ビールガンジ
ネパールの都市
ビルガンジ(英: Birganj)は、ネパールの市。準大都市自治体。ナラヤニ県では最大都市で、パルサ郡の郡庁所在地である。いわゆるマデス地方に属す。ビールガンジとも呼ばれている。
| ビルガンジ वीरगञ्ज | |
|---|---|
インドとの国境 | |
| 座標 : 北緯27度00分 東経84度52分 / 北緯27.000度 東経84.867度 | |
| 行政 | |
| 国 | |
| 県 | ナラヤニ県 |
| 郡 | パルサ郡 |
| 市 | ビルガンジ |
| 人口 | |
| 人口 | (2001年現在) |
| 市域 | 112,484人 |
| その他 | |
| 等時帯 | UTC+5:45 (UTC+5:45) |
| 夏時間 | なし |
| 公式ウェブサイト : http://www.birgunj.gov.np | |
南ネパールの国境の町で、首都カトマンズから西へ190キロ離れている。インド・ビハール州との国境から北に2キロの距離である。ネパールからパトナ、コルカタへの入り口である一方、インド側からはネパールの玄関として知られている。インドからネパールに入ってくる物資の大きな部分がラクソールからビルガンジ経由なので、この町はネパールにとって重要な経済的意味を持っている。
2005年の推計では、人口は133,244人で国内5位。ボージュプリー語、ネパール語、マイティリ語、ネワール語、マルワリ語、ヒンディー語などが話されている 。
ビルガンジは、ネパールの主要なビジネスの中心で、特に対インド貿易の中心である。
トリブバン大学・タクール・ラム総合キャンパスはタライ地方で最も古い大学のひとつである。2003年には50年祭を迎えた。科学技術の研究所が一つと、芸術、商業、教育の3学部が一つのキャンパスにある。
2006年5月18日、ネパール議会はヒンドゥー教の国教を廃止し、世俗国家になったと宣言したが、このことはネパール中のヒンドゥー教原理主義者の騒乱を引き起こした。このとき、ビルガンジは2日間閉鎖を余儀なくされた。