黒ネコのタンゴ

イタリアの童謡、およびその日本語カバー曲

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黒ネコのタンゴ』(くろネコのタンゴ、黒猫のタンゴ)は、イタリア童謡コンテスト「ゼッキノ・ドロ」(it:Zecchino d'Oro)の1969年度入賞曲。皆川おさむのデビュー曲でもある(1969年10月5日発売)。

原題は『Volevo un gatto nero』(黒いネコがほしかった)、作詞はフランチェスコ・パガーノ(Francesco Pagano)=マリオ・パガーノ(Mario Pagano)の別名、アルマンド・ソリチッロ(Armando Soricillo)、フランチェスコ・サヴェリオ・マレスカ(Francesco Saverio Maresca)、作曲はフランチェスコ・パガーノ。オリジナル歌手はヴィンチェンツァ・パストレッリ(Vincenzo Pastorelli)。原題の示すとおり、自分は黒ネコが欲しかったのにもらったのは白ネコだったというのが本来の歌詞の内容である。

見尾田みずほにより日本語の詞が付けられ、たまたま皆川おさむの叔母である皆川和子が主宰するひばり児童合唱団に日本版リリースのオファーが来たことから皆川おさむに歌わせたところオリコンで14週連続1位を記録、公称売り上げ230万枚の大ヒットとなった。なお、この日本語の歌詞は原曲の歌詞とはかなり異なっており、共通点は黒ネコが登場することぐらいである。

ちなみに、皆川おさむは『黒ネコのタンゴ』をレコーディングした当時、「タンゴ」が音楽用語とは知らず、ネコの名前だと思っていたという。

森あきよが『ドラネコのゴーゴー』というアンサーソングをリリースし、3万枚のセールスを記録した。

1974年には「ママとあそぼう!!ピンポンパン」の挿入歌として石毛恭子にカバーされている。

また、CHOCOLATE FASHIONがカバーしたり、リチャード・クレイダーマンがピアノ演奏でカバーしている。2002年には、星野隆子がイタリア語の原歌詞でカバーした。

1999年4月7日に皆川おさむによる『だんご3兄弟』のカバーと両A面シングルとしてシングルCDで発売され、オリコン最高40位を記録した。

ニッキ・ニャッキ

皆川おさむ版『黒ネコのタンゴ』のシングルB面。こちらも「ゼッキノ・ドロ」の1969年度入賞曲である。原題は『Nicchi Sgnacchi Mucchi』。

置鮎礼子(1946年10月28日-)が歌っていた。

発売当時はあまり話題にならなかったが、約10年後、「ママとあそぼう!!ピンポンパン」の挿入歌としてビッグ・マンモスによってカバーされリバイバルヒットした。

2002年おさかな天国で有名な柴矢裕美がカバーしている。