サークルKサンクス
株式会社サークルKサンクス(サークルケイサンクス)は、コンビニエンスストアのサークルKとサンクスの運営会社である。東証・名証第一部上場企業(証券コード3337)。略号はCKSU/サークルKS
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| 種類 | 株式会社 |
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| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒104-8538 東京都中央区晴海二丁目5番24号 晴海センタービル4-5階 |
| 本店所在地 |
〒492-8680 愛知県稲沢市天池五反田町1番地 |
| 設立 |
2001年7月2日 (サークルケイ・ジャパン株式会社) (創業 サンクス:1980年7月23日、サークルK:1984年1月26日) |
| 業種 | 小売業 |
| 事業内容 | コンビニエンスストアのフランチャイズ事業および店舗経営など |
| 代表者 | 中村 元彦(代表取締役社長) |
| 資本金 | 83億8040万円 |
| 発行済株式総数 |
8618万3226株 (2011年2月末日現在) |
| 売上高 |
連結チェーン全店:9,232億円 単独:8,550億円 (2011年2月期) |
| 営業利益 |
連結:186億円 単独:183億円 (2011年2月期) |
| 純利益 |
連結:72億円 単独:73億円 (2011年2月期) |
| 純資産 |
連結:1,367億円 単独:1,360億円 (2011年2月末日現在) |
| 総資産 |
連結:2,400億円 単独:2,308億円 (2011年2月末日現在) |
| 従業員数 |
1,750人(単体) (2011年2月末日現在) |
| 決算期 | 2月末日 |
| 主要株主 |
ユニー株式会社 47.28% (2009年8月31日現在) |
| 主要子会社 |
サンクス青森(株) 100% サンクス西埼玉(株) 99.9% |
| 外部リンク | http://www.circleksunkus.jp |


元々は、サークルKはユニー、サンクスは長崎屋の傘下で、2001年に持株会社の下で経営統合し、その後合併する。コンビニチェーンとしては業界第4位。グループ総店舗数は6,335店(2011年2月末現在)
コーポレートスローガンは、「WAKUWAKU? さあ、ワクワクのあるコンビニへ。」
概要
サークルK
サークルKの由来は米ザ・サークルK・コーポレーション(以下「米サークルK」)の前身であるテキサス州の雑貨店から。コーポレートカラーのレッド、オレンジ、パープルは同社進出先のアリゾナ州における夕刻(レッド=山の端、オレンジ=空、パープル=大地)のイメージ。
1979年にユニー株式会社(以下「ユニー」)が米サークルKとライセンス契約を締結し、サークルケイジャパン事業部を設立。翌1980年に第1号店を愛知県名古屋市天白区大根町に開店。1984年にユニーの完全子会社としてサークルケイ・ジャパン株式会社が設立され、ライセンス契約を継承。1993年に米サークルKと「商標およびその他の知的財産権売買契約」を締結し日本国内における商号、商標を買収した。
愛知県が地盤のユニーが親会社であり東海地方を地盤としていたことから、半数以上の店舗が中部地方に集中している。そのため、セブン-イレブンは長い間、東海3県・北陸3県に出店することができず、北陸には2009年1月にようやく出店した。
逆にセブン-イレブンが強い関東では少数派で、東京都と神奈川県以外には出店しておらず、また東京都でも80店舗ほどしかない。ユニーの関東本部が神奈川県横浜市にあり、神奈川県に多く出店しているためか、テレビ神奈川 (tvk) で頻繁にサークルK単独のCMが流れる。
中部地方以外ではサークルケイ・ノースジャパンが他チェーンよりも早い時期に出店開始した関係で、青森県内の店舗が多い。
またロゴは本家とは異なり、赤い○の中にKが入っている古いタイプのものを使用している。なお、アメリカなど諸外国では、四角い赤地に白抜きの○でその中にkが入っているものに変更されている。
サンクス
1980年に設立され、同年に第1号店を宮城県仙台市青葉区八幡(はちまん)三丁目に開店。翌1981年に関東地区第1号店を東京都中野区、1982年に北海道地区第1号店を札幌市豊平区、1989年に関西地区第1号店を大阪府大阪市に開店した。
サンクスはもともと長崎屋グループだったが、長崎屋の業績悪化時に福井県の小野グループへ売却され、その後、ユニー・サークルKへ経営統合を打診し売却されることになった。
サンクスの名称は、「SUN」「Kids」「US」に由来する。旧キャッチフレーズは「すぐそこサンクス」。
経営統合以降の共通企画など
2003年12月15日から愛知県、岐阜県、三重県、および静岡県(以下「東海4県」)の各店舗に郵便ポストを設置。その後、他地域の店舗にも、ポストの設置を拡大中である。
店内放送は旧サンクス側で実施されてきた「エモーショナル・カウントダウン」(DJは図師英嗣、MAYUが担当)を、統合後のサークルKでも放送するようになった。
2009年度より各店(一部店舗を除く)に、マルチメディア端末「カルワザステーション」が設置されている。
KARUWAZA CLUB
KARUWAZA CLUB(カルワザクラブ)は、サークルKサンクスの実質的な会員制度。2004年7月1日より北海道と東海地区店舗で、2005年4月25日から全国店舗で開始された。当初の扱いとして、会員になるには「カルワザカード」の購入後、または「UCS カルワザカード」への入会後に、会員登録を行うことで可能、と言うものであった(その後下記のように、扱いが変更された)。他におサイフケータイからの会員登録も可能である。
- 任意でKARUWAZA CLUBにパソコンか携帯電話からインターネット経由で、「会員情報登録」と「電子マネー登録」ができる。入会金・年会費は無料。2009年11月16日からは、「カルワザカード」購入後に、店内の「カルワザステーション」でも会員登録ができるようになった。
- 「電子マネー登録」を行ったKARUWAZA CLUB の会員は、サークルKサンクスでEdy決済によるカードを用いた購入時(外税)100円ごとに「カルポイント」が1点ずつ加算される。ポイントが貯まると、会員限定のグッズなどが当たる(または、もれなくもらえる)プレゼントへ応募することができる。
- 2009年12月1日からは、店内の「カルワザステーション」での操作で、カルポイント300点を、300円分のEdyへ交換することが可能になった(カルポイントの交換、およびEdyギフトの受け取り、の2つの操作が必要)。なお同日より、カルポイントの有効期限が、獲得日から2年間となった。
- 「カルワザカード」会員、および「カルワザ値引アプリ」を登録した「おさいふケータイ」での利用の場合、期間・商品ごとに設定される、「カルワザ値引サービス」を受けることが可能である。
- 以前は店頭レジでのEdyバリューチャージ1000円ごとに「ワザポイント」が加算されていたが、2008年11月30日を以て終了した(既存のワザポイントはカルポイントに移行された)。
- おサイフケータイ所有者の場合、事前にEdyアプリを登録した後、当初はKARUWAZA CLUBケータイサイトで、事前に購入した「KARUWAZA CLUB Edyカード」を登録し、「KARUWAZAケータイ登録アプリ」のダウンロードと初期登録を行うことで、CLUB Edyカードとおサイフケータイを紐付け状態にさせることになっていた。その後2007年4月16日からは、別途カードを購入しなくても、携帯電話でのサイトの操作により登録できる、「カードレス会員登録」が開始された(KARUWAZA CLUB のサイトより「カルワザ値引アプリ」の登録と「電子マネー登録」を行う)。
- おサイフケータイ(モバイルEdy)を用いた場合でも、カルポイント付与の対象(ポイントはEdyカード型と共有)となり、景品の応募なども同アプリから直接行える。そして、同アプリを利用しているおサイフケータイのEdyの利用者で、かつANAマイレージクラブの「モバイルAMCアプリ」をダウンロードし、「ケータイdeEdyマイル」に登録して4日以上経過している場合は、決済時にカルポイントとともにマイルが加算される。
- 2010年7月14日より、JR東日本エリア内の約2100店舗でSuicaが利用できるようになったことに合わせ(相互利用可能なJR各社・および他社局のICカード乗車券でも利用可能)、同年9月1日より「カルワザクラブ」にSuica(モバイルSuicaを含む)、またはPASMOのID番号を事前に登録することにより、Suica・PASMOでの決済でカルポイントが付与されるサービスも導入された。更に「カルポイント」を「Suicaポイント」に交換してSuicaへチャージするサービスも導入された[1]。
- また同年9月27日からは、JR北海道のKitaca、JR西日本のICOCA、JR九州のSUGOCAでも、それぞれ電子マネーの利用、および事前登録の上、利用金額に応じて「カルポイント」が付与されるサービスを開始した。
- 2010年9月1日より、トヨタファイナンスまたはUCSの発行するQUICPay機能付カードを、さらに同年10月20日より、JCBの発行するQUICPay機能付カード、またはモバイル式のQUICPayを、事前に登録することで、各カードのQUICPayによる決済で「カルポイント」が付与されるサービスを開始した。なお、前述各社以外のカード会社のQUICPayの登録・利用については未定である。
- あわせて同年10月20日より、各社のiD機能付カード、またはおサイフケータイのiDでも、事前の登録によりiDによる決済で「カルポイント」が付与されるサービスを開始した。
- 2011年1月26日より、静岡県・岐阜県・三重県のサークルKとサンクスの計800店にJR東海のTOICAが、また同年3月7日には、愛知県のサークルKとサンクスの計1040店に名古屋鉄道・名古屋市交通局などが2月11日から導入したIC乗車カード・manacaが利用可能となったことで、いずれの乗車カードともに事前の登録で、利用金額により「カルポイント」が付与されるサービスが導入された。
カルワザカード(2009年11月までは、KARUWAZA CLUB Edyカード)
カルワザカードは全国のサークルKサンクス店舗で販売されている電子マネー・Edyで、通常価格1枚300円。Edyバリューイシュアはトヨタファイナンス。
UCS カルワザカード(2009年11月までは、UCS KARUWAZA CLUBカード)
UCS(ユニー子会社)のクレジットカードに、カルワザカード機能が搭載されたもの。カルワザカードと同様の機能のほか、クレジット払いでサークルKサンクス店舗で決済すると、クレジットカードポイントの「Uポイント」が通常の倍付与される。
かつては、同カードのクレジット代金の支払いも、サークルKサンクス店舗に払込書を持参して支払うことが可能だった。現在は原則、同カードの代金決済用預貯金口座を届け出すること、と案内される。
なお「Uポイント」と、Edy決済で付与される「カルポイント」との互換性は無い。また、Edyへのオンラインチャージには、「Uポイント」は付与されないことになっている。
別途申し込むことで、ETCカードとQUICPayの利用も可能となる。QUICPayには子カードのほかに、おサイフケータイ向けのアプリもある。
Uポイントの付与の仕組みとカードフェース以外は、プロパーのUCSカードと同等であると言うこともできる。国際カードブランドがMasterCardのみであるため、どうしてもJCBやVISAブランドが欲しい場合にはプロパーのUCSカードに、カルワザカードを紐付けることでほぼ同じサービスを受けることができる。
クレジットカード・電子マネーへの対応
2004年9月からは、ローソンに次いで全店舗でのクレジットカード取扱を、2005年4月1日から全店舗で電子マネーEdyおよび『KARUWAZA CLUB』の取扱を開始した。また2008年1月からは、Smartplus(VISA TOUCH含む)およびQUICPayが、同年4月からはiDが全店舗に導入された。
2010年7月14日からは、JR東日本エリア内の約2100店舗でSuicaが利用できるようになった(PASMOなど相互利用可能なJR各社・および他社局のICカード乗車券でも利用可能)。同年9月1日からは「カルワザクラブ」にSuicaまたはPASMOのID番号を利用登録することで、Suica決済でカルポイントを付与するサービスも開始された。更に「カルポイント」を「Suicaポイント」に交換してSuicaへチャージするサービスも同年12月1日開始。
Suica(相互利用先のPASMOを含む)に続き、2010年9月27日より、北海道のサンクス全店舗でKitacaが、滋賀県・京都府・兵庫県・大阪府・奈良県・和歌山県・岡山県のサークルKとサンクス全店舗、及び広島県のサンクス各店(島嶼部の店舗を除く)にICOCAが、福岡県のサンクス全店舗と熊本県・鹿児島県のサンクス一部店舗にSUGOCAが導入された(各IC乗車カードとも、相互利用可能なJR各社・および他社局のIC乗車カードでも利用可能)。またSuica・PASMOと同様に、それぞれのIC乗車カードを事前に登録することにより、利用金額に応じて「カルポイント」が付与されるサービスも開始した[2]。
他に大阪地区の一部店舗では、関西の民鉄各社が導入したIC乗車カード・PiTaPaが利用可能である。
2011年1月26日より、静岡県・岐阜県・三重県のサークルKとサンクスの計800店で、JR東海のTOICAが、また同年3月7日には、愛知県のサークルKとサンクスの計1040店で、名古屋鉄道・名古屋市交通局などが2月11日導入したIC乗車カード・manacaが利用可能となった。いずれの乗車カードとも、事前の登録により、利用金額により「カルポイント」が付与されるサービスも導入された。なお2012年度に予定されている、両乗車カードの相互利用開始とともに、双方の電子マネーサービスも相互利用可能になる予定である。
沿革
株式会社サンクスアンドアソシエイツ
- 1991年 - 商号を株式会社サンクスアンドアソシエイツに変更。
- 1997年9月9日 - 店頭売買有価証券市場(現在のJASDAQ市場)に公開。
- 1998年 - 東証第二部に上場。
- 2000年 - 東証第一部に上場。
- 2001年6月20日 - 東証第一部上場廃止。
- 2001年7月1日 - 株式交換により、サークルケイ・ジャパン株式会社(翌日に商号を共同持株会社として株式会社シーアンドエスに変更)の完全子会社となる。
- 2004年9月1日 - 株式会社シーアンドエスの完全子会社であるサークルケイ・ジャパン株式会社を存続会社とする合併により消滅。
(初代)サークルケイ・ジャパン株式会社
- 1980年3月 - ユニーにより、愛知県名古屋市天白区に「サークルK」1号店島田店オープン。同年夏、愛知県名古屋市千種区にフランチャイズ1号店自由が丘店オープン。
- 1983年7月 - 神奈川県横浜市港南区に首都圏出店1号店清水橋店オープン。
- 1984年1月26日 - ユニーの完全子会社として、サークルケイ・ジャパン株式会社(以下「(初代)サークルケイ・ジャパン株式会社」)設立。
- 1986年3月 - 株式会社亀屋みなみチェーン(本社・青森県青森市)と初のエリアフランチャイズ契約締結、株式会社サークルケイ・ノースジャパン設立。100%子会社、サークルケイ・システムサービス株式会社設立。
- 1986年4月 - 金沢市に北陸地区1号店泉ヶ丘店オープン。
- 1986年11月 - 青森市に東北地区エリアフランチャイズ1号店青森中央店オープン。
- 1987年4月 - 天満屋(本社・岡山県岡山市)とエリアフランチャイズ契約締結、サークルケイ・ウエストジャパン株式会社設立。
- 1987年7月 - 滋賀県守山市に滋賀地区1号店びわ湖大橋店オープン。
- 1987年9月 - 岡山市に中国地区エリアフランチャイズ1号店泉田店オープン。
- 1989年1月1日 - 株式の額面変更を目的とする合併により、(2代目)サークルケイ・ジャパン株式会社に吸収合併され消滅。
(2代目)サークルケイ・ジャパン株式会社/株式会社シーアンドエス
- 1973年4月5日 - 株式会社第一製材として会社設立。
- 1988年7月29日 - 商号を株式会社第一製材から(2代目)サークルケイ・ジャパン株式会社に変更。
- 1989年1月1日 - (初代)サークルケイ・ジャパン株式会社を合併。
- 1989年8月 - 京都府綴喜郡田辺町に京都地区1号店田辺店オープン。
- 1989年8月 - 福井県福井市に福井地区1号店日の出店オープン。
- 1989年9月 - 大阪府守口市に大阪地区1号店梶町四丁目店オープン。
- 1990年3月 - 長野県飯田市に長野地区1号店飯田インター店オープン。
- 1990年10月 - 株式会社サークルケイ・ウエストジャパン、株式会社天満屋より岡山地区コンビニエンスストアの営業権を譲り受け営業開始。
- 1990年11月 - 株式会社サークルケイ・ノースジャパン秋田地区1号店秋田陸運支局前店オープン。
- 1990年12月 - 兵庫県川西市に兵庫地区1号店鼓ヶ滝店オープン。
- 1991年6月 - (2代目)サークルケイ・ジャパンが株式会社サークルケイ・ウエストジャパンを吸収合併
- 1995年10月6日 - 名証第二部に上場。
- 1996年9月11日 - 東証第二部に上場。
- 1997年9月1日 - 東証および名証の第一部に上場。
- 2000年8月 - 本社を愛知県名古屋市中村区から愛知県稲沢市(本店所在地)へ移転。
- 2001年
- 2004年
(3代目)サークルケイ・ジャパン株式会社/株式会社サークルKサンクス
- 2001年7月2日 - 株式会社シーアンドエスの新設分割により、同社の完全子会社として(3代目)サークルケイ・ジャパン株式会社設立。
- 2002年9月 - サンクス西埼玉を株式会社サンクスアンドアソシエイツが子会社化
- 2004年
- 2005年4月 - プリペイド型電子マネー「Edy」による決済が可能となる。
- 2006年
- 2007年秋から順次 - ポストベイ型電子マネー「iD」「QUICPay」「Smartplus/VISA TOUCH」の決済が可能となった。QUICPay、Smartplus/VISA TOUCHは2008年1月21日から、iDは2008年4月14日から全国で開始。 (PDF)
- 2009年12月21日 - 株式会社ココカラファイン ホールディングスと、コンビニとドラッグストア融合の新業態開発・共同出店・共同販促などで業務提携。
- 2010年
- 2011年
独自なもの
- ネットプリカ - 各種プリペイドカードをオンラインで発券し、販売するサービス。2005年10月3日から全国のサークルK・サンクスで開始。
- ゼロバンク - コンビニATM。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県、岐阜県、三重県のほとんどの店舗で利用可能。
- BankTime - コンビニATM。2008年2月以降関西2府4県を皮切りに、りそな銀行と共同で設置を開始。2010年4月現在1道2府20県に設置。
- 商品券での支払い - ユニー商品券、VISA・JCB・DC・UC・三菱UFJニコスの各ギフトカードや図書券・バークレーヴァウチャーズ等の商品券での支払が可能。また、2010年7月14日からクオカードでの支払いにも対応。図書カードでの支払いは不可。ユニー商品券・図書券で支払った場合にはお釣りも出る。バークレーヴァウチャーズでの支払いでは、お釣りは出ない。なお、現在は図書券・文具券による支払いは終了している。
- カルワザステーション
独自商品
ラジオ(テレビ)プロジェクト
- サラリーマン層や工事関係者層のほか、ラジオを聴きながら家事をする主婦層、深夜放送リスナーの若者層などをターゲットに各県のラジオ局とタイアップし、リスナーから寄せられたアイデアを元に、オリジナル弁当やおにぎり、カップ麺、ソフトドリンク等を期間・地域限定で発売するもの。ニッポン放送・北日本放送・ABCラジオ・中国放送・南日本放送・熊本放送などと各地域毎に展開されている。他チェーンでも、このようなタイアップは多く見られるようになった。
- 岡山・香川両県が放送エリアのテレビ局である岡山放送 (OHK) では年に数回、自局のマスコットキャラクター「OH!くん」のグッズやオリジナル弁当・おにぎりを販売する「OH!HAPPYフェアー」を両県のサークルK・サンクスで開催している。また「OH!HAPPYフェアー」とは関係なくOHKのアナウンサーが番組企画で考案した弁当などが期間限定で発売されることもあり、OHKとは親密な関係である。
- 静岡県では夏季限定で、静岡エフエム放送(K-MIX)の企画商品(ソフトドリンク、シャーベット)「みかんのお水ちゅう」が発売されている。
- 関東地方では夏季限定で、FMヨコハマがプロデュースしたソフトドリンク「湘南飲料」が発売されている。
- また、ニッポン放送『オールナイトニッポン』40周年記念の企画としてカップ麺を2007年10月31日に発売した。
- 北海道では2010年に6都市のコミュニティ放送がそれぞれ企画した商品を発売している。
三社共同企画飲料水
2006年8月1日、サークルKサンクス・ファミリーマート・ローソン3社は、共同企画商品の清涼飲料水を発売。発売されたのは、日本コカ・コーラ社「カナダドライパイナップルフィズ」・サントリーフーズ「デカビタCデカボンベ」・伊藤園「本味」(緑茶)の3商品。いずれも税込み147円。
ミニカー
2004年より始めたもので、京商が製造している。もともとは2003年のダイドードリンコの景品のミニカーからの流用から始まったものであり、年に6、7回発売されている。製品はフェラーリ、ポルシェなど各自動車会社の公認を受けており、その精度とコストパフォーマンスから人気の高いものである。箱を開けてみないと何が入っているかはわからないが、商品によってはインターネットオークションで高値で取引されるものもある。初期のものは399円、現在は490円(いずれも税込み)。
Cherie Dolce
2007年11月に、サークルKサンクス独自のデザートブランドとしてCherie Dolce(シェリエ ドルチェ)を発足[3]。
ほがら菓たいむ
rubetta
2008年10月14日、パスタの新しいブランド「rubetta(ルベッタ)」を販売開始した。「ルベッタ」は、「食べる」を逆さまにしたものである。
その他の独自商品
野菜を多く使った食品ブランド「THINK BODY」、パンブランド「おいしいパン生活」がある。
2009年度からは、関連会社であるユニーのプライベートブランド商品・「e-price」(イープライス)の取扱いも始めた。現在は同ブランドの後継となる「Style One」(スタイルワン:イズミヤ・フジとの共同開発商品)へ置き換えられている。
地域限定商品
東海地方で主に名古屋市内の一部のサークルK店舗では通常のおでんではなく、みそおでん(みその中で煮たおでん)を販売している。
共同企画
青森放送『@なまてれ』とのコラボレーション商品が2005年から2006年にかけては青森米本部で、2008年4月29日から5月12日まではJF(イカ&ホタテ・たこを使用したカレー弁当)でそれぞれ開発・発売された。
また、2008年2月5日から29日の間は青森朝日放送『ワンポチッ』とのコラボレーション商品「ドキタンまんッ」が発売された。
ほかにも、愛媛県内の店舗では南海放送『もぎたてテレビ70』とのコラボ弁当「もぎたて弁当」を2007年から毎年期間限定で発売している。
店舗について
特徴ある店舗
サークルK
- 東京競馬場イースト店・東京競馬場ウエスト店(東京都府中市 (東京都)) - 東京競馬場内。イースト店はフジビュースタンド3階、ウエスト店は新スタンド3階にある。
- 松本駅前店(長野県松本市) - トーコーシティホテル松本1階に併設。
- ひるがの高原SA店(岐阜県郡上市) - 東海北陸自動車道ひるがの高原サービスエリア下り線内。
- 三方原PA店(静岡県浜松市) - 東名高速道路三方原パーキングエリア上り線内。
- 愛・地球博店 - 愛知万博長久手会場の敷地内の企業パビリオンゾーンA。
- 稲沢天池店 - 愛・地球博店を愛知万博の閉幕後、常設恒久店舗として移築。2006年6月8日開店。モリゾー・キッコロなど万博関連グッズを扱う唯一のコンビニとして営業中。
- 鞍ヶ池PA店(愛知県豊田市) - 東海環状自動車道鞍ヶ池パーキングエリア内。
- 刈谷オアシス店(愛知県刈谷市) - 伊勢湾岸自動車道刈谷パーキングエリア内。
- 名鉄名古屋下りホーム店(愛知県名古屋市) - 名鉄名古屋駅上りホームにある。サンクスからサークルKに転換された珍しい店舗である。
- 地下鉄金山店(愛知県名古屋市) - 地下鉄名城線・名港線金山駅の地下1階コンコースにある。
- ルーセントタワー店(愛知県名古屋市西区) - 看板のロゴが金色。
- 大山田PA店(三重県桑名市) - 東名阪自動車道大山田パーキングエリア上り線内。2007年4月5日に開店。
- 金沢大学店(石川県金沢市) - 金沢大学角間キャンパス内。
- 旧まっとう車遊館店(石川県白山市) - 北陸自動車道徳光パーキングエリアそばに建つ商業施設内にあった。上下線のパーキングエリアと徒歩連絡でき、高速道路利用者でもそうでない人でも入店できたが、2007年秋に撤退。現在はローソンになっている。
- 大津ひえい平店(滋賀県大津市) - 風致地区にあるため、看板のロゴが焦げ茶色で、コーポレートカラー部分も窓の内側にあり目立たない。
- 八幡医療センター店(滋賀県近江八幡市) - 近江八幡市立総合医療センター内の1階に店舗がある。
- 同志社女子大学店(京都府京田辺市) - 同志社女子大学京田辺キャンパス内。
- 近畿中央病院店(兵庫県伊丹市) - 近畿中央病院内の病棟1階に店舗がある。2004年12月1日開店。
サンクス
- 南小樽店 - 函館本線南小樽駅駅舎内にあったが、2010年にセブン-イレブンに転換。
- 宮の沢店 - 地下鉄東西線宮の沢駅(宮の沢バスターミナル)内にあったが2008年閉店。
- 倶知安南店 - ニセコ高原ワインも取り扱っており、サンクスよりもワインの看板が目立つ。
- 五稜郭公園電停前店 - ホテルの一階にある店舗。通常の道路側に加えロビーと直結した出入口がもう一つある。
- 千葉学園店 - 千葉学園高等学校
- 弘前アプリーズ店 - 弘前駅ビルアプリーズ1階にある。立地場所の関係で地元みやげを24時間販売している。外側からは24時間利用可能だが、駅ビル内からは10時から20時の間しか利用出来ない。
- 旧仙台八幡3丁目店 - 現在は無いサンクス1号店。開業当初は仙台八幡店だった。子平町(しへいまち)に近い場所に八幡二丁目店が開業。
- 道の駅安達店(福島県二本松市・旧安達町) - 国道4号道の駅安達にある。
- 千代田PA店(茨城県かすみがうら市) - 常磐自動車道千代田パーキングエリア上り線内。
- 成田空港店 - 成田国際空港貨物地区の第二ターミナル内。貨物地区へのゲートを通過していない一般客は利用できない。この他、トラック待機場にもサンクスの店舗あり、こちらは検索不可。
- 川越時の鐘店(埼玉県川越市) - 時の鐘界隈の街並みの景観に配慮し蔵造り風の建築。2003年に閉店。
- 旧上野アメ横店 - 現在は無い。2階建て。
- 新橋ゆりかもめ店 - ゆりかもめ新橋駅2階。
- 帝劇ビル店 - 帝国劇場「サブモール」 地下1階。
- 都営小川町店 - 都営新宿線小川町駅の新宿寄り改札前。地下1階。
- 田無駅前店 - 三菱東京UFJ銀行田無支店内。
- 帝京大学店 - 帝京大学八王子キャンパス敷地内。
- 片柳学園店 - 東京工科大学、日本工学院八王子専門学校敷地内。日本一広いコンビニエンスストアである。
- 富山城南公園前店 - 以前店内に北日本放送のKNBショップがあった。
- 富山問屋センター店 - 北陸銀行富山問屋町出張所内。
- 愛知医大店 - 愛知医科大学附属病院内。
- 愛・地球博店 - 愛知万博長久手会場の敷地内の西ゲート(期間限定)。
- 尾張一宮PA店(愛知県一宮市) - 名神高速道路 尾張一宮パーキングエリア下り線内。高速道路内初のコンビニでもある。
- 名鉄岐阜駅前店(岐阜県岐阜市)- 名鉄岐阜駅1階。同駅の改装に伴って新岐阜店を閉店し、駅構内に新たにオープンした。
- リョービガーデン店(岡山県岡山市) - ドライブイン「リョービガーデン」内(2009年閉店)。
- 四国大学店(徳島県徳島市) - 四国大学 敷地内。
- 東千石店(鹿児島県鹿児島市) - 看板の赤色がステンレスシルバー。
- 盛岡クロステラス店(岩手県盛岡市) - 盛岡市の大通にある商業施設「クロステラス盛岡」内1階。
- 花巻小船渡店(岩手県花巻市) - 国道4号沿いにあり、正面と左側に出入口が2か所ある。
その他
非出店地域
いずれも2009年7月現在。
サークルK・サンクスともに非出店
山梨県、鳥取県、島根県、山口県、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県、沖縄県。
サークルKのみが非出店
北海道、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、福岡県、熊本県、鹿児島県。
サークルKは北海道、九州には1店舗もない。また広島県は芸予諸島(尾道市内)のみ出店(サークルK四国が展開)。岩手県は、北部の二戸市、久慈市、九戸郡洋野町のみ出店。
サンクスのみが非出店
サンクスは、信越には1店舗もない。なお、北海道は日高振興局を除く道央地方、および渡島総合振興局北部を除く道南地方のみ出店。
地域事務所
札幌、函館、東北(青森市)、岩手、仙台、秋田、庄内(鶴岡市)、山形、福島、水戸、群馬(前橋市)、西千葉(千葉市稲毛区)、足立(足立区)、調布、光が丘(練馬区)、本厚木(厚木市)、横浜(神奈川区)、新潟、富山、北陸(金沢市)、福井、松本、長野、伊那、可児、羽島、焼津、浜松、稲沢、岡崎、刈谷、豊橋、昭和(名古屋市昭和区)、春日井、四日市、松阪、京都(山科区)、大阪(旭区)、豊中、岸和田、明石、奈良、岡山、広島、福岡
連結子会社
- サンクス青森株式会社 - 店舗のフランチャイズ事業および店舗経営。1994年7月、青森市の酒類卸「ネットワーク」と弘前市の酒類卸「秋元商店」の共同出資で設立。1999年6月100%子会社化。本社は青森市。青森県のみ出店。
- 株式会社サンクス北関東 - 本社は宇都宮市。栃木県のみ出店。
- サンクス東埼玉株式会社 - 2011年3月1日100%子会社化。本社はさいたま市北区。さいたま市を本拠とする酒類卸「松澤屋」の関連会社として1988年7月19日設立。埼玉県荒川東岸エリアで出店。
- サンクス西埼玉株式会社 - 1987年4月、入間市に設立。2002年9月子会社化。現在の本社は所沢市。埼玉県荒川西岸、東京都西多摩エリアに出店。
- 株式会社サンクス・ホクリア - 2010年3月1日100%子会社化。本社は石川県白山市。白山市にある小堀酒造店の出資で「サンクス石川」として創業し、福井県進出に伴い社名変更したもの。石川県・福井県に出店。
- サンクス西四国株式会社 - 1992年8月設立。2006年3月子会社化。本社は松山市。愛媛県・高知県に出店。
- 株式会社ゼロネットワークス - ゼロバンクとバンクタイムの管理運営、ATM運用業務。
- 株式会社99イチバ - ミニスーパー「みんなのイチバ」の店舗経営。
- 株式会社リテイルスタッフ - 人材派遣事業・店舗運営請負業務・サークルKサンクスの店舗運営。
関連会社
- サークルケイ四国株式会社 - 店舗のフランチャイズ事業および店舗経営。今治大島フェリーボートグループのエムアンドエム株式会社(現:協和汽船グループの(株)イマダイコーポレーション)との共同出資で1996年5月設立。本社は松山市。四国四県・広島県の一部に出店。フランチャイジー会社の中では最大の店舗数を誇る
- サークルケイ・システムサービス株式会社 - 店舗の棚卸、サポート業務全般
- 株式会社ビジネスサポートシステム - 店舗の清掃・防犯システム等に関わる管理業務
- 株式会社ドゥネクスト - コンビニエンスストア向けの物流・生産・情報システムの企画、開発、運営
- 株式会社サンクスリテイルサポート総研 - 上記2社の持株会社として当該会社の経営指導、管理
- ときめきドットコム株式会社 - オリジナル商品の企画・販売、インターネットによる物販
- 株式会社シティツアーズ - サークルKサンクスが筆頭株主となっている旅行企画業会社
- かつて存在した関連会社
- 株式会社スタイルデザイナー
エリア・フランチャイザー
サンクスではエリアフランチャイズで出店している地域が存在する。全て旧サンクスアンドアソシエイツとの契約によるものであり、サークルKとは異なる。サークルKは旧サークルケイジャパンと吸収したエリアフランチャイズ会社によって出店が進んだことから、サークルKはサークルKサンクス本体と関連会社、サンクスは各フランチャイジーの運営となっている場合がある。
このうち、シー・ヴィ・エス・ベイエリアが2009年からFC契約解消の意向を示しており、契約内容の解釈の相違を巡って、サークルKサンクスにより東京地方裁判所に提訴がなされている[4]。また、サンクスアンドアソシエイツ富山も2011年7月にローソンへ事業譲渡することを表明している[5]。
- 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア - 売上げ金額ではサークルKサンクス最大のエリアフランチャイザー。独自の経営戦略を持つ。1989年11月契約。本社は千葉市美浜区。127店舗を運営(2011年2月末)。東京都9区、千葉県で出店
- サンクス東海株式会社 - 愛知県豊橋市を本拠とする酒類卸「川清商店」の関連会社。1989年9月設立。本社は豊橋市。愛知県三河地区・静岡県遠州地区で出店
- 株式会社サンクスアンドアソシエイツ富山 - 富山市を本拠とするなのはな農業協同組合が出資。そのため、JA敷地内への出店例も見られる。1996年4月設立。本社は富山市。富山県のみ出店。
- サンクス京阪奈株式会社 - 大阪府八尾市を本拠とする酒類食品卸「飯田」の関連会社。1989年10月設立。本社は奈良県奈良市。京都・奈良・滋賀エリアで出店
- 株式会社サンクスアンドアソシエイツ東四国 - 香川日産自動車(真鍋家)グループ、アンダンテの関連会社。1994年12月設立。本社は高松市。香川県・徳島県で出店
- 南九州サンクス株式会社 - 建設資材商社南国殖産グループ。1998年8月設立。本社は鹿児島市。鹿児島県・熊本県で出店
- その他小規模なフランチャイジー
- 柴田屋酒店(東京都中野区)
- サンクスポートストア
- かつて存在したエリアフランチャイザー
- サンクス茨城株式会社
- 1989年1月設立。本社は水戸市。茨城県で出店。契約解除後、1999年3月サンクスアソシエイツが吸収合併。
- サンクス兵庫株式会社
- 1989年11月設立。
- 栄興サンクス株式会社
- 地元不動産会社、大栄産業と筆頭株主でかつて存在した、釧路日産自動車との共同出資で1988年6月設立。本社は北海道釧路市。道東地区(釧路・帯広・北見圏)で出店していた。2006年1月契約解除。解除後、37店舗の約半数を地元コンビニのセイコーマートに売却。
- 株式会社サンクスアンドアソシエイツ栃木 → サンクス北関東。2005年7月承継
- 当時、新日本石油の代理店、石油卸業だった矢野新商事(現在は損害保険代理店事業に転業)との共同出資で1997年3月設立。同社の事業撤退に伴い、同社株式譲り受けのためサンクス北関東を設立。
事件
- 1998年1月、当時の2代目サークルKジャパン関西本部の社員と協力会社の60人が、会社イメージを悪くする行為を改めようとしない夫妻が経営する、京都府綴喜郡宇治田原町の店舗に強引なFC契約解除通告と破壊活動を行い、この時流出した防犯映像がマスコミによってショッキング的に報じられた[6]。
- 2009年秋、神奈川県の同社コンビニエンスストアでアルバイトをしていた42歳男性が統合失調症を発症して労災認定されていた。月160時間以上残業している事実がレシートなどから確認されたため。賃金は30万円の固定給で、ほとんど店に寝泊りして働く状態だったとされる。同社広報部はこの件について「詳しい内容は把握しておらず、コメントできない」と供述した[7]。
脚注
- ^ JR東日本エリア内のサークルKとサンクス(約2,100 店舗)でSuica がご利用いただけるようになります(JR東日本ホームページ)
- ^ 北海道、関西、中国、九州地区(約1,300店舗)のサークルKサンクス店舗で交通系電子マネーがご利用いただけるようになります=Kitaca、ICOCA、SUGOCAを9月下旬から取扱開始
- ^ Cherie Dolce
- ^ サークルKサンクスが内輪もめ揺らぐフランチャイズ契約 2010年6月28日、ダイヤモンド・オンライン
- ^ 来夏サンクス77店がローソンに 2010年10月14日、ダイヤモンド・オンライン
- ^ サークルK本部による加盟店襲撃事件
『現代コンビニ商法』<サークルKに見る奴隷契約> - 2000年 かもがわ出版引用 - ^ 神奈川県のコンビニエンスストア「サークルKサンクス」でアルバイトをしていた男性(42)が、月160時間以上残業し、統合失調症を発症
関連項目
- 日本プロバスケットボールリーグ(2009-10までオフィシャルパートナー)
- サークルケイ・ノースジャパン
- サークルK