ココレッタ延岡

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ココレッタ延岡(ココレッタのべおか、cocoretta NOBEOKA)は、日本の宮崎県延岡市にある複合商業施設。宮崎市に本社を置く企業、ティナプリが運営する。延岡市にかつて存在した商業施設『アヅマヤ百貨店』の跡地再開発プロジェクトとしてティナプリ、延岡市、延岡商工会議所、九州大学ユーザーサイエンス機構により事業は進行し、2007年3月31日に開業した。

外観

所在地は、宮崎県延岡市幸町2丁目125。施設の延床面積は約3,986平方メートル。11の商業テナントや延岡市岡富コミュニティセンター、子育てのために設置された『まちなかキッズホーム』から成る。市の中心市街地活性化の中核施設としての役割をもつ。

『ココレッタ』は、日本語の「個々」とイタリア語の「レッタ」(直線の意)を組み合わせた造語。

年表

  • 2000年度 - 延岡市が中心市街地活性化基本計画を策定。
  • 2001年 - 延岡市がTMO構想を策定。
  • 2005年2月 - 延岡市がまちなか再生プロジェクト会議を設置。
  • 2005年4月 - ティナプリが出店を要請。
  • 2007年3月31日 - 開業。
  • 2007年4月13日 - エフエム宮崎が公開生放送を実施。

中心市街地の状況

 
山下新天街アーケード。ココレッタ延岡の西側に位置する。

延岡市中心部は延岡駅JR九州)を中心に機能していたが、モータリゼーションの進行に伴いロードサイド店舗が郊外に進出した。この結果、2000年から2002年にかけて大型店舗(ダイエー延岡店、アヅマヤ百貨店、壽屋延岡店)が閉店。大型店舗がなくなったことにより交通量が減少し[1]、シャッター通り化、空洞化が進行した。

ココレッタ延岡の開業と同じくして商店街の山下新天街アーケードも建て替えられた。この他にも、延岡市による市街地再整備事業が実施されている。

脚注・出典

  1. ^ 1996年からの4年間で人の通行量が平日は2割、休日は3分の1以上の減少が見られる。乗用車においては大きな変動はみられない。

関連項目

参考資料

外部リンク