X-GUN
日本のお笑いコンビ
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X-GUN(バツグン)は株式会社ホリプロコム所属のお笑いコンビである。
| X-GUN | |
|---|---|
| メンバー |
西尾 季隆 さがね正裕 |
| 結成年 | 1990年 |
| 事務所 | 株式会社ホリプロコム |
| 活動時期 | 1990年 - |
| 出会い | 音響専門学校 |
| 旧コンビ名 | 丁半コロコロ |
| 公式サイト | 株式会社ホリプロコム 公式ホームページ 内 公式プロフィール |
「X-GUN」としてデビューし、一時期「丁半コロコロ(ちょうはん-)」にコンビ名を変更。その後再度「X-GUN」へ戻している。
メンバー
西尾 季隆(にしおひでたか、1970年2月20日 - )ボケ担当。
- 東京都出身。
- 太っている方。「おばちゃんのマネ」「K-1参戦の時の子供のイニシャルの刺繍入りパンツを手にしている曙太郎」など、誰もしないモノマネが得意である。
- テレビ番組では、正論を並べたり、説教系ダメ出しをしたりすることがある。しかし、笑いを誘うことを目的としていない。
- コントでは主に女性キャラを演じる。おばちゃんや、突然逆切れする女性が多い。
- バンドメンバーやアイドルなど音楽関係の知人が多く、古坂大魔王と共に音楽イベントも開催。GOING UNDER GROUNDのファンでPVにも数回出演している。AAAのファンでメンバーと交友があり、自身のブログやAAA公式ブログでも度々登場している。
- K-POPに詳しい。特に少女時代のテヨンとKARAのハン・スンヨンが好き。
- さがねに駄目出しをして、「もう。終わりですよ。」と決めセリフを言う。
さがね正裕( - まさひろ、本名:嵯峨根 正裕(さがね-)、1970年3月25日 - )ツッコミ担当。
- 京都府舞鶴市出身。
- 痩せている方。
- 基本的に地味でいじられキャラ。芸人だがトークが苦手であまり話さない。やたら一発ギャグをやりたがる。その為、西尾にネタフリやツッコミをさせる時も。
- 例:「ウィ、ウィ、ウィー」「すっとんとん、すっとんとん、ハミルトン、スケルトン」など。
- 顔立ちが少し木村拓哉に似ており、『爆笑ものまね紅白歌合戦』ではSMAPのものまねをやり好評を受けた。
- 2006年から名字を平仮名に改名。知り合いの占い師に画数が悪いと言われた為。
- 既婚(できちゃった結婚)で子があることを事務所・ webサイトを通じ公表している。『内村プロデュース』の「芸人に歴史あり!をプロデュース」の回に出演した際にも、「辛かった自慢」のお題に対して「仕事が減ったとたん彼女がにんしん、そして入籍、親に借金!!」とフリップで答えていた。
- 「芸人に愛される芸人」タイプで、ボキャブラメンバーとの交遊も続いている。
- 同世代のデンジャラスの安田和博とまちがえられる事がある。
歴史
X-GUN(第1次)時代
- 大阪の音響専門学校で出会う。
- 1990年、「X-GUN」として、コンビ結成。名前は西尾が好きだったバンドのおかげ様ブラザーズのアルバムタイトルから借用。
- 「芸人になりたい!」と最初から思っていたわけではなく、当時の二丁目劇場では、1人500円を支払えば素人が舞台に立つことができた(吉本興業主催のオーディションイベントであると思われる)。その司会が今田耕司と東野幸治であったため、「500円出せば2人に会える」という動機で出演し、ネタを見た今田と東野から、「君らプロになるの?」、「(プロに)なったらええのに」と言われたことがキッカケで芸人の道を進むことになった。[1]
- 1994年、『GAHAHAキング 爆笑王決定戦』にてチャンピオンに向け、2度の挑戦の末10週目寸前の9週目まで勝ち抜くが、同時に番組が終了。審査員だったテリー伊藤から慰められるものの、ブレイクチャンスをつかみ損ねる。
- 1990年代後半、『タモリのボキャブラ天国』などで人気を博す。西尾は登場時のつかみに得意のおばちゃんの物真似を織り交ぜたデブネタを使っていた(2人で「バッツグーン!」とポーズを決めた後、西尾が「キャ〜! リズミカルデブ!」と叫ぶなど)。
- 番組『前略ヒロミ様』内でヒロミを中心に結成したバンド、フライングオイスターズに西尾はドラマーとして参加。ライブを行い、CD『振り向け』(作曲は宇崎竜童)をリリース。
- TBSラジオの『サタデー大人天国! 宮川賢のパカパカ行進曲!!』番組内コーナー「ツムラ街角ヤッホークイズ」の司会を務める。
- 1998年、テレビ朝日の深夜ドラマ『せつない TOKYO HEART BREAK』に、三角関係に悩む売れない芸人「フラワーボーイズ」として主演。バナナマンも共演していた。
- TBCラジオの夜番組「イキナリ!」の月曜枠、『X-GUNの一発かましたれ!!』(22:00-23:00、番組自体はイキナリが始まる前の2000年1月から放送されている)でパーソナリティーを務める。
- X-GUN時代に、底ぬけAIR-LINEとともに伊東一雄(パンチョ伊東)のモノマネで「ダ・パンチョ」という4人グループを組んでDA PUMPの「if」の替え歌で歌った。メインボーカルは西尾がつとめた。
- 単独ライブは1997年に渋谷ON AIR EAST(現・Shibuya O-EAST)、1999年に赤坂BLITZで上演。コントに音楽を盛り込んでおり、オリジナル楽曲も披露された。ライブハウスでのお笑いライブの上演は当時は異例だった。
丁半コロコロ時代
- 『細木数子が緊急大予言・アナタの将来を幸せにするSP』(テレビ朝日)[2]で改名アドバイスをもらう予定だったが、細木の「続きは他局でやる」という意向により『ズバリ言うわよ!』、(TBS)で「丁半コロコロ」に改名。
- 2006年9月、『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』で、さがねの無能振りに対して後輩のくりぃむしちゅーに諌められ、「解散しなきゃ西尾さんがかわいそうだ」と冗談半分で言ったところ、西尾が本気で解散を考えていることを告白。同番組内で正式にコンビ継続を発表したが、存続が危ぶまれることとなった。しかし後に自身のラジオ番組で西尾が解散はないと発言した。同年10月に『BINGO75』(BSフジ)で、コンビ結成以来、解散を考えたのはこの1回のみと明かしている[3]。
- 2008年3月18日の生放送をもって2000年1月から8年3ヶ月続いていたTBCラジオ『丁半コロコロの一発かましたれ!!』(月曜日、23:30 - 25:00)が終了した。3月23日にはエルパーク仙台ギャラリーホールで「丁半コロコロの一発かましたれ!!トークライブ」と題した番組終了記念ライブが行われ、その模様は特別番組として放送された。
X-GUN(第2次)時代
- 2008年9月28日に放送された『タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル』の番組内で、「今日からコンビ名を『X-GUN』に戻す」と宣言し、同番組では最後までX-GUN名義で参加。その後、西尾が自身のブログで正式に「X-GUN」への再改名を発表した。
- 2011年、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」[4]の「山-1グランプリ」に出演。西尾がさがねに痛烈なダメ出しをするという漫才を披露。高須光聖は「それこそ裏でやってるような、ものすごいリアルな文句で面白かった」と他の放送作家に語った[5]。そんな事もあってか、後日、同番組の「餃子の王将のメニュー全部食べて100万円」という企画で助っ人として登場。だが少食だと明かしたさがねに西尾が店の隅で延々と説教、その間に料理が運ばれてテーブル一杯になってしまい、結局最後まで食べられないというオチだった。番組の冒頭で松本人志は「X-GUNは今年来る(ブレイクする)んじゃないか」「X-GUNか髭男爵か」と語っていた。[6]
エピソード
- 西尾は男性アイドルマニアとしても有名。THE GOOD-BYEに関しては特に熱心で、トークイベントに自ら売り込み参加するほどだった。反対に「女子アナかモデルになりたいです。」とコメントした女子大生に対し、「甘ったれるな、バカヤロー!!」と叱るなど女性に厳しい一面もある。
- 独身時代のさがねは金遣いの荒さで有名だったが、結婚し子供がいる現在はかなりの倹約家となった。さがねは恐妻家でもある。
- 24時間テレビで2006年8月の給料は18万と暴露(上田晋也曰く、「西尾のギャグ」)。この時点で既に改名していたが、テロップには「丁半ロコロコ」と間違って表示された。
- 『タモリのボキャブラ天国』では原田泰造(ネプチューン)に対して、やたらと西尾が噛み付いていた。
- 『爆笑オンエアバトル』で西尾が計量器の上に乗り、壊してしまったことがある。
- 西尾は上京当時、オールナイトニッポン第2部を担当していた伊集院光を尊敬し、出待ちをしていたことがある。その後、伊集院光は自身が尊敬の対象になっていることを意識するあまり西尾とは距離を置いていたが、最近では『伊集院光のばんぐみ』で共演するようになった。
- 事務所の後輩のバナナマンと仲が良い。日村勇紀は実際は先輩だが後輩として接しており、日村もX-GUNの二人を先輩として接している。
- 西尾は先輩である爆笑問題太田に対して、自身を雑学王に出せと強迫したことがある。
出演番組
テレビ
- 3時は!ららら♪(信越放送、2008年3月31日~) 西尾のみ
- ムカつく女にお仕置きするTV ~美人泣顔~(BeeTV、2011年5月20日~) 西尾のみ
- bump.y JUMP!!!!!(テレ朝チャンネル、2011年6月9日~) 西尾のみ
- 所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ! (テレビ東京、2011年10月14日~) :リポーター
- 終了番組
- タモリのボキャブラ天国(キャッチコピーはアジアの超特急)(フジテレビ、1994年8月31日~1999年9月25日)
- 前略ヒロミ様(フジテレビ、西尾のみ、1996年4月~9月)
- お笑い向上委員会 笑わせろ!(テレビ朝日、1997年10月~1998年9月)
- 内村プロデュース(テレビ朝日、2002年7月25日~2003年5月19日)さがねのみ準レギュラー、西尾は1回のみ出演。
- 爆笑問題のススメ(日本テレビ、2002年9月~2005年3月)
- なりギャル.TV(千葉テレビ、2004年10月~2005年9月)
- 超音(千葉テレビ、2005年11月~2006年3月)
- 勝利の女神の法則(千葉テレビ、2006年4月~10月)
- IJP イジュウインパーク(東京MXテレビ2010年4月~2011年3月) さがねのみ
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦(フジテレビ)
- GAHAHAキング 爆笑王決定戦(テレビ朝日)
- 爆笑オンエアバトル(NHK)戦績2勝1敗 最高385KB(これはオフエアのKBであり、オンエアの最高は380KB)
- 笑いの金メダル(ABCテレビ)さがねのみ
- 伊集院光のばんぐみ(BS11デジタル)
- ザ・イロモネア(TBSテレビ) 『ゴールドラッシュ』に出演、イロモネア出場権獲得。
- お笑いDynamite!(TBSテレビ、2008年12月29日、2009年12月29日)キャッチコピーは「アジアの超特急2008」
ラジオ
- 終了番組
- RADICAL LEAGUE 『水曜日X-GUNラジオ どすこい!!』(FM-FUJI、~2009年3月)
- イキナリ!月曜日丁半コロコロの一発かましたれ!!(TBCラジオ、2000年1月~2008年3月)
- くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン(ニッポン放送)
- 犬山イヌコのピコピコ団栗くん(ネットラジオ:Klap、不定期)
ドラマ
- せつない TOKYO HEART BREAK 第7話「ア・イ・カ・タ」(テレビ朝日、1998年)
映画
- AVN/エイリアンvsニンジャ(2011年) 西尾のみ
脚注
外部リンク
- 公式プロフィール
- ニッチャメンの我道行願〜我が道を行きたい。(西尾のブログ ~2009.4)
- ニッチャメンの我道行願〜我が道を行きたい。(西尾のブログ 2009.4~)
- 西尾(X-GUN) (@nicchamen) - X
- xgunさがね (@xgungane) - X