トーキョー・ウィークエンダー
日本の雑誌
トーキョー・ウィークエンダー(Tokyo weekender)は、日本で最も長い歴史を有する無料の英語出版物である。
1970年にコーキー・アレグザンダーによって創刊されたTokyo Weekenderは月二回発行され、都心を中心に配布されている。
沿革
- トーキョー・ウィークエンダーは朝鮮戦争に出征した退役軍人であるミラード・'コーキー'・アレグザンダーによって創刊された。
- コーキーの死後、同誌は彼の娘と娘婿が引き継いだが、後に、英国出身の元教師 キャロライン・ボーヴァーによって再開された。
- 2008年にポーヴァーは、同誌を東京のメディア企業であるバルバスセル・メディアグループに売却した。
- トーキョー・ウィークエンダーは当初タブロイドサイズの新聞印刷用紙に印刷されたが、後に全面カラー印刷物へと発展し、現在ではオンライン版も存在する。
新ウィークエンダー
2008年にトーキョー・ウィークエンダーは、東京のメディア企業であるバルバスセル・メディアグループによって買収された。 ウェブサイトの一新とデザインの全面的見直しが施され、雑誌はタブロイドサイズの新聞印刷用紙への印刷からA4サイズの光沢印刷となった。
内容
定期的な寄稿記事に加えて、トーキョー・ウィークエンダーは一般情報誌であり、近く公開のイベント、意見、ビジネスニュース、著名外国人へのインタビュー、社会、旅行、製品やレストラン&バーの評価、コミュニティのニュースや案内、過去の名記事のセクションなどから構成されている。
コラムニスト
- 同誌への寄稿者のなかで最も長く記事を書いているのはビル・ハーシーである。彼のパーティシーンを報道するコラムは30年以上続いている。
- ほかの寄稿者としては、元在日英国商工会議所とNHKに勤務したイアン・デ・ステインズOBEがいる。
配布
トーキョー・ウィークエンダーは、都心の各国大使館、ホテル、レストランやショップに配布されているほか、定期購読も可能となっている。
トリビア
- トーキョー・ウィークエンダーは、2010年に創刊40周年を祝ったが、その様子がNHKと英語放送であるNHKワールドに取り上げられた。