吉田尚記
日本のアナウンサー (1975-)
吉田 尚記(よしだ ひさのり、1975年12月12日 - )は、ニッポン放送のアナウンサーである。東京都中央区銀座出身。麻布中学校・高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。
経歴
- 高校在学中は『全国高等学校クイズ選手権』(日本テレビ系)の全国大会に出場した経験がある。
- 大学在学中は落語研究会、クイズ研究会に所属。ちなみに一浪している。
- 1999年4月にニッポン放送へ入社。
- 2005年3月13日に結婚式を挙げた(婚約はしていた)。ちなみに妻は声優養成所に通っていた経験があるとのこと。
- 2006年3月31日に娘が生まれたことを、当日夕方の『ブロードバンド!ニッポンLFX488最終回スペシャル ニッポン全国ヨッ!お疲れさん』にて報告した。ラジオでは当日深夜の『本谷有希子のオールナイトニッポン』で報告した。
- 2008年、北京オリンピックのレポーターとして現地に派遣され、大会期間中は『ミューコミ』も現地から生放送された。
人物像
- 愛称であるヨッピーとは西川貴教によって付けられた。共演者の1人である田中理恵は、たまにこれを更にもじってよっぴっぴとも呼ぶ。
- ニッポン放送携帯電話情報サービスや、ニッポン放送関連のイベントなどのラジオCMにも頻繁に出演している。2005年春から、秋まで東京ディズニーランドのラジオCMの声にも同期アナウンサーの山本麻祐子(2006年4月にフジテレビへ転籍)と共に出演していた。
- 放送業界で1、2を争うアニメやゲームなどのオタクとしても有名で、局と関連のないアニメ・声優イベントの司会を務めることも多い。また、アニメ情報フリーペーパー「アニカン」で自身のコラム(大半は自身の近況報告が中心となるのだが)を載せている。
- ゲーム雑誌「ファミコン通信」(現:「ファミ通」)を、第2号から購読している。創刊号は立ち読みだったとのこと。
- 日本テレビの羽鳥慎一とは親交がある。
- シンガーソングライターのより子とは公私ともに親交が深く、彼女の事務所移籍やメジャーデビューを決意するきっかけを作ったのも吉田である。また、彼女の誕生日には毎年新作のゲームソフトをプレゼントするという。
- 先輩アナウンサーの荘口彰久(現在フリー)がマラウンサーと皮肉ったこともあり、インターネット上で、「吉田マラ」と呼ばれることがある。
- 本人曰く「『ミューコミ』は仕事だけど、『アニタン』は趣味」とのこと。
- ウィキペディアや2ちゃんねるをよく利用している(ウィキペディアについては『アニタン』内にて、2ちゃんねるについては『ミューコミ』内の発言から)。
- mixiにも参加して、度々日記を書いている。現在、マイミクシィは規定人数に達したため、「吉田尚記ミラー(吉田の疑似mixi的コミュニティ)」を設置、メンバーを募っている。
- 毎週月曜日には『ミューコミ』の番組企画の一環として、タワーレコードの首都圏各店舗でアルバイトをしている。
- 二輪免許を所有していて、飲み会で酔っ払った荘口彰久(現在フリー)に愛車のバイクを蹴られたことがある。
エピソード
- 2005年1月8日の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第13話に、ラクス・クライン暗殺の命を帯びた特殊部隊の隊長ヨップ・フォン・アラファスの声優としてアニメ初出演。
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション(総集編)』では全編新録となったため、改めてアフレコに挑んだ。
- 2007年10月期にフジテレビ系の『ノイタミナ』枠で放映された深夜アニメ『もやしもん』で再び声優を務めた。これは制作会社からオファーがあったと吉田本人は語っている。
- 2006年2月19日に、横浜BLITZにて開催された『ローゼンメイデン感謝祭』の司会を務める。
- この作品の制作および、このイベントの主催者がニッポン放送の競合局であるTBS(横浜BLITZの運営も行っている)であっただけに、吉田自身もイベント開始時の挨拶で「(TBS所属で、同社のアニメ関連イベントではお馴染みの)向井政生さんが司会をやって、自分は関係者席で観覧するものと思っていただけに、まさか自分が司会に抜擢されるとは思ってもいなかった」と語った。イベント中は出演者に鋭いツッコミを浴びせたり、自らのオタク知識を活かした発言を連発するなど、参加者からは好意的に迎えられた。
- このイベントの実績によるものか、近年では放送系列を問わず様々なアニメ・声優関係のイベントの司会を務めることも急増している。
- 第二回オタク検定に合格した(その直後に、検定を主催したビブロスが倒産したというオチまで付いた)。
- 入社後4年間新人男性アナウンサーが配属されず、2003年に鈴木芳彦(当時。現在はフジテレビに移籍)が入社するまで番組で新人呼ばわりされていた。
- 前述のように、大学時代に落語研究会に所属していたことと、オタク知識を活かした同人CD『ヲタク落語』を、自らコミックマーケットに出展して販売(サークル名は『練馬産業大学』)。2008年12月30日現在、第六集まで発売されている(第四集以降のジャケットは、『ひだまりスケッチ』のイベントの司会を務めた際に同席していた蒼樹うめの書き下ろしである)。
- 2002年10月から2004年3月にかけて、土曜日深夜25:00 - 27:00は『オールナイトニッポンリスナーズBEST』、同曜日27:00 - 28:30(同年11月から27:00 - 29:00になる)には『オールナイトニッポンレコード』を担当し、特に同年11月から2004年3月までは4時間ぶっ通しで担当していた。
- 複数のパーソナリティーで進行する番組では、いじられ役にまわることが多く、『ミューコミ』も2年目以降「サポーターズパーティ内」での罰ゲームを受けることが多くなっている。
- 『有楽町アニメタウン』時代から、田中が吉田の言動に手厳しい態度を取ることは日常茶飯事であった(逆に田中がヒートアップ気味の場合には吉田がツッコミを入れることもある)。田中曰く「兄と、それに突っ掛かる妹」と言った関係とのことである。
現在の出演番組
ラジオ地上波
- 有楽町アニメ塾(2008年1月 - )
単発の出演番組
- オールナイトニッポンR スペシャルナイト・吉田尚記のゲームナイトニッポン
- 小栗旬のオールナイトニッポン(回線を使っての放送の時に登場する)
過去の出演番組
- ラジオ地上波
- ミューコミ(月 - 木 24:00 - 25:00、2006年4月 - 2009年3月)
- おいしいラジオ(火 21:30 - 21:50、2008年10月 - 2009年3月)
- 着ラジ
- オールナイトニッポンレコード( - 2004年3月)
- 吉田尚記のオールナイトニッポン(不定期)
- 吉田尚記のallnightnippon-r 世紀末・東京道中膝栗毛(デビュー番組。しかしニッポン放送自体では放送されない幻の番組)
- 森永卓郎の朝はモリタク!もりだくSUN(レポーター)
- 笑顔満開!ひでたけ・のりこの大吉ラジオ
- 吉田尚記のどうですか歌謡曲
- 梅田淳YOU LUCK情報局(主にリポーターとして出演)
- タモリの週刊ダイナマイク(2004年10月 - 2005年3月)
- 東京キャラクターショーRADIO
- LF+R RECORDスペシャル
- LF+RフライングNIGHT!木曜・LF+R RECORDスペシャル
- TOSHIBA Presents オールナイトニッポンリスナーズBEST(2002年10月 - 2004年3月)
- 西川貴教のオールナイトニッポン
- 西川貴教のallnightnippon SUPER!
- 荘口彰久のオールナイトニッポン「東京道中膝栗毛」
- 石井一久のオールナイトニッポン
- 熱血!!ラジカルチャー
- 有楽町アニメタウン(声優の田中理恵と共に)
- TEEN'S MUSIC WAVE
- 松浦亜弥のオールナイトニッポン(コーナー進行の際に度々登場した。月1回ほど)
- メダマ!?ラジオ(火 - 金 21:00 - 22:00、2007年ナイターオフ番組、火・木担当)
- ユミリーの素敵な時間(月 20:30 - 20:50、アシスタント、2007年10月 - 2008年3月)
- ショウアップナイターハイライト(日 21:00-21:30、2008年度ナイターシーズン番組)
- テリー伊藤の頑張れ星野ジャパン!野球日本代表応援団(月 - 金 14:40 - 14:45頃、テリーとたい平のってけラジオ内、全国ネット)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(TBS系、土 18:00 - 18:30、2005年1月8日、第13話) - ヨップ・フォン・アラファス
- もやしもん(フジテレビ系『ノイタミナ』、木 24:45 - 25:15、2007年10月25日、第3話) - アルペルギルス・ニガー、アスペルギルス・アワモリ(2役)
- 吉田尚記のブロードバンド!ニッポン(水曜)
- ミューコミ セレクト・カウントダウン→ミューコミ漫画喫茶(週1回、木曜日更新)
- 裏アニータン!(週1回、月曜日更新)
- 吉田尚記の有楽町ゲームタウン(週1回更新、2007年4月 - 12月)