文化放送

関東広域圏のラジオ放送局、NRN系列基幹局。フジサンケイグループの一社

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株式会社文化放送(ぶんかほうそう)は関東広域圏放送対象地域とする民放ラジオ局英称Nippon Cultural Broadcasting inc.コールレターは英称の頭文字NCBが用いられたが現在は使用されず、1954年以降は専らコールサインの一部QRを使用している。キャッチコピーは「言葉の力×ラジオのチカラ ことバリュー」2010年現在)。

文化放送
Nippon Cultural Broadcasting inc.
放送対象地域 関東広域圏
東京都茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県神奈川県
系列 NRN
略称 QR
愛称 文化放送
コールサイン JOQR
開局日 1952年3月31日
本社 105-8002
東京都港区浜松町1丁目31番
文化放送メディアプラス
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 東京(川口) 1134kHz / 100kW
主な中継局 -
公式サイト http://www.joqr.co.jp/
特記事項:1956年2月13日までは財団法人日本文化放送協会が運営。
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株式会社文化放送
Nippon Cultural Broadcasting inc.
種類 株式会社
略称 QR
本社所在地 日本の旗 日本
105-8002
東京都港区浜松町1丁目31番
文化放送メディアプラス
設立 1956年昭和31年)2月14日
業種 情報・通信業
法人番号 5010401063359 ウィキデータを編集
事業内容 一般放送事業など
代表者 代表取締役社長 三木明博
資本金 1億9200万円(2009年3月31日現在)
売上高

91億1200万円(2009年3月期)

71億0300万円(2010年3月期)
従業員数 138人(2009年3月31日)
決算期 毎年3月31日
主要株主 カトリック聖パウロ修道会30.0%
小学館17.1%
講談社9.0%
大日本印刷8.5%
光文社
東映
家の光協会
など
主要子会社 キューアールシー
セントラルミュージック
文化放送キャリアパートナーズ
文化放送キャリアゲート
AG-ONE
文化放送メディアブリッジ
関係する人物 渋沢敬三
水野成夫
赤尾好夫
外部リンク http://www.joqr.co.jp/
特記事項:1956年2月14日財団法人日本文化放送協会からラジオ放送事業を継承。
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ファイル:JOQR.JPG
文化放送局舎(文化放送メディアプラス)

概説

ニッポン放送と共にフジサンケイグループのラジオ部門を構成し、ラジオネットワークNRN」のキー局を務めている。しかし文化放送本体と、関連会社などを含めた文化放送グループは、フジサンケイグループに含めない場合がある。そのためロゴマークはいわゆる目玉マークを用いず、『文化放送』および『JOQR』を図案化したものを使用している。

ステーションソングは『QRソング』(1961年発表。作詞: 野坂昭如、作曲: いずみたく、原曲歌唱: ザ・ピーナッツ)。

歴史

カトリック布教を目的に、聖パウロ修道会が1951年に設立した財団法人日本文化放送協会(略称 NCB)が前身。経営上の内紛を経て、1956年に現在の株式会社に改組。聖パウロ修道会は2025年現在も文化放送の筆頭株主である。

設立時から旺文社が主要株主で、民間放送教育協会に加盟し夜間帯・深夜帯に教育・教養番組の比重が高かったが、1995年を境に番組編成を転換し、アニメ関連の情報番組(アニラジ)など、アニメファン向けの番組が占める割合が多くなった。

ニッポン放送との共同出資でフジテレビジョンの設立に参加しており、現在もフジ・メディア・ホールディングスの主要株主であるが、旺文社との関係で日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)にも関係し、これがテレビ局との関係の捻じれの原因の一つになる。1978年にテレビ朝日専務の岩本政敏が文化放送社長に就任したことで、テレビ朝日との関係が深まったが、旺文社との絶縁後はフジテレビと復縁し、両社と人的交流を保っている[1]。その他、系列外のテレビ東京グループのアニメ専門CS放送局AT-Xにも出資している他、聖剣の刀鍛冶などUHFアニメ製作委員会に参加することもある。また、箱根駅伝中継では日本テレビの協力を受けると共に、同社のイベントに後援することも多い。さらに、埼玉西武ライオンズの試合中継などを通して、NACK5とのつながりもある。

当初2003年の株式公開を目指していたが、2005年2月ライブドア時間外取引でニッポン放送の筆頭株主になって以降の一連の混乱で、見送られた。

四谷(東京都新宿区若葉1丁目5番地)の旧局舎・演奏所は非常用予備送信所を兼ねていた。竣工時は修道院兼用で、パイプオルガン聖歌隊用の雛壇を備える本格的な聖堂も準備されていたが、度重なる増改築で次第に宗教色を薄められた末に、2006年7月24日をもって業務停止し、浜松町の自社ビル内の新局舎・演奏所に移転した。

近年の広告不況の中でもとりわけ厳しいラジオ広告費の落ち込みの影響を受け、在京ラジオキー局の中で最も売り上げに苦しんでいる。しかしながら、コンテンツ事業の強化、アンテナショップ「ちかQ」のオープン、「MIRAIO」といった法律事務所の番組やソフトオンデマンド、北都といった大手アダルトビデオメーカーの女優が出演する番組などをして売り上げの回復を図っている。

放送局概要

  • 本社演奏所:〒105-8002 東京都港区浜松町1丁目31番 文化放送メディアプラス
  • 周波数:1134kHzAMステレオ放送
  • 出力:100kW
  • 開局:1952年3月31日
  • コールサイン:JOQR
  • 代表取締役社長:三木明博
  • 5:00基点の24時間放送
    日曜深夜2:00(2007年10月から2008年9月までは深夜1:30)~月曜早朝5:00は放送休止。但し、スペシャルウィーク聴取率調査期間)中は、日曜も24時間放送を行う場合がある。また、どの放送局でも、たとえ24時間放送を行う場合であっても、毎日基点の午前5時前には区切りとしてオープニングがあるが(コールサインや周波数、出力を告げる)、同局のオープニングは月曜早朝5時の休止明けの放送開始時のみ。
    第1週の日曜深夜の放送終了(QRソング)後、緊急警報放送の試験信号放送を実施。ただし、第1週の日曜深夜が24時間放送を行う場合、第2週の日曜深夜に振り替えて実施。
 
文化放送川口送信所(旧:日本放送協会川口ラジオ放送所 → 女子パウロ会修道院、2010年撮影)
  • 送信所埼玉県川口市赤井3-9-16
    赤井台古墳(前方後円墳)跡に置局。
    戦後までNHKラジオ第1放送(コールサイン:JOAK)の送信所であり、玉音盤強奪クーデター未遂事件の舞台にもなった。NHKの旧局舎は収蔵庫として隣接する敷地内に併存していたが、2010年取り壊し予定。
    敷地内にはが多数植えられており、春には花見客に開放される。新入局員研修にも利用される。
    TBSラジオ・ニッポン放送と共に、民放AMラジオ局で最大級の出力を持ち、カバーエリアの関東以外でもスピルオーバーによって福島県南部、山梨県峡東地域、長野県東信地方、新潟県静岡県東部・伊豆地域などで終日受信可能。ただし新潟県の一部では日中は地元局の新潟放送(1116kHz)の干渉、夜間はカバーエリア内であっても同一周波数である韓国KBS第3ラジオ(コールサイン:HLKC、出力500kW)の強い混信を受けている。
    西日本などでは、KBS京都と隣接チャンネルのため受信機によっては混信の可能性がある。また東京都島嶼部では、送信所から遠くなる南方へ行くほど聴取困難となる。
    • 送信空中線:136.69m支線式円管柱(施工:電機資材
    • 送信機:1993年更新時 RM-2000シリーズ50kW×2(東芝)3kWユニット 3kW変調増幅器(MO) 終段MOSFET 2SK1745×13本、3KW電力増幅器(PA)同2SK1745×4本、使用FET総数1320本
    • STL:出力100mW、2m鏡面(プレート)パラボラ、LINEはNTTデジタル回線(192kbps、コーデックはAPT
    • 電源:6600V2系統を受配電盤、一部を高圧受電盤にて200Vに変換(200V用は主に冷却用空調機向け)
    • 非常用電源:自家発電装置500KVA(クボタ
    • 送信局舎:鉄筋コンクリート2階 1階は送信機、ダミー盤室、自家発電室、受電室、整合器室etc、2階はフィルター室、冷却用送風機etc
    • 備考 1993年まで管球式送信機4台(うち送信管9F45(東芝製)1本(150kW)使用を1台)。1993年に完全個体化に更新。3月29日に火入れ式を行い正式運営。この更新に合わせて、送信局舎も1階約212m²、2階約94m²戸田建設施工で増築した。アースも240本新たに張り巡らした。
 
文化放送旧局舎演奏所兼旧非常用予備送信所(2006年撮影)。竣工時の名称は『セントポール・ラジオ・センター』
  • 非常用予備送信所:新宿区若葉1丁目5番地(旧局舎跡地)
    四谷の旧局舎には出力1kWの非常用送信所が設けられ、日曜深夜に頻繁に試験放送を実施していたが、移転先の浜松町新局舎(メディアプラス)に送信設備はなく、総務省無線局免許人情報や方向探知の結果からも、非常用送信機は川口に仮設中と見られていた。
    旧局舎跡地はこれまで同様聖パウロ修道会所有で2008年4月末に文化放送が施主の賃貸マンションが落成、屋上に予備送信所が再移転し5月19日開局、同日試験放送を送出した。
    同マンション玄関には『文化放送発祥の地』の碑が掲げられている。
    • 空中線電力:1kW (モノラル)
    • 送信空中線:短縮変形モノポール

沿革

  • 1948年10月 - 出版・放送を通じた布教を主務とするカトリック聖パウロ修道会の日本管区長で、1934年から来日していたイタリア人司祭パウロ・マルセリーノ(パオロ・マルチェリーノ)が、GHQから逓信省に下された民間放送局解禁の方針(ファイスナー・メモ)に呼応し、聖パウロ女子修道会を運営主体とする宗教放送ネットワークを計画。電波法5条の国籍要件を満たすため、マルセリーノは帰化し「丸瀬利能」に改名。
  • 1948年12月 - 逓信省電波局に財團法人セントポール放送協會(「セントポール」は聖パウロの英語読み)の設立許可を申請。澤田節藏(外交官)、田中耕太郎最高裁長官)、犬養健(政治家)ら、著名なカトリック信徒が発起人に名を連ねた。
  • 1949年 - 開局の見通しも立たぬまま、東京都新宿区若葉1丁目5番地の所有地に演奏所兼修道院 セントポール・ラジオ・センターの建設に着手。構内には聖堂なども設けられた。
  • 1951年1月 - 電波監理委員会に無線局免許申請書を提出。電波監理委員会は外製宗教放送局の開設に強い難色を示し、他宗からの反対も高まったため、競合他願の東京ラジオセンター、ラジオ東都と調整して申請を一本化、マルセリーノ司祭が退陣し、一般向けの教育商業局とすることで宗教色を薄めた。2月13日財団法人日本文化放送協会と改称、4月21日予備免許交付。局舎を明け渡した修道女たちのために、12月には埼玉県川口市の送信所敷地内に女子修道院が設置された(1952年末閉鎖)。
  • 1952年3月31日 - 午前5時30分より全国9番目、東京で2番目の本放送開始。周波数1310kc(キロサイクル)、出力10kW。娯楽番組は少なく、旺文社が提供する『大学受験ラジオ講座』など、教育・教養番組に重きを置く編成だった。
  • 1952年7月 - テレビ放送免許を申請したが、周波数不足を理由に却下される。
  • 1953年8月15日 - 1130kcに周波数変更。
  • 1954年3月31日 - 出力10kW → 50kWに増力。
  • 立ち上げにあたりNHKからレッドパージされた職員を大量採用した事で、労働争議が頻発。更に、宗教色に対する周囲からの警戒感や、娯楽番組の少なさによる聴取率低迷、小出力によるカバーエリアの狭さ(ラジオ東京は先に50kWに増力)、さらには営利を重視しなかったことなどから、経営状態が悪化。聖パウロ修道会と聖パウロ女子修道会は局運営からの撤退を余儀なくされ、財団法人は解散。代わって東京急行電鉄や旺文社、大日本印刷小学館講談社東映等、財界・出版界の出資による株式会社文化放送1956年に設立され、2月14日放送免許が引き継がれた。初代社長には、労務対策に長けた水野成夫(当時経団連理事・国策パルプ社長。後に産経新聞社長・フジテレビ初代社長)が就任。
  • 1956年6月22日 - 日本フィルハーモニー交響楽団を結成。専属とする(1972年6月30日に解団)。
  • 1956年7月 - テレビ放送免許を再申請したが、周波数不足を理由にまたもや却下される。
  • 1957年 - 関東広域圏のテレビ免許割当を受け、ニッポン放送と共同でフジテレビジョンを設立。以来、ニッポン放送やフジテレビとの関係が現在まで続いており、1967年にはフジサンケイグループを合同で組織する。
  • 1959年 - 産業経済新聞社と報道面で提携。2月1日よりサンケイニュースの放送を開始。
  • 1965年 - ニッポン放送などと共同で、全国民放ラジオ31社を結ぶ全国ラジオネットワーク(NRN)発足。
土曜・日曜のプロ野球ナイター中継を本格的に開始(当時は東海ラジオ(土日)、毎日放送(土)、朝日放送(日)、中国放送(裏送り)のネットワーク)。

キャッチコピーの変遷

  • ~1984年頃 - 不明
  • 1984年頃~1987年頃 - 楽しさイメージ無限大、文化放送
  • 1987年頃~1989年頃 - 1134,イイザンス
  • 1989年頃~1990年頃 - アッと言わせる 文化放送
  • 1992年3月~1994年3月 - ステレオ文化放送
  • 1994年4月~1997年3月 - しあわせ、いっしょ。福ミミラジオ
  • 1997年4月~1998年3月 - 熱愛発覚
  • 1999年4月~2001年3月 - 新世紀ステーション 文化放送
  • 2001年4月~2002年3月 - 文化おもしろ革命ィ~ッ!
  • 2002年4月~2003年3月 - どっきん!? 文化放送
  • 2003年4月~2006年3月 - ファミリー! 文化放送
  • 2006年4月~2007年3月 - おつきあい 文化放送
  • 2007年4月~2010年3月 - ダイジナコト 文化放送
  • 2010年4月~ - 言葉の力×ラジオのチカラ ことバリュー 文化放送 <イメージキャラクター:武田鉄矢

1961年以来親しまれて来たステーションソング『QRソング』や『1134kHz』のイメージが強く、キャッチコピーは定着しないまま、短命に終わったものが多い。

1984年以前は『QRソング』に加え「報道の文化放送」というイメージが強かった。平日の夜間時間帯は、開局以来ニュースや『大学受験ラジオ講座』『百万人の英語』といった報道や教育系の硬い番組が編成され、深夜の『セイ!ヤング』へと繋がっていた。

ステーションキャラクターとして「チャッタくん」を用いていた時期があった(1997年4月より使用。『QRソング』冒頭の一節「聴いちゃった」と「チャット」を掛け合わせたものである。名称は公募で決定、あまり定着せぬまま廃止)。

番組

アナウンサー

※名前は通常の番組で使われているもの。ニックネームがある場合は「」で掲載。

アナウンス部所属

男性

女性

スポーツ部所属

報道制作部所属

在籍していたアナウンサー

男性

女性

放送

報道制作部

『ニュースパレード』等を担当。共同通信社との関係が深い。

1970年11月25日午前、三島由紀夫市ヶ谷陸上自衛隊駐屯地に立て篭り演説をしたが、これを全部録音したのは近隣の文化放送だけだった。駆けつけた記者(三木明博:現社長)が、マイクを木の枝に縛りつけて録音したエピソードは伝説化している。

記者会見やインタビューの際に明朝体で「文化放送」と白く書かれたマイクがテレビでよく映ることが多い。記者らがほぼ毎日書き綴るブログは、他の報道機関からも一定の評価を受けている。(文化放送報道部日記

プロ野球中継

プロ野球中継は在京民放AM局で唯一、埼玉西武ライオンズのナイターを平日に放送しているのが、大きな特色である。土日は読売ジャイアンツ戦を中心に放送している(『文化放送ライオンズナイター』『文化放送ホームランナイター』の項を参照されたい)。ライオンズ戦中継を通じた西武グループとの関わりから、2004年西武鉄道株にまつわる証券取引法違反事件では、堤義明からの要請でコクド(2006年プリンスホテルに吸収合併)より西武鉄道株式を購入していた。試合のない平日にはライオンズの情報番組『ライオンズエキスプレス』を放送しているほか、ファンイベントにも司会担当としてアナウンサーが参加するなどライオンズとのつながりは深い。

時報

不明~1977年3月、1978年10月10日~1979年12月31日
鐘の音にポーン。鐘の音は「ウェストミンスターの鐘」に似た音階だった。当時は同様な時報ラジオ関東でも行っていた。
1977年4月~1978年10月9日
ポーン音のみに。この頃の時報スポットには色々な鳥の声が流れていた。
1980年1月1日~1998年6月9日
ポッ(ミ)、ポッ(ミ)、ポッ(ミ)、ポーン(ラ)というノーマルなものに。現在はスポーツ中継や番組中に正時跨ぎする時のみに流れる。
1998年6月10日~
オルゴール風のいわゆるQRソングのメロディにポーン。
上記のメロディが付加されるため、他のスジャータの時報スポットを使う地域に比べ5秒近く早く流れ出す。

CM

  • 月曜5:00から土曜24:00まで(プロ野球などのスポーツ中継中は除く)の時報CMはスジャータのめいらくグループが提供している。それ以外の時間は別のスポンサー(2007年5月現在日曜10:00はコトブキP-マン(ここだけポーン音のみ)11:00は本家ちちや草津温泉饅頭)12:00~14:00は新進食品工業)やスポンサーなしの時報が流れている。このスジャータの時報は他にHBCラジオTBCラジオなどでも放送されている。
  • 時報スポットがノンスポンサーの場合は女性の声で「文化放送が、○時をお知らせします」というものが流れる。また、かつて土曜28時(日曜朝4時)のものは「文化放送です。朝はこれから。時刻は4時です」というものが流れていた。
  • 埼玉県の企業・自治体のCMが在京ラジオ局ではTBSラジオに次いで多く放送されている。
  • サトウ食品角上魚類佐渡汽船一正蒲鉾など、新潟県に本社を置く企業のCMが多い。
  • 2005年10月以降は以前同局の平日夜ワイド番組内でスポットCMを流していた牛乳石鹸(~1994年秋頃)のラジオCMが土曜日を除き毎日朝~夕方までの時間で流れている。(スポットCM,PT扱い)なお放送時間はおおむね、日曜日のみ10:00前後の1回。月曜日から金曜日は3~4回。
  • かつては日曜の午後~夕方を中心にマルキン自転車、平日の朝を中心にオリコなど数多くのスポンサーがCMを流していたが、次々と撤退している。

放送開始・放送終了(OP/CL)・試験電波

以下のフォーマットで時間固定にて放送される。
放送開始
放送終了
  • 25:59.50 2時の時報
  • 26:00.02 放送終了アナウンス
  • 26:00.33 QRソング/ショートVer.
  • 26:01.42 QRソング/インストゥルメンタル・アコースティックアレンジVer.
  • 26:02.17 QRソング/賛美歌Ver.
  • 26:02.47~ 放送休止


場合によっては終了後に緊急警報放送システムの試験信号が発射される。

試験電波

試験電波は概ね26:30~28:30までの間(短い時は数曲で終わる。長い時はQRソング終了直後から28:20頃にかけて続く)と28:30過ぎに行われる。
前者では太田英明アナによる「こちらは文化放送です・・・」のアナウンスとともに、「カンパイ/TOKIO」(これは毎回流れることが多い)や文化放送に縁のある堀江由衣田村ゆかりなどの声優の曲、LINDBERGなどが流される。
後者はAMステレオ放送の試験放送で、鈴木敏夫アナ(現:報道制作部デスク)の声をL・R・センターに送って聴こえているかどうかのチェックが行われる。その後は数分間1KHzのテストトーンを送出して、QRソングまでは無音になる。

JOQR以外の放送・配信

関連企業

グループ・フジサンケイグループ・系列放送局

関係のある放送事業者

本項では、文化放送と資本関係はないものの業務上関係のある放送事業者を挙げる。

埼玉西武ライオンズ戦に関係する放送事業者

その他

ラジオ
  • 中部日本放送ラジオ関西RKB毎日放送(NRNには属していないが、複数の文化放送の番組をネットしている。特にCBCとは昭和30年代に番組の共同制作を行っており、またラジオ関西はもともとNRN加盟局であった。)
  • K-JAPANハワイにあった日本人向け放送局、複数の文化放送の番組をネットしていた。)
テレビ

同名他局

いずれも資本・人事面で直接の関係はない。

  1. ^ フジテレビジョンの持株会社フジ・メディア・ホールディングス2009年(平成21年)6月26日第68回定時株主総会において、文化放送の代表取締役社長である三木明博が社外取締役としてフジ・メディア・ホールディングスの取締役に就任した。
  2. ^ 『民放ラジオ局13社、3月から番組ネット配信』 - 読売新聞 2010年2月13日
  3. ^ 『在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ』 - CNET Japan 2010年2月15日
  4. ^ QR 平日計7.5時間の10月大改編、ワイド長時間化傾向【文化通信.com 2010年7月26日】

関連項目

外部リンク

※文化放送の公式サイトはかつて、http://www.joqr.net/ でもアクセスが可能だったが、現在は“〜.co.jp ”にリダイレクトされる。ただし、局へのメール用ドメインでは今も“〜.net ”が使用されている(例:○○@joqr.net)