檸檬のころ
『檸檬のころ』(れもんのころ)は日本の映画作品。ロケ地である栃木県の3劇場で2007年3月3日先行公開。3月31日以降順次全国公開された。監督は本作が長編デビュー作となった岩田ユキ。豊島ミホの同名小説を原作とした、高校生の青春を描いた作品である。
檸檬のころ | |
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監督 | 岩田ユキ |
脚本 | 岩田ユキ |
製作 |
日下部圭子 見城徹 奥田誠治 平井文宏 澤村功 高松征雄 齋藤清衛 黒谷瑞樹 日下部孝一 |
出演者 |
榮倉奈々 谷村美月 柄本佑 石田法嗣 林直次郎 |
音楽 | 加羽沢美濃 |
撮影 | 小松原茂 |
編集 | 日下部元孝 |
配給 | ゼアリズエンタープライズ |
公開 |
2007年3月31日![]() |
上映時間 | 115分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
劇場公開に先立ち、3月21日にバップからメイキングDVD『「檸檬のころ ナビゲーションDVD もうひとつの檸檬のころ」』が発売された。また、9月27日には同社から本編のDVDが発売された。
2008年、谷村美月が本作と『茶々 天涯の貴妃』、『魍魎の匣』において、第3回おおさかシネマフェスティバル助演女優賞を受賞した。
あらすじ
吹奏楽部の指揮者の秋元加代子は何でも出来、成績も優秀で東京の大学に進学すると決めている。野球部の西巧はいつも秋元を見つめていた。
そんな西に「オレ、加代ちゃんが好きなんだ」という同じく野球部でエースの佐々木富蔵。絡むことのない西と秋元の視線、近づく秋元と佐々木の距離。また秋元と同じ教室で音楽にのめり込んでいる白田恵は音楽ライターを目指し、白田と同じように音楽を感じている軽音楽部の辻本一也を知る。
二人は偶然出会い音楽談義で盛り上がる。もうすぐ高校最後の文化祭、辻本は作詞を白田に頼む。沢山の痛みを通じてあふれ出た白田の言葉が、秋元に響き、佐々木や西にも影響を与えていく。そして、五人それぞれの思いが交差していく中で季節は移り変わり、別れの日が近づいていた。
キャスト
スタッフ
- 配給:ゼアリズエンタープライズ
- 製作:「檸檬のころ」製作委員会
- ゼアリズエンタープライズ
- 幻冬舎
- 日本テレビ放送網
- バップ
- 下野新聞アドセンター
- RADIO BERRY
- とちぎテレビ
関連項目
外部リンク
- DVDプロモーションサイト
- 栃木県フィルムコミッション
- 那須烏山市 旧境中学校 - 2006年3月廃校、ロケーション撮影としての利用が多い