伊藤完夫

日本の作曲家

これはこのページの過去の版です。Osu-mike (会話 | 投稿記録) による 2010年1月27日 (水) 09:24個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (エピソード)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

伊藤 完夫(いとう さだお、1906年明治39年)2月20日 - 2005年平成17年)10月16日)は愛知県出身の作曲家オルガン奏者。武蔵野大学名誉教授。

略歴

以降、仏教音楽の研究および、仏教讃歌の作曲家としても活躍。京都女子大学武蔵野女子大学の大学教授を歴任。また、築地本願寺のパイプオルガン専属奏者としても活躍する。

主な作品

  • 交声曲「仏陀」(長田恒雄作詞)
  • 仏は常に(梁塵秘抄より)
  • 善き友(長田恒雄作詞)
  • 尼蓮禅河の朝(長田恒雄作詞)
  • 壊法の聖者(長田恒雄作詞)
  • 生命の光(大滝州代作詞)
  • アソカの花(九條武子作詞)
  • さんだんのうた(讃仏偈意訳)
  • 「献灯偈」「献華偈」「献香偈」(パーリ語による式典曲)
  • 交声曲「ばあらたの岸辺に」(タゴールの詩から、渡辺照宏訳詞)
  • 古いみち(長田恒雄作詞)

受賞

1988年 第22回仏教伝道文化賞功労賞 

エピソード

  • 伊藤が作曲した仏教讃歌は、多くの仏教関連合唱団の演奏会や、法要にて演奏されている。
  • 1983年、1985年には「仏教音楽チャリティーコンサート」を企画・開催。収益金をユニセフに寄附した。