咲-Saki-の登場人物
新キャラクターの加筆についてノート:咲-Saki-にて議論が行われました。 加筆される前に一読お願いします。 |
Template:継続中の作品 咲-Saki-の登場人物では、小林立の漫画作品『咲-Saki-』及びそれを原作としたドラマCD・テレビアニメ・ゲームの登場人物について解説する。
担当声優はドラマCD版 / テレビアニメ版とゲーム『咲-Saki- Portable』の順で、声優1名だけの表記の場合は共通。「--」はそれぞれに登場しなかったことを示す。また、誕生日については原作公式ガイドブック『咲-Saki- ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』での記載内容を元にした。
清澄高校
読み方は「きよすみ」。麻雀では無名の公立高校。県内では、麻雀に本格的に取り組もうと考える生徒は風越女子高校をはじめとした強豪校に進むことが多いため麻雀部員は不足気味であり、久が入学したころは廃部寸前の状態だった。新1年生の咲、和、優希の入部により女子は団体戦に出場することが可能になった。県予選団体戦では龍門渕高校を逆転で勝利し、全国大会への出場を決めた。
- 宮永 咲(みやなが さき)
- 声 - 植田佳奈
- 10月27日生まれ。1年生。本作の主人公。団体戦では大将。
- 気が弱くて泣き虫なドジっ娘。しかし麻雀においては「見える」というほどの超人的な勘と運を持っている、感性派の打ち手。現在は父子家庭で、別居中の母と姉・照は東京にいる。
- 最初は家族麻雀の影響から麻雀が嫌いになり(お年玉[注 1]をかけて麻雀を打ち、負けると損をするが勝っても叱られたため)、これまで常にプラスマイナスゼロを目指す麻雀しかしていなかった。照とは確執を抱えているらしく、和との出会いを機に麻雀によって照と和解したいと考え、勝つための麻雀を真剣にやるようになる。初めて和了った役満は四暗刻。好きな役でもある必殺技は自分の名前に類似した嶺上開花。ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「異常な頻度で槓をする」「嶺上牌が必ず有効牌となる」「槓をすることで他家の手に劇的な影響を与え、それを逆用して自分の和了りに生かしたり他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。あまりにも槓が多いため、加槓を読まれて槍槓で狙い打たれたこともある[注 2]。
- 気が弱いために威圧感のある相手の前では萎縮してしまう欠点もあるが、インターハイ県予選を迎え、より強い相手を求めるなど成長した一面を見せている。
- 全国大会の抽選会の日に寝ぼけてまこのスカートをはいて以降、まこのスカートをはくようになった。
- アニメ版
- インターハイ県予選個人戦[注 3]では、先輩であるまこや久に遠慮してしまい、4戦目までプラスマイナスゼロの麻雀をしたため、和に叱咤される。その後驚異的な追い上げを見せ、3位となり、個人戦でも全国大会出場を決めた。
- 原村 和(はらむら のどか)
- 声 - 小清水亜美
- 10月4日生まれ。1年生。団体戦では副将。ふくよかで大変発育した乳房が特徴の巨乳美少女[注 4]。
- 全国中学生麻雀大会(インターミドル)個人戦優勝の経験を持つ実力者で、運に頼らない完全理論派(デジタル)の打ち手。そのため、感性派の打ち手に対しては否定的になりがちである。勝負に真面目で、手加減されることを嫌う。普段から年上年下無関係で丁寧語や敬語を多用する。「のどっち」のハンドルネームでネット麻雀では伝説的強者として知られ、世間では運営スタッフが用意したプログラムと言われるほど[注 5]。自室には自動卓やパソコン、高級デスクチェア「アーロンチェア」などがある。
- 優希とは高遠原中学校時代からの友達で、麻雀無名校である清澄高校に進学したのは彼女と同じ高校を希望したためである。父親からは東京の進学校に進むことを拒否してまで麻雀を続けることを反対されたが、友達が出来た今の町を離れるのを拒み、高校生麻雀大会を優勝することで清澄高校に残ることを検討してもらう約束をした。咲とは麻雀を通じて友情を深めていき、親友となる。久に対しては、その打ち方を理解できないとしながらも、「あの人に任せて悪くなったことなんてない」、「中堅戦は部長だから心配ない」など、強い信頼も寄せている。
- 小学生時代においては、阿知賀編のメインキャラクターである穏乃達に誘われて阿知賀こども麻雀クラブに所属していた。この時点で既に胸が大きく発育しており、その大きさは玄や晴絵を驚かせるほどである。また、穏乃達にはもやしっこと言われるほど体力がなかった。
- 呼び名は、「原村さん」「のどかちゃん」「原村」「和」「のどちゃん」「はらむらののか」「おっぱいさん」と多数ある。
- 軽い少女趣味でエトペン[注 6]という名前のペンギンのぬいぐるみを抱き枕として愛用している[注 7]。リアルでの麻雀ではイージーミスが多かったが、久の「ペンギンを抱くと自宅と同じように眠れるのなら、ペンギンを抱けば自宅と同じように打てるかもしれない」という思い付きによりエトペンを抱いて打つようになってからは集中力が増し、ミスも大きく減った。その集中力がある点を超えるとのぼせたような雰囲気(覚醒状態)になり、リアルの麻雀をデジタルのゲーム画面のように知覚し、他者の気配に影響を受けることもなくなる。麻雀は基本的に右手で打つのがマナーであるため、作中では分かりにくいが、左利きである。
- アニメ版
- 県予選個人戦では2位となり、咲とともに個人戦でも全国大会出場を決めた。
- 片岡 優希(かたおか ゆうき)
- 声 - 釘宮理恵
- 9月16日生まれ。1年生。団体戦では先鋒。お気楽にして豪快な性格だが、同学年の咲や和の前では涙を見せたがらないなど気が強い一面もある。語尾に「じぇ」や「じょ」をつけるなど、喋り方が特徴的。制服の腰に猫(「セアミー・ノル・ユルフィオ」こと「猫蛇セアミィ」)のアクセサリーを巻き、フリルの付いたハイネックとニーソックスを着用している。
- 速攻型で、東場(ゲーム前半)では強いが、後半になると失速するタイプ[注 8]。格下の相手にはその実力を見せつけ圧倒するが、同じ麻雀部の咲や和、県大会団体戦決勝の相手の龍門渕の井上や風越の福路、アニメ版の県予選個人戦での南浦数絵など、格上の相手にはあっさりと敗れることも多い。最も実力のある者を据えるのがセオリーの先鋒となったため、「我最強」と勇んでいたが、まこに(優希が先鋒なのは)点数移動計算ができないからだと一蹴された。
- 個人戦でみせた東場での爆発力は、全国の強豪校にも警戒されるほど。
- タコスが大好物で、清澄高校への進学を希望したのは「学食にタコスがあるから」。タコス以外にも、たこ焼きやたこさんウィンナーなど名前に「たこ」が付く食べ物を食べると元気が出る。
- 和とは高遠原中学校時代から仲が良く、インターミドルチャンピオンである和が麻雀無名校の清澄高校に進学する要因を作った人物である。京太郎と絡んだりちょっかいを出したりする描写が多いが、本気で好意を抱いているかどうかは定かでない。
- 単行本のカバー裏では、彼女が主役のパラレルワールド的な冒険物語が繰り広げられている。
- アニメ版
- 県予選個人戦では東風戦の予選で1位の成績を収め有頂天となるが、本戦は当日東南戦(半荘戦)であることを後から知り[注 9]、「私に対する陰謀か」などと抗議していた。
- 染谷 まこ(そめや まこ)
- 声 - 白石涼子
- 5月5日生まれ。2年生。麻雀部次期主将[1]。団体戦では次鋒。
- 亡くなった祖父の影響[2]で広島弁(中国方言ともいう)で喋る[2][3]眼鏡っ子。家は「Roof-top」(ルーフトップ)という屋号の雀荘である。
- 染め手が得意。勝負時が来ると眼鏡を外すのが癖。家業の関係で幼少時から膨大な量の対局を見ており、それらをイメージとして記憶している。眼鏡を外して視界をぼやけさせると、現在の卓上と似た過去の牌譜を記憶から引き出すことができ、その情報を戦術に組み込んでいる。: 付き合いが長いせいか、1年先輩の久ともタメ口で会話している。
- 竹井 久(たけい ひさ)
- 声 - 伊藤静
- 11月13日生まれ。3年生。学生議会長[注 11]で麻雀部部長。廃部寸前だった麻雀部を建て直し、インターハイ優勝を目指し静かな闘志を燃やす。旧姓「上埜(うえの)」。団体戦では中堅。
- 基本的にはオーソドックスなデジタル打ちだが、大事な局面ではあえて手を崩し、地獄単騎や嵌張(カンチャン)といった悪い待ちで他家からの出和了りを誘うなど、セオリーを無視することによって相手を翻弄する[4]ような戦いを好み、対戦相手を翻弄する。一方で悪待ちを読まれたと見るや、オーソドックスな両(多)面待ちをも併用し、相手を疑心暗鬼に陥らせていく。理論派の和からは「わざわざ悪い待ちにするのが理解できない」と言われ、麻雀観で対立したことがある。
- 中学3年時、インターミドルで福路を苦しめた[注 12]が、3回戦を前に途中棄権している。この理由は改姓の経緯と共に明らかでない。ただし麻雀無名校である清澄高校へ進学したことについては、家庭の経済上の理由であると語っている。
- 学生議会長でもあることから生徒からの信望は厚く、部員からも全幅の信頼を集めている。観察力にも長け、部員との初対局をオールプラスマイナスゼロで終えた咲の隠された実力と素質を見抜き、和にエトペンを抱かせることでリアルの麻雀でのミスを減らすなど、実戦にも生かしている。一方、麻雀の際は牌を乱暴に扱う(牌を投げて叩き付ける)場面が見られ、他校からマナーが悪いと指摘されることもある。
- 藤田とはタメ口で話し、咲・和の相手を頼めるほどの仲である。藤田が企画した4校合同合宿を仕切り(表向きは清澄高校の主催になっている)、高遠原中学校のマホを使って咲やまこの強化を図る。合宿中の対局を経て、加治木との友情が芽生えた。
- 飄々とした態度に反して意外とプレッシャーに弱いところもあり、全国2回戦中堅戦の前半では姫松の洋榎にそこをつけこまれいいように弄ばれたが後半で立ち直り挽回した。
- アニメ版
- 県予選個人戦では2度福路と対戦。2度目の対戦となった最終10回戦でトップとなるも、咲に1点足らずで4位となり、個人戦での全国大会出場を逃した。
- 須賀 京太郎(すが きょうたろう)
- 声 - 福山潤
- 2月2日生まれ。1年生。咲とは中学時代から現在に至るまでのクラスメイトであり、仲が良い。清澄麻雀部唯一の男性部員でもあり、咲を麻雀部に誘った張本人。とはいえ当の本人は麻雀はまだ覚えたてで、役もまだよく知らない。和にほのかな好意を寄せている。優希とは漫才コンビのような関係で、所構わずよくいじられている。カピバラという珍しいペットを飼っている。
- 軽めな性格なのか異性にとにかく弱く、特にスタイルの良い女性やルックスの良い女性に目がない。そのことについてチームメイト(主に優希)から突っ込まれることもある。また妄想癖があり、主に和を対象としたいかがわしい妄想にふける事がよくある。
- アニメ版
- 初心者だが、役は最初から覚えている。和だけでなく風越の福路にも気がある描写がある。
- 県予選個人戦では午前中で敗退。4校合同合宿中は留守番しながらネット麻雀でハギヨシと対戦している。
- 副会長(ふくかいちょう)
- 清澄高校学生議会の副会長。
- 清澄高校が県予選突破後、麻雀部のために生徒や父兄などを集めて麻雀部の応援イベントを行っている。
- ロリコン疑惑があるらしく、「マホムロコンビ」へのインタビューの際はムロが見切れており、まこに「マジじゃったか」と言われている。
龍門渕高校
読み方は「りゅうもんぶち」。前年度のインターハイ県予選団体戦優勝校で、今年も県大会団体戦優勝の最有力候補と目されている強豪私立校。前年度は団体戦出場者全員が1年生でありながら優勝を成し遂げ、今年も全く同じメンバーで出場。制服は存在するが私服制度の学校であり、制服のデザインも自由に変えることができる[2]。
元々は透華が衣のために各所から人員を寄せ集めて結成したチームであるが、透華を含む全員が「衣は友達であり、家族である」という思いで衣と接しており、固い絆で結ばれている。
- 天江 衣(あまえ ころも)
- 声 - -- / 福原香織
- 9月6日生まれ。2年生。透華とは従姉妹。ロングヘアーにうさぎの耳のようなカチューシャが特徴。かなり幼い外見と性格をしているが、力を見せるときは独特の自信にあふれた態度と威圧感で相手を圧倒する。かなりの毒舌家だが、根は素直。見た目や性格からか子供扱いされることが多いが、本人は嫌がっており、「こども」という単語に過剰反応する。アニメ版では就寝前に本を読んでもらわないと眠れないといった描写も見られる。舌っ足らずな口調だが、国文学者だった父の影響か、古典中国語や古典日本語の単語を多く鏤めた独特の話し方をする。
- 前年度は素人同然の打ち方ながら県予選を制し、インターハイで最多獲得点数記録を樹立した全国でもトップクラスの高校生雀士である。プロアマ親善試合ではプロである靖子も参加していたが[注 13]、優勝している。
- 「海底牌にどの牌が埋まっているかを確実に察知する」能力を持ち、海底撈月を連続で和了ることも可能。一見咲と類似するが、あくまでこれは場を支配するという大きな能力の一部である。彼女の支配に置かれた場では最終的に必ず自分が海底牌をツモる流れとなり、その間、他家は副露さえほとんど出来ず、聴牌率も異常に下がってしまう。しかし、王牌はこの支配外にあるため、咲の嶺上牌で手が進む能力などには影響を与えない。また他家の聴牌気配を感じ、手の点数の高さをある程度察することも出来る。この他、既に副露している牌に槓ドラが乗ることも多く、相手の手牌をかなり正確に把握していると思われるシーンもある[5]。透華によれば、満月の夜に近づくことで最高の状態となり、試合開始時間が遅い方が最大限の力を発揮できるとのこと。県予選団体戦では2年連続で大将を務める。
- 和とはインターハイ県予選において、今宮女子の田中と門松がエトペンに悪戯をしようとした件を通じて知り合う[注 14]。
- 6年前に両親を事故で失い、親戚である龍門渕家に引き取られたが、そこでも龍門渕家当主(透華の父)に恐れられ、龍門渕邸の別館に幽閉同然の状態で住まわされていた。麻雀を打つことで他者に恐怖を与えることに孤独を感じ、麻雀の楽しさを感じられずにいるが、それでも自己の存在意義は麻雀を打つことにのみにあると思い込んでおり、藤田からは「麻雀を打つのでなく打たされている」と評されている。決勝戦において咲に大逆転負けを喫するも、初めて自分の意思で牌を打ち始めたことに喜びを見出す。咲とはこの時に打ち解けたようで、四校合宿ではすぐに咲と和を囲って麻雀を打ち始める。
- 単行本カバー裏の物語にはエルフ風の姿で登場している。
- アニメ版
- 団体戦で満足したため、個人戦には参加していない。また、和に懐いている描写が原作よりも多い。
- 龍門渕 透華(りゅうもんぶち とうか)
- 声 - -- / 茅原実里
- 9月10日生まれ。2年生。龍門渕高校四天王の1人で麻雀部部長[2]。衣の従姉妹で、祖父は龍門渕高校の理事長。「目立ってなんぼ」が信条のお嬢様。かなりの自信家で、和が「のどっち」であると確信してもなお、「これでは圧勝できない」と断言していた。県予選団体戦で和をライバル視しているが、和には特に意識されていない。
- 県内でも屈指の理論派(デジタル)の打ち手で、同じ理論派の打ち手である和に強い対抗意識を持つ。だが時に効率よりも目立つことを優先し、その打ち方がしばしば当たる[注 15]。また自分と同等、あるいは自分以上の強豪に囲まれた状況下では唐突に「冷たい透華」「治水」とも呼ばれる一種のトランス状態に入り、意識と記憶が飛んだまま物言わず静かに、相手に何もさせず冷淡に勝ちを重ねていく打ち筋に豹変する。その強さは四校合同合宿において、咲、衣、藤田と囲った卓で彼女達を終始完封し、昨年の全国大会でも臨海女子のダヴァンに正面からの対決を避けさせたほど。しかし他のメンバーからは「透華らしくない」と不評であり(衣のみ「龍門渕の入り婿[注 16]が怖れた力」と評して歓迎している)、彼女自身も「こんなスタイルの違う打ち方は認めない」と否定している。
- かつての龍門渕高校は通常の県内強豪に過ぎなかったが、彼女が1年生の時、衣を含む仲間たち5人で当時の麻雀部員達を破ってインターハイ県予選に校代表として出場、優勝を果たした。県予選団体戦では副将。去年の団体戦でも副将を務めており、風越女子の福路と対局している[注 17]。
- 頭頂部あたりにアホ毛があり、感情によって動く。高飛車な言動が目立つが、幼くして両親を亡くした衣に対しては深い憐憫の情を寄せており、国広、井上、沢村をスカウトしたのも、孤独な衣に友達を作ってあげたいとの思いが背景にある。
- アニメ版
- 個人戦で妹尾の国士無双に振り込んでしまうなど、原作よりも道化的な役回りとなっている。最終局では卓球が強いという設定が追加され、合同合宿では参戦した全員を倒している。
- 国広 一(くにひろ はじめ)
- 声 - -- / 清水愛
- 9月21日生まれ。2年生。龍門渕高校四天王の1人。透華専属のメイドでもある。透華と違い、目立つのは苦手。左の頬に星のマークのタトゥーシールを付けている(衣と初対局以前は月のマークだった)。ボクっ娘。肌の露出度が極めて高い私服を着ている。父親はマジシャンをしているが、あまりうまくいってはいない様子。
- 小学生の時に大会決勝でチームのピンチを救うため「スリ替え」をしたことがあり、それが発覚してチームは敗退。それ以降は自責の念で麻雀からは離れていたが、中学3年の時にその素養を見出した透華によって強引に龍門渕中等部に編入学。その際に、麻雀を打つ時には両手に拘束具を装着するように命じられた。イカサマ使いとしてではなく、純粋に自分の実力を評価してくれた透華には恩義や友情以上の感情を抱いている。「手品」の技術を封印した現在は、打ち方に大きな特徴はない正統派の雀士。県予選団体戦では中堅を任される。
- 単行本カバー裏の物語にも、「国広温泉」という温泉宿の女将として登場している。
- 沢村 智紀(さわむら ともき)
- 声 - -- / 大橋歩夕
- 3月10日生まれ。2年生。龍門渕高校四天王の1人。眼鏡っ子。元々口数が少ないためかセリフが少ない。
- 作中での試合描写はほとんどないが、いつもノートパソコンを持ち歩いており、データを重視した麻雀を打っている。県予選団体戦では次鋒。
- 国広とは逆に肌の露出度が低い服を着ることが多いせいで目立たないが、豊満な胸の持ち主である。
- アニメ版
- DVD特典によれば、北海道生まれで、中学時代の途中までは学校も行かず、引きこもってネットゲームに夢中になっていた。しかしその実力がトップレベルであることに目を付けた透華にスカウトされた。
- 井上 純(いのうえ じゅん)
- 声 - -- / 甲斐田裕子
- 9月14日生まれ。2年生。龍門渕高校四天王の1人。長身で男勝り。一人称は「オレ」のオレ女。
- 場の流れを重視した麻雀を打つ。不可解な鳴きにより相手の手を潰す打ち方が得意。対戦相手の手の進みを気配で感じ取る能力を持つが、相手が張っているかどうかまでは読めない。県予選団体戦では先鋒。
- 大食漢であるのか、作中では何かを口にしている描写が多い。県予選団体戦決勝戦では同卓の優希が持ち込んだタコスを自分への差し入れと勘違いして勝手に食べ、図らずも優希のモチベーションを下げた。
- 合同合宿では、優希の成長を応援するような態度を見せる。
- ハギヨシ
- 声 - -- / 小野大輔
- 苗字は萩原。透華の有能な執事で、裁縫もお手のもの。普段は衣の付き人として同行している。
- 杉乃 歩(すぎの あゆむ)
- 声 - -- / 永田依子
- アニメ版オリジナルキャラ(原作でも第49局に同じ髪型のメイドが登場している)。1年生。団体戦の補欠。龍門渕家メイド。いつもおどおどしていて、結構おっちょこちょいな性格。透華を慕っている。小林によれば、元々は没ネームに存在したキャラとのこと。
風越女子高校
読み方は「かぜこし」。前年度は龍門渕高校の台頭により県予選団体戦2位に終わったものの、一昨年まで6年間連続で優勝しており、連続年度優勝記録を打ち立てた県内でも屈指の強豪私立校。今年は連続優勝記録を絶やした汚名返上に期待がかかっている。部員80名を擁し、独特の校内ランキング制度を持っている。
- 福路 美穂子(ふくじ みほこ)
- 声 - -- / 堀江由衣
- 9月24日生まれ。3年生。風越女子のキャプテンで、校内ランキング1位。京太郎曰く「超綺麗」な美少女。相手の挙動から手牌や打ち筋を見切ることで場を操る能力に長け、他家をうまく利用して自分のペースに持っていく打ち方が得意。勝負時には、普段閉じているオッドアイの右目(左目の色はブラウン、右目はブルー)が開く。県予選団体戦では先鋒。個人戦では優勝を果たした。
- 雑用を自ら引き受けてまで後輩たちに打つ時間を確保する、久保のあまりにも厳しい指導に怯える部員たちをかばうために久保に意見する、など部員想いの部長である。そのため、部員たちからの信頼も厚い。涙もろい性格であり、対戦相手の優希に手製の弁当をあげるほどのお人好しでもある。家電以上携帯未満の機械音痴[注 18]。
- 3年前のインターミドルで久に苦戦を強いられた。また去年の団体戦では副将を務めており、透華と対局している。
- アニメ版
- 県予選個人戦で終始安定した試合で進め、1位で全国大会への出場を決めた(10戦中9戦終了時点で当確だった)。
- オッドアイがコンプレックスであるかのような描写があり、久に瞳のことを誉められたことなどから、より久を意識している。再会当時久は彼女のことを忘れていた(原作でも同様)が、個人戦での対局後に彼女の瞳の特徴を見ることにより、思い出してもらうことができた[注 19]。
- 池田 華菜(いけだ かな)
- 声 - -- / 森永理科
- 2月22日生まれ。2年生。「〜だし」が口癖。OGとの練習試合でTOP率31%を誇り、校内ランキング2位の実力者。アガると点数が高い手役が多い。県予選団体戦では2年連続で大将を務める。前年度の決勝戦において、衣に倍満を振り込み風越女子を敗北させてしまったことを悔いており、雪辱を誓っていた。団体戦決勝では、咲・衣・加治木といった猛者たちを相手にしている中で、さらに逆転はほぼ不可能という状況に追い込まれるが、最後まで勝利を諦めない姿勢を貫いた。
- キャプテンの福路を誰よりも慕っており、彼女に褒められることが好きで、悲しい顔をさせることは何よりも嫌う。感情の起伏が激しく、調子に乗った発言が目立つ時があるが、本人も図々しい性格だと自覚している。また感情が昂ぶると髪の毛が逆立ち、猫耳のようになる描写が多々ある。アニメ版では福路に体を洗ってもらう描写などにおいて、猫っぽさが強調されている。
- 保育園に通うよく似た三つ子の妹、緋菜・菜沙・城菜がいる(声はいずれもDVD映像特典のピクチャードラマ6話では華菜同様に森永理科が担当)。
- 吉留 未春(よしとめ みはる)
- 声 - -- / 神崎ちろ
- 2年生。眼鏡っ娘。胸が小さい。愛称は「みはるん」。県予選団体戦では次鋒。
- 団体戦決勝で対戦した妹尾を(胸の大きさから)敵視しており、4校合同合宿ではまこや智紀と共にリベンジを図ったが逆に返り討ちに遭っている。
- 全国大会では個人戦に出場する福路の付き添いとして、池田とともに東京に行っている。
- アニメ版
- 第23局では個人戦の最終10回戦で咲などと同じ卓となり、まだ全国大会出場の可能性の残る池田のために奮闘するなどかなり出番が増えている。なお、アニメ版で声をあてる神崎ちろはプロ雀士(最高位戦日本プロ麻雀協会所属。「神崎はつみ」名義)でもある。
- 文堂 星夏(ぶんどう せいか)
- 声 - -- / 又吉愛
- 1年生。糸目のおかっぱで痩身。校内ランキングは78位だったが、それからたった2ヶ月で5位にまで伸ばし、レギュラー入りしたルーキー。県予選団体戦では中堅。
- 準決勝までの久と咲の牌譜の異常に真っ先に気づいたものの、久と対局した決勝戦では(福路が久に気づくのが遅かったこともあり)対処出来ず、久の悪待ちに連続で振り込んでしまう。しかし福路のアドバイスを得て即座に対応し、後半戦からは失点が減っている。
- プロ麻雀せんべいのスターカードを集める趣味があり、小鍛冶のカードを欲しているが、4校合同合宿を通じて津山と友情を結んだのか、その小鍛治のカードを福路経由でプレゼントされている。
- 福路(つきそいで池田・吉留)が個人戦で東京に行った後は深堀とともに池田の妹の面倒を見るなどしているが、その際の久保との電話では「来年は全員で行きますから」とかなり強気の発言をしている。
- 深堀 純代(ふかぼり すみよ)
- 声 - -- / 斎賀みつき
- 2年生。太めの体型で公家顔。口数が非常に少ない。県予選団体戦では副将。アニメ版では最終局に出場した4校のキャラの中でに唯一セリフがなかった。
- 福路(つきそいで池田・吉留)が個人戦で東京に行った後は、文堂とともに池田の妹の面倒を見ている。
- 久保 貴子(くぼ たかこ)
- 声 - -- / 山田みほ
- 風越女子のOGで麻雀部コーチ。「名門『風越』を率いるコーチ」として部員には厳格な態度で指導をし、時には平手打ちも辞さないスパルタ指導を行うが、県予選団体戦決勝後にはホテルを確保して出場部員たちの休息を図るなどの配慮も見せる。昨年度の大会で失態を演じた池田に対しては特に厳しく接するが、県予選団体戦で再び敗北した際には悔し涙で泣き崩れた表情を見られまいと顔を隠しながら現れたところへ、「そんなに恥ずかしい麻雀をしたのなら部から出て行け」と叱咤して堂々とするよう姿勢を正させ、結果を責めることはしなかった。
- 藤田とは旧知の関係であり、彼女の意を受けて密かに県予選出場選手の分析を行っていた。
鶴賀学園高等部
読み方は「つるが」。3年前に創部されたばかりの無名校。予選1ヶ月前までメンバーが足りなかったが、部員勧誘に励んだ甲斐あって無事出場を果たし、決勝まで上り詰める。
- 加治木 ゆみ(かじき ゆみ)
- 声 - -- / 小林ゆう
- 12月21日生まれ。3年生。県予選団体戦では大将。団体戦参加のために各所からメンバーを集めてきた。普段は冷静な性格であるが、モモを入部させたいがために下級生の教室に乗り込むなど、積極的な一面もある。その貫禄から、藤田には部長だと思われていた。蒲原とは1年生からの付き合いで、共に麻雀部を設立した。麻雀歴は意外と浅く、1年生の時にカード麻雀にハマッたのがきっかけだったが、もともと素質はあったようで、咲の嶺上開花や衣の支配にも素早く対応し逆手を取ることもできる。
- 学内での麻雀部のサーバーを用いたネット麻雀では、「かじゅ」というハンドルネームを用いていた[6]。
- 4校合同合宿では数度(原作で描写されただけでも2度)の対局を経て久と友情を結び、お互いに下の名前で呼び合うようになった。また、部員全員で全国大会の応援にも駆けつけた。
- アニメ版
- 泳ぐのが苦手という設定が追加され、モモと学校のプールで一緒に練習をしている。
- 津山 睦月(つやま むつき)
- 声 - -- / 七沢心
- 2年生。県予選団体戦では先鋒。学内サーバーのネット麻雀ではハンドルネーム「むっきー」を名乗っていた[6][注 20]。蒲原の引退に伴い部長職を引き継ぎ、アニメ版では新部長として合同合宿の返事を書いている。
- 文堂と同じく、プロ麻雀せんべいのスターカードを集めている。その文堂と友情を結んだのか、4校合同合宿最終日には文堂がほしがっていた小鍛治のカードを福路経由でプレゼントしている。
- 妹尾 佳織(せのお かおり)
- 声 - -- / 新谷良子
- 2年生。幼馴染である蒲原の勧誘により、麻雀は素人ながら人数合わせとして県予選団体戦に次鋒として参加した。素人であるため、打ち筋が独特で予想がつかない。ビギナーズラックの持ち主であり、役満を和了る描写が多い[注 21]。
- 県予選決勝で対局した風越の吉留には、胸の大きさでも敵視されている。
- 蒲原 智美(かんばら さとみ)
- 声 - -- / 桑谷夏子
- 3年生で麻雀部部長。県予選団体戦では中堅。加治木とは1年生時代からの付き合いで、学園祭をきっかけに親密になる。加治木に麻雀を始めるきっかけを与え、共に麻雀部を設立する。
- 部長の実務は加治木に任せているようであり[注 22]、藤田には加治木が部長だと思われていた。しかし統率力に長けており、1年生時の学園祭ではバラバラだったクラスをまとめ上げ、加治木を感心させていた。県予選後に津山に部長職を譲り、加治木とともに引退した。
- 妹尾とは幼馴染の関係で、麻雀部に勧誘した。学内での麻雀部のサーバーを用いたネット麻雀では、「カマボコ」というハンドルネームを用いていた[6]。常に大きな口を開けた笑みをたたえており、事あるごとに「ワハハ」という口癖を漏らす。自動車免許を持っているが、運転はあまり上手くない。車種はフォルクスワーゲン・タイプ2(いわゆる「第1世代トランスポルター (T1)」[注 23])。
- アニメ版
- 原作では蒲原が運転する車で4校合同合宿へ向かったが、アニメ版では全員が電車で移動している。
- 東横 桃子(とうよこ ももこ)
- 声 - -- / 斎藤桃子
- 7月26日生まれ。1年生。県予選団体戦では副将。県予選1ヶ月前、学内サーバーのネット麻雀に参加したところ、その腕に惚れ込んだ加治木にスカウトされ、入部した。
- 隣にいるのに相手が気づかないほど影が薄く[注 24]、リーチをかけてもまったく警戒されず[注 25]振り込んでも和了牌を無視される(気付かれない)ことから「ステルスモモ」の異名を持つ。この能力は和には通用しなかったが地力は高く、県予選団体戦決勝副将戦では、和や透華といった実力者を相手に獲得点数トップという活躍を見せた。
- 誰にも気付かれることのなかった自分を見出してくれた加治木には感謝や尊敬以上に深い想いを抱いている。そのためか加治木と親しくなった久に対し露骨に嫉妬する。
- 作中では対戦者を「さん」づけするが、独特の呼び方で呼ぶことが多く、(呼びかけるわけではなく自分の心の中で)咲は「嶺上さん」、和は「おっぱいさん」などと呼んでいる。語尾に「っす」とつける癖がある。
白糸台高校
読み方は「しらいとだい」。3年連続西東京地区代表の女子高校。下記の5人で構成される一軍は通称「チーム虎姫」と呼ばれ、全国大会団体戦2連覇中、二軍ですら県内代表級の実力を持つという。
- 宮永 照(みやなが てる)
- 声 - 堀江由衣 / 中原麻衣
- 3年生。咲の姉で、前年度のインターハイ及び今年度の春季大会の2冠優勝者。今年度の西東京予選では先鋒を務め、チームの勝利に大きく貢献している。「高校生1万人の頂点」「インターハイといえば彼女のこと」とアナウンスされるほど高い評価を受け、専門誌にも記事が組まれている。
- アニメ版
- 咲の姉だが、周囲には「自分には妹はいない」と言っている。
- 弘世 菫(ひろせ すみれ)
- 声 - -- / 斎賀みつき
- 3年生。長身で藍色のストレートロングヘアーの容姿をしている。
- アニメ版
- 照には妹がいることを知っている。加治木の調べた牌譜データによると次鋒になっている。
- 渋谷 尭深(しぶや たかみ)
- 2年生。ボブヘアーで眼鏡をかけている。対局中にもお茶を飲んでいる描写がある。
- 亦野 誠子(またの せいこ)
- 2年生。銀髪でボーイッシュ。制服を着崩し、スカートの下にスパッツを穿いている。
- 大星 淡(おおほし あわい)
- 1年生。金髪でロングヘアー。県予選では1年生ながら大将を務め、宇宙のようなオーラを出している。
永水女子高校
読み方は「えいすいじょし」。鹿児島県の女子高校。前年度に引き続き鹿児島の代表。全員が巫女装束を着ている。また神代は本家、他のメンバーはその分家であるという。インターハイでは第3シードで清澄と同じブロック。
- 神代 小蒔(じんだい こまき)
- 2年生。真面目で頑張り屋さんな女の子。永水女子では先鋒を務めている。藤田曰く、「牌に愛された娘」の一人。本家の娘であり、永水女子のチームメイトからは「姫様」と呼ばれている。
- 「起きている」時は普通の頑張り屋さんな彼女だが、「寝る」ことでその力を発揮する。さらに一度寝て起きた状態から「二度寝」をおこなうことで、周囲に「鬼」と形容されるほどの威圧感と強さを発揮する。これにより、二回戦ではそれまでトップだった優希に三倍満を直撃させた。
- また、かなりの巨乳の持ち主であり、アニメ登場時、原作初登場時と比べ非常に胸が大きくなっている。
- アニメ版
- 最終局では九蓮宝燈を和了る描写があった。原作に比べ胸が小さく描かれている。
- 石戸 霞(いわと かすみ)
- 3年生。落ち着いた雰囲気の美少女。大将を務めるが、県予選では副将戦で薄墨が他家を飛ばしたため出番が回って来なかった。
- 胸の大きさは作中でもトップクラスで、他のキャラクターと比べいくらか垂れ気味に描かれている。
- 薄墨 初美(うすずみ はつみ)
- 3年生。副将を務め、県予選の決勝戦で他家に役満を直撃させて飛ばしている。北家の時に和了ることが多く、アニメ最終局で和との対局中でも「東」と「北」を鳴いている。小柄で、移動時に体を覆うほどの巨大なお面を被っていることがある。一人だけ巫女服のデザインが違い、袖が長くて袴が短い。語尾を延ばす癖がある。巴からは「はっちゃん」と呼ばれている。
- 狩宿 巴(かりじゅく ともえ)
- 3年生。次鋒を務める。ポニーテールで眼鏡をかけている。県予選では一人だけ制服だったが全国では巫女装束に着替えている。
- 滝見 春(たきみ はる)
- 1年生。中堅を務める。ロールのかかったポニーテールをしている。黒糖を常に持ち歩きポリポリと食べている。めったに笑顔を見せず黒糖と鬼界の話の時にしか笑わないが、休憩時間に久に黒糖を褒められた時には微笑んだ。
- 他家が聴牌したら安手で流す戦法で久を苦しめるが姫松の洋榎には通用しなかった。初美からは「はるる」と呼ばれている。
臨海女子高校
読み方は「りんかいじょし」16年連続東東京地区代表の女子高校。5人中4人が留学生で構成されたチーム。前年度までは全員留学生で構成されたチームだったが、ルール改正で先鋒に留学生をオーダーすることができなくなったため、1人だけ日本人が加わっている。
- 辻垣内 智葉(つじがいと さとは)
- 3年生。昨年度個人戦3位の実績を持つチーム内唯一の日本人選手。眼鏡をかけている。前年度、照と対局経験あり。
- メガン ダヴァン (Megan Davin)
- 3年生。アメリカ合衆国からの留学生で、去年から引き続き団体戦に出場する。浅黒い肌をしており、カタコトの日本語を喋る。去年の団体戦で透華と対局しており、透華の突然の変貌に怯えながらも他家を飛ばして逃げ切っている。自身はこのことを屈辱と思っているようで、透華との再戦を願っている。
- 雀 明華(チェー ミョンファ)
- 2年生。フランスからの特待生。お嬢様のような風貌で、屋内でも常に日傘を差している。欧州選手権で風神(ヴァントゥール)と呼ばれていた世界ランカー。
- ネリー ヴィルサラーゼ (Nelly Virsaladze)
- 1年生。世界ジュニアで活躍するサカルトヴェロ出身[注 26]の特待生。民族衣装を着ている。
- 具体的な姿が描かれたのは原作第56局だが、それ以前からシルエットだけで登場している。
- 郝 慧宇(ハオ ホェイユー)
- 1年生。香港から来た特待生。仁川のアジア大会で銀メダルを獲得した実績を持つ。
姫松高校
読み方は「ひめまつ」。全国でも5指に入ると言われる南大阪代表校。
- 上重 漫(うえしげ すず)
- 2年生。1年生の時からレギュラーで副将だったが今年は先鋒を務める。
- 相手が強いほど爆発力を発揮するタイプだが、二回戦ではその力は発揮されずに終わった。
- 真瀬 由子(ませ ゆうこ)
- 3年生。次鋒を務める。
- 宮守女子のエイスリンを警戒し対策を練ってきたものの、描写される事なく試合が終わった。
- 愛宕 洋榎(あたご ひろえ)
- 3年生で主将。中堅を務める。タレ目が特徴的。
- ポジティブな性格で調子に乗るとすぐ大口を叩くが、去年のインハイ、スプリングにおいて常にプラスの成績を残した実力の持ち主で、部員(特に恭子)からの信頼は厚い。
- 全国大会一回戦で鹿老渡に清老頭を直撃させて逆転した。控え室で清澄の試合を見て久に対抗心を燃やす。二回戦前半ではプレッシャーにより不調な久を翻弄し、後半でもその勢いを維持してトップに立つ。
- 高い実力に反して控え室での言動は抜けていて、恭子に「主将の目はフシアナですか」と呆れられる場面もある。
- 愛宕 絹恵(あたご きぬえ)
- 2年生で洋榎の妹。副将を務める。ツリ目で眼鏡をかけている。
- 末原 恭子(すえはら きょうこ)
- 3年生。大将を務める。参謀のようなポジションで主に相手チームの分析を行う。
- 漫を高く買っており、去年も漫をレギュラーに推薦した。漫には期待する分厳しく接し、負けると罰ゲームを与えたりする。恭子本人は「愛のムチ」と言っている。
宮守女子高校
読み方は「みやもりじょし」。岩手県代表の女子高校。昨年個人戦6位の選手を擁する沖縄県の代表校を破り二回戦に進出してきた。メンバー全員が3年生。
- 小瀬川 白望(こせがわ しろみ)
- 先鋒を務める。「ダルい」が口癖で面倒くさい相手は嫌い。彼女が考え込む時は高い手を作っている時である。
- 二回戦先鋒戦はトップで通過した。
- チームメイトのエイスリンの実力を高く評価し勝利を疑わなかったが、その予想は外れることとなった
- エイスリン ウィッシュアート(Aislinn Wishart)
- 次峰を務める。ニュージーランドからの留学生。日本語が得意ではないのか、持ち歩いてるボードに絵を描いてコミュニケーションを取る。
- 対局中では自分の理想の牌譜を卓上に描き出すことができる。地区大会の和了率は全国1位。門前13巡目までに聴牌することが多い。
- 二回戦次峰戦ではまこの不可解なアガりに対応出来ず、逆転を許した。控え室では試合内容を悔い泣いていたが、チームメイトからは優しく慰められていた。
- 名前はゲール語で「夢」という意味。
- 鹿倉 胡桃(かくら くるみ)
- 中堅を務める。小柄だが調子に乗って大口を叩く洋榎を叱りつけたりと気は強い。かなりの毒舌家。
- 永水の滝見に差し込んで久の和了りを阻止して久を苦しめる。リーチをせず常にダマテンというスタイル。
- 臼沢 塞(うすざわ さえ)
- 副将を務める。対局時には特徴的なモノクルを装着し、見つめた相手の手を塞ぐなどの力を発揮する。
- 姉帯 豊音(あねたい とよね)
- 大将を務める。龍門渕の純よりも背が高い。クールな見た目に反してミーハーな性格で、神代や和の事となると興奮気味になる。
阿知賀女子学院
読み方は「あちがじょし」。本編のスピンオフ作品『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の舞台となる奈良県の代表校。中高一貫教育の女子校で、かつて原村和が中等部に在籍していた。麻雀部は廃部となっていたが、インターミドル個人戦で優勝した和の活躍を見たかつての旧友達が「和とまた遊びたい」と奮起。穏乃・憧が高等部進級後に玄と共に「阿知賀女子麻雀同好会」を結成。さらに 宥と灼が加わり5人揃った時点で麻雀部を復活。県内強豪校を降し、インターハイ全国大会出場を果たす。本編では第66局の第71回全国高等学校麻雀選手権大会トーナメント表に奈良県代表校として記述があるのみ。
※阿知賀のキャラクターは全員ドラマCD未登場につき、声優記載はアニメ版のみ。
- 高鴨 穏乃(たかかも しずの)
- 声 - 悠木碧
- 1年生。大会では大将を務める。
- 小学生の頃に原村和と出会い、「阿知賀こども麻雀クラブ」で麻雀を共に楽しむ友達となった。中2に進級と同時期に和の転校で別れてからは暫く麻雀から離れていたが、中3の夏に和と再び麻雀で相まみえることを決意し、仲間を集め、阿知賀女子麻雀同好会(後に麻雀部)を結成。
- 性格はボーイッシュでサッパリ系。常に着ているジャージの上着を腰まで伸ばし、穿いてないかの様に見える服装が特徴。
- 新子 憧(あたらし あこ)
- 声 - 東山奈央
- 1年生。大会では中堅を務める。
- 小学生の頃、穏乃・和と共に「阿知賀こども麻雀クラブ」に通い仲良しだった。中学では穏乃と別の学校だったため疎遠だったが、穏乃に誘われ阿知賀女子学院高等部に入学し、麻雀同好会に入る。
- 松実 玄(まつみ くろ)
- 声 - 花澤香菜
- 2年生。大会では先鋒を務める。
- 「阿知賀こども麻雀クラブ」で穏乃らと仲良しだった。高等部では麻雀活動をしていなかったようだが、こども麻雀クラブが開かれていた教室を掃除して、友人たちがいつか戻ってくるのを待っていた。穏乃・憧が高等部に入るのを期に麻雀同好会を共に結成、全国に挑む。
- 松実 宥(まつみ ゆう)
- 声 - MAKO
- 3年生。大会では次鋒を務める。
- 玄の姉。麻雀の実力は相応にあるが「こども麻雀クラブ」には行かなかった(当時中学生だったので小学生の多いクラブに混ざるのが恥ずかしかった模様)。玄の誘いに応じ同好会に入る。
- 極度の寒がりで真夏でも常にマフラー・手袋を身に付け、更に家ではコタツに入りっぱなしなほど。
- 鷺森 灼(さぎもり あらた)
- 声 - 内山夕実
- 2年生。大会では副将を務める。
- 玄のクラスメイト。幼稚園児の頃から大人と麻雀を打っても引けを取らない実力を見せていた。憧れていた晴絵が奈良を離れた頃から麻雀をやめ、情報自体も耳に入れないようにしていたが、玄たちの強い誘いに名前貸しのみで入会をするつもりだった。しかし折よく帰郷した晴絵と再会、再び牌を手にする。
- 赤土 晴絵(あかど はるえ)
- 声 - 金元寿子
- 「阿知賀こども麻雀クラブ」を開いた女性。麻雀の実業団に入るためクラブは解散してしまったが、数年後に実業団が廃部になってしまい、会社を辞めて奈良に戻った際に、阿知賀麻雀同好会の発足を知り、メンバーたちの強い要望もあり監督になる。
- 阿知賀は彼女の出身高校。在学中に麻雀部のエースとして活躍し、インターハイへ導く。その時に小鍛冶と対戦した結果が元で数年間スランプに陥る。
千里山女子高等学校
関西最強と評されている高校。激戦区の北大阪地区を11年連続で制し、過去35回インターハイに出場している。全国ランキング2位。インターハイ第4シード。
- 園城寺 怜(おんじょうじ とき)
- 声 - 小倉唯
- 3年生。大会では先鋒を務める。
- 前年の秋大会からエースとして活躍。それまでは無名だった。
- 病弱なためか、よく竜華に膝枕をされている。
- 清水谷 竜華(しみずだに りゅうか)
- 声 - 石原夏織
- 3年生。大会では大将を務める。
- 天然ボケ気味。
- 江口 セーラ(えぐち -)
- 声 - 能登有沙
- 3年生。大会では中堅を務める。
- 前年のインターハイでは2年生でエースを務めた。
- 短パン・Tシャツ・学ランと体育会系のような服装をしている。運動能力も高い。
- スカートをはかなくてもいいという条件で特待生として千里山に入学したが、試合の際にはスカートをはかなくてはならないためにグチをこぼしている。
- 二条 泉(にじょう いずみ)
- 声 - 松永真穂
- 1年生。大会では次鋒を務める。
- 下級生ながら先輩たちをしきることができる真面目な性格。
- 船久保 浩子(ふなくぼ ひろこ)
- 声 - manami
- 2年生。大会では副将を務める。
- 千里山のブレーン的存在。先輩にはタメ口で冷静なツッコミを入れる。
- ジト目・メガネ・外ハネが特徴。
その他の出場高校
- 南浦 数絵(なんぽ かずえ)
- 声 - -- / 三瓶由布子
- インターハイ県予選個人戦に出場した、平滝高校の1年生。
- 麻雀の戦法は後半の南場になると強くなる尻上がりタイプで清澄の優希と対照的である。
- 試合が終わると、自身の祖父(声 - 大塚芳忠)[注 27]と一緒にいることが多い。
- 原作で個人戦を描写することを想定して設定されたキャラクターだった[7]が、個人戦はアニメ版のみで描かれることとなり、実質的にアニメ版オリジナルキャラとなった。ただし、アニメ化以前から原作でも第9局にモブとして[7][8]、第57局では藤田と久保の会話の中に登場している。
- アニメ版
- 個人戦では9戦目を終えて3位だったが、最終戦で咲に直接対決で敗れ、逆転を許し、5位となった。
- 永森 和子(ながもり かずこ)
- 声 - -- / 藤堂真衣
- インターハイ県予選団体戦1回戦に出場した、東福寺高校の3年生。先鋒を務める。
- 田中 舞(たなか まい)
- 声 - -- / 斉藤佑圭
- 今宮女子高校の3年生。副将を務める。団体戦で大三元聴牌するも和の喰いタンに流される。そのせいもあってか敗退した後は門松と共に清澄高校を妬み、その結果成り行きで衣ともトラブルを起こしてしまう。しかしその後は自分たちの非を認めて謝罪しており、後には自分を破った和の実力を認めるような発言もしている[9]。
- 門松 葉子(かどまつ ようこ)
- 声 - -- / 三上枝織
- インターハイ県予選団体戦1回戦に出場した、今宮女子高校の2年生。先鋒を務める。団体戦で敗退した後は清澄高校を妬み、田中と共にトラブルを起こしたこともあった。その後は自分たちの非を認め、田中と共に観客として決勝戦を観戦した。
- 堂山 ゆかり(とうやま ゆかり)
- インターハイ県予選個人戦に出場した、今宮女子高校の1年生。
- 上柿 恵(かみがき めぐみ)
- 声 - -- / 山川琴美
- 千曲東高校の1年生。副将を務める。「あたしゃいつも通り打って大将に託しますよ。」という台詞が有名。しかし和に振込み、2回戦進出を遠いものにしてしまった。
- 土屋 由理(つちや ゆり)
- 声 - -- / 清和祐子
- インターハイ県予選団体戦に出場した、千曲東高校の2年生。先鋒を務める。
- 佐々野 いちご(ささの いちご)
- 広島県代表の鹿老渡高校の3年生で、中堅を務める。自分自身のことを「ちゃちゃのん」と呼ぶ。
- 一回戦で姫松高校の愛宕の役満に振り込み、逆転を許してしまう。
- 藤原 利仙(ふじはら りせ)
- 鹿児島県九州赤山高校の生徒。先鋒を務める。天女の羽衣のような服を着ている。県予選で永水女子高校の神代小蒔に完封された。
インターハイ大会関係者
- 藤田 靖子(ふじた やすこ)
- 声 - -- / 浅野真澄
- 久の知人でプロ雀士。実業団麻雀時代から「まくりの女王」と呼ばれている。ゴシック・ファッションに長煙管が特徴。「Roof-top」の常連でもあり、アルバイトとして「Roof-top」に来た咲と和を久の依頼で徹底的に負かした。衣の実力を高く評価しており、個人的にもお気に入りの様子[注 28]。カツ丼が好物のようで、咲は「カツ丼さん」と呼ぶ。県予選では解説者として呼ばれているが、その間もカツ丼を食べている描写が多い。
- 風越女子コーチの久保とは旧知であり、ある目的から久保に県予選出場選手のリサーチを依頼。その結果から久を通じて4校合同合宿を招集した。
- 団体戦の解説時において鶴賀の部長を加治木と勘違いし、突っ込まれたことがある。またアニメ版では個人戦最終戦でも久・福路・透華・加治木の卓を「部長同士、負けられないな」と言い、アナウンサーに「団体戦でも言いましたけど」と同じ勘違いをしていることを突っ込まれている。
- プロ麻雀せんべいのスターカードの称号は「Reversal Queen」。
- 県予選大会実況アナウンサー
- 声 - -- / 白石稔
- 普段は淡々と軽く場面の感想・解説も交えながら実況するが、選手が意外な手を見せた時は驚きの声を上げ、突っ込みを入れる。また藤田の発言に冷静なツッコミを入れることもある。対戦ルーム以外の会場内やラジオなどでも実況の内容がそのまま流れている。
- 原作単行本では今のところ名前が出ていないが、その役割のためか男性キャラの中では出番は多い方であり、第5巻では男性キャラの中で登場コマ数・セリフ数が最も多い。
- 福与 恒子(ふくよ こうこ)
- 東東京地区予選大会実況アナウンサー。あまりに抜けた実況をするので、小鍛治に「あなたホントにアナウンサー?」と突っ込まれている。
- 小鍛治と一緒に「ふくよかすこやかインハイレディオ」というラジオのパーソナリティーを務めている。
- インターハイ都道府県予選の実況アナウンサーの中で唯一名前が設定されている。
- 中学2年生だった10年前にインターハイをテレビ観戦しており、たまたま応援していた「丸襟にグレーのリボンの学校」が優勝したことに感銘を受けてアナウンサーを志したが、その時のメンバーにいたのが他ならぬ小鍛治であった。
- 小鍛治 健夜(こかじ すこや)
- 東東京地区予選大会で解説を務めたプロ雀士。ランキングに関わる大会にはあまり出ていないが、サイトでの世界ランクは973位。東東京予選では実況の福与に振り回されていた。
- 10年前のインターハイでの優勝経験や、リオデジャネイロ東風フリースタイルでの銀メダル獲得などの実績を持つが、最近では地元のクラブチームに所属し、タイトルからは遠ざかっている。スピンオフ作の「阿知賀編」にて、史上最年少の八冠保持者であった事が明かされた。
- 福与と一緒に「ふくよかすこやかインハイレディオ」というラジオのパーソナリティーを務めているが、そこでも福与のズレた発言に振り回されている。
- また、福与は4学年下だが「すこやん」「こーこちゃん」と呼び合ったりタメ口で会話するほどで、プライベートでも仲の良い友人同士である。
- プロ麻雀せんべいのスターカードの称号は「Grandmaster」。
- 西田 順子(にしだ じゅんこ)
- 声 - 藤田咲 / 小菅真美
- 雑誌「WEEKLY麻雀TODAY」の女性記者。インターミドルの頃から和に注目しており、県大会予選にも取材のために来ている。
- 山口 大介(やまぐち だいすけ)
- 声 - -- / 小山剛志
- 順子とともに仕事をしているカメラマン。初登場時には和に対して失言を見せたが、その後登場した際には鋭い発言もしている。照の記事の撮影を担当したことがある。
- なお、名前はアニメ版が初出となる。また、西田とは勤務先である出版元の後輩にあたる。
その他
- 咲の父
- 声 - 小野坂昌也
- 妻(咲の母親)とは離婚こそしていないものの別居状態にあり、現在は咲と2人暮らしをしている。
- 和の父
- 声 - 中田譲治
- 弁護士[2]。麻雀はほぼ運で決まる不毛なゲームと考えており、和が麻雀をすることをよく思っていない。
- 夢乃 マホ(ゆめの マホ)
- 声 - -- / 徳永愛
- 高遠原中学校2年生。和に憧れて、「和先輩のようになりたい」と願う麻雀初心者。
- 他者の打ち筋をコピーする特技を持ち、それを買った久から4校合同合宿に招かれた。あくまで「打ち筋をコピーする」だけであり、実際はチョンボもよくする初心者同然の実力だった。しかし久の真の意図は、マホの特技を見せることで、妹尾に翻弄されたまこや対局に対して楽観的な咲を強化する点にあった。
- もともとは本作品と連動する『ヤングガンガン』誌上のコーナー「ラブじゃん」のキャラクターで、初心者の立場から、二階堂姉妹と共に麻雀の解説をしている。4校合同合宿編登場以前から、原作やアニメ版にわずかながら登場していた(原作では自宅でインターハイ県予選団体戦を観戦。アニメ版では先輩である和の応援に駆けつけていた[注 29])。
- なお、世間知らずなのか、「ラブじゃん」ではたまに突拍子もない発言をすることがある。
- 室橋 裕子(むろはし ひろこ)
- 声 - -- / 藤堂真衣
- 高遠原中学校3年生。マホと行動を共にしている。優希からは、マホと合わせて「ムロマホコンビ」と呼ばれている。
- 新子 望(あたらし のぞみ)
- 憧の姉。阿知賀女子学院出身。在学中に晴絵とともに麻雀部で活躍。晴絵が実業団を辞めて帰郷した際に、阿知賀女子学院麻雀部を紹介した。
脚注
注釈
- ^ アニメではお菓子に変更されている。
- ^ インターハイ県予選団体戦決勝(大将戦)では、鶴賀学園の加治木に槍槓を和了られている。
- ^ 原作では個人戦の描写はなく、第57局で久保の口から福路の優勝が語られたのみである。
- ^ そのため、モモから「おっぱいさん」と呼ばれる場面がある。
- ^ 「のどっち」が和であるのを知っているのは久ら清澄麻雀部部員程度。ただ後述しているように透華はほぼ看破している。
- ^ 「エトピリカになりたかったペンギン」という架空の絵本の主人公。
- ^ 自宅以外で寝るときもエトペンがないと眠れない。
- ^ 本人はこれについて「天才だけど集中力が持続しないのだ」と自評している。
- ^ 大会前の注意事項の1つとして伝えられていたにもかかわらず、優希本人が聞いていなかったのが原因。
- ^ 現実においては雀荘は風俗営業法(第二条第7号)で規律されており、18歳未満の青少年の入店や雇用が禁止されている。アニメ化に当たりこの点を重く見て設定変更がされたと考えられる。
- ^ 清澄高校では「生徒会」ではなく「学生議会」と呼ぶ。
- ^ 久自身は、当時の福路のことはあまり覚えていない。
- ^ 親善試合の組み合わせが変則的で藤田との直接対決はなかった。藤田によると「あの試合はアマもプロも本当に強いヤツは来てなかった」とのこと。
- ^ その後、エトペンのぬいぐるみ(の片腕の付け根)が破れてしまったが、衣が控室に持ち帰ってハギヨシに修理してもらい、元の持ち主である和へ返しに行った。
- ^ 国広は「透華が衣の従姉妹なんだと痛感させられる」と評しており、この打ち方が一種の能力であることを示唆している。
- ^ 透華の父を指すと思われるが、かなり曖昧な表現であり、単行本第7巻時点では詳細は不明。
- ^ 国広の台詞によると、去年の透華はバカヅキだったが、福路が他家を上手く使って抑えていた。
- ^ アニメ版ではパソコンを触ると暴走させ、ケーブルが暴れたり電撃が走ったりする描写がある。
- ^ アニメ版第21局より。
- ^ 原作では噴出しに隠れていたが、アニメ版第14局にて判明。
- ^ 原作では団体戦で四暗刻、アニメ版では個人戦で国士無双、4校合同合宿(原作、アニメ版とも)では緑一色を和了した。
- ^ 原作外伝でも津山に部長職を引き継ぐ作業は加治木が行っていた。
- ^ シートベルトが付いていないモデルで、雑誌掲載時はシートベルト無しで運転するシーンが描かれていたが、単行本ではシートベルトが描き足されていた。
- ^ 存在感の薄さを強調する演出として、原作では決勝副将戦前半終了時まで顔が登場するコマがない。また、アニメ版スペシャルサイトのキャラクター紹介ページではAdobe Flashを用いてキャラ画像を蜃気楼のように表示していた。アニメ版では1対1で面と向かって会話をしていたはずの加治木がその会話の最中、唐突にモモの姿を見失った挙句、背後から声をかけられて驚くなど極端な演出を施された場面が付け加えられた。
- ^ 警戒されないことにより、相手は立直宣言などの行動を見逃してしまう。原作第32局、アニメ版第14局より。
- ^ 「サカルトヴェロ」はグルジア語(カルトリ語)、「グルジア」はロシア語に基づく国号である。
- ^ 原作第57局での藤田のセリフによればプロ雀士。久保は祖父は知っていたものの、数絵の存在は「驚き」と述べている。
- ^ そのため、県予選ではやや贔屓目の発言や、衣をからかう姿が見られる。
- ^ その際、列車の上り下りを何度も間違えてしまった結果、清澄の副将戦の途中で会場入りする羽目になった。
出典
- ^ 『ヤングガンガン』公式サイトに基づく。
- ^ a b c d e 『咲-Saki- ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』 スクウェア・エニックス、2010年。
- ^ アニメスペシャルサイトの染谷まこのキャラクター紹介でも「広島弁」と明記されている。
- ^ アニメスペシャルサイトの竹井 久のキャラクター紹介より。
- ^ 第38局参照。
- ^ a b c 原作第32局(アニメ第14局)、モモを麻雀部に勧誘するためのチャットの風景より。
- ^ a b 『咲-Saki-Official Fan Book』 学研パブリッシング、2009年。
- ^ 原作単行本第2巻60p4コマ目。
- ^ 観客として清澄の団体決勝戦を観戦している際の描写による。