カバリエリの定理

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カバリエリの定理とは、「2つの立体を1つの平面平行な平面で切ったとき、切り口の面積が常に等しいならば、2つの立体の体積は等しい」という定理である。イタリアのボナヴェントゥーラ・カヴァリエーリによって17世紀に提唱された。

ファイル:Cavalieri's principle.jpg
同種、同数の硬貨で作った2本の柱。まっすぐ積んだもの(左)と汚く積んだもの(右)の体積は等しい。

数式で表現すると以下のようになる。

における断面積がである立体と、である立体において、

が言えるならば、

である。