甲府市藤村記念館

山梨県甲府市にある交流施設

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甲府市藤村記念館(こうふしふじむらきねんかん)は、山梨県甲府市にある同県出身の政治家藤村紫朗のの顕彰を目的に保存されている建築物。管理者は甲府市。「旧睦沢学校校舎」の名称で1967年昭和42年)に国の重要文化財に指定されているほか、毎日新聞社主催のヘリテージング100選にも選定されている。

甲府市藤村記念館
(旧睦沢学校)
情報
用途 交流施設
設計者 松木輝殷
施工 松木輝殷
延床面積 209.97m² m²
階数 木造2階建
竣工 1875年
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概要

1875年明治8年)に当時山梨県令(現在でいう県知事)であった藤村紫朗の指示により睦沢村亀沢(現在の甲斐市亀沢)に建てられ、睦沢学校(むつざわがっこう)として開校。当時藤村が積極的に取り入れていた「藤村式建築」と呼ばれる擬洋風建築の一つであり、現在は愛知県博物館明治村に展示されている東山梨郡役所とともに藤村式建築の象徴とされている。

睦沢学校閉校後の1957年(昭和32年)から睦沢公民館として地域交流の場に使われていたが老朽化が著しいことから1962年(昭和37年)に閉鎖。一度は解体撤去されたが保存委員会の手により1966年(昭和41年)に武田神社境内の西曲輪に移転され、記念館として復元された。その後教育資料館への展示替えを経て2009年平成21年)に再開発事業の一環として甲府駅前の北口広場に再移転され、改修・整備のうえ2010年(平成22年)10月1日より交流ガイダンス施設として一般公開されている。

建築概要

  • 用途 - 学校
  • 竣工 - 1875年(明治8年)
  • 構造・規模 - 木造2階建、塔屋付、桟瓦葺

利用情報

  • 開館時間 - 9:00から16:00まで
  • 休館日 - 月曜日、木曜日、年末年始
  • 入場無料

関連項目

外部リンク