みこすり半劇場

日本の雑誌

これはこのページの過去の版です。126.113.82.2 (会話) による 2010年11月24日 (水) 10:02個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (主な内容)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

みこすり半劇場(みこすりはんげきじょう)

  1. ぶんか社発行の4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)ならびに同誌掲載の漫画のタイトル。正式名称は「岩谷テンホーのみこすり半劇場」。以下で述べる。
  2. 東京スポーツ」(中京スポーツ大阪スポーツ九州スポーツ) に連載中のおなじく岩谷テンホーによる同名の4コマ漫画。最終面にカラーで掲載されている。1992年には実写版ビデオ映画がバップから発売された。

原則として月2回第2木曜日と第4木曜日に発売されている(但し、地域によっては発売日が異なることがある)。成人男性向けのお色気4コマ漫画を中心に掲載している、4コマ漫画誌としては異色の存在。月2回刊行もこの雑誌のみ。お色気系ではあるが、下ネタで笑うために読まれる雑誌であって性描写により購読者の快楽を誘うことを目的とした雑誌ではないため、いわゆる「成人向け雑誌」には該当せず、書店などでも通常全年齢向けの一般雑誌の棚に置かれている。創刊は1990年。

かつては「巨乳ちゃん」「新人ちゃん」と増刊も抱えていた。前者は実話投稿4コマ誌「本当にあった笑える話」となった。後者は4コマ漫画中心の「みこすり半劇場別館」となり、「ひとには、言えない。」(さんりようこ)がヒットしたが、2004年秋に休刊。

主な内容

成人男性向け4コマまんがとお色気実話投稿を中心に扱っており、創刊以来一貫して下ネタ・お色気4コマを専門に取り扱っている。同誌のヒットにより、以降数年間は競合他社も巻き込んで成人向け4コマ誌の創刊が相次いだが、程なくブームは下火となり、現在実話系を除いた純粋なお色気系4コマ誌を起源とする4コマ漫画誌としては唯一残る雑誌となっている。

過去には「オマンコ」をそのままタイトルにした作品(著者はいのうえ雅晴)など、過激な内容のオリジナル(フィクション)作品が大半を占めていたが、現在は作者自身の体験談及び読者投稿によるノンフィクション(実話系)4コマが約半数を占めるまでに増加しており、オリジナル作品においてもあからさまに卑猥なネタは当時よりも減少している傾向にある。また、現在では一部に一般向け、または色気度の少ない4コマ漫画(「主任がゆく!」等)も掲載されるなどしており、時事ネタ企画などで作家を競作させることもある。

2010年に表紙・誌面ともリニューアルが図られ、岩谷テンホーの新連載開始・2本立て体制(傑作選と隔号で並行連載)となった。

2010年11月現在連載されている主な作品

終了した漫画