サザエさん (テレビアニメ)/log20250926

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サザエさん > サザエさん (テレビアニメ)/log20250926
サザエさん
ジャンル ホームドラマ
アニメ
原作 長谷川町子
総監督 山岸博(「チーフディレクター」表記)
脚本 雪室俊一ほか
キャラクターデザイン 月川秀茂片野功
音楽 越部信義河野土洋
アニメーション制作 TCJ動画センター→エイケン
製作 フジテレビ、エイケン
放送局 フジテレビ
放送期間 1969年10月5日 -
その他 過去には再放送があった。
テンプレート - ノート

サザエさん』とは、長谷川町子の同名の漫画『サザエさん』を原作とするテレビアニメ

概要

歴史

放送は1969年10月5日から、『忍風カムイ外伝』の後番組[1]としてフジテレビで始まり、同局系列のアニメの長寿番組、そして平均視聴率が20%前後という非常に高い部類に属する国民的な番組として現在も続いている。

基本放送枠は毎週日曜日の18時30分 - 19時(以下JST)と、当初から現在まで変動が無く固定されている。

週1回の固定放送枠を持つアニメ番組では世界一の長寿番組とも言われる。第1回放送の「75点の天才!」ともう1本は、1995年12月31日に放送した“サザエさん大晦日スペシャル”で「びっくりサザエさん」に連動してごく一部が紹介された。

当初は東芝単独提供番組だったが、1998年11月から同社が単独提供から筆頭スポンサーに縮小したため、複数社による提供となっている。

1975年3月映画版が公開されており、内容はテレビで放映されたもののブローアップ版であった(後述参照)。以降、映画版は公開されていない。

1987年以降、FNSの日夏休み期間に放送の場合には、同番組内に著名タレントがゲスト出演するのが定番となっている。

2005年10月2日放送分からハイビジョン制作に移行した。それまでサイドカットで放送されていたアナログ放送では、2009年1月4日放送分より4:3+レターボックスでの放送になった。

音声は、通常放送に関してはモノラル放送であり、2007年4月以降は唯一モノラルを採用しているアニメとなっている。FNSの日放送分については1997年からステレオ放送になることがある。フジテレビ系列局の地上デジタル放送ではモノラル音声ながらステレオ信号で送出している。

アニメは主にエイケン(旧TCJ)が製作。当初は宣弘社(現アド・ギア宣弘企画)と共同で制作していた。

特徴

放送初期は「トムとジェリー」を意識したドタバタ調のギャグアニメ[2]であったが、それが当時の原作ファンから不評だったため1975年頃からホームドラマ路線に転換し現在に至る。また、放送当初はサザエなどキャラクターの顔が原作と同じだったが、年月が経つにつれて現在の顔になった。

内容は、季節に合ったものを原作から抽出し組み合わせて物語を構成しており、同じ原作を複数回使用することも一般的となっているが、その際は間隔を3年以上空け、内容も若干変更している[3]年中行事を題材とした回が必ず組み込まれ、家族旅行・ボーナスなどの話題は毎年繰り広げられており、視聴者にとっては歳時記的な位置付けを果たしている部分がある。磯野家には割と泥棒が入り、特に節分時にをつけて毎年のように入られたり、過去にはカツオが泥棒[4]に酒を飲ませて酔わせたこともある。また、カツオやワカメの学校における進級には触れられないが、かつての話でカツオは、修学旅行に行ったこともあった。年内最後の放送終了時は、毎年(2007年を除く)、磯野家一家が来年の挨拶をしている。

制作技法は、通常放送の本編に関しては現行アニメ作品として唯一セル画を制作に使用している作品であり、1話完成するには3か月半の期間が掛かる[3]。通常放送のオープニングおよびエンディングアニメ部分と、CM、FNSの日スペシャル・特番などの特別版については徐々にデジタル制作へ移行しており、2005年10月以降はOP・ED・次回予告のバンク部分がデジタル制作に切り替わり、2009年7月からはOPのみ全編デジタルにて制作されている。また、2010年の新春スペシャルでは、本編内の大半がデジタルで制作された。2000年代後半でもセル画を採用する理由として、制作担当のエイケンは「セル画の映像は微妙に線が揺れ、温かみのある画像になる。それが視聴者に安心感を与える」とこだわりを見せているが、セル画はハイビジョン画像との相性が良くなく、理由として「静電気の影響でが付着して見える」「厚みによる影で輪郭のぼやけがある」「色のばらつきが見える」などがあるため「視聴者からサザエさんは他に比べ映像が汚いと苦情が来れば、セル画を断念せざるをえない」との見解も示している[5]

アフレコも毎週木曜日にキャスト全員で行われ、更に区切る事無く1話ノンストップでの通しでやっており、マイクの前には入れ替わり立ち代りでキャストが声を当てている。

電話に関しては、磯野家は現在も固定電話黒電話のままであり、外部からの電話も当初から公衆電話を使用しているため、磯野家は誰一人として携帯電話は所有していない(街中で背景に登場する通行人、花沢花子の父の花沢金太郎など、他の人物については携帯電話を使用するシーンが描かれていることがある)。黒電話は、かつて呼び出しベルに合わせて稲妻状の線を発して震えながら受話器の部分が飛び上がるという表現がなされていたが、最近の放送では呼び出しベルが鳴るだけとなっている。白物家電家電製品に関しては、磯野家では1970年代前半頃の東芝製品が描かれている。他については、各回の放送時点における最新式に類似したモノが見られ、パソコン・テレビゲーム・ハイビジョン液晶テレビなど時代に沿った家電品が登場するなど、作中に現代の雰囲気を少し織り交ぜている。東芝のショールーム用に上映された後、2002年1月13日に一般放映された「磯野家ゆめの一週間」では、携帯電話などの最新家電を一気に登場させたが、それらに振り回された磯野家は結局、今のままが一番であるという結論を出した。鉄道に関しては1999年に営業開始したカシオペア2001年に営業開始したE257系や、2007年に登場したN700系新幹線などの現行車両がしばしば登場している。サザエは一度も同じ服を使い回したことがない。てっきり同じように見える時があるが、デザインや柄が必ず違っている。また茶の間の窓のカーテンや、窓に映る庭の花も季節毎に変えている。

日本で開催された万博は、愛知万博を除き家族全員で行った内容の作品が作られていた[6]愛知万博に一家で行った作品は作られなかったが、2005年4 - 9月期のオープニングでサザエが訪問している。作品中には単独スポンサーであった東芝(1970年の大阪万博は石川島播磨重工業(現IHI)との合同、1990年の国際花と緑の博覧会三井グループとの合同)のパビリオンが必ず登場している。

人気脚本家の三谷幸喜が最初に執筆したストーリー性のある脚本が本作である。三谷は、計4本の脚本を書き、その1つ「兄思い 妹思い」(作品No.2456、1985年昭和60年)8月11日放送)は、2005年7月24日放送のFNS25時間テレビで再放送された。

現在、フジテレビの『サザエさん』の公式ページでは、他のアニメと違い、サザエ等のキャラクターを使った画像や動画が一切公開されていない。詳細はサザエさん#著作権問題を参照。

VHSDVDといった映像メディアソフトとしては、放送開始から現在に至るまで一度も発売されたことはなく、日本国外への輸出もされていない。これは長谷川町子とその遺族の意向により、映像化された作品はソフト化されることはないためだという説がある。

テレビ雑誌でも一話分のあらすじは紹介するものの、キャラクターが登場するのはFNSの日を始めとした著名人が出演する回のみ。

放送・編成・視聴率

通常はゴールデンタイム直前の時間帯(18時30分 - 19時)での放送となっているため、改編期での特番による休止はゼロに近い。稀に野球などのスポーツ中継によって休止となる場合がある(2009年・2010年は前番組であるちびまるこちゃんSPで休止する)。年末年始に日曜日が含まれる場合の対応に関しては、大晦日が該当する場合は通常通り放送されていることもあり、正月3が日については特番で休止することがある。

作品編成に関しては、独立した内容を3話扱う3本編成となっているが、稀に3本の中に前後編の2部編成が組み込まれることがある。過去にはBパートを短くして、Cパートとの間に毎週季節ごとの題材に沿った2分程度の4コマ漫画を繫いだ作品が放送されていた時期があった。予告編でも4本の話が放送されると紹介されていた。背景などはかなり省略されていたものの、「原作に近い」との高評価もあった。

全日帯レギュラーアニメの中では2009年時点で当番組のみ、唯一20%を越える日[7]がある。

本作の視聴率と東証株価指数の間には連動性があるとの指摘がある。2003年 - 2005年の間の相関係数は-0.86[8]。この関係とは、本番組の時間帯は景気の動向が良い時は外食等で外出しているために視聴率が下がり、逆に景気の動向が悪い時は外食を避け家で過ごす傾向があることから視聴率が上がる、と分析している。  

平均・最高視聴率

平均視聴率(数字はすべてビデオリサーチ調べ)は1989年平成元年)1月15日から2008年平成20年)11月時点において、22.3%を記録している[3]。最高平均視聴率は1979年9月16日放送の39.4%(関東地区)であり、アニメ全体でも歴代高視聴率第2位となる数値である[9]

前述の調査におけるアニメ番組の年間平均視聴率ランキングでは2009年時点において、1971年に初めて年間首位を獲得して以来、1981年1990年を除いて第1位を獲得している。

まんが名作劇場 サザエさん

レギュラー放送の他に、1975年4月1日から火曜日19時 - 19時30分にオープニング・エンディングを新規に制作した再放送まんが名作劇場 サザエさん』(ネット局ごとにスポンサーは異なる)も放送されていた。なお、再放送の第1回については本放送の第1回と内容が異なっていた。また、スタート当初は当時の本放送次回予告を放送していたが、まもなく廃止した。

番組の終焉

1997年11月18日の放送で打ち切りとなった。ただし、番組内で放送終了の旨のテロップは設けられなかった。

登場人物

実在する人物・キャラクターの登場事例

1992年にサザエさん達が見ていたテレビの中で『にこにこぷん』のキャラクターが登場した(キャラクターの声優は同じ)。

1994年10月16日放送の25周年記念スペシャルでは、フジテレビのアナウンサーである露木茂八木亜希子福井謙二(福井以外は当時)の3人が本人役で出演した。

『FNSの日』の主要出演者が企画で登場する場合もあり、中居正広[10]ナインティナインの2人が本人役、2008年は明石家さんまが本人役、2009年は島田紳助が民宿の主人役を演じた。さんまは芸名が魚のサンマと同じであることから、 過去にも出演が企画されたがNGとなったことがある。当時、本番組と共に『森田一義アワー 笑っていいとも! 』の放送作家を務めていた清水東が企画したものだが、当時は声優にタレントを起用する習慣が無かったため、サザエさんサイドが難色を示し未出演に終わっている。そのためさんまはつらいことが多い『FNSの日』の司会業の中でうれしかった出来事、と出演の感想を述べている。[11]

2007年3月18日放送の1900回突破記念で、サザエ達がスケート場に行ったシーン(『憧れの三回転(前編)(後編)』3本のうちの後半2本)では荒川静香が登場した。

なお、2006年4月22日放送の『もしもツアーズ』では、「サザエさん生誕60周年記念ツアー」と銘打ち(場所は桜新町)、アニメの磯野家に当時の『もしツア』の出演者(坂下千里子関根勤キャイ〜ンKABA.ちゃん三瓶)がアニメで登場した。更にこの回のラストは、アニメのウド鈴木がエンディングのパロディをやって締め括った。 2008年11月15日も、ウドが翌日の予告をした。

他局における登場人物の扱い

2009年10月7日放送「シルシルミシル」(テレビ朝日系)において「アニメキャラの年齢がわかりません。年齢順に並べてほしいです」という質問の回答で、各局のアニメキャラと一緒に、サザエ一家全員・波野イクラ・穴子さんの年齢が順番に説明されていた[12]

声優

ネット局

現在すべての都道府県でネットされている。

サザエさんネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送時間 遅れ 開始時期
関東広域圏 フジテレビ
(制作局)
フジテレビ系列[21] 日曜 18:30 - 19:00 同時ネット 放送開始 -
北海道 北海道文化放送 1972年4月 - [22]
岩手県 岩手めんこいテレビ 1991年4月 - [23]
宮城県 仙台放送 放送開始 -
秋田県 秋田テレビ 1969年12月 -
山形県 さくらんぼテレビ 1997年4月 - [24]
福島県 福島テレビ 1971年10月 - [25]
新潟県 新潟総合テレビ 1975年10月 - [26]
長野県 長野放送 放送開始 -
静岡県 テレビ静岡 放送開始 -
富山県 富山テレビ 放送開始 -
石川県 石川テレビ 放送開始 -
福井県 福井テレビ 放送開始 - [27]
中京広域圏 東海テレビ 放送開始 -
近畿広域圏 関西テレビ 放送開始 -
鳥取県島根県[28] 山陰中央テレビ 1970年4月 - [29]
岡山県香川県[30] 岡山放送 放送開始 - [31][32]
広島県 テレビ新広島 1975年10月 - [33]
愛媛県 テレビ愛媛 放送開始 -
高知県 高知さんさんテレビ 1997年4月 - [34]
福岡県 テレビ西日本 放送開始 -
佐賀県 サガテレビ 放送開始 -
長崎県 テレビ長崎 放送開始 - [35]
熊本県 テレビくまもと 放送開始 -
大分県 テレビ大分 1975年4月 - [36]
宮崎県 テレビ宮崎 1970年4月 - [37]
鹿児島県 鹿児島テレビ 1994年4月 - [38]
沖縄県 沖縄テレビ 放送開始 -
青森県 青森テレビ TBS系列 土曜 17:00 - 17:30 6日遅れ 1974年10月 - [39]
山梨県 テレビ山梨 金曜 15:55 - 16:25 26日遅れ 不明 - 2009年3月
2009年7月 -[40]
山口県 テレビ山口[41] 土曜 10:47 - 11:16 13日遅れ [42]
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 木曜 16:00 - 16:30 11日遅れ 不明[43]

補足

  • フジテレビ系列以外での放送の場合、アニメスペシャルに組み込まれたり、FNSの日内で本作がスペシャルで放送される場合、放送は休止となる。また、年末の放送では放送内容の調整で、曜日配列によってはフジテレビ系列・同時ネット局より先行放送される場合がある(その場合、次週予告が差し替えまたは予告なしとなる)。2008年7月27日のFNSの日SPでは、クロスネット局のテレビ大分が他の局よりも2分17秒、2009年7月26日のFNSの日SPでは56秒の先行放送となった(両年ともFNSの日特番を放送していないため)。ただし字幕放送はない。
  • クロスネット局のテレビ大分(TOS)・テレビ宮崎(UMK)で日本テレビ制作のプロ野球日本シリーズ中継が放送される場合は休止となり、休止となった放送分については後日振替放送される。逆に、日本シリーズの中継がフジテレビ制作となり番組自体が休止した場合、それらの局では別番組に差し替えられる(2009年11月1日がそれに該当し、TOSは「新堂本兄弟」、UMKは「アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』」を放送)。
  • 山形県ではさくらんぼテレビジョンの中継局が少ない関係で、一部地域では視聴できない場合がある。
  • 高知県でも高知さんさんテレビの中継局が少ないため、同様の問題が生じている。
  • BSフジでは2000年12月3日に開局記念特番として一度だけ放送したことがある(ただし、内容はオリジナルのもの)。
  • CSでは一度も放送されていない。

主題歌・挿入歌・関連楽曲

オープニングは日曜版が1分40秒(提供紹介部分含む)、火曜版が1分35秒、エンディングは日曜版1分25秒、火曜版1分15秒(予告部分含まず)である。

日曜主題歌

オープニングテーマ
『サザエさん』作詞:林春生、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平、歌:宇野ゆう子
4番まであるが、アニメでは1番と3番を使用している。放送開始当初は1番のみだった。
エンディングテーマ
『サザエさん一家』作詞:林春生、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平、歌:宇野ゆう子
原作の4コママンガを再現したような映像が一部使用されており、フキダシなども再現されている。
アニメでは、前半はレコード版の2番、後半は3番が使われている。1番を使わない理由は歌詞に「二階の窓を開けたらね」と存在しない二階が出てくるからである。これはトリビアの泉で紹介された。
シングル盤
  1. サザエさん / サザエさん一家(1969年11月10日発売、東芝音楽工業 (現:EMIミュージック・ジャパン) )
  2. サザエさん / サザエさん一家(CDシングル版)(1992年9月23日発売、東芝EMI (現:EMIミュージック・ジャパン) )
CDシングル版のジャケットには、登場人物のイラストが一切描かれていない。カラオケも収録されているが、赤坂東児編曲による新録音。
その他、アニメ主題歌のオムニバスCDにも多く収録されている(オムニバスCDの収録例としては『ファイト! 赤盤 〜がんばれ! お母さんのアニソン〜』 (東芝EMI、2006年発売) などがある)。
さらに、iTunes Store、および着うたフルで2006年8月23日から配信されている。
「サザエさん」「サザエさん一家」のTVサイズバージョン(21世紀初頭現在使用されているもの)は、オムニバスCD『エイケン アンソロジー 1963〜1972』(トライエム、2001年発売)に収録されている。

火曜主題歌

オープニングテーマ
  1. サザエさんのうた」作詞:保富康午、作曲:渡辺宙明、編曲:渡辺宙明、歌:堀江美都子
  2. ウンミィのうた」作詞:伊藤アキラ、作曲:宇野誠一郎、歌:古賀ひとみヤング・フレッシュ
  3. 愛しすぎてるサザエさん」作詞:杉紀彦、作曲:小林亜星、編曲:あかのたちお 歌:水森亜土こおろぎ'73
  4. ハッピーディ・サザエさん」作詞:雨宮雄児、作曲:松山祐士、編曲:松山祐士、歌:松尾香
  5. サザエさんのうた」作詞:保富康午、作曲:渡辺宙明、編曲:渡辺宙明、歌:堀江美都子
エンディングテーマ
  1. あかるいサザエさん」作詞:(株)エイケン、作曲:渡辺宙明、編曲:渡辺宙明、歌:堀江美都子
  2. 天気予報」作詞:伊藤アキラ、作曲:宇野誠一郎、編曲:宇野誠一郎、歌:猪股裕子、ヤング・フレッシュ
  3. サザエさん出発進行」作詞:杉紀彦、作曲:小林亜星、歌:水森亜土、こおろぎ'73
  4. ひまわりみたいなサザエさん」作詞:雨宮雄児、作曲:松山祐士、編曲:松山祐士、歌:松尾香
  5. あかるいサザエさん」作詞:(株)エイケン、作曲:渡辺宙明、編曲:渡辺宙明、歌:堀江美都子
シングル盤
  1. サザエさんのうた / あかるいサザエさん(1975年4月10日発売、コロムビアレコード(現:コロムビアミュージックエンタテインメント)
  2. ウンミィのうた / 天気予報(1977年6月発売、コロムビアレコード)
  3. 愛しすぎてるサザエさん / サザエさん出発進行(1979年5月10日発売、コロムビアレコード)
  4. ハッピーディ・サザエさん / ひまわりみたいなサザエさん(1980年11月発売、東芝EMI(現:EMIミュージック・ジャパン))

挿入歌

  1. 『カツオくん(星を見上げて)』作詞:北山修、作曲:筒美京平、歌:高橋和枝
2003年の放送1700回記念の放送では現在のカツオ役の冨永みーなが歌った。
  1. 『レッツゴー・サザエさん』作詞:北山修、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平、歌:加藤みどり
シングル盤
  1. カツオくん(星を見上げて) / レッツ・ゴー・サザエさん(1970年8月5日発売、東芝音楽工業)
現在、「レッツゴー・サザエさん」は「永久保存版アニメ主題歌大全集」(東芝EMI)で聴くことができる。

関連楽曲

スタッフ

  • 原作:長谷川町子(コピーライト:姉妹社→(財)長谷川町子美術館
  • 監修:小林利雄→(不在)
  • 企画:別所考治、久保田榮一→久保田榮一→久保田榮一・河野雄一→河野雄一(フジテレビ)
  • プロデューサー:松本美樹→松本美樹・河野雄一→鈴木吉弘→手塚久→松崎容子(フジテレビ)、関孝行→毛内節夫→田中洋一→山口秀憲(エイケン)
  • チーフディレクター(総監督):山岸博[44]
  • チーフアニメーター(作画監督):月川秀茂→片野功[45]
  • アートディレクター(美術監督):大隅敏弘[46]
  • カラーディレクター(色彩設計):尾崎孝・鬼沢富士男→尾崎孝→中沢邦夫[47]
  • 撮影チーフ(撮影監督):黒崎千伍
  • オープニング演出:鳥居宥之
  • オープニング美術:草薙
  • オープニング仕上・撮影(デジタル工程):ビジュアルアーツプロダクション
  • 脚本:城山昇、辻真先雪室俊一、長谷川町子、藤本信行富田祐弘、西村則男、田村多津夫、馬嶋満、清水東、青島利幸、三谷幸喜、荒木芳久、丸尾みほ、並木敏、柳川茂、井上知幸面出明美影山由美隅沢克之曽田博久林民夫、西沢七瀬、山田由香、成島由紀子、森山あけみ、小林雄次吉高寿男、吉留孝子、他
  • 演出:山本功、村山徹、岡田宇啓、日山良雄、村山修、鳥居宥之(旧:鳥居伸行)、高垣幸蔵、山岸博、ながきふさひろ、長友孝和、森田浩光、他
  • 録音演出:岡本知→本吉伊都子→百瀬浩二(グロービジョン)
  • 効果(音響効果):柏原満(T.E.O)[48]
  • 録音:グロービジョンスタジオ
  • 調整:嶋津勝利
  • 録音担当:安部雅博、小山雄一郎
  • 音楽:越部信義(サンオン)→河野土洋[49]
  • 編集:川名雅彦(エイケン)、牧岡栄吾(アートアニメスタジオ)[50]、五月目孝男、小沢修博
  • 文芸(旧:文芸担当):池田たか子→面出明美→大浜誠→成島由紀子→成島由紀子・城所裕衣(エイケン)
  • 演出(助監督):長友孝和[51]
  • 制作担当:田中洋一、長谷川敏也
  • 制作デスク:田中志摩
  • 進行(旧:制作進行):田中洋一、竹内志摩、井畑弘憲、井上貴雄、成島由紀子、友金泰弘、加藤さゆり、関根さとみ、齋藤正道、佐田尚紀、芝原豊
  • 現像:IMAGICA
  • 制作協力:アートアニメスタジオ、木倉工房、ラッキープロ、サカエ企画、スタジオキャッツ、スタジオムサシ、草薙、ロケットビジョン、トライパッド、太観アニメ、リバティシップ
  • 制作:宣弘社(途中まで)、フジテレビ(途中から)、TCJ動画センター→エイケン

事件・不具合

  • 1977年、オープニング映像が流れる際に、後続の『惑星ロボ ダンガードA』の主題歌が誤って流れる放送事故が起きた。当時からフジテレビでは、フィルムに焼き込まれた光学録音の音声を使用する地方局での再放送・遅れ放送と異なり、磁気録音の音声が収録された「シネテープ」をフィルムと同期させたものを初回放映に使用していたが、この時誤って『ダンガードA』のシネテープをセットしてしまったために起きたのが原因とされている。
  • 三谷幸喜が脚本を書いた1985年8月18日放送「タラちゃん成長記」の話で、本作の作風から逸脱した展開が当時のプロデューサーの逆鱗に触れ、降板させられた(後に三谷が雑誌のインタビューでその顛末を語っていた。TV番組で語ったことがあり、成人したタラちゃんがオリンピックの水泳で金メダルを取るというもの)。
  • 1996年8月25日放送分では、東芝談合事件の影響のため、オープニングの提供表示の「TOSHIBA」の代わりに「SAZAESAN」と表示され、提供読みが一切なかった(提供読みの代わりに、サザエの別の台詞が挿入された)。CMも公共広告機構(現:ACジャパン)に差し替えられた。1987年の東芝機械ココム違反事件の時も同じ措置だった。
  • 2000年12月24日放送の「サンタさんとお約束」で、マスオとサザエがタラオにクリスマスプレゼントを渡すまでの過程が描写されたが、放送後に視聴者から「子供の夢を壊さないで」などと苦情や抗議が殺到した[52]
  • 制作側の手違いにより同じ作品№となっている作品が存在する。作品No.5777の話は、2006年9月24日放送の「町内のファッションリーダー」と、2006年10月1日放送の「柿の実の熟れる頃」の2話存在し、作品No.6097においても、2008年10月26日放送の「考えるワカメ」と、2008年11月9日放送の「イクラ太閤記」の2話存在する。

サザエボン問題

1995年 - 1996年頃、サザエとバカボンのパパを合成した「天才サザエボン」や、波平と鉄腕アトムを合成した「鉄腕波平」、波平と安室奈美恵を合成した「アムロ波平」などといったキャラクターグッズが無許可で制作され、修学旅行生が集まる全国の土産物店に卸して販売したものが有名になった。これに対し1997年夏に長谷川町子美術館や赤塚不二夫ら(原告)が著作権肖像権等の侵害として、企画・販売を担当していた福岡県内の会社を相手に訴訟を起こした[53]。これに対し会社側は「関西固有のギャグ・パロディー文化によってもたらされたもので著作権侵害の意図はない」等と反論したが、裁判所は原告の訴えを認めて会社に販売禁止を命令、グッズは絶版となり、会社は2000年1月27日破産した。

「サザエボン」等の起源はいくつかの説や経緯がある。ひとつは大阪阪急電鉄十三駅前西商店街で、「TOY魔人」という露天商である。このTOY魔人は、単独で売っていた「サザエさん」や「バカボンのパパ」のキーホルダーを自作で組み合わせて加工し細々と販売していた。これが関西を始め全国区のテレビ番組で何度も放映された。商店街脇にある路地はこれに因み「波平通り」と名づけられた。当初は赤塚不二夫も、この発想には感心し、TOY魔人に関しては静観する姿勢であった[53]。しかし、上記の福岡の会社がTOY魔人の合体製品を真似て、大量に制作販売するようになり、状況が一変した。なおこの問題が大きく報じられた後は、TOY魔人は公に販売する事を自粛している[54]。また、ダウンタウン松本人志が大阪・毎日放送の『4時ですよーだ』のコーナーで披露したイラストネタが先、との説や、『三宅裕司のいかすバンド天国』に出演したバンドサイバーニュウニュウのメンバーの父親が開発し特許も取得していた(1989年11月4日放送のトーク)等の説もある。いずれにしても福岡の業者は、これらのアイディアを借用してTシャツなど多角的にグッズを商品化して全国的に販売したものである。

スペシャル版

前述のFNSの日や、過去何度かスペシャルとして放送された回があった。宇宙にいるサザエさん一家と地球のサザエさん一家との話(1991年「新春!サザエさん一家の初夢旅行」)や、一家でハワイに行く話などである。

スペシャル版は通常18時から1時間で、そのため18時台前半のアニメ「ちびまる子ちゃん」は休止となる。稀にサザエさんスペシャルの放送と前後して、「ちびまる子ちゃん」も1時間スペシャルを組むことがあり、その時は逆に「サザエさん」が休止になる。FNSの日による変則編成や放送時間が90分版などに拡大される場合は、19時台にも放送されることもある。

1000回記念スペシャルは当初1989年1月8日に放送される予定であったが、前日1月7日に昭和天皇が崩御され、それに伴う追悼特別番組に差し替えた[55]ため延期となった。後日改めて『1000回突破記念スペシャル』として放送された。

2008年11月16日に『放送40周年[56]記念スペシャル』を放送。サザエとマスオとの出会いや昔の磯野家のエピソード、更にはノリスケとタイコのお見合い話が披露(この話は後述の実写ドラマ版の元になった1つの話であり、実写ドラマ版の宣伝も兼ねて他の話の原作となった話とともに、関東ローカルではあるが再放送された)され、2本目はフネの実家がある静岡県三島市を舞台にした話が描かれた。エンディングでは、以前募集していたサザエの衣装コンテストの優秀作品が紹介された。最後はいつも通り、一家が別荘に入るシーンだった。

2009年11月15日には放送開始40周年記念とフジテレビ開局50周年記念として2時間半、アニメと実写版ドラマをひとつのスペシャルとして放送。最初はアニメからはじまり、新作1本「ワカメの七五三」と過去を振り返る「磯野家のアルバム」(ワンシーンのみデジタル制作)、そして1970年6月14日に放送された「サザエ万博へ行く」が再放送された[57]

2010年1月10日の新春スペシャルは90分版で放送された。前半は「小噺ぶくろ」(サザエによる新年のご挨拶を除いてデジタル制作)として、七福神に扮した磯野家の家族が1話づつ出すショートストーリーの話を計7本[58]、中盤は「初物話」として、昭和45年1月4日放送の「恥をかきぞめの巻」、昭和48年12月23日放送の「新しいお風呂」、昭和60年7月21日放送の「お隣の大先生」の旧作3本の再放送[57]、後半で新作「ポニーちゃんがやって来た」(全編デジタル制作)の1本が放送された[59]

オープニング

現在のオープニング曲は前奏はないが、放送開始当初は前奏が最初に入り、1番の部分のみ使われていた。また、オープニングアニメーションやタイトルロゴも異なっていた他、「朝日新聞連載中」とクレジットされていた。

オープニングでの各地方の紹介は1974年から行われてきた。2000年からは1つの県に絞って半年間(一部例外あり)流す方式に改めている。内容は季節に合わせ3か月ごとに変更している。2000年からの新方式では、紹介を希望する県や自治体から協力費を受けている。2001年の愛媛紹介で愛媛県が補正予算で計上した事業費が630万円。2002年の岐阜紹介で岐阜県と県観光協会が制作費として負担した金額が約700万円。2007年の愛媛紹介で松山市などが計上した協力費が840万円。2007年の富山紹介で富山市が補正予算で計上した事業費が840万円。2008年の山口紹介で山口県が支払った協力費が630万円。2009年の新潟紹介で新潟県が予算に計上した協力費が800万円など。なお、オープニングは提供を含めて1分40秒(オープニング曲自体が1分30秒、地方紹介部分が1分10秒ほど)であるが、日曜日の同時間帯に60秒のCMを半年間放送した場合には最低でも9600万円以上必要とされるため、費用対効果の高い観光PRとして注目されている[60]

東芝単独提供時代には、市街地のシーンに必ずといっていいほど「TOSHIBA」の看板が掲げられていた。

FNSの日内で放送される際のオープニングでは、普段のものとは違うアニメが使われる。

次回予告

次回予告では毎週、サザエによる出だしのセリフの後、サザエ以外のサザエさん一家のうち1人(タマを除く)が声で登場、コメントのあと次回放送の3本を紹介する。このローテーションは固定されている。

  • ただし開始当初は、コメントは会話形式で、次回放送の紹介は無かった。

出だしは通常「さ〜て、来週のサザエさんは?」だが、特番などで次回の放送予定が再来週以降になってしまう場合には「さ〜て、次回のサザエさんは?」と変化する。年末最後の放送の場合は、「さ〜て、来年のサザエさんは?」となる。その際、サザエはリモコンでテレビのスイッチを入れるしぐさをする。2004年10月10日や、2006年10月15日や、2009年10月25日の予告編は、翌週がプロ野球日本シリーズ中継のため休止だったが、出だしのセリフは「来週」のままだった。

  • なお後述のエンディング変更までは、サザエが左手を挙げて(リモコンは無し)紹介、画面右の「次回予告」のクレジットの上下には、サザエとタマを除く磯野家の顔が映し出されていた。

予告の最後にはサザエが手にじゃんけんのグー・チョキ・パーの絵が付いた棒を持ち、「じゃんけんポン! うふふふふふふ」の声と共に3つのうちのどれか1つを視聴者に見せる。予告の最後が次回のサザエさんのとき、「じゃんけんポーン! うっふふふふふふ」になる。

じゃんけんをする時にサザエが付けているエプロンは、場合によって変わる事もある。例えばフジテレビがバレーボール国際試合を中継する期間中は、エプロンにバボちゃんがあしらわれているバージョンが放送される。2009年11月中の放送には地上デジタル放送への完全移行を控えていることもあり、エプロンに地デジカがあしらわれている。

ちなみに、明石家さんまがゲストとして出演した2008年のFNSの日の次回予告でもさんまとサザエさんは共演している。「最初はグー」とさんまが言った後にサザエさんが「じゃんけんポン!! うふふふふふふ」と言い、それに合わせてさんまが「エヘ、エヘヘヘヘヘヘ」と笑っている。

2009年11月15日放送分の次回予告では、当日放送されたドラマスペシャル「サザエさん」でサザエ役の観月ありさがアニメのサザエさんに代わって「さ〜て、来週のサザエさんは?」と「じゃんけんポン」を行った[61]

なお、次回予告のパロディは、上記の通り『もしもツアーズ』でアニメのウド鈴木が2度行っているが、『ちびまる子ちゃん』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ONE PIECE』と合わせて放送した3時間スペシャルの時は、『サザエさん』エンディングの直後に、『こち亀』の両津勘吉(声:ラサール石井)がパロディをやった事が何度か有る。

予告最後の演出が変更になった理由

1991年10月13日放送分までは、予告の最後にサザエが豆等を投げ食いしていたところを視聴者に見つかり、慌てて隠すシーンで喉に詰まらす仕草をして「んが、ん、ん」とも「んがっくっく」とも聞こえるような声を発していた。

後に東北大学医学部附属病院耳鼻咽頭科(現:東北大学病院耳鼻咽喉科)と国立小児病院小児科の医師から、投げ食いを子供が真似て気管を詰まらせると最悪の場合死亡事故につながると指摘され、実際に小学6年の男児が真似をして死亡する事故が1990年頃に発生。その後、1991年10月20日放送より現在のじゃんけんに変更された。その際、エイケンは「少しでも危険があるものを放映するわけにはいかない」とコメントした。

劇場版

上記の通り、1975年3月15日に『東宝チャンピオンまつり』内で「送辞を読むぞー!」がブローアップ上映された。40年に渡る放送の中で、劇場で上映されたのはこれが唯一。

スポンサー関連

前述している通り、開始当初は東芝一社提供番組だったが、1998年11月から同社を含む複数社提供に変更された。

  • 番組開始時刻には日清食品カウキャッチャーのCMを放送しているため、開始時間は実際よりも30秒遅い(18時30分30秒開始)。
  • 複数社提供となってからはスポンサー各社に対し、作中にも配慮がある。
  • サザエさん一家のCM出演はきわめて少なかったが、かつての東芝のCMには度々出演していた。複数社提供以降、スポンサーに参入したJAバンクのCMキャラクター[62]に起用されたり、同じくスポンサーに参入したコカ・コーラの「ミディペット」のCMにも出演している。かつては日本電信電話公社(現NTTグループ)のCMにも出演したことがあり、後にマイラインのCMにも出演している(複数社提供に変更された当初はNTTコミュニケーションズが一時期スポンサーに入っていた)。
  • 2010年の新春スペシャルでは、東芝を始めとする複数社提供のスポンサーが19時台まで拡大した。

提供読み

放送開始当初から東芝ロゴ変更(1979年)まで
  • オープニング
    • サザエ「提供は、東芝でございます。カラーでお送り致します」(フジテレビが全編カラー化後は無くなる)
東芝ロゴ変更(1979年)から1998年10月まで
  • オープニング
    • サザエ「明日を作る技術の東芝が、お送り致します」→「エネルギーとエレクトロニクスの東芝が、お送り致します」タラちゃん「いたしま〜す!」「ドンッ」(最後の音は太鼓音だが、季節と絵柄によって様々な音が用いられていた)
  • エンディング
    • アナウンサーによる提供読み「明日を作る技術の東芝が、お送り致しました」→同じく「エネルギーとエレクトロニクスの東芝が、お送り致しました」→タラちゃん「ママ〜!」サザエ「エネルギーとエレクトロニクスの東芝が、お送り致しました」タラちゃん「またね〜!
      • 初期エンディングはブルーバックに白抜きで「Toshiba 明日を作る技術の 東芝」(Toshibaはいわゆる東芝傘マーク)→「TOSHIBA」と表記、後のエンディングは「E&Eの東芝」をバックにドレス姿のサザエさんが登場(最後にはタマがサザエさんのドレスのスカートから出てきて、下駄をはいていたサザエさんは顔を赤らめるというアニメーションだった)。
複数社提供(1998年11月)以降

サザエ「この番組は、東芝と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしま〜す」(開始) サザエ「この番組は、東芝と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました〜」(次回予告後・終了前)

  • 提供バックは、オープニング・エンディングともに花の絵(季節等の時期により絵柄は変わる)である。当初のエンディングの提供バックは一家が電車に乗っているアニメーションだった。
  • アニメスペシャルの場合は、提供読みが「ここからのアニメスペシャルは〜」に変更される(それ以外は同じ)。
  • 1時間スペシャルの場合は全社読み上げとなり、通常は表示自粛の花王もスポンサー表示と読みを行っている(時々カウキャッチャーの日清食品も表示)。
  • FNSの日内のアニメスペシャルとして放送されるときは、表示のみで提供読みはない。
  • 2010年1月10日放送のスペシャルは、いつもの「TOSHIBA」表記に加え、その下に「Leading Innovation>>>」も表記された。

脚注

  1. ^ 後番組として、元々『ワタリ』が放送の予定であり、パイロットフィルムも作られていたが実現には至らなかった。
  2. ^ 現代で言えば、ザ・シンプソンズの作風とも良く似ている。
  3. ^ a b c 2008年11月13日放送『スーパーニューススーパー特報・愛し愛され40年 特報!私のサザエさん〜秘話で綴る物語〜 より。
  4. ^ 泥棒役の声優はアナゴ役の若本規夫が多い。
  5. ^ 消えるTVアニメのセル画 残るは「サザエさん」だけ / 【動画】セル画消滅? テレビアニメでサザエさんが最後 asahi.com(朝日新聞)コミミ口コミ 2007年8月29日
  6. ^ 万博とは直接関係ないが、東芝が単独提供だった頃の東芝科学館では、一般住宅を模したセットの中でサザエの着ぐるみが登場して家電の説明をしており、コンパニオンが「サザエさーん」と呼びかけると「はーい、サザエでございまーす」とサザエが登場した。
  7. ^ トレンドランキング 日経トレンディネット 2009年2月12日
  8. ^ 2005年の大和総研のレポート
  9. ^ ちなみに歴代1位はちびまる子ちゃん
  10. ^ 中居は、2000年代前半(詳細年失念)の「FNSの日」内のSPで、役者を目指す若者の役で出演していた。
  11. ^ ヤングタウン土曜日』2009年1月16日放送
  12. ^ 2009年10月7日放送「シルシルミシルすごく調べましたSP延長戦
  13. ^ 2009年6月14日放送のみ、フネ役の麻生美代子が急病のため代役として谷育子が声を担当した(翌週には復帰)。このことは6月16日のひるおび(TBS系)でも取り上げられた。また、放送内容も変更され、前の週の次週予告では予告があった「母さんのセーラー服」が2週間後の6月28日に延期され、代わりに6月21日放送予定だった「男たちのランチタイム」(作品NO.6190)が前倒しで放送された(エイケン公式サイト 参照)。
  14. ^ 2005年10月2日の放送より、タラオのエンディング表記名があだ名の「タラ」から本名の「タラオ」に変更された。
  15. ^ イクラちゃんは「バブー」・「は~い」・「ちゃーん」しか言ってないように思われているが、ノリスケ一家が転勤先の名古屋から再び東京に戻ってくる回から数回分「かえる」などの言葉を発している。また現在でもごく稀に「だめ」という言葉を発することがある。またイクラのセリフは使い回される事は無く、毎回桂が声を当てている。
  16. ^ 一時期、冨永み〜なが代役
  17. ^ 2009年10月より岩田安生から中村浩太郎に交代。
  18. ^ 一時期、TARAKOが代役
  19. ^ 一時期:村越伊知郎
  20. ^ 一時期:山本圭子
  21. ^ テレビ大分及びテレビ宮崎はクロスネット局
  22. ^ 1972年の北海道文化放送開局まで、札幌テレビ(日本テレビ系列・フジテレビ系列クロスネット局。但しFNN非加盟)で放送していた。放送時間は火曜日19時30分 - (2日遅れ)
  23. ^ 放映当初はIBC岩手放送(TBS系列)によりフジテレビと同時ネットされていたが、『ふしぎなメルモ』放映開始と同時に打ち切られた。その数年後に同局でフジテレビ系火曜再放送版での1年遅れでの放映を再開した。曜日・時間は月曜日17時30分→日曜日8時→火曜日19時(1年遅れ)。その後、1991年に岩手めんこいテレビが開局し、移行している。
  24. ^ 当初は山形テレビの放映だったが、同局が1993年にテレビ朝日系列にネットチェンジした際に打ち切りとなり、その後テレビユー山形(TBS系列)で時差ネットされていた(1997年3月まで。土曜日17時30分 - 18時)。1997年、フジテレビ系のさくらんぼテレビジョンが開局により移行となった。
  25. ^ 福島テレビが1971年10月から現在まで放送しているが、JNNにも加盟していた時代は、この時間帯にTBS系の全国ネット番組を同時ネットしていたため日曜10時30分 - 11時に1週間遅れで放映されていた。JNNを脱退した1983年10月から同時ネットとなった。
  26. ^ 1975年9月まで、新潟放送(TBS系列)にて月曜日18時 - (1日遅れ)に放送していた。
  27. ^ 放送開始4日前に開局
  28. ^ 当初は島根県のみ
  29. ^ 島根県では、山陰中央テレビ開局まで山陰放送(TBS系列)にて木曜日18時 - (4日遅れ)に放送していた。
  30. ^ 当初は岡山県のみ
  31. ^ 岡山県では、放送開始からテレビ岡山(岡山放送の旧名。開始当時はNETテレビ - テレビ朝日系とのクロスネット局)も西日本放送と同一時間に放送開始。テレビ岡山は、放送開始1年後に一度打ち切られるも1976年4月からフジ同一ネットでの放映を再開した。
  32. ^ 当初、香川県では日本テレビ系列の西日本放送が土曜日18時 - (6日遅れ)に放送していたが、1979年3月で打ち切られた。その後同県は1979年に岡山県との電波相互乗り入れが開始され、徐々に山間部でも見られるようになっていった。また、火曜再放送版も、時差ネットされていた(1979年3月まで。木曜日18時 - (23日遅れ))が、1979年、岡山県との電波相互乗り入れにより、フジテレビ系の岡山放送に移行となった。
  33. ^ 1975年にテレビ新広島が開局するまで、広島テレビ(日本テレビ系列・フジテレビ系列クロスネット局)で放送していた。当初は火曜日18時 - (2日遅れ)、途中中断の後月曜日18時 - (1日遅れ)で放送再開。
  34. ^ 当初は、日本テレビ系列の高知放送により放映されていた(1981年頃までは木曜日19時 - 19時30分。以降1997年3月までは月曜19時 - 19時30分)。最初は本放送ながらオープニングの最後を一部編集の上、ローカルスポンサーの提供によるの放送だったが、月曜日に移行と同時にフジテレビ系列局とおなじ東芝提供による時差ネットとなった(『FNSの日』に該当する週は代替として火曜再放送版を臨時放映し、ブルーバックによる東芝提供テロップを自社出しして対応していた)。なお、同時間帯に日本テレビ系列のナイター中継や特番が組まれた際も、年末年始でない限りは本番組の放送が優先された(ナイターや特番については19時30分飛び乗り、若しくは短縮再編集版を放送)。1997年よりその年開局した高知さんさんテレビに移行した。ちなみに同局の開局を控え、1996年秋改編を境に高知放送からフジテレビ系の番組の殆どが姿を消したが、本番組はネットセールス枠であったことから、さんさんテレビ開局直前まで高知放送での放映が継続された(『ライオンのごきげんよう』も同様の措置)。
  35. ^ 1991年に日本テレビ系列の長崎国際テレビが開局するまでは、テレビ長崎が日本テレビ系列にも加盟していた関係で、一時本来の放送時間を日本テレビ系の同時ネット枠としていたため、1970年代前半まで時差ネットだったことがある。その為、季節の話題が最小限ずれないように、年末年始においては、キー局よりも先行放送を行ったが、年明け後に師走やクリスマスの話題が放送され、つじつまが合わないことが起こっていた。後に、同時ネットを行い、日本テレビ系列の番組は飛び乗りの形となった。
  36. ^ テレビ大分が1975年から現在まで放送しているが、日本テレビ系列のほかテレビ朝日系列にも加盟していたこともあり放送日時は改編期で何回か移動している。他のネット局が再放送をしていた火曜19時に、本放送を東芝のスポンサードネットで2日遅れで放送していたこともある。大分朝日放送がテレビ朝日系列で開局して2系列クロスとなった現在は同時ネット(1980年代中期より)に落ち着いている。また、火曜の再放送を夏休みの午前中に集中放送したこともある。
  37. ^ 1970年からテレビ宮崎で放送されており、日曜本放送は当初から同時ネットされているが、火曜再放送は1980年代は平日の夕方に時差ネットしていた時期がある。(後には、火曜再放送版も同時になる)
  38. ^ 当初TBS系列の南日本放送により日曜17時 - 17時30分(1983年 - 1984年9月は木曜19時 - 19時30分)に1週間遅れで放映されていた。また、土曜夕方に火曜再放送版も放送していた時期があった。これは鹿児島テレビがフジテレビ系ではあった一方で日本テレビ系列局でもあり、本来の時間帯が、当初日本テレビとの同時ネット枠であり、その後クロスネット解消直前まで『世界名作劇場』の遅れネット枠が水曜19:00から移動していた。また、それ以外の枠も確保できなかったためである。また南日本放送が手放さなかったため、あるいは東芝の意向という説もある。ただ、『FNSの日』に内包された場合のみ鹿児島テレビで放送された。(なお、クロスネット時の1992年10月と1993年3月のスペシャルドラマ・サザエさんも、系列局の鹿児島テレビが放送)1994年に日本テレビ系列局として鹿児島読売テレビが開局したのに伴いクロスネットが解消され、フジテレビの単独系列局となった鹿児島テレビに移行した。
  39. ^ 開始当初は土曜日18時 - 18時30分に放送されていたが、同時間帯に毎日放送製作のアニメ番組を同時ネットするため2004年4月から2008年3月まで17時30分 - 18時で放送し4月から「報道特集NEXT」の開始に伴い現在の時間に変更した。
  40. ^ 以前は日曜日10時 - 10時30分に、2008年4月からは土曜日6時45分 - 7時15分にて放送されていたが、2009年4月に『みのもんたのサタデーずばッと』放送開始に伴い、一時打ち切りとなった。2009年6月30日に『レディス4』の放送を打ち切った事に伴い、現在の時間に変更した。
  41. ^ 1987年9月まではフジテレビ系列とのクロスネット局
  42. ^ 当初は山口放送(日本テレビ系列→日本テレビ系列・テレビ朝日系列クロスネット局)にて火曜日19時 - (2日遅れ)放送していたが、1979年10月にテレビ山口へ移行、木曜日19時 - 19時30分→日曜17時 - 17時30分→日曜午前10時台前半を経て現在の放送日時に移動している。また、火曜版も土曜17時 - 17時30分→平日夕方に放送された事がある。※本放送版が東芝一社提供でなく、ローカルスポンサーだった時代に、オリジナルのオープニングがあったという説があるが、実際はサザエさんがスポンサーを読み上げる時にブルーバックになるだけで、それ以外は全く変わらない。
  43. ^ 放送時間は幾度か変更されている。一例として、1980年前後の時期には17時30分 - 18時とされていた(この頃まで、四国放送ではエンディングの提供クレジットを「徳島東芝商品販売株式会社」としていた)。なお、徳島県のほぼ全域は在阪局・岡高局をネットしているため、日曜日は関西テレビまたは岡山放送を通じて視聴できる地域が多い。
  44. ^ 2010年1月10日のSP放送時はクレジットが「総監督」で、森田浩光が担当。
  45. ^ 2010年1月10日のSP放送時のクレジットは「作画監督」。
  46. ^ 2010年1月10日のSP放送時はクレジットが「美術監督」で佐藤博が担当。
  47. ^ 2010年1月10日のSP放送時のクレジットは「色彩設計」。
  48. ^ SP放送時のクレジットは「音響演出」。
  49. ^ 現在は河野土洋のみクレジットされているが実際は越部信義作曲のBGMも使われている。
  50. ^ エンディングのジャンケンは編集の牧岡氏がその日の気分で決めている。(2003年7月放送のめざましテレビ
  51. ^ 2010年1月10日のSP放送時のクレジットは「助監督」。
  52. ^ 参考リンク
  53. ^ a b 1997年2月、訴訟の構えを見せ始めた頃の赤塚が、東京スポーツの取材に対して寄せたコメントでは、「オレに被害があるとかじゃなくて、ここで食い止めないと日本の著作権はどうなるの」と、権利を守る重要性を訴える一方で、「でもね~、オレは本当は悔しいんだ。(「サザエ」と「バカボンのパパ」の)2つを組み合わせるアイデアはすごくおもしろいんだよ。なんでオレが先に思いつかなかったのか残念で。考えてみれば『ウナギイヌ』と同じ発想なんだよね」と、この期に及んでも、キャラクター・「サザエボン」の発想に対しては賛辞を送っていた。上記の赤塚のコメントは発表当時、同紙でも1面トップ扱いで大きく取り上げた。
  54. ^ これらの顛末について説明するサイト もある。
  55. ^ サザエさんに限らず、7日・8日はニュース番組を除いた全ての番組が休止となった。通常編成をしていたのはNHK教育テレビのみ。
  56. ^ 放送40周年を迎える年(40年目)に突入した事を記念するものであり、実際の放送40周年は2009年10月になる。
  57. ^ a b その際、最初に放送当時の声優キャストが表示された。アニメ版について地上アナログ放送では16:9レターボックスでの放送形態となったため、サイドパネルを設置(左にタイトル、右に放送年月日)
  58. ^ 波平が出した「漂流記の巻」(全編デジタル制作)、タラオが出した「美容法の巻」、カツオが出した「健康作りの巻」、マスオが出した「じすいの巻」、ワカメが出した「演芸会の巻」、フネが出した「お見合いの巻」、サザエが出した「私立探偵の巻」。最後はタマが「福」を出して、視聴者に向けて福を撒いた。
  59. ^ なお、この直後に放送された『日本中が熱くなった歴史的瞬間!!独占!!スポーツ(秘)映像 今夜限りの解禁スペシャル』(『ジャンクSPORTS』の正月特番。枠は19:58 - 22:24。なお(秘)は「マル秘」の意味)との接続はステブレレスで行ったが、直後番組との接続がステブレレスになったのは、40年に渡る歴史でも初である
  60. ^ 朝日新聞2007年6月7日、読売新聞2007年6月15日、中国新聞2008年4月5日、毎日新聞2009年4月4日。
  61. ^ ドラマ版が後日遅れネットとなるTOSUMKは除く(19時台以降に日本テレビの番組を放送するため)。
  62. ^ JAバンクは、現在本番組の1時間前に放送されている日テレ系「笑点」のスポンサーでもある。

関連項目

外部リンク

フジテレビ系列 日曜日18:30枠
前番組 番組名 次番組
サザエさん
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フジテレビ 火曜19時台前半枠
まんが名作劇場
サザエさん
再放送枠