JR西日本メンテック
株式会社ジェイアール西日本メンテック(ジェイアールにしにほんメンテック)とは、大阪市に本社を置く、西日本旅客鉄道(JR西日本)の子会社である。
本社
大阪市淀川区西中島5丁目4番20号中央ビル8階
事業内容
- JR西日本に関する車両・機器の検査、修繕、整備、清掃並びに鉄道車両の入換に関する業務
- 西日本旅客鉄道和歌山支社管内の駅業務・車内特別改札・無人駅券売機売上集計の受託
- 京都市営地下鉄14駅の出改札業務ならびに案内業務
- ビルメンテナンス業
- オフィス・商業ビルやホテルなどのメンテナンス
- 福祉関連事業
- 訪問介護・通所介護や大阪鉄道病院内での医療福祉相談など
不祥事
券売機のつり銭誤装填
2007年の各新聞の報道によると、和歌山線:船戸駅の無人駅型券売機の締切業務を行った際、100円硬貨と10円硬貨の装填を誤りその後きっぷを購入した客が和歌山駅で下車する際、係員につり銭が間違っていると申告があった為、事件が明るみになった。それから後に表沙汰にはならなかったが2008年9月頃にも、きのくに(紀勢)線紀伊宮原駅でも100円硬貨と10円硬貨の装填を誤り発売前に係員が気が付き前述のような事件にはならなかったが一歩間違えば同様の事が起こりえた。
遺失物のICOCA盗難と不正払戻し
2011年1月6日付けの各新聞の報道によると、車内点検担当のパート社員が遺失物保管庫内にあったICOCA(残高5990円)無断で持出し当該ICOCAが無いことが分かり調査を行っていたところ、彦根駅で当該カードが払戻しされていることが分かり、関係社員に聞き取り調査をしたところ、当該社員が払戻しをしていたことが判明した。事態を重く見たジェイアール西日本メンテックは、本人を「懲戒解雇」し警察へ被害届を出し窃盗容疑で逮捕された。
沿革
- 1958年(昭和33年)8月30日 - 関西車輌整備株式会社創立(資本金75万円)
- 1991年(平成3年)7月1日 - 関西鉄道興業株式会社と合併し、商号を株式会社ジェイアール西日本メンテックと改称
- 1993年(平成5年)4月1日 - 関西弘済整備株式会社と合併
- 1996年(平成8年)6月28日 - 株式持ち合い整理
- 1997年(平成9年)7月31日 - 当社を中心としたメンテックグループの資本系列化の完成(JR西日本出資比率100%)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)11月1日 - 構内入換業務受託開始
- 2000年(平成12年)1月21日 - 網干営業所で「ISO14001」認証取得(現在2箇所)
- 2001年(平成13年)10月1日 - JR和歌山支社管内で駅業務受託開始
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)5月1日 - 通所介護施設「ライフガーデン」営業開始
- 2005年(平成17年)3月22日 - 学生マンション「ボヌール伏見」竣工
- 2006年(平成18年)8月25日 - 建設業取得