みどり市

群馬県の市

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みどり市(みどりし)は群馬県東部に位置するである。群馬県内では1958年に誕生した安中市以来48年ぶりの市の誕生である。

みどりし ウィキデータを編集
みどり市
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 群馬県
市町村コード 10212-1
法人番号 2000020102121 ウィキデータを編集
面積 208.42km2
総人口 47,646[編集]
推計人口、2025年9月1日)
人口密度 229人/km2
隣接自治体 群馬県:桐生市伊勢崎市太田市沼田市
栃木県佐野市鹿沼市日光市
みどり市役所
市長 須藤昭男
所在地 379-2395
群馬県みどり市笠懸町鹿2952
外部リンク みどり市

みどり市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

概要

2006年3月27日群馬県新田郡笠懸町山田郡大間々町勢多郡東村合併し、群馬県12番目のとして誕生した。また、平成の大合併において、群馬県で新たな市として誕生した唯一の市である。

この合併により新田郡と山田郡は消滅した。群馬県初のひらがなの市である。

地理

南北に長い市域をしており、東西を桐生市に挟まれている。笠懸町・大間々町・東町の各接点部分(特に笠懸町・大間々町間)が著しくくびれている。 桐生広域圏の合併枠組みを巡る混乱の末、大間々町の西隣の旧新里村、旧大間々町と旧東村の間にある旧黒保根村が桐生市との合併を選択し、桐生市の間に挟まれた3町村が「みどり市」としての合併を選択したため、このような変則的な行政区域となった。桐生市とは同一生活圏にあり、経済面・行政面でもかなり桐生市に依存している。 こういう構成になったのは、旧笠懸町・旧大間々町・旧藪塚本町で構成されていた旧阿左美水園競艇組合(現みどり市・太田市)が桐生競艇の主催組合であったのに対し、桐生市は桐生競艇の主催から撤退しているというのがある。

笠懸町と大間々町は道路では結ばれているが、鉄道で移動する場合には桐生市を経由しなければならない。また、大間々町と東町は渡良瀬川沿いにあり、わたらせ渓谷線国道122号で結ばれているが、これも間に桐生市黒保根地区を挟んでいる。もともと旧大間々町と旧東村の町村境界を接していたが、その境界線は山地で、道路も林道1本でしか通じておらず、従って桐生市黒保根地区を経由しなければいけないため、東町は実質上飛地といえる。このような理由もあり住民投票の際には、東町では緊密な関係にある黒保根地区(桐生市)との合併を望む声が大半を占めていたが、結果はみどり市になったという経緯がある。

隣接自治体

人口

みどり市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 34,969人
1975年(昭和50年) 40,061人
1980年(昭和55年) 44,064人
1985年(昭和60年) 46,743人
1990年(平成2年) 49,502人
1995年(平成7年) 50,983人
2000年(平成12年) 51,266人
2005年(平成17年) 52,115人
2010年(平成22年) 51,899人
2015年(平成27年) 50,906人
2020年(令和2年) 49,648人
総務省統計局 国勢調査より


市名

この地名に関して、さくら市とあわせて幼稚園のクラスのような名前と揶揄する声がある[誰?]

既に旧3町村および桐生市内の農協が合併して「群馬みどり農業協同組合」が成立していたため、同農協名が市名選定に影響を及ぼしている[要出典]

笠懸町・大間々町・東村合併協議会での市名の選定理由は以下の3点。

  • みどり豊かな自然のあふれる、美しい街並みの市にしてもらいたい。
  • 自然を大切にし、自然と共に栄えていくように。
  • 明るく平和で清々しく、安心して生活でき、癒しのあるイメージ。

笠懸町・大間々町・東村合併協議会では市名の選定基準を以下の通りとした。

  • 3町村が地理的にイメージできる名称。
  • 3町村の歴史・文化・特徴等を表する名称。
  • 3町村の住民の理想・願いを表する名称。
  • 3町村の地域を対外的にアピールできる名称。
  • 3町村の地域住民の一体性を醸成しやすい名称。
  • その他新市にふさわしい名称。

市名候補は「みどり市」を含む5候補が絞り込まれた。(五十音順)右に選定理由。

  • あかがね市(あかがねし) 江戸時代からを運んだあかがね街道が3町村を通っている。
  • 赤城市(あかぎし)   有名な赤城山の麓に位置しているから。
  • あかぎ市(あかぎし)  有名な赤城山の麓に位置しているから。
  • みどり市(みどりし)  緑があふれる市でいてもらいたい。
  • わたらせ市(わたらせし) 3町村に相応しく知名度もあり親しみやすい。

その他の候補

  • 岩宿市(いわじゅくし) 岩宿遺跡から。
  • 三郡市(みつごおりし) 3町村がそれぞれ勢多山田新田の3郡に属することから。

歴史

沿革

  • 1889年4月1日 町村制施行に伴い、山田郡において大間々村と桐原村が合併して大間々町が、浅原村・塩原村・小平村・長尾根村が合併して福岡村が、高津戸村・須永村・山田村・東小倉村・西小倉村が合併して川内村が、南勢多郡において上神梅村・下神梅村・塩沢村・水沼村・宿廻村・八木原村・上田沢村・下田沢村が合併して黒保根村が、花輪村・荻原村・小夜戸村・小中村・神戸村・座間村・草木村・沢入村が合併し東村が、新田郡において阿左美村・鹿村・久宮村・西鹿田村が合併して笠懸村が誕生。
  • 1896年4月1日 南勢多郡と東群馬郡が合併して勢多郡が発足。
  • 1954年10月1日 福岡村、川内村大字高津戸の一部が大間々町に編入。
  • 1958年2月1日 大間々町が勢多郡黒保根村大字上神梅・下神梅・塩沢を編入。
  • 1990年4月1日 笠懸村が町制施行し笠懸町となる
  • 2006年3月27日 新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併しみどり市となる。

行政

  • 市長:石原条(2006年4月23日 就任)

市役所

みどり市役所は「分庁方式」をとっており、4庁舎に分かれている。対外上は笠懸庁舎を本庁としている。分庁方式により、業務が繁雑になっていることから、大間々庁舎を本庁とする「本庁方式」への変更が検討されている。

  • 笠懸庁舎 (笠懸町鹿2952)
    • 市民課、生活環境課、社会福祉課、税務課、農林課、商工振興課、会計課、秘書室、総務課、企画課、財政課など
  • 大間々庁舎 (大間々町大間々1511)
    • 都市計画課、建設課、大間々総務課、大間々民生課、教育総務課、学校教育課、スポーツ文化振興課、社会教育課、議会事務局、監査委員事務局など
  • 東庁舎 (東町花輪205-2)
    • 観光政策課、東総務課、東民生課
  • 水道庁舎 (大間々町大間々235-6)
    • 総務課、工務課、浄水課

警察署

  • 大間々警察署 (大間々町桐原1563)〔大間々町・東町、桐生市の新里町・黒保根町を管轄〕
  • 桐生警察署 (桐生市清瀬町1-16)〔笠懸町、桐生市(新里町・黒保根町を除く)を管轄〕

消防署

消防業務は、桐生市に委託している。

  • 桐生市消防本部 (桐生市元宿町13-38)
    • 桐生みどり消防署 (笠懸町阿左美1912-6)
    • 大間々新里分署 (大間々町桐原247)
    • 黒保根東分署 (東町荻原188)

公営競技

公営競技

住所表記

  • 旧笠懸町と旧大間々町は嘗ての郡名の部分が「みどり市」に置き換えられている。
    • 新田郡笠懸町大字阿左美→みどり市笠懸町阿左美
    • 山田郡大間々町大字大間々→みどり市大間々町大間々
  • 旧勢多郡東村は村から町に変更され、その後に旧大字名が付く。
    • 勢多郡東村大字草木→みどり市東町草木

都市提携

経済・産業

商業

流通・小売

  • ショッピングモール・スーパーマーケット
  • 書店
    • 星彦書店(大間々町大間々)
    • くまざわ書店 大間々店(大間々町大間々)
    • 文真堂書店 大間々店(大間々町大間々)、阿左美店(笠懸町阿左美)、笠懸店(笠懸町鹿)
    • ふじう書店(笠懸町阿左美)

金融

 
小夜戸衛星通信所

その他

交通

鉄道

中心となる駅

路線バス

  • 赤城観光自動車
  • 市による「電話でバス」が大間々・笠懸地区で運行しているが、東町では通常の路線バスが運行している。

道路

教育

大学

高校

中学校

小学校

特別支援学校

観光

名所・旧跡

祭事・催事

出身著名人

関連項目

外部リンク

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