ふかわりょう
ふかわ りょう(本名:府川 亮(ふかわ りょう)、1974年8月19日 - )は、お笑いタレント(ピン芸人)。神奈川県横浜市出身。國學院高等学校 、慶應義塾大学経済学部卒。ワタナベエンターテインメント所属。出川哲朗、山崎邦正と並ぶ芸能界3大いじられ芸人でもある。NO PLANのメンバーの1人。愛車はフォルクスワーゲンのニュービートル。
マッシュルームカットもどきの「かまくらカット」がルックスの特徴。
来歴
大学在学中にデビュー。ロン毛にヘアーバンドという風貌の高学歴芸人として「小心者克服講座」「アルトリコーダーの組み立て方」などに見られるシュールな一言ネタ、自己否定的な笑いで『シュールの貴公子』の異名も頂戴した。「小心者-」ではBGMにのせて、腰に手を当てて横揺れしながら「お前ん家の階段、急だな!!」「フライドチキンってそこも食べれんだ」などと、相手にちょっとしたダメージを与える一言を発する、というスタイルで人気を博した。
しかし、ヘアーバンドを卒業してから次第に(本人の当初の願望とは裏腹に)いわゆる「リアクション系」「いじられ系」のキャラクターが色濃くなってゆき、『貴公子』というキャッチフレーズも、知らずのうちに『ポスト出川哲朗』という、有難いのか迷惑なのか判らない異名へと変貌してしまった。ヘアースタイルも、額と耳を覆い隠す「かまくらカット」となり、共演者からしばしば「ヘルメットを取れ」といじられる。
現在、一言ネタは自らピアニカを吹きながら演じるスタイルとなっている。持ちギャグは「ティン!!」「カチーン」「シュワシュワ」など。ただアドリブには滅法弱く「コラッ!!」「ちょっと待って下さいよ~!!」と、逆ギレ的なリアクションを取ることもしばしば。しかし、逆ギレした勢いで前に出て来ても、途中で何も言うことがなくなってしまい、徐々にトーンダウンしてしまうことが多い。「僕は言葉で笑いを取りたい」とは言いつつもその反面、近頃はリアクション芸に対する渇望もあり「リアクションは僕の生命線なんですよ」と、ジレンマに苛まされている一面もある。
だがその一方、音楽(歌以外)の才能は芸人の中では抜群で、幼少期から習っていたピアノの腕は確か。演奏難度の高い曲もこなせる。またDJとしても活躍しており、その際は「ロケットマン」「もやしっ子」の名義で活動している。『ピーナッツ』では監督の内村さんからの「映画音楽できるか?」の何気ない一言から映画音楽を製作。70曲製作し、監督等との話し合いで10曲が劇中音楽に使用される。
また、2002年にテレビ朝日の深夜番組でバラエティ番組「「ぷっ」すま」に、雨上がり決死隊の蛍原徹と「マッシュルームボーイズ」というスペシャルコンビ名で出演しているが、ふかわ本人の連続失態によって、番組内で史上最低の視聴率というある意味での伝説を作っている事から、当番組で無期出場停止処分をくらっている。だが、それから3年後の2005年にようやく出場停止処分を許してもらっている。
慶応大学で「最も恥ずかしいと思うOB」NO1に選ばれた
他にも番組でADを行っている女性を2度も口説こうとしていたことを最初は「森田一義アワー笑っていいとも!」、次に「爆笑問題のバク天!」で暴露された。
「北斗の拳」で有名な漫画家の原哲夫のいとこで、このことはトリビアの泉でも言及された。しばしば番組で両親と共演する機会があるが、父母を未だに「パパ」「ママ」と呼んでいる事からファザコン及びマザコンではないかという疑いもある。都内に一軒家を借りているが、家の中は階段が複雑に入り組んでいる。
出演
バラエティ番組
レギュラー
- いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日系、準レギュラー)
- 爆笑問題のバク天!(TBS系。ふかわりょう降板?やふかわりょう恋愛!?騒動も参照)
- たかじん胸いっぱい(関西テレビ、不定期)
過去
テレビドラマ
映画
ラジオ
- 土曜の夜はケータイ短歌(NHKラジオ第一)
過去
CM
著書
- 小野妹子は男?!(扶桑社) 2002年7月発行 ISBN 4594036090
ほか