天地を喰らうII 赤壁の戦い
『天地を喰らう2・赤壁の戦い』(てんちをくらう2・せきへきのたたかい)は本宮ひろ志の三国志漫画「天地を喰らう」を原作に作られたアーケードゲームの第2作であり、1992年にカプコンが発売した。後にコーエーから発売された「真・三國無双」の元ネタとする声も一部にある。
概要
ファイナルファイトタイプの横スクロール格闘アクションゲームで、最大3人同時プレイが可能(コンシューマーは最大2人)。三国志の博望坡の戦い・長坂の戦い・赤壁の戦いに基づいてゲームが進行する(ちなみに原作は早い段階で打ち切られたため、これらの戦いは描かれていない)。
プレイヤーキャラクターとして使用できる武将は、関羽・張飛・趙雲・魏延・黄忠の5名であるが、本来の歴史では博望坡の戦いの時点では魏延・黄忠は蜀の武将ではない。
敵将を討ち取ると、「敵将討ち取ったり」と当時では珍しくちゃんと言葉でしゃべってくれる。日本産のゲームだが、敵を倒すときに武器や必殺技を使って倒すと、胴体が真っ二つに切れたり、首が飛んだり、砕けて内臓が飛び散ったりと残虐なシーンがある(プレイステーション版では描写が一部修正された)。
エンディングが3つあるマルチエンディングであり、エンディングのひとつで曹操と孫権が天地を喰らう3を熱望するシーンがある。