松虫停留場
大阪府大阪市阿倍野区にある阪堺電気軌道の停留場
松虫駅(まつむしえき)は、大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町1番(ただし、隣接地は松虫通一丁目1番)にある阪堺電鉄上町線の停留場。
| 松虫駅 | |
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松虫駅(2007年7月) | |
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まつむし MATSUMUSHI | |
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◄阿倍野 (0.7 km) (0.4 km) 東天下茶屋► | |
| 所在地 | 大阪市阿倍野区松虫通1丁目・阿倍野元町1番 |
| 所属事業者 | 阪堺電気軌道 |
| 所属路線 | ■上町線 |
| キロ程 | 1.2 km(天王寺駅前駅起点) |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 相対式 2面2線 |
| 開業年月日 | 1910年(明治43年)10月1日 |
駅構造
相対式の2面2線で、上下線とも天王寺駅前駅よりに踏切がありホームは対向している。なお、どちらのホームにも上屋が設置してある。また天王寺駅前方面のホームは2両が停車できる長さになっている(実際に使用されることはないと思われる)。 住吉公園駅寄りに手動式の非常用上下渡り線がある。ここより北側の併用軌道区間で線路障害、及び列車運行が不能となるような事件・事故・災害等が発生した際には、これを実際に使用して、浜寺駅前(我孫子道)・住吉公園-松虫間の臨時系統による折り返し運転を行うことがある。近年では、2005年5月に発生した阿倍野駅付近での水道管の破裂事故により、列車の運行ができなくなった際、方向幕、及び電光行き先版は「天王寺駅前」のままで、運転席の窓側にA4サイズ位の大きさの紙に「松虫」と手書きで書かれた紙を貼り付け運行していた。なお、その際、松虫-天王寺駅前間を走る「あべの筋」そのものが通行止めとなった事から同区間を併走する大阪市営バスの松虫-あべの橋間での代替輸送も不能で徒歩連絡となった。
のりば
| 上り | ■上町線 | 天王寺駅前方面 | 天王寺駅前 行 |
| 下り | ■上町線 | 住吉・住吉公園方面 | 住吉公園 行 |
| ■上町線 | 住吉・我孫子道・浜寺駅前方面 阪堺線直通 |
我孫子道 行 浜寺駅前 行 |
駅周辺
駅周辺は呑み屋が存在する程度だが、すぐ近隣のあべの筋沿いには商店が多数存在する。また、付近は学校が多く学生の姿をよく目にする。
バス
駅南側にある松虫交差点周辺にバス停が広がる。 1990年前後までは、東天下茶屋バス停だった 大阪市営バス(松虫停留所)
- 47号系統(平日・土曜日の昼間のみ運行):地下鉄玉出経由 地下鉄住之江公園 行 / 地下鉄昭和町経由 あべの橋 行
- 62号系統:住吉車庫前 行 / あべの筋四丁目・あべの橋・上本町六丁目・天満橋経由 大阪駅前 行
- 63号系統:住吉車庫前・地下鉄あびこ経由 浅香 行 / あべの筋四丁目経由 あべの橋 行
- 63A号系統:住吉車庫前 行 / あべの筋四丁目経由 あべの橋 行
- 64号系統:おりおの橋 行 / あべの筋四丁目経由 あべの橋 行
- 赤バス(阿倍野ループ):播磨町 行
2008年春頃までは、20系JR平野行きのバスも松虫に停車していた。