デュエル (釣具会社)
釣具会社
デュエル(でゅえる)は、福岡県福岡市博多区にある日本の釣具メーカー。疑似餌、釣り糸を中心に、製造しており、釣り竿、釣り針、その他小物などを手掛ける釣り具の総合メーカーである。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
812-0024 福岡県福岡市博多区網場町1番1号 福岡第一生命館7F |
設立 | 1967年 |
法人番号 | 2290001021766 |
事業内容 | 釣具製造 |
資本金 | 1億5,400万円 |
外部リンク | http://www.duel.co.jp/ |
国内向けのルアーと釣り糸を扱う「デュエル(DUEL)」とイカ釣り製品と海外向けルアーの「ヨーヅリ(YO-ZURI)」の2ブランドを持つ。
沿革
- 1967年 - 佐賀県武雄市で、現会長の北川安洋が擬似餌の製作工場として創業。
- 1970年 - 有限会社洋釣具製作所を設立。本社工場を現在地に移転。
- 1976年 - 各工場増築と共に輸出部門を設立、海外へ販路を求める。
- 1977年 - 株式会社洋釣漁具と改組。
- 1989年 - ヨーヅリタイランドを設立。さらに、株式会社ヨーヅリに商号変更。
- 1990年 - ヨーヅリグアム設立。
- 1992年 - ヨーヅリフィリピンズを設立。
- 1993年 - 北川安洋の娘婿であるエリック・チョイが社長に就任。その後、ヨーロッパでレジャー用品として著名な「DUEL」との提携。[1]
- 1996年 - ヨーヅリヨーロッパ設立。
- 1997年10月 - 株式会社デュエルを武蔵野のヨーヅリ本社に統合し、同時に商号も株式会社デュエルに変更。
- 1998年 - 東京事務所・大阪事務所開設。
- 2000年 - 福岡市中央区に福岡本部開設。
- 2001年10月 - 福岡本部を廃止し、跡地に本社を移転。
- 2002年1月 - 経営悪化のため武雄工場の150人中、研究開発・物流のスタッフを除いた従業員100人を解雇。生産拠点をフィリピン、タイを中心に置いた。[2]
- 2002年9月 - 武雄工場を閉鎖。[3]
- 2003年 - 東日本東京営業所・西日本大阪営業所を開設。
- 2003年6月 - Yo-Zuri America, Inc.を設立。
- 2004年 - 本社を福岡市博多区堅粕に移転。
- 2009年 - 本社を福岡市博多区網場町に移転。
概要
ルアーや釣り糸の製造で知名度が高く、日本国内に留まらず海外でも高い評価を得ている。特にエギは昭和40年代から製造し続けており、[4]アオリーQは非常に長い間販売されている。
生産部門の9割を海外に移し、日本国内では開発に集中しており、現在は、フィリピン、ベトナムで生産を行っている。[5]
また、製造は自社で行っており、製品用の金型や工具も自社製造して製造スピードを速めている。また、新商品が命で製品寿命は3年程度としており、[5] 定番化していない商品に関してはすぐに廃盤になる傾向がある。それと同時にその商品の開発に関わった契約プロは契約を解除されることが多い。
しかし、近年では、過去の製品の復刻やアームズルアーシリーズのような名前を変えて復活する場合も増えてきている。
1997年からはトップトーナメンターとのスポンサー契約をすることも増え、バスプロの田辺哲男やメジナ釣りの立石宗之との契約を行っている。
また、2002年にはデュエルガールとして吉川ひとみを起用している。
2003年には、田辺哲男のブランド、トランスリアライズを始動したが事実上失敗に終わった。
事業所
- 福岡本社
- 東日本東京営業所
- 西日本大阪営業所
- 武雄工場
- 延岡ライン工場
逸話
1988年に放送された「謎の巨大魚を追う - ハナス湖篇」に出演した開高健はロケ前にデュエルに訪れ、特注のルアーを製作してもらている。