スカーレット・ガルシア
スカーレット・ガルシア(Scarlet Garcia)ことスカーレット・メイ・ブッファード・ガルシア（Scarlet Mae Bouffard Garcia[1]、1985年3月13日 – 2008年3月13日）は、2000年代に活動したフィリピンのグラマーモデル。2007年におけるフィリピン版FHM誌の表紙への登場が特に著名であったほか、女性音楽グループ『ビバ・ホット・ベイブス』の一員としてもその名を知られた[2]。
| プロフィール | |
|---|---|
| 生年月日 | 1985年3月13日 |
| 没年月日 | 2008年3月13日 |
| 没年齢 | 23歳（数え24） |
| 出身地 |
 フィリピン・オロンガポ市 |
| 公称サイズ（時期不明） | |
| 身長 / 体重 | ― cm / ― kg |
| モデル: テンプレート - カテゴリ | |
経歴
フィリピン共和国オロンガポ市に出生。 モデルとしては『スカーレット・ブッファード』の通り名で広く知られた。最も著名な活動となったのは、フィリピン版FHM誌の2007年11月号への登場で、ほか数名の女性モデルらとともに特集の対象となった。[3] 女性音楽グループ『ビバ・ホット・ベイブス』の一員でもあり、同グループでは2年間にわたって活動を見せた。[4]
死
発見
2008年3月13日 ― 地元オロンガポ市の自宅にて、ほか3名の人物とともに遺体で発見された。[5] 全身滅多刺しのうえ銃撃を被った凄惨な状態の遺体であった。建物からは事件隠蔽を企図した放火と見られる火災の痕跡が確認された。[1]
ほか3名の被害者は女性1名と男性2名、すなわち、ガルシアと同居状態にあった男性ジョージ・カストロ・ジュニア、ならびにガルシアのいとこにあたる女性レイチェル・エスタシオとその彼氏にあたる男性であった。ガルシアとエスタシオが発見されたのはその3階建ての建物の2階の風呂場で、男性2名の発見場所は玄関であった。[6]
証言
同じく『ビバ・ホット・ベイブス』の一員であったアン・スコットがのちに当時の目撃状況を明かしている。いわく、ガルシアとエスタシオは裸体で発見されており、警察当局はそれについて、殺害前に男性被害者らとの性行為を強要されたものと推理していたという。スコットは次のようにも述べている。『（ガルシアは）あたしってまだ処女なんだよねーっていっつも言ってたわけよ。なのにさ急にそんなんやっちゃうとか普通に考えてありえなくない？』『すんごいやさしくて素朴な子だった。』『その同居相手の人って奥さんいたらしいよ。てかあのコ彼氏いたじゃん日本人の。うちらみんな知ってたじゃんよ。なんなの。なに起こったわけよマジおっかないんだけど。』[7]
未解決へ
背景は謎に包まれ事件は未解決のままとなっている。が、オロンガポ市警の幹部が手掛かりをほのめかしたこともあった。いわく、ガルシアの同居相手であったカストロは、車両の窃盗に絡む組織犯罪網との繋がりを有していたという。[8]
出典
- ^ a b 『Viva Hot Babe slay could be related to car deal: Police』 2008年3月17日 ABS-CBNインタラクティブ
- ^ 『Crame cop tagged in slay of FHM model, 3 others』 2008年3月14日 ABS-CBNインタラクティブ
- ^ 『FHM model killed in ’Gapo with 3 others』 2008年3月14日 フィリピン・デイリー・インクワイアラー
- ^ 『Jaycee Parker narrates aftermath of Viva Hot Babe Scarlet Garcia's murder』 2008年3月16日 フィリピン・エンターテインメント・ポータル
- ^ 『Men’s mag model, three others slain in Olongapo』 2008年3月13日 フィリピン・デイリー・インクワイアラー
- ^ 『JC Parker narrates grisly killing of Viva Hot Babe』 2008年3月16日 GMAニュース
- ^ 『Viva Hot Babe Anne Scott shocked by co-star’s murder』 2008年3月15日 ABS-CBNインタラクティブ
- ^ 『Dispute over car theft dealings explored as motive in Olongapo killings』 2008年3月19日 GMAニュース