宮迫博之

日本のお笑いタレント

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宮迫 博之(みやさこ ひろゆき、1970年3月31日 - )は、日本お笑いタレント俳優お笑いコンビ雨上がり決死隊ボケ担当であり、相方は蛍原徹

宮迫 博之
本名 宮迫 博之
生年月日 (1970-03-31) 1970年3月31日(55歳)
出身地 大阪府大阪市西淀川区
血液型 B型
身長 167.5cm[1]
言語 日本語
方言 大阪弁
最終学歴 金光第一高等学校
出身 NSC大阪校7期
コンビ名 雨上がり決死隊
相方 蛍原徹
芸風 コントボケ
立ち位置
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 1989年 -
同期 さまぁ〜ず東貴博
他の活動 俳優
配偶者 既婚
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大阪市西淀川区出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。私立金光第一高等学校(現・金光大阪高等学校)卒業[2]NSC7期生。お笑いタレントだけでなく、俳優活動や山口智充DonDokoDon)とのユニット「くず」としての音楽活動歴もある。身長167.5cm[1]

略歴・人物

  • 高校卒業後、警察官を志望して大阪府警察の採用試験を受けるも、不合格となり、NSCに入る。同期と「ぴいぷる」というコンビを結成するが解散。1989年蛍原徹とお笑いコンビ「雨上がり決死隊」を結成。
  • テレビ等では、常にテンション高くキレることが多いキャラクターで見られているが、実際のところ普段はかなり大人しく、時に「根暗」とまで表現される程であることが、相方の蛍原徹や先輩の松本人志島田紳助等多数の口から語られている。
  • 自己紹介では自分の頬を叩き、両人差し指を前に突き出し「宮迫〜です!」と言う。この一連の動きでは頬を叩くのは2回と勘違いしている人が多いが、実際には1回しか叩いていない。これは元々、自分の頬を叩く「俺はアホかっ」(もしくは「俺のアホっ」)という自虐ギャグから派生したものであり、これに「太極拳の型を加えた(本人談)」ものである。(『やりすぎコージー』にて本人談)
  • かなりの恐妻家で、妻には頭が上がらない。『行列のできる法律相談所』などで宮迫は「タイの仏像のように微動だにしない」「離婚をしてほしいが禁句」「夫は仕事で疲れているのに家事労働とまるで奴隷」などと語っている。また、ロケ番組で収録中に宮迫の携帯に妻から電話があり買い物を頼まれることがあり、その様子が放送されることもしばしば。さらに、番組で妻のネタを話すと折檻が待っているとも発言している。尚、2007年秋に放送された「第1回・気の毒な夫決定戦」では野々村真川崎麻世峰竜太などのそうそうたる恐妻家を抑えて綾瀬はるかから「芸能界気の毒な夫NO.1」に選ばれ、弁護士軍団からも「離婚できる可能性は高いですよ」と太鼓判を押された。この判断を下した弁護士軍団の見解によれば、宮迫が40度の熱を出したのに妻が救急車を呼ばなかった事例が「一歩間違えれば保護責任者遺棄致死罪に該当する」とのこと。本人はチャンピオンベルトをもらったが「また妻に折檻される」とへこんでいた。
  • ちなみに、前述の恐妻家、野々村真・川崎麻世・峰竜太は妻も芸能人である。宮迫のように、テレビに出演していない身内のエピソードを公の場で公開する「恐妻家タレント」は他にあまり例が無い[3]。なお、妻の写真は結婚当初はテレビ番組などで公開されることがあったが、現在はボカシを入れられるなどしており公開はNGとなっている。
  • 漫画アニメ好きとしても有名で、未だにほとんどの漫画雑誌を講読、又は立ち読みしている。漫画の種類としては『北斗の拳』の様に、主人公が圧倒的に強いものが特に好みで、その中でも『月刊少年チャンピオン』に連載されていた『クローズ』は連載第一回から自分好みの漫画として愛読しており、未だに自分の中で最も面白い漫画であると言っている。また、アニメに関してもかなりオタク的で、こちらは『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』等が好きで、劇中の台詞をすべて覚えている。実際『マクロス』に関しては、自身がパーソナリティーを務めていた、MBSラジオオレたちやってま〜す』木曜日内で何度も熱弁を振るった結果、偶然それを聞いた関係者から実際に『マクロス』のDVD商品のCM出演オファーをもらった程である。また、後述のマクロスFの特番でも司会を務めている。本人曰く、初恋の相手は、ミンキーモモアニメソング好きでもあり『聖戦士ダンバイン』のオープニング曲「ダンバイン とぶ」を歌う場面がTV番組で放送されている。
  • かつては薄毛であることを芸人仲間に弄られていたが、2008年頃より増毛を目的に「K-BO-BOプロジェクト」に参加。その結果薄毛が解消され、「前髪が邪魔になるくらい生えた」とコメントするに至っている。
  • 高所恐怖症である。
  • 後輩芸人の面倒見が良いことで知られている。お笑い業界では「先輩が後輩に奢る」というのが鉄則であるが、宮迫は際立って金払いが良く、「後輩芸人数十人の集まりに10分程度顔を見せただけなのに全額支払った」、「同じ店にたまたま居合わせたバナナマン(他事務所であるが芸歴ではやや後輩にあたる)の分も支払った」、「それほど親しくない後輩の結婚(または出産)があった際、本人から宮迫に直接報告したわけでもないのに、人づてに聞いてご祝儀を渡した」などのエピソードが複数の芸人の口から語られている。
  • お笑い芸人ではあるが、元々俳優の仕事に興味があり、俳優になるための手段として、演技の勉強のためにお笑いをやっていた(ナインティナインのオールナイトニッポン内での岡村隆史の一言)。
  • 中学生時代は北原佐和子のファンであった[4]
  • 愛犬はヨークシャーテリアである。名前は公表されていないが、番組の企画でカメラに映ったことがある。
  • 服や下着にドクロの物を良く好んで着ている。そのことをスタッフを通じて、加藤浩次が「ドクロおじさん」とネタにしている。
  • 近年かなり涙もろくなっており、涙を流す場面が度々放送されている。また、トイレの神様を聞くと泣いてしまうらしい。
  • プロレス技として有名なドロップキックを得意としており、「雨上がり決死隊名物・相方潰し」と称される蛍原に対する過激なツッコミの代名詞である。蛍原の胸板を正確に打ち抜く技術に加えて受け身も上手く、お笑い界一の名手との呼び声も高い。
  • 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』以降、悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルの声を担当している。2009年12月5日放送の「めちゃイケ」ではべリアルとして「ウルトラマンを倒すためなら~~」と言う質問をウルトラ怪獣達に行うも、途中から岡村隆史扮するプレッシャー星人により自分の浮気話を暴露され、逆上のあまりレッドキングや自分が声を担当しているベリアルにまで蹴りを食らわせたため、怒ったレッドキングをはじめとする怪獣達に叩きのめされた。

評価

  • 2010年、第10回M-1グランプリで大竹一樹さまぁ~ず)と共に初めて審査員を務めた。番組冒頭で「これがあったせいでクリスマスが初めて全然楽しくなかった」と会場を笑わせたが、実際は大会まで真剣に取り組み、過去の大会(第1~9回)の映像をすべて見直してから本番に臨んだ。大会後、審査委員長の島田紳助はそのことに触れ、審査員としての宮迫を評価した[5]
  • 松本人志は「大阪に帰ったとき、懐かしいから二丁目劇場の2階から見物していて、30秒見て売れると思ったのが宮迫だった。」と語っている。[6]その松本に才能を見抜かれた影響からか、宮迫が才能を見抜いた芸人は多くがブレイクしている。第10回M-1グランプリでは登場時に「今この男がイジった芸人は必ず売れる」、「若手芸人の兄貴分、ボケてよし、ツッコんでよしのお笑いオールラウンダー」と紹介された。

出演

コンビでの出演は雨上がり決死隊を参照(一部重複あり)。

テレビドラマ

演じている役のほとんどが関東出身の設定であるため、標準語及び東京弁で演じている。

映画

舞台

ナレーション

CM

ゲーム

受賞歴

出演作の受賞

  • 2003年NHKハイビジョンスペシャル「いま裸にしたい男たち/宮迫が笑われなくなった日」第20回ATP賞・ドキュメンタリー部門優秀賞

脚注

  1. ^ a b アイチテル!』の番組内で測定
  2. ^ 金光大阪高等学校 輝く卒業生
  3. ^ このような宮迫の風潮から河本準一オール阪神などが、妻が素人である「恐妻家タレント」として挙げられるようになった(但し河本の妻は過去に芸能活動あり)。
  4. ^ 行列のできる法律相談所(日本テレビ系) 2009年5月10日放映分にて。
  5. ^ 「M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010」 (YRBY-90369〜70)の島田紳助のインタビューより
  6. ^ 2005年10月15日放送の放送室より。

外部リンク