宮原総合運転所
宮原総合運転所(みやはらそうごううんてんじょ)は、大阪府大阪市淀川区木川西2丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪支社管轄の車両基地である。東海道・山陽新幹線新大阪駅付近の高架橋の下に広がる。


国鉄時代には、宮原機関区・宮原客車区・宮原電車区・宮原操車場の4機関が同一構内にあった。民営化以降は統廃合を経て、現在の形態となっている。なお、運転取り扱い上として、宮原操車場の名前は北方貨物線と宮原総合運転所の分岐点として残っている。
配置車両の車体に記される略号
配置車両
2009年4月1日現在の所属車両は以下の通り[1]。なお、車籍があっても保存車となっている場合は#保存車両に記載している。
電車 | 気動車 | 機関車 | 客車 | 貨車 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
123両 | 0両 | 10両 | 62両 | 0両 | 195両 |
電車
- 223系電車(80両)
- 113系電車(42両)
- 6両編成5本、4両編成3本が配置されている。
- 福知山線(JR宝塚線)のラッシュ時の快速列車を中心に運用されている。
客車
- 24系客車(32両)
- 寝台特急「トワイライトエクスプレス」用10両編成3本など、32両が配置されている。
- 14系客車(21両)
- 臨時・団体列車用の7両、リゾート&シュプール車6両、ジョイフルトレイン「サロンカーなにわ」7両編成1本、ジョイフルトレイン「あすか」編成のうち1両の計21両が配置されている。
- オヤ31形客車(1両)
- 建築限界測定用試験車。
機関車
- EF58形電気機関車(1両)
- JR西日本で唯一150号機が動態保存されている。主に臨時列車の牽引などに使用される。
- DD51形ディーゼル機関車(6両)
- 客車やJR西日本の工事列車を牽引している。
- DE10形ディーゼル機関車(2両)
- うち1両はジョイフルトレイン「きのくにシーサイド」の牽引車であった。
- 主に運転所内の入換作業等で使用されている。
保存車両
- EF15形電気機関車:158号機が保存されている。
- EF65形電気機関車:1号機が保存されている。車籍はない。
- スハ43系客車:オハ46 13が保存されている。
- オハ35系客車:車籍はないものの、オハフ33 33が保存されている。