キリンレモン

キリンビバレッジが販売する日本の飲料水

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キリンレモンKIRIN LEMON)は、キリンホールディングスの子会社キリンビバレッジから発売されている炭酸飲料である。

ファイル:Kirinlemon shinkyu.JPG
キリンレモン(340ml瓶/旧デザイン缶/新デザイン缶)

概要

1928年3月16日、発売が開始された。日本においては、日本コカ・コーラから発売されている「スプライト」、アサヒビール系のアサヒ飲料から発売されている三ツ矢サイダーサッポロビール系のサッポロ飲料から発売されているリボンシトロンと並んでサイダーラムネ類の定番商品であり、ロングセラーとなっている。

レモンという名称だが無果汁である(レモンの爽やかさを楽しむためにレモン果皮から採った天然香料を使用していることが由来)。また、近年微炭酸が流行の兆しを見せているのに反して、強めの炭酸指向を守り抜き、微炭酸を嫌う炭酸飲料フリークから根強い人気を得ている。レモン果汁入り微炭酸の商品であるキリンレモンセレクトもあり、こちらは1998年に一旦生産終了したが、2007年に復活し約1年間販売された。

缶やペットボトル製品は発売当初から瓶製品とは異なる独自のデザインだったが、1998年にキリンレモンセレクトと統合する形でリニューアルし瓶製品と統一感がとれるデザインになった。また、その際にキリンレモンくんというキリンのマスコットキャラクターが登場した。キリンビールのラベルにある古代中国の想像上の霊獣(生き物)の麒麟ではなく実在の動物のキリンとレモンを合体したようなキャラクターである。

2006年糖質を27%カットする味のリニューアルを行い、CMにはモデルの浦浜アリサを起用、デザインも佐藤可士和によって大幅リニューアルした(「キリンレモン」をロゴ文字から明朝体に置き換えるなど、大胆で賛否両論のあるデザインであった)。なお、瓶製品のみ従来の味が存続され、瓶のデザインも変わっていない。

2008年に発売80周年を迎えリニューアル。レモン香料の改良や天然水100%使用に加えて、乳酸カルシウムを新たに配合した。パッケージも黄色と青ベースのより目立つデザインに刷新、2006年リニューアルで(缶・ペットボトル商品からは)姿を消していた「キリンレモン」のロゴ文字も復活した。「キリンレモンスポーツ(蜂蜜+レモン果汁配合)」や「キリンレモンクール(ミント風味)」など新商品も積極的に展開している。CMにはアニメの巨人の星星飛雄馬一徹明子が登場する星一家編と左門豊作が登場する左門一家編)が採用されている。このリニューアルでも瓶製品のみ従来の味が存続され、瓶のデザインも変わっていない。

2008年9月2日、レモン香料を加えたホワイトソーダ「キリンレモン白組」を9月9日に全国発売すると発表。しかし9月5日、輸送時の振動や保存状態によって泡が噴き出しやすくなる不具合が判明したとして、同商品の発売中止を発表した。

2009年4月21日に現在のモデルにリニューアル。レモン本来の爽やかな風味をさらに強化した。レギュラーには天然水が、オリジナルには純水が使用されている。レギュラーはペットボトルのみの展開になり、缶製品は「キリンレモンオリジナル」として従来の瓶製品の味を再現したものに変更された。さらに、瓶製品は従来の味が存続され(瓶のデザインも変わっていない)、キリンレモンの中でも、味や品質が少しずつ異なる商品が3種類存在している。CMには小池徹平を起用している。

過去のCMキャラクター

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