、広橋涼(ユリ役)の2人。ゲストにたかはし智秋(アメリア役)、檜山修之(レオン役)、後藤邑子(リエル役)が登場した。
バックナンバーと録りおろし、テーマソング(前述のOVAのオープニングテーマ及びエンディングテーマ)を収録した「ラジオCD Radio QMA!!」と、ラジオドラマ4話分を収録した「ドラマCD Radioドラマ QMA!!」が2008年12月18日に発売された。
- 内容
- 購買部! ニューアイテム!
- ゲーム中の購買部に置いて欲しいアイテムをリスナーから募集する。
- マジカ争奪!?QMAハンタークイズ!
- ゲーム中に登場する形式のクイズをパーソナリティが解く。マジカを多く獲得したパーソナリティが勝者となり、勝者にはボーナスチャンス(獲得マジカをかけて課題に挑戦)、敗者には台詞を読ませる罰ゲームが課された。
- 獲得したマジカはラジオCDの録りおろしで収録されたご褒美のランク決定の基準となった。
- ラジオドラマ
- OVA版以降のユリがアメリアクラスに編入した後の話を描く。
- 第1回の2008年8月27日から第11回の2008年11月7日までの奇数回に前後半に分かれて放送されていた。第4話はドラマCD版の録りおろしである。
- OVAで台詞のなかったユリ、リエルが登場する。ナレーションは若本規夫(ガルーダ役)。
- そのほか、冒頭でのミニコント、普通のお便りを読むコーナーがあった。
書籍
- マジックアカデミーへ行こう!〜QUIZ MAGIC ACADEMY FAN BOOK〜 ISBN 978-4861551161
- キャラクターや背景など、グラフィック関連がメインとなっている。QMA3までのイラストや設定資料、未公開イラスト、キャラクターのセリフ、及び声優へのインタビューが掲載されている。藤枝雅、石田あきら、くろがねぎんによるコミックも掲載。また、公式で発売されたQMAグッズや、QMAのプライズゲームの景品用グッズも掲載。1800円。
- マジックアカデミー通信 Vol.1 ISBN 978-4861551703
- QMA4のシステム紹介、イラスト紹介、リエルの特集、後藤邑子や製作責任者へのインタビュー、投稿イラストの掲載、AOUアミューズメントエキスポ特別杯のレポート、過去のQMAシリーズの紹介の特集が組まれている。表紙はルキアとアロエの書き下ろし。藤枝雅によるコミック版や、コナミネットDXに掲載されているデジタルコミックの「QUIZ MAGIC ARCADEMY めざせ!大賢者!」(作者は桜みさき)も2006年12月分まで掲載。しかし、投稿イラストは未発表のものに限るのに、ゴールドメダル賞(イラスト大賞)が既に作者のホームページなどで掲載済みのイラストであったり、特別イラストが表紙とシャロンの3枚だけであったりと、ファンからの評価は良くないようである。1300円。
- マジックアカデミー通信 Vol.2 ISBN 978-4861552243
- 『AOU2008アミューズメント・エキスポ』にて発表された。2008年6月18日発売。 QMA5のシステム及びキャラクターグラフィックの紹介、クイズマジックアカデミーDS・OVAの最新情報、QMA4のイベントシーン、石塚さより、水橋かおり、深澤岳大、大門弘樹、製作責任者へのインタビュー、AOU2008アミューズメントエキスポのレポート、過去のQMAシリーズの紹介の特集が組まれている。表紙はセリオスとシャロンの書き下ろし。コナミネットDXに掲載されているデジタルコミックの「QUIZ MAGIC ARCADEMY めざせ!大賢者!」(作者は桜みさき)の他に週刊コナミ・「ようこそクイズマジックアカデミー」(作者は桜みさき、桜瀬りこ、烏丸、こもわた遙華)も2ページ分掲載。1300円。
- マジックアカデミー通信 DS特集号 ISBN 978-4861552328
- QMADSと同日の2008年9月12日[5]発売。題名のとおりQMADSのゲームシステムや追加キャラクターであるライラ・クロニカの紹介、緑川光、中原麻衣、アーケード版・DS版両方のプロデューサーのインタビュー、投稿イラストの掲載、OVA版の紹介、沢樹隆弘、吉岡榊の書き下ろし漫画などを収録。1400円。
- マジックアカデミー通信 Vol.3 ISBN 978-4861552496
- 2009年3月26日発売。1300円。
CD
QMA4以降はサウンドトラックが発売されている。
- クイズマジックアカデミーⅣオリジナルサウンドトラック
- QMA4で初登場したゲーム中のBGMおよびボーナストラックを収録したCD。2007年7月20日コナミスタイルで発売(一般販売は2008年9月10日)。全41曲。
- クイズマジックアカデミーⅤオリジナルサウンドトラック
- QMA5で初登場したゲーム中のBGMを収録したCD。2008年9月12日[5]コナミスタイルで発売(一般販売は2008年11月12日)。全38曲。
- クイズマジックアカデミーⅥオリジナルサウンドトラック
- 2009年6月12日コナミスタイルで発売予定(一般販売日は未定)。
- ラジオCD Radio QMA!!
- ドラマCD Radioドラマ QMA!!
- 2008年12月18日コナミスタイルで発売。前述のインターネットラジオを収録。
関連項目
ゲーム
- ビシバシチャンプ
- 『ビシバシチャンプオンライン』収録のミニゲーム「呼び出せ魔法大作戦」にアメリア先生に似た人物(眼鏡を掛けていないため、アメリア先生とは別人と思われる)がゲスト出演しているほか、召喚されるのがマジックペットである。
- pop'n music
- 『pop'n music 13 カーニバル』の新曲として、本シリーズの2作目までに使用された一部の楽曲をメドレーにした「マジックアカデミー組曲(ジャンル名:クイズマジックアカデミー)」が収録されている。また、曲の担当キャラクターおよび使用可能なキャラクターとしてポップン風にデフォルメされたアロエが出演し、キャラクターアクションではアメリア先生も登場する。
- また、『pop'n music 15 ADVENTURE』ではポップ君がQMAの生徒の顔に変化するオジャマ「QMA」が登場した。このオジャマは、ポップ君の色と各生徒の髪の毛の色が対応している。
- アラビアンクリスタル
- メダルゲーム。リーチ画面やミニゲームにアメリア先生とユリがゲスト出演している。ミニゲームでは「クイズマジックアカデミー・ミニ」と題されたマジックアカデミーのキャラクターを当てる択一制クイズが用意されている。
- メタルギアソリッド ポータブル OPS+
- 強化兵士「クイズマジックアカデミー兵」として、ミニキャラのアロエがデザインされた服を着た兵士が登場METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS+。
- なぞなぞ&クイズ一答入魂Qメイト!
- 本作をベースに低年齢向けにアレンジしたクイズゲーム。クイズマジックアカデミーファミリー作品に含まれている。
- ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer
- コナミとの取引がないために本作を系列店舗に導入できない[16]セガが、本作に対する対抗作として開発したクイズゲーム。最大の特徴は、早押しクイズをメインに据えていることである。解答権が基本的に一人しかない早押しクイズの性質上、大人数での対戦は実力差の調整が難しい(全く解答権を取れないまま、敗れるプレイヤーが生まれる可能性が高い)。そのため、基本的に1対1の対決がメイン。プレイヤー4人で、1対1・全3戦の総当り戦+上位2名による決勝戦を戦う。
- 2008年12月18日よりネットワーク対戦クイズ Answer×Answer2が稼動開始。4人で3回戦を戦い、上位2名で決勝を行う。早押しクイズでの解答権が先着2名になるなど解答できるチャンスが増えている。
アニメ
- 魔法少女リリカルなのは女子生徒のクララを参照
- おとぎ銃士 赤ずきん
- コナミデジタルエンタテインメントが原案・企画・製作のテレビ東京系列で、2006年7月から2007年3月まで放送されていたアニメ。第5話で主人公たちがアニメフェスティバルのコスプレイベントに参加したとき、シャロンのコスプレをしたと思われるキャラクターが登場。セリフはなし。
脚注
- ^ 『マジックアカデミーへ行こう!〜QUIZ MAGIC ACADEMY FAN BOOK〜』コナミデジタルエンタテイメント、2006年、154頁
- ^ a b 「マジックアカデミー本校」「マジックアカデミー分校」(東京所属)も存在するが、これはゲームセンターではなく、制作側のデバッグ接続といわれている。COMプレイヤーの校名は「マジックアカデミー(校)」(QMA1では「クイズマジックアカデミー」)で所属ブロックは無所属(QMA6では所属都道府県の代わりに「COM」と表示)。
- ^ アーケード版ではQMA2途中からHUM全員の解答が出揃った時点で正解発表され、COMが正解した場合の点数はCOMが解答したと設定された時間分の点数が入る仕様である。
- ^ アスキー・メディアワークス刊「iモードで遊ぼう! vol.34」に記載。
- ^ a b c d 9月12日を語呂合わせで「クイズの日」と称してQMA関連商品の一斉発売をしたことに因むが、一般的にいうところのクイズの日は1月9日である。近年は多くのゲームソフトが木曜日に発売されるが、本作は金曜日に発売された(同日発売のソフトは他になし)。
- ^ QMA4ではプレイ回数を重ねれば誰でも宝石賢者に到達できたために階級に重みが無くなり、QMA5では階級と実力をある程度比例させるべく昇格試験を導入した。しかし、試験に合格できないプレイヤーが続出し、また同じ試験でも時間帯や回線落ちなど条件次第で難易度に差が出る不公平感もあった。QMA6では昇格試験を廃止する代わりに、魔力ポイントを純粋な強さを示す指標を導入したと思われる。
- ^ 設定上は没収されることもあるらしく、OVAではルキアとレオンが没収の常連という説明がある。しかしゲームでは実装されていない。
- ^ これは、QMA4にて強敵・難問揃いのドラゴン組で戦うよりも、わざと下の組で戦った方が優勝回数・魔法石を稼ぎやすいという不公平さを是正するためといわれている。
- ^ COMは、稼働当初は選択式以外の形式では正解と白紙回答(「・・・・・・・・」で表示)しかしない。しかし、稼働から日時が経つと、それ以外の回答もするようになる。これはホストになった人間プレイヤーの回答を覚えるようになっており、正解をする人間プレイヤーが多ければ、COMの正解率も上がって行く仕組みである。
- ^ 公式では「平均順位10位未満」としているが、平均は小数点以下切り捨てで計算するため、平均が10位を下回っても11位に達するまでは降格しない(過去5回で10、11、11、11、11であった場合平均は10.8位だが、小数点切り捨てで10位となるため降格しない)。よって11位以下ということになる。昇格ラインについても同様である。以上から、降格ラインは過去5戦の順位の数値の合計が55以上の場合、昇格ラインは同19以下の場合ということになる。
なお、2007年2月28日のアップデート以前は、最近10戦(昇格直後は最低5戦)の順位の平均によってクラスが変化し、平均が3位以上で一段階上のクラスに上がり、13位以下で一段階下のクラスに落ちた。アップデート後初めてのプレイでは昇降格は留保され、その次で初めて反映される。 - ^ 未確認だが、理由としてささやかれているのは、前作で昇格の条件が厳しいことを逆手に取り、実力があるのに下位の組に居座り、スクールポイント・優勝回数などを稼ぐプレイヤーが居たため、対策として昇格しやすくしたというものである。
- ^ a b QMA4同様、平均は小数点以下切り捨てで計算するため、降格ラインは過去3戦の順位の数値の合計が33以上の場合、昇格ラインは同14以下の場合ということになる。
- ^ しかし、実際にはカード無しでもユニコーン組以上に上がってしまうバグがある。この場合、ユニコーン組以上でも、フェアリー組の問題形式が予告されるが、実際は組に見合った出題形式になるため、予告と変わることが多い。
- ^ QMA2から都道府県の表示および地域の色分けはあった(店舗ランキングの集計はなかった)が、東京都は関東ブロック、三重県は中部ブロックに入っていた。「無所属」(背景色は白)や他の都道府県も設定でき、実際に無所属の店舗も存在した。QMA3以降は現在の区分となっている(東京都が独立している理由は東京都だけでも設置店舗が多く、他の関東地方の県と一緒に集計を行うと、関東地方だけが非常にハイレベルなランキングになってしまうからだと考えられる。三重県については近畿地方#範囲、中部地方#地方の定義域参照)。
- ^ 現在、島根には設置店舗が無い。
- ^ ただし、埼玉県川越市のセガ系列の「クラブセガ川越」(元サミー系列「サミーズレグノ川越」。セガサミーホールディングス設立により店名変更)など少数ではあるが導入している店舗もある。