機動戦士ガンダムAGEの登場兵器
機動戦士ガンダムAGEの登場兵器(きどうせんしガンダムエイジのとうじょうへいき)では、テレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する架空の兵器について説明する。
概要
『機動戦士ガンダムAGE』は、MS(モビルスーツ)と呼称される有人ロボット兵器同士による戦争を描いた「ガンダムシリーズ」の、テレビアニメ第14作目にあたる作品で[1]、100年に渡って続いていく宇宙戦争を、親子3世代に渡って主人公を交代しながら描くという内容である[1][2]。
劇中で世代交代を経るごとに数十年の年月が経過する『機動戦士ガンダムAGE』では、「進化」というテーマが掲げられており、メカニックに関しても世代間でデザインコンセプトを大きく変えるという試みが用いられている[3]。また、たとえ序盤は物足りない描写になったとしても、世代を経るにつれて兵器の性能や描写が極端なインフレを起こさないことの方が重要視された[4]。敵対勢力のメカニックは、作中第1部終盤まで異星人とも噂されている正体不明の存在と設定されており、これはガンダムで異種格闘技戦を描くという山口監督の意向による[3][5]。
本記事では、劇中に登場するMSや宇宙艦艇などの登場兵器を、登場勢力別に分けて解説する。主人公ごとに区切られた各世代の物語は最初から順に「第1部」「第2部」「第3部」という呼称を用いる。
外伝漫画『機動戦士ガンダムAGE トレジャースター』の登場兵器については「機動戦士ガンダムAGE#『トレジャースター』の登場兵器」を、外伝漫画『機動戦士ガンダムAGE 〜追憶のシド〜』の登場兵器については「機動戦士ガンダムAGE#『〜追憶のシド〜』の登場兵器」を、それぞれ参照。登場勢力や技術の詳細については「機動戦士ガンダムAGE#用語」を参照。
地球連邦軍
メカニックデザインは海老川兼武が担当。
ガンダムAGE
アスノ家の遺産であるAGEデバイス内のデータをもとに開発されたMS群で、各世代のストーリーにおける主役機たち。「ガンダム」の名は古来よりMS鍛冶の間で語り継がれている伝説の白いMSに由来し、フリット・アスノにより人類の救世主となることを願って命名された。コクピット内のコンソールにAGEデバイスをセットすることで起動する。
最大の特徴は生物の進化を機械に応用した「AGEシステム」にあり、戦闘経験を積んだシステムが提案した設計図を専用の工作機械「AGEビルダー」に入力し製造された換装パーツや武装で性能を強化していく、自己進化するMSである。AGE-1およびAGE-2の換装パーツは「Gウェア」と呼称され、両腕・両脚を丸ごと交換することで多様な戦場に対応する。各ウェアの換装は母艦内の設備で行う以外に、専用の牽引ユニットを用いた空中換装も行うことができる[注 1]。AGE-3では、ウェア自体が飛行能力を持つようになる。これらのパーツを含めた機体のデータは、第2部以降に開発される後継機に受け継がれていく。
胸部中央のコクピットハッチ表面には「A」(「AGE」の頭文字)が描かれた緑色のセンサーが配され、この部分にAGEシステムのコアユニットが内蔵されている[6]。バックパック上部には、AGEビルダーへのデータ送信用に水平翼状のブロードアンテナが設置されている[7]。これらの特徴は、AGE-1およびAGE-2の各ウェア装備状態で共通する。カラーリングはノーマルウェア時の白・青・赤のトリコロールを基本に、各ウェアごとに基調となる色が設定されている。
ガンダムAGE-1
ガンダムAGE-1ノーマル GUNDAM AGE-1 NORMAL | |
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型式番号 | AGE-1 |
全高 | 18.0m |
重量 | 43.4t |
武装 | ドッズライフル×1 ビームダガー / ビームサーベル×2 シールド×1 |
搭乗者 | フリット・アスノ デシル・ガレット(第5話) アセム・アスノ |
ガンダムAGE-1タイタス GUNDAM AGE-1 TITUS | |
型式番号 | AGE-1T |
全高 | 17.6m |
重量 | 62.5t |
武装 | ビームラリアット×2 ビームショルダータックル×2 ビームニーキック×2 |
ガンダムAGE-1スパロー GUNDAM AGE-1 SPALLOW | |
型式番号 | AGE-1S |
全高 | 18.7m |
重量 | 33.4t |
武装 | シグルブレイド×1 ニードルガン×2 |
ガンダムAGE-1フラット GUNDAM AGE-1 FLAT | |
型式番号 | AGE-1F |
全高 | 18.0m |
重量 | 43.4t |
武装 | ドッズライフル×1 ビームダガー / ビームサーベル×2 ゼフルドランチャー×2 シールド×1 |
搭乗者 | フリット・アスノ |
第1部主役機。フリット・アスノが開発した第1世代ガンダム。アスノ家由来の特殊装甲材や独自のプラズマ制御技術が用いられており[7]、地球圏のMSで初めてヴェイガン製MSを単独で撃破可能な性能を得ている。
ヴェイガンによる「ノーラ」襲撃の騒乱で正パイロットのラーガン・ドレイスが負傷したため、急遽フリット自らがパイロットを務める[注 2]。「ノーラ」脱出後は新たに作成したウェアを活用しつつヴェイガンの襲撃を退けていき、のちのコウモリ退治戦役における勝利の立役者となる。
25年後の第2部では有事に備えてアスノ家の馬小屋に秘匿され、バルガス・ダイソンの手によってさらなる改良や整備が施されている[8]。「トルディア」に襲撃してきたヴェイガンを撃退すべくアセム・アスノが起動させ[8]、後継機AGE-2が完成するまで彼の乗機となる[9]。AGE-2の配備後は連邦軍総本部「ビッグリング」へと移送され、AGEデバイスなしでも起動できるようにAGEシステムの抜き取り作業が行われる[10]。
- AGE-1 ガンダムAGE-1ノーマル(ガンダムエイジワンノーマル)
- 基本形態。アスノ家の屋敷に飾られていたガンダムの絵画に最もよく似た外観を持つ。
- 主武装はAGEビルダーが初めて製造したビームライフル「ドッズライフル」[注 3]。ヴェイガン製MSの装甲を一撃で貫通する威力を持つほか、先端の銃身を外すことで取り回しに優れたハンドガン(拳銃)モードとなる[11]。両腰の装甲には、出力調節で刀身長を変化させることができる「ビームダガー(ビームサーベル)」を計2基装備[注 4]。左腕には、白地にアルファベットのA[注 5]のような青い装甲板を重ねたシールドを携行する。
- 第2部劇中では、後述の「フラット」とともに一貫して本形態で運用される。
- AGE-1T ガンダムAGE-1タイタス
- バクトのパワーと強固な電磁装甲に対抗すべく開発された近接戦闘形態[13][注 6]。赤基調のカラーリングとがっしりした体型が特徴。ウェア自体のパワーと装甲強度に加え、各部に内蔵されたビームフィールド発生装置を併用することで、攻防を兼ね備えた圧倒的な戦闘力を発揮する[注 7]。両前腕に輪状にビームを発生させる「ビームラリアット」、両肩の「ビームショルダータックル」、両膝の「ビームニーキック」などを繰り出して戦う[15][注 8]。「磁気旋光システム」のリミッターを解除することで、さらに攻撃力を高めることができるが、過負荷で四肢が損傷する危険があるため通常は使用されない[16]。瞬発性能の高いスラスターにより高い突進力を確保している[15]が、重量級の機体ゆえに小回りが利かず高速戦闘には対応していない[17]。
- AGE-1S ガンダムAGE-1スパロー
- ゼダスの機動性に対抗すべく開発された高速戦闘形態。青基調のカラーリングと細身な体型が特徴。徹底した軽量化と各部に内蔵された姿勢制御バーニア[注 9]によって過去のMS史上かつてない機動性と運動性を実現しており[18]、忍者のように敵の死角に回り込みながらの近接戦闘を可能としている[16][19]。ウェアの特性上、ある程度の低探知性も求められることから、熱や電磁波を放出する機器やビーム兵器の類は排除されている[20]。
- 武装は、臀部に懸架された短剣状の高周波振動ブレード「シグルブレイド」と、両膝に内蔵された奇襲装備「ニードルガン」[20][注 10]。シグルブレイドの刀身には、高密度プラズマと硬化金属による特殊表面処理を施したレアメタル合金が採用されており、運用次第ではビームサーベルを上回る切れ味を発揮する[20]。ただし、素材の耐摩耗性が低いため長時間の使用には向かず、一定ごとの最硬化処理を必要とする[20]。また、小ぶりな外見に反してこの素材は非常に重く、機体の腕力だけではまともな運用は難しい[20]。このため、機体全体の体捌きに各部のバーニアを連動させることで、初めて本来の性能を引き出すことができる。
- AGE-1F ガンダムAGE-1フラット
- 第2部に登場。ビッグリングのドック内でAGEシステムを撤去された姿[21]。胸部のAマークが装甲で覆われ[注 11]、頭部カメラ・センサーの発光色が緑から黄色に変化している。ビッグリング攻防戦でフリットが自ら搭乗し、往年の技量をもってゼイドラやクロノスと渡り合う[22]。「ノートラム」攻防戦では、大型ミサイル兵器「ゼフルドランチャー」を背部に装着して出撃し、ダウネスの推進システム破壊に貢献する[23]。
- AGE-1G ガンダムAGE-1ゴールドアロー
- 小説版第1部のみに登場。ファルシアのビット兵器に対抗すべく開発された特殊形態[14]:215頁。外観や基本性能・武装はノーマルウェアと同等だが、各部に追加されたハッチから放出されるガス状の耐ビームコーティング剤をプラズマ蒸着させ、その全身を名称どおりの黄金色に染め上げる[14]:215頁。通常のコーティングでは数度の着弾でその効力が失われるが、ゴールドアローは常時コーティング剤の蒸着を行い続けることで連続防御を可能にしている[14]:216頁。ただし、許容値を超える火力の前には通常どおりダメージを受ける[14]:242頁。
- ガンダムAGE-1ガンデッド
- PSPゲーム版『機動戦士ガンダムAGE』に登場[24]。武骨な外観を持つ重砲撃形態。右腕に折りたたみ式の大型砲「ドッズバズーカ」を装備し、左腕に設置されたエネルギー加速器をバズーカに接続することで、戦艦の主砲なみの威力を引き出す[24]。
- ガンダムAGE-1マギナ
- PSPゲーム版『機動戦士ガンダムAGE』に登場[24]。ローブを纏った魔術師のような外観を持つ射撃形態。主武装の「ロッド型ビームライフル」は、ローブ部分のエネルギータンクを解放することで、ビームの威力を一定時間高めることができる[24]。
- ガンダムAGE-1ソーディア
- PSPゲーム版『機動戦士ガンダムAGE』に登場[24]。中世の甲冑騎士のような外観を持つ近接格闘形態。主武装は両刃剣「ナイトソード」と専用シールド[24]。ナイトソードに込めたエネルギーを放射状に放つことが可能[24]。
ガンダムAGE-2
ガンダムAGE-2ノーマル GUNDAM AGE-2 NORMAL | |
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型式番号 | AGE-2 |
全高 | 18.3m |
重量 | 28.7t |
武装 | ハイパードッズライフル×1 ビームサーベル×2 ビームバルカン×2 シールド×1 |
搭乗者 | アセム・アスノ |
ガンダムAGE-2ダブルバレット GUNDAM AGE-2 DOUBLE BULLET | |
型式番号 | AGE-2DB |
全高 | 18.3m |
重量 | 31.1t |
武装 | ツインドッズキャノン / ドッズライフル×2 カーフミサイル×4 ビームサーベル×4 |
第2部主役機[注 12]。AGE-1の戦闘データを解析して開発された第2世代ガンダムで、連邦軍入隊後のアセム・アスノの搭乗機[10][9]。MS形態時の3倍の推力を発生する長距離高速飛行形態「ストライダー形態」への変形機構を備え[10][注 13]、MS形態での近接戦闘を併用した変則的な戦法を得意とする[9]。全ウェア共通の武装として、リアスカートアーマーの左右にビームサーベルを計2基格納している。
「トルディア」出港時のディーヴァに配備され、ビッグリング攻防戦を初めとする激戦を潜り抜けていく。「ノートラム」攻防戦では、地球に落下しようとするダウネスの破壊作業に従事し、ともに地球に降下する。以降は、亡きウルフの遺志を継いだアセムの意向で全身が純白に再塗装され、新編成された特務隊の隊長機として活躍する[27][注 14]。
- AGE-2 ガンダムAGE-2ノーマル(ガンダムエイジツーノーマル)
- 基本形態。両肩に計4枚の大型可動翼を持ち、ストライダー形態時にX字状に配置される。
- 主武装は1射でMS2機を貫通する大型銃「ハイパードッズライフル」で、ストライダー形態時の機首を兼ねている[9]。両肩にはストライダー形態時の機銃となるビームバルカンを2門、左腕には小型のシールドを装備する[9]。
- AGE-2DB ガンダムAGE-2ダブルバレット
- 敵包囲網の単機突破を目的とした火力特化仕様[28]。ゼイドラ・クロノスとの交戦経験を元に開発された対Xラウンダー用装備でもある[28]。アセムが得意とする二刀流・二丁拳銃での戦闘スタイルを活かすべく、ハード・ソフト両面での最適化が行われている[28]。
- 専用武装は手持ちのドッズライフルとしても使用される両肩サイドバインダーの「ツインドッズキャノン」2門、キャノン排除後のバインダー基部に内蔵されたビームサーベル計2基、両脛後部の「カーフミサイル」計4基[28]。ツインドッズキャノンの遠距離砲撃やカーフミサイルの弾幕による迎撃・けん制に加え、両手・両肩の計4基のビームサーベルを同時使用した近接戦闘も可能[29]。ツインドッズキャノンはストライダー形態時に前方に砲門が向けられ、双胴機のようなシルエットを形成する[28]。
ガンダムAGE-3
ガンダムAGE-3ノーマル GUNDAM AGE-3 NORMAL | |
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型式番号 | AGE-3 |
全高 | 18.5m |
重量 | 68.4t |
武装 | シグマシスライフル×1 ビームサーベル×2 |
搭乗者 | キオ・アスノ フリット・アスノ(Gセプター) |
ガンダムAGE-3フォートレス GUNDAM AGE-3 FORTRESS | |
型式番号 | AGE-3F |
全高 | 18.5m |
重量 | 73.0t |
武装 | シグマシスキャノン×4 |
ガンダムAGE-3オービタル GUNDAM AGE-3 ORBITAL | |
型式番号 | AGE-3O |
全高 | 18.5m |
重量 | 69.2t |
武装 | シグマシスロングキャノン×1 |
第3部主役機。ヴェイガンとの最終決戦に備えて開発された第3世代ガンダムで、キオ・アスノの搭乗機[30]。ウェアシステムを発展させた分離合体機構が最大の特徴で、頭部・コクピット・AGEシステムを内包する小型航空機「コアファイター」に、胴体に変形する各種大型機が合体することで機体を構成する[31]。合体後は両機の座席が胴体中央に集中し、複座型のコクピットを形成する[32]。連邦軍の管理下で開発された過去のガンダムと違い、本機の開発は軍を退役したフリットがほぼ独力で行った[31]。
- AGE-3 ガンダムAGE-3ノーマル(ガンダムエイジスリーノーマル)
- ノーマルウェア「Gセプター」と合体した基本形態[33]。武装は、ディーヴァのフォトンブラスターキャノンの技術を応用した大出力ビーム砲「シグマシスライフル」と、前腕に格納されたビームサーベル計2基[32]。ビームサーベルは、前腕から直接ビーム刃を発生させることも可能[32]。
- AGE-3F ガンダムAGE-3フォートレス
- 重砲撃型ウェア「Gホッパー」と合体した陸戦形態[34]。砂漠や湿地帯といった不整地での走破性を高めるべく、脚部に強力なホバーユニットを内蔵している[35]。その総合火力はAGE-2ダブルバレットの2倍以上に達し、文字どおりの「移動要塞(フォートレス)」として戦場を席巻する[36]。武装は、シグマシスライフル以上の威力を持つ大型砲「シグマシスキャノン」計4門[34]。
- AGE-3O ガンダムAGE-3オービタル
- 高機動型ウェア「Gバイパー」と合体した宇宙戦形態[34]。各部の大出力スラスターにより、大軍を瞬時に撃破可能なほどの圧倒的な機動性を発揮する[36]。飛行時は、両足首が爪先立ちのように折り畳まれるのが特徴[37]。武装は長大な砲身を持つ「シグマシスロングキャノン」[38]。
量産型MS
ジェノアス GENOACE | |
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型式番号 | RGE-B790 |
全高 | 18.0m |
重量 | 41.2t |
武装 | ビームスプレーガン×1 ドッズガン×1(ラーガン機) ヒートスティック×1 シールド×1 |
搭乗者 | ラーガン・ドレイス フリット・アスノ(第5話) |
ジェノアスカスタム GENOACE CUSTOM | |
型式番号 | RGE-B790CW |
全高 | 18.2m |
重量 | 42.0t |
武装 | ビームスプレーガンIIIB×1 ヒートスティック×1 シールド×1 |
搭乗者 | ウルフ・エニアクル フリット・アスノ(小説版) |
ジェノアスII GENOACE II | |
型式番号 | RGE-B890 |
全高 | 18.2m |
重量 | 42.0m |
武装 | ドッズガン×1 ビームサーベル×1 シールド×1 |
搭乗者 | オブライト・ローレイン(ディーヴァカラー) ラーガン・ドレイス(『〜追憶のシド〜』) |
ジェノアスOカスタム GENOACE O-CUSTOM |
- RGE-B790 ジェノアス
- 第1部に登場。地球連邦軍の発足と同時に配備された、主力量産型MS。頭部前面を覆うクリアブルーのバイザーが特徴で、その内部には単眼(モノアイ)式のメインカメラを持つ[39]。運用領域を問わない高い汎用性を持つが[39]、機体の基本フレームなどは作業機であるデスペラードからの流用であるため[40]、ヴェイガン製MSに比べその性能は大きく劣る。
- 武装は、射撃用の「ビームスプレーガン」と[注 15]、接近戦用の「ヒートスティック」[注 16]だが、いずれもヴェイガン製MSの装甲の前ではまったく無力な兵器として描写されている。左腕のハードポイントには、ヒートスティックのラックを兼ねた小手状のシールドを装備する。
- パイロットや部隊ごとにさまざまなカラーリングや改造を施された機体が存在するとされ[39]、小説版では多様な武装[注 17]やバリエーション機[注 18]が登場する。
- アリンストン基地配備機のカラーリングは、白とピンク[注 19]のツートンで、このうちディーヴァに艦載されたラーガン機は「ファーデーン」滞在中に胴体装甲が二重に強化され[42]、「ミンスリー」出港時にはドッズライフルを基に新造された「ドッズガン」を装備する[43]。第8宇宙艦隊所属機のカラーは白とブルーグレーのツートン。マッドーナ工房内では、陣笠状の頭部を持つ緑色の機体が整備されている場面が描かれる。
- RGE-B790CW ジェノアスカスタム
- 第1部に登場。ウルフ・エニアクルがマッドーナ工房に改造を依頼した専用機[42]。「白い狼」の異名に合わせた白一色のカラーリングが特徴で、ブレードアンテナとバイザー内に高精度ツインアイセンサーを持つ専用頭部[44]、2発に増設されたバックパックのスラスターなど、一般機とは大きく異なる形状を持つ。運動性能を高めるため、あえて操作性を犠牲にした調整が施されている[41]。
- 専用武装として、先端に銃剣を取り付けた「ビームスプレーガンlllB」を装備する[41]。そのほかの武装は一般機と共通だが、シールドの表面には狼を模したパーソナルマーク(ウルフマーク)が描かれている。
- 劇中での戦闘シーンは第4話と第5話のみ[注 20]。第8話からウルフがGエグゼスに乗り換えたことに伴い、マッドーナ工房に払い下げられる。
- RGE-B890 ジェノアスII(ジェノアスツー)
- 第2部に登場。ウルフが搭乗していたジェノアスカスタムの制式採用型[45]。ウルフ機ではいささか過敏だった操縦性を改善し、一般パイロットにもあつかいやすいよう調整されている[44]。ジェノアス自体の運用実績の長さから多くのパイロットたちに支持され、後継機アデルの登場後も長く連邦軍の主力を担う[44]。一般機のカラーリングはアリンストン基地配備のジェノアスと似た白とピンクの配色で、ディーヴァ所属機は白と青で塗装されている。武装は、第1部でディーヴァ陣営の量産機が装備していた物と同型のドッズガンと、シールドに格納されたビームサーベル。本機を含む同時期の連邦製MSの装甲はAGE-1なみに強化されており、ヴェイガン製MSのビームバルカン程度では致命傷を与えられないようになっている[46]。
- ジェノアスOカスタム(ジェノアスオーカスタム)
- 第3部に登場。ジェノアスIIの改良発展機[38]。カラーリングは第2部のディーヴァ所属機のアデルとジェノアスIIと同じ青と白のツートン。
- ジェノアス タイプ791
- 小説版第1部に登場。アニメ本編の第8艦隊仕様ジェノアスに相当する機体で、「本国型」とも呼ばれる小改修型[12]:167頁。頭部に60ミリバルカン砲が増設されている[12]:166頁。アニメ本編では通常のジェノアスとの差異は明確に描かれず、同様の改良が行なわれているか否かは不詳。
- ジェノアスキャノン
- 小説版第1部に登場。ノーマル機の背部に30センチ・レールカノンを搭載した重砲撃型[12]:75頁。アリンストン基地や[12]:75頁第8宇宙艦隊[14]:169頁に配備されているほか、アンバット攻略戦にも投入される[14]:240頁。「ノーラ」の騒乱ではガフランの装甲に傷一つつけることができないまま撃破され、その火力に期待していたフリットを戦慄させるが[12]:75頁、アンバット攻略戦では新型の対位相転換装甲徹甲弾が装備され、必要充分な戦力が確保される[14]:240頁。
- ジェノアス訓練機
- ゲーム『ゲイジングバトルベース』に登場。小説版でもマッドーナ工房に置かれているMSのひとつとして名前が登場する[12]:160頁。カラーリングは黄色と白のツートン。
アデル ADELE | |
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型式番号 | RGE-G1100 |
全高 | 18.0m |
重量 | 42.4t |
武装 | ドッズライフル×1 ビームサーベル×2 シールド×1 |
搭乗者 | マックス・ハートウェイ(ディーヴァカラー1号機) アリーサ・ガンへイル(ディーヴァカラー2号機) リュウジ・リュウザキ(『トレジャースター』) |
- RGE-G1100 アデル
- 第2部に登場。ジェノアスシリーズの後継主力機。AGE-1から発展した基本フレームとウェアシステムを採用した「量産型ガンダム」と呼べる機体[注 21]。ただし、未だ技術解析が進んでいないAGEシステムは搭載されていない[47]。頭部はジェノアスと同様のバイザー型だが、内部のセンサーはガンダムと同様のツインアイ方式を採用している[48]。一般機のカラーリングは薄緑と白のツートン。ディーヴァ所属機は青と白のツートンとなっており、胸部には個体識別用の番号が描かれている[47]。武装はAGE-1よりも照準性能が強化されたドッズライフルと、両腰に格納されたビームサーベル2基、AGE-1と同型のシールドを装備する[47]。AGE-1と異なり、ウェア換装時もビームサーベルを含む腰回りの装甲がノーマル時のままとなっている[47]。
- ディーヴァ所属機は、第23話ではタイタスウェア、第25話ではスパローウェアに換装しての戦闘シーンが描かれる。「ノートラム」攻防戦では、両肩にキャノン砲付きのウェアを装着した一般機の姿も確認できる[49]。第3部では旧式化つつも現役で運用されているが [32]、外伝漫画『トレジャースター』では民間や研究機関などに払い下げられた機体も登場する。
クランシェ CLANCHE | |
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型式番号 | RGE-G2100 |
武装 | ドッズライフル×1 ビームサーベル×2 ビームバルカン×2 シールド×1 |
搭乗者 | シャナルア・マレン ジョナサン・ギスターブ オーデック・ヤダン デビット・クルード |
クランシェカスタム CLANCHE CUSTOM | |
武装 | ドッズライフル×1 ビームサーベル×2 ビームバルカン×2 シールド×1 |
搭乗者 | セリック・アビス |
ウルフ・エニアクル専用MS
ウルフ・エニアクルがマッドーナ工房に製造させた歴代のカスタム機。AGE-1を参考に開発された「ウルフ版ガンダム」と呼べる機体であり、その名称にはガンダムの頭文字である「G」が冠されている[50]。各部の形状もガンダムに近く、全身がウルフのパーソナルカラーである白で統一されている[50]。いずれの機体も背中に大推力のスラスターを備え、ウルフ以外には乗りこなせないピーキーな操縦特性を持つ。なお、同じウルフ専用機であるジェノアスカスタムのみは、ジェノアスのバリエーションという位置付けから上節に記述する。
外伝漫画『トレジャースター』『〜追憶のシド〜』では、系列機が主要人物の搭乗機として登場する。
Gエグゼス G-EXES | |
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型式番号 | WMS-GEX1 |
全高 | 18.2m |
重量 | 47.2t |
武装 | ビームライフル×1 ビームサーベル×2 ビームバルカン×2 ミサイルポッド×4 シールド×1 |
搭乗者 | ウルフ・エニアクル |
- WMS-GEX1 Gエグゼス(ジーエグゼス)
- 第1部に登場。マッドーナ工房製のシャルドールをベースに、ウルフがディーヴァから無断で持ち出したAGE-1のデータを組み合わせて完成した機体[50][注 22]。バックパックは2基の大出力スラスターを備えた専用品に換装され、コロニー重力下での高高度跳躍を連続して行うことができる。パワーにおいてもバクトと互角の水準を確保しているが、機体の設計図を見たフリットの発言によれば、関節の機構や柔軟性ではAGE-1に劣るとされる[17]。
- 武装は、ドッズライフルと同等の威力を持つ専用ビームライフル、バックパックの高出力ビームサーベル2基、頭部に固定装備されたビームバルカン2門、両腰に内蔵されたミサイルポッド計4基[50]。防御装備として、表面にウルフマークが描かれたシャルドール純正のシールドを携行する。ウルフはビームサーベル2基を駆使した二刀流戦法を好み、この戦法を「狼の牙(ウルフファング)」と命名する[50]。
Gバウンサー G-BOUNCER | |
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型式番号 | WMS-GB5 |
全高 | 18.6m |
重量 | 33.9t |
武装 | 専用ドッズライフル×1 ビームサーベル×2 シールド(シグルブレイド)×1 |
搭乗者 | ウルフ・エニアクル |
- WMS-GB5 Gバウンサー(ジーバウンサー)
- 第2部に登場。A.G.140年時におけるウルフの搭乗機。周囲からはGエグゼスの後継機と見られることも多いが、こちらは直接AGE-1の設計を基に開発されたため、構造的には別物と言える機体である[51]。同じくAGE-1を母体とするアデルとは一定の互換性を持つが、こちらはウェアシステムを廃止し、スパローウェアを参考にした機動性重視の仕様に固定されている[51]。その証左として、脚部形状がスパローに酷似している[注 23]。背中には、側面に2基の開閉式バーニアスラスターを備えた一対の大型テールバインダーを持つ[51]。
- 武装は専用ドッズライフルと両腰のビームサーベル2基、ウルフマークを模した左腕のシールド[51]。シールド先端には鉤状のシグルブレイドが取り付けられており、取り外して手持ち武器として使用することもできる[51]。
地球連邦軍の艦艇
- ディーヴァ
- 連邦軍本部所属の新型宇宙戦艦。本来の艦長はディアン・フォンロイドだが、UEの「ノーラ」襲撃の混乱に乗じ彼を拘束したグルーデック・エイノアが艦長となる。「ノーラ」脱出時にガンダムAGE-1とAGEビルダーを回収し、事実上の母艦となる。前方に艦載機用カタパルトを持つ薄いくさび状の外観が特徴[注 24]。武装は甲板上のビーム主砲や、ビーム撹乱弾などの各種弾頭を射出するミサイル発射管、多数の対空ビーム砲など。カラーリングは白基調のトリコロール。
- 「ミンスリー」滞在中にグルーデックの要望を受け、AGEシステムが提示した強化プランやマッドーナ工房の技術協力による大改造が施される[52]。改造後は翼を展開しカタパルトを左右に分割した強襲揚陸形態への変形機構を追加され[53][注 25]、変形後の両舷カタパルト間には、連邦軍の主力ビーム兵器「ハイパーメガ粒子砲」を上回る威力[52]を持つ「フォトンブラスターキャノン」が増設される[53]。
- 25年後の第2部でも現役艦として登場。強襲揚陸形態を基本形に運用されており、中佐に昇進したミレース・アロイを艦長に、第1部のクルーの一部が引き続き乗艦している。搭載する量産型MSのカラーリングは青で統一されている。「ノートラム」攻防戦では、円環状に配置されたデバイスの間にフォトンブラスターキャノンを撃ち込み、威力と射程距離を増幅させる戦略兵器「フォトンリング・レイ」の中核として運用される。
- 第3部でも就役から50年は経つ老朽艦ながら現役として登場する。
- メカニックデザインは寺岡賢司が担当。
- アマデウス
- 第2部に登場。ディーヴァの同型艦。ディーヴァよりもやや大型で、カタパルトが3基に増設され、主砲塔の数も多くなっている。カラーリングはダークブルーとホワイトのツートン。ビッグリング攻防戦および「ノートラム」攻防戦に参加する。連邦軍の艦隊旗艦を務める(第26話でディーヴァにその座を移譲する)。劇中では艦首が一体化した形状のままで運用されており、強襲揚陸形態への変形機構があるかは不明。
- ダーウィン級宇宙戦艦
- 連邦軍の主力戦艦。本編第1部の150年前の「マーズバースディ計画」当時に存在した艦艇[注 26]に類似した外見を持つが、当時の艦艇と異なり縦列双胴式で上下対称な艦体が特徴。武装はビーム主砲やミサイルランチャー。カラーリングは青。僚艦同士の射撃システムをリンクさせることにより、複数艦による斉射を行うことができる[43][注 27]。
- 第2部でも連邦軍の主力艦艇として現役で運用されている。
- ブリッツ、ヘイローズ、ウォーデン
- 第12話に登場。第8宇宙艦隊・特殊分遣隊所属艦。ストラー・グアバランの指揮のもと、ディーヴァを捕えるべく「ミンスリー」に派遣される。このうち、グアバランの座乗艦はブリッツ[14]:144頁。
ザラムとエウバ
第1部に登場。スペースコロニー「ファーデーン」内で抗争状態にある「ザラム」と「エウバ」が保有している兵器。当初は互いに敵対していたが、ヴェイガンの襲撃を受けたことをきっかけにディーヴァ陣営に加勢し、ファーデーン・ミンスリー・アンバットの戦闘に参加する。
ザラムとエウバのMS
両陣営のMSは、ヤーク・ドレ(ギーラ・ゾイ)からもたらされたデータを元にマッドーナ工房へ外注生産する形で調達されている[13]。両陣営の機体とも、過去の戦争に用いられた旧型機で[12]:160頁、コロニー国家戦争で「ザラム連合」と「エウバ同盟」が使用していた戦闘用MSに酷似した外観を持ち、頭部カメラもモノアイ型となっている。基本性能は連邦軍の量産機を上回っており[54]、「ザラム」側の機体はパワー、「エウバ」側の機体は機動性に秀でているとされる[53]。しかし、実体弾やヒート系武装が主体のため、ヴェイガン製MSの装甲の前には無力に近い[注 28]。アンバット攻防戦前では武装がドッズガンとビームサーベルに変更され、攻撃面でヴェイガンに対抗可能となる。外伝漫画『トレジャースター』では、両陣営ともに宇宙海賊などに流出した機体も存在するという設定で登場する。
メカニックデザインは寺岡賢司が担当。両勢力のMSは、ガンダムシリーズにおけるザク・グフ系統を彷彿とさせるデザインで描かれている[55]。
ジラ ZILA | |
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型式番号 | CMS-223Z |
全高 | 18.3m |
重量 | 56.2t |
武装 | ジラマシンガンZ06×1 ヒートホーク×1 グレネード×1 ドッズガン×1 ビームサーベル×1 シールド×1 |
搭乗者 | ザラム派兵士 ズール海賊団(『トレジャースター』) |
ガラ GALA | |
型式番号 | CMS-223G |
全高 | 18.3m |
重量 | 56.2t |
武装 | モーニングスター / マシンガン×1 シールド×1 |
搭乗者 | ドン・ボヤージ |
- CMS-223Z ジラ
- 「ザラム」の量産型MS。マシンガンやグレネード、ヒートホークを装備する。カラーリングはこげ茶色。
ゼノ XENO | |
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型式番号 | CMS-574X |
全高 | 18.4m |
重量 | 56.5t |
武装 | ゼノマシンガンE15×1 スピア×1 グレネード×1 ドッズガン×1 ビームサーベル×1 |
搭乗者 | エウバ派兵士 ルーガ(『トレジャースター』) |
エルメダ ELMEDA | |
型式番号 | CMS-574E |
全高 | 18.4m |
重量 | 56.5t |
武装 | ヒートソード×1 ドッズガン×1 ビームサーベル×1 シールド×1 |
搭乗者 | ラクト・エルファメル |
- CMS-574X ゼノ
- 「エウバ」の量産型MS。マシンガンやグレネード、スピアを装備する。カラーリングはダークブルー。
- CMS-574E エルメダ
- 「エウバ」のリーダー、ラクト・エルファメルが搭乗するカスタム機[54]。両肩にスパイクアーマーが特徴。主武装は両刃剣状のヒートソード[注 30]。カラーリングは薄紫。
ザラムとエウバの艦艇
両陣営の艦とも地球連邦軍のダーウィン級に酷似しているが、下部にカタパルトを持つ上下非対称の形状となっているのが特徴である。第6話のコロニー国家戦争の回想シーンでは、両陣営の旗を背景に同型艦が登場する。
その他
その他のMS
デスペラード DESPERADO | |
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型式番号 | CMS-328 |
全高 | 18.0m |
重量 | 50.3t |
武装 | ヒートスコップ×1 ヒートピッケル×1 |
搭乗者 | イワーク・ブライア フリット・アスノ(小説版) ヤクヤク(『トレジャースター』) |
- CMS-328 デスペラード
- ジェノアスの開発母体となった作業用MS(モビルスタンダード)[40]。水素エンジンを動力源とする[56]。ヘルメット状の頭部など、工事現場の作業員のような姿が特徴。旧式の機体だが、極限環境での作業に用いられるためセンサー類は優秀とされる[12]:179頁。標準装備は、武装としても使用可能なヒートスコップとヒートピッケルで、コロニーの隔壁を溶断可能な熱量を持つ[12]:185頁。マシンガンなど戦闘用MSの火器も使用可能[42]。マッドーナ工房では、四肢の形状が似た青い機体が運用されている。
- 第6話では、イワーク・ブライアが一人「ファーデーン」上層街に遊びに出たリリアを探すべく搭乗。抗争の最中だった「ザラム」と「エウバ」のMS部隊に戦いを挑み、ジラ1機を仕留めるもあえなく撃破される[注 31]。
- 作業用MS
- アリンストン基地やディーヴァ[23]、マッドーナ工房[57]で使用されている作業用重機。球形の胴体に2本指の腕を左右に取り付けた形状で、下半身はなくメインスラスターと鎮座用の固定脚があるのみ。操縦席となっている頭部から有視界操縦される。ガンダムとはパーツの互換性があり、第1話ではバルガスがAGE-1ノーマル腕部の動作テストのために使用する。第3話で「ノーラ」が崩壊する際には、基地司令のヘンドリック・ブルーザーがこの機体に大量の爆発物を積み込んで搭乗し、コロニー脱出の障害となっていたシャフトへの体当たり攻撃を敢行する。第27話ではレミ・ルースがこの機体に搭乗し、脱出不能に陥ったディーヴァを救うためにフォトンブラスターキャノンの部品交換を行うが、ミンク・レイデンの攻撃を受けて撃墜される。
シャルドール SHALDOLL | |
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型式番号 | CMS-B/67 |
全高 | 18.2m |
重量 | 44.2t |
武装 | ドッズガン×1 シールド×1 メガランチャー×1(ムクレド機) |
搭乗者 | フリット・アスノ(第9話) ウルフ・エニアクル(第9話) ムクレド・マッドーナ(第13話) |
シャルドール改 SHALDOLL CUSTOM | |
型式番号 | RGE-C350 |
全高 | 18.2m |
重量 | 44.2t |
武装 | ドッズガン×1 ビームサーベル×1 シールド×1 |
- CMS-B/67 シャルドール
- マッドーナ工房が独自に[58]製造・販売しているレース用MS[59][注 32]。工房では顧客の依頼に応じた改造も受け付けており、その仕様サンプルも無数に存在する[60]。数ある改造機の中でもAGE-1を参考にしたGエグゼスは例外的な存在だが、やがてその仕様もサンプルに取り入れられ、のちの「シャルドール改」に発展する[60]。頭部カメラはゴーグル型が基本だが、Gエグゼスやムクレド機のようなツインアイ仕様も存在する。カラーリングは一般機が白と黄緑のツートン、ムクレド・マッドーナ機は白と赤のツートン。
- 第9話では、マッドーナ・ファクトリーシップの格納庫で突如暴れだしたゼダスを取り押さえるべく、ムクレドがフリットとウルフに本機を貸与する。なお、このときの両者の機体は丸腰の状態となっている。第13話のアンバット攻略戦では、巨大なメガランチャーを装備したムクレド機と、ドッズガンとシールドを装備した一般機の部隊がディーヴァの応援に駆けつける。
- RGE-C350 シャルドール改
- 第2部に登場。連邦軍向けに製造されている改修機。ジェノアスII ・アデルとともに主力機として運用され、特に民間から徴用されたパイロットたちが好んで使用している[60]。Gエグゼスを参考に頭部や肩・バックパックの形状が変更され、これらを含む一部が白く塗装されている。改修前と同型の武装に加え、バックパック上部の折り畳み式ラックにビームサーベルを装備している。外伝漫画『〜追憶のシド〜』では、連邦軍のほかに反連邦勢力や宇宙海賊に流出しているという設定で登場しており、独自のカスタマイズがなされた機体も存在する。
その他の艦艇
- マッドーナ・ファクトリーシップ[61]
- マッドーナ工房の所有する大型ドック艦で、その大きさは全長2キロメートル[12]:161頁におよぶ。定住先を持たないとされるが[60]、第1部で初登場した際には「ファーデーン」付近の宙域に停泊している。第9話では格納庫に保管されていたゼダスが突如暴れだし、ビームキャノンで艦体の一部に穴を空けられる。第14話では、グルーデックらのアンバット攻略戦を後方支援するために要塞付近の宙域へ移動される。第2部にも登場する。
- ラマルク級軽空母
- 小説版第1部に登場[14]:144頁。旧式の宇宙艦船[14]:131頁。コロニー「ミンスリー」でアルザック・バーミングスの援助を受けた際に、2隻がグルーデックの率いる戦列に加わる[14]:131頁。このうちの1隻「カリオペ」はアンバット攻略戦の際、フォトンブラスターキャノンの発射を支援するためにディーヴァの左舷側を庇ってUEの攻撃を受け、246名の乗員もろとも撃沈される[14]:196-197頁。
UE / ヴェイガン
第1部ではその正体が不明であるために地球圏の人々から「UE」(ユーイー、Unknown Enemyの略称[62])と呼ばれ、その正体が明かされている第2部では自ら「ヴェイガン」を名乗る、火星移民の末裔たちが用いる兵器群。地球圏の兵器とは設計思想のかけ離れた高度な技術で造られており[17][注 33]、ガンダムが完成するまで連邦軍は苦戦を強いられる。
メカニックデザインは石垣純哉が担当。
UE / ヴェイガンのMS
生物的な曲面主体の形状が特徴で、多くの機体が尻尾状のパーツと、親指と小指が同じ長さとなった左右対称形のマニピュレーターを持つ。物語当初は機械とも生命体ともつかない描写がなされているが[63]、第14話以降から頭部にコクピットを持つ有人機であることが明かされる。連邦側に機体の素性や技術が漏出するのを防ぐべく、損傷などで機能不全になった部位は自動的に分離・自爆する構造になっている[64][注 34]。
第1部の時代では、地球圏内のヴェイガンの拠点が連邦領内から比較的離れていたため、長距離飛行能力を持つ可変機が主力として運用されている[65]。これらの機体に共通する特徴として、腰にコウモリの翼のような可動式スタビライザー[12]:30頁を持つ。一方で、本格的な地球侵攻を想定した局地戦用機や、Xラウンダー対応の特殊機の開発も並行して進められていた[65]。第2部の時代では、ヴェイガンの勢力圏拡大に伴い長距離移動の必要性が薄れたため、より純粋なMSとしての能力を追求した非変形機が主流となる[65]。
武装の大半は固定装備となっており、両掌にはビームサーベルの発生器を兼ねたビームバルカン、腹部には拡散または集束型のビーム砲が内蔵され、尻尾もビームライフルや剣として機能する。第1部登場の機体は特にこの傾向が強く、「コロニーデストロイヤー」などの大型兵器を除き、手持ちの武装は装備していない。第2部からは、手持ちの銃器を持つ機体が登場するようになる。
その装甲は第1部における連邦軍の大半の通常火器を寄せ付けないほど強靭で、AGE-1のドッズライフルやビームサーベルが完成して初めて対処が可能となる。第2部では、装甲表面に特殊な電磁シールドを展開する機能が標準装備され[66]、同時期の連邦軍の火器に対し再び優位を得る。ただし、展開は一部分のみに限られており、防御姿勢を取る必要があるため使い勝手はよくない[66]。また、打撃など物理的な衝撃までは無効化できない[67]。
第1部の劇中では第14話まで機体固有の名称で呼ばれることがなく[注 35]、「MS型」という呼称で総称されている。機体ごとの型式番号も未公表だったが、のちに刊行された書籍[68]やプラモデルのパッケージ・組立説明書[注 36]などで表記されるようになった。第2部では連邦軍からも機体固有の名称で呼ばれている。
ガフラン GAFRAN | |
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型式番号 | ovv-f |
全高 | 19.4m |
重量 | 34.6t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ビームライフル(尾)×1 拡散ビーム砲×1 |
- ovv-f ガフラン
- 初期の主力可変機。飛行形態は「ドラゴン型」と称される[注 37]、翼の生えた四足獣の姿となる。この姿のままでも陸上での歩行や戦闘が可能。オプション武装として、スペースコロニーを破壊可能な大型ミサイル兵器「コロニーデストロイヤー」を運用可能[70]。
- ダークブルーを基本に、パープルなどの複数のカラーリングが存在する[70]。第1話では、パープルの機体がほかの機体に指示を出す様子が描かれている。
- 第1部開始以前からジェノアスなどの地球製MSをまったく寄せ付けない性能を発揮するが、AGE-1のドッズライフルや、その技術を応用して作られたドッズガンが一般の機体に普及するようになると、相対的に優位性を失う。第2部では、後継機ドラドの登場後も現役で稼働している。
ゼダス / ゼダスR / ゼダスM ZEDAS / ZEDAS-R / ZEDAS-M | |
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型式番号 | xvv-xc / xvv-xcr / xvv-xcm |
全高 | 19.3m |
重量 | 32.6t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ゼダスソード(尾)×1 ビームキャノン×1 |
搭乗者 | デシル・ガレット(ゼダス) ゼハート・ガレット(ゼダスR) マジシャンズ8(ゼダスM) |
- xvv-xc ゼダス
- 第1部に登場。Xラウンダー用に開発された[71]高機動型可変機で、デシル・ガレットの実質的な専用機。連邦側からはガフランの後継機、または上位機と目されている[72]。コーン状に突出した胸部を機首に、頭部と両腕が露出したジェット機[12]:10頁のような飛行形態に変形する。その機動性は現行コンピューターによる予測を大きく上回り[72]、スパローウェアが開発される前のAGE-1を幾度も苦しめる。コーンの下部にはビームキャノンが内蔵され、尾はビームサーベルを上回る切断力を持つ実体剣「ゼダスソード」となる[72]。ゼダスソードは掌のビームバルカン銃口を刀身の後端に差し込み、掌に吸い付けるような形で保持する。カラーリングはダークグレーとブラウンのツートン。
- xvv-xcr ゼダスR(ゼダスアール)
- 第2部に登場。運用評価の高かったゼダスに最少限の改修を施し、よりXラウンダーへの適応性を高めた機体[71]。外観は改修前から変更されておらず、一部の装甲の色がブラウンから赤に、胸部のセンサー[注 38]の色が赤から緑に変化しているのみ。「トルディア」に潜伏中のゼハート・ガレットの専用機として運用されるが、やがて彼の能力に機体の反応速度が追い付かなくなったため、後継機のゼイドラに役目を譲る[10]。
- xvv-xcm ゼダスM(ゼダスエム)
- 8名で構成されたXラウンダー部隊「マジシャンズ8」の専用機[30]。装甲の一部が黄色で塗装されている以外は、ゼダスRとまったくの同型機である[30]。
バクト BAQTO | |
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型式番号 | ovv-a |
全高 | 19.7m |
重量 | 40.4t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ビームライフル(尾)×1 ビームスパイク×1 |
- ovv-a バクト
- 重装甲型の可変機。A.G.140年以降の機体に標準装備される電磁装甲を初めて採用した機体で、ドッズライフルのビームをも拡散・無効化する[73][66]。近接戦闘に特化しており、ほかの機体を凌駕するパワーを持つ[54]。胸部にある星型の部位からは体当たり用の5連装ビームスパイクを発生可能[注 39]。ガフランと同じく飛行形態はドラゴン型と呼ばれるが[74]、こちらは脚部が鳥脚状にならずに脛の装甲が前後に展開する。カラーリングは濃淡グリーンのツートン。
- 第1部では「ファーデーン」での戦闘を皮切りに多数が投入され、AGE-1のタイタスウェア開発のきっかけとなる。第2部でもガフランとともに現役で運用されており、胸部のビームスパイクの形状が鉤爪状となるなど若干の変更が加えられている。
ファルシア FARSIA | |
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型式番号 | xvd-xd |
全高 | 16.2m |
重量 | 29.9t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ファルシアソード(尾)×1 拡散ビーム砲×1 ファルシアビット×5 |
搭乗者 | ユリン・ルシェル |
- xvd-xd ファルシア
- 第1部第14話に登場。アンバット攻防戦で投入されたXラウンダー専用機[75]。ほかのヴェイガン機に比べ二回りほど小柄で、ピンクのカラーリングが基調の女性的な体型をしている。最大の特徴は、別の機体に搭乗したXラウンダーの思考波を、本機のパイロットが受信・増幅して遠隔操作される点で、この場合本機のパイロットは必ずしも操縦訓練を受けた者である必要はない[76]。端的に言えば、本機はそれ自体がMSサイズのビット兵器であり、パイロットはアンテナに相当する生体部品と見なすことができる[76]。通常の運用では、思考波の受信補助を兼ねた台座型の推進装置「ファルシアベース」に乗って行動する[76]。専用武装は、背中に装備された実体剣「ファルシアソード」と、花状の遠隔誘導ビーム砲「ファルシアビット」5基[76]。ファルシアビットは多方向からのオールレンジ攻撃が可能で、複数のビットを連結させることでより高出力のビームを発射する[16]。
- ヴェイガンに拉致されたユリン・ルシェルを生体端末として起動され、デシルのゼダスに操られるままAGE-1スパローを追い詰めるが、最期はAGE-1をかばってゼダスソードに貫かれ、ユリンもろとも爆散する[16]。
デファース DEFURSE | |
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型式番号 | xvm-gz |
重量 | 1021.2t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ビームキャノン(尾)×1 デファースキャノン×1 |
搭乗者 | ギーラ・ゾイ |
- xvm-gz デファース
- 地球侵攻用に開発された陸戦機[65]。異様に長い脚部を持つ巨大な胴体に、通常サイズのMSの上半身が埋没したような形状を持つ。カラーリングは暗緑と黄色。
- 第1部ではアンバット内部に侵入したAGE-1を迎撃するべく、ギーラ・ゾイが自ら搭乗する[16]。宇宙戦には非対応ながらも[16]、Xラウンダーの能力を擬似的に再現する制御システム「サイコメット・ミューセル」と要塞内部という地の利を活かしてAGE-1と互角に渡り合うが、決定的な好機をGエグゼスの乱入によって妨害され、AGE-1のビームサーベルで腹部を貫かれ破壊される[57][注 40]。第3部では武装追加などの改良を加えた上で量産化され、本来の役目である地球侵攻任務に投入される[32]。
ドラド / ドラドL DRADO / DRADO-L | |
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型式番号 | ovm-e / ovm-el |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 三連ビームバルカン×2 / ミサイル×2 ビームライフル(尾)×1 拡散ビーム砲×1 |
搭乗者 | ダズ・ローデン(ドラド、ドラドL) イゴール・エバンス マザト・ラングレ(ドラドL) |
- ovm-e ドラド
- 第2部に登場。ガフランの後継主力機[71]。陸上での運動性能を重視して設計されており、従来機にあった変形機構が廃止されている[77]。これに伴い、従来機で腰に装備されていた翼は通常のスカートアーマーとなっている。オプション武装として、三連ビームバルカンやミサイルランチャーが内蔵された盾状の兵装を両腕に装着する[30]。カラーリングはパープルを基本としつつ、指揮官機など異なるカラーリングやカスタマイズが施された機体が存在する[77]。
- 第2部開始より複数機が登場し、ダズ・ローデンやイゴール・エバンスが搭乗する。第3部でもダナジンやデファースとともに現役で運用されている[32]。
ゼイドラ ZEYDRA | |
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型式番号 | xvm-zgc |
全高 | 20.0m |
重量 | 46.7t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ゼイドラガン×1 ゼイドラソード(尾)×1 ビームバスター×1 |
搭乗者 | ゼハート・ガレット |
- xvm-zgc ゼイドラ
- 第2部に登場。Xラウンダーとして本格的な覚醒を迎えたゼハート・ガレットの専用機[78]。A.G.140年代におけるXラウンダー専用機の到達点される[78]。装備構成などはゼダス系の流れを汲みつつ、同時期に開発されたドラドの設計も積極的に採用されている[78]。高い機動性を持ち、ゼハートの技量もあって無数の小惑星群内でもドラドの3倍以上の速度で動くことが可能[6][注 41]。操縦時の能力の安定化のため、パイロットは仮面状の制御デバイスを平時から装着する必要がある[6]。専用武装はビームサーベル内蔵の手持ち銃器「ゼイドラガン」と、ゼダスソードと同じく背部に取り付けられた実体剣「ゼイドラソード」、通常のビームライフルを凌駕する胸部の高出力火器「ビームバスター」[78]。カラーリングは、ゼハートのパーソナルカラーである真紅に黄色のアクセント[78]。
クロノス KHRONOS | |
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型式番号 | xvm-dgc |
全高 | 20.0m |
重量 | 54.5t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 クロノスキャノン×2 クロノスガン×1 ビームバスター×1 |
搭乗者 | デシル・ガレット |
- xvm-dgc クロノス
- 第2部に登場。砲撃戦に特化したゼイドラの姉妹機[78]。成人したデシル・ガレットが搭乗する[28]。専用武装は両肩のビーム砲「クロノスキャノン」2門と、ビームサーベル内蔵の手持ちガトリング砲「クロノスガン」、ゼイドラと同型の「ビームバスター」[28]。かつてのゼダスと同様に、ほかのMSを遠隔操作する機能を持つ[49]。カラーリングは、ゼダスと同系の黒に黄色のアクセント。
ゼイダルス | |
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武装 | クロー×2 ブレード(尾)×1 拡散ビーム砲×1 |
搭乗者 | メデル・ザント |
- ゼイダルス
- 第2部第28話に登場。地球潜伏時におけるメデル・ザントの専用機[79]。胴体などはドラドに似ているが、頭部のセンサースリットが縦三本式となるなどほかのヴェイガン機にはない特徴を持つ。専用武装は、半透明の特殊素材が採用された人差し指・中指・薬指にあたる3本のクローと尻尾先端のブレード。腹部のビーム砲は残されているが、掌にビームバルカンを持たない珍しい機体である。
- 連邦首相フロイ・オルフェノアを抹殺すべく部下とともに首都ブルーシアを襲撃するが、AGE-2に敗北し撃破される。
ギラーガ GHIRARGA | |
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型式番号 | xvt-zgc |
全高 | 20.3m |
重量 | 53.8t |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ギラーガスピア×1 ギラーガテイル×1 ギラーガビット×6 ビームバスター×1 |
搭乗者 | ゼハート・ガレット |
- xvt-zgc ギラーガ
- 第3部に登場。A.G.164年時におけるゼハート・ガレットの専用機[32]。ゼイドラと同じ真紅を基調としたカラーリングが特徴。武装は、両端の穂先から鎌状のビーム刃を発生する「ギラーガスピア」、手持ちの鞭としても使用される腰背部の「ギラーガテイル」、左右の肘・膝・ウイングに内蔵されたオールレンジ攻撃兵器「ギラーガビット」6基、胸部に内蔵された「ビームバスター」[38]。
ダナジン DANAZINE | |
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型式番号 | ovv-af |
武装 | ビームバルカン / ビームサーベル×2 ビームバルカン / ビームスパイク×1 ビームキャノン×1 ダナジンテイル×1 |
- ovv-af ダナジン
- 第3部に登場。ドラゴン形態に固定化された異形の重MSで、地球侵攻作戦における主力機[80]。高速飛行時は、頭部左右のスタビライザーが顔面を覆うように閉じられ、脚部も収縮される[38]。武装は口吻部に内蔵されたビームスパイク兼用のビームバルカンと、腰部のビームキャノン[32]、内蔵火器を廃し打撃に特化された尾「ダナジンテイル」[38]。
UE / ヴェイガンの艦艇
- 巨大母艦
- 全長1キロメートル以上[72]に達するヴェイガンの巨大母艦。地球連邦軍側からは「母艦」と呼称される[72]。三つ又に分かれた艦体が特徴で、多数のMS型を搭載している。ステルスフィールドを展開しており、巨大ながら連邦軍のレーダーやセンサーには一切反応せず[81]、光学迷彩のように姿を消すことも可能[注 42]。なお、船体の一部を小型の戦闘艦として分離させることもできる。武装は船体各所に搭載されているビーム砲塔。カラーリングは黒とオレンジ。
- 第2部以降は、ヴェイガンの主力艦艇として多数の同型艦が配備されている。
- 戦闘艦
- 巨大母艦から分離された船体の一部。それ自体も小型の戦闘艦として機能する。Gエグゼスのビームライフルやダーウィン級の主砲をもはじく強固な装甲を持つ[注 45]。甲板上にボタン状の砲台を搭載する。この形態でもステルスフィールドの展開が可能。連邦側からは「戦闘艦」と呼称されている[43]。カラーリングは主に暗い緑だが、第20話では赤く塗装された艦が登場する。
- 第12話では、2隻がグアバラン率いる連邦艦隊の背後から攻撃を仕掛け、第13話では、ディーヴァへの特攻に使用される。第2部にも登場する。
- 飛行型戦闘艦
- 第3部に登場。左右に折り鶴に似た形状の両翼を持つ新型戦闘艦。大気圏内での飛行が可能[32]。
- ダウネス
- 第2部に登場。巨大母艦を係留できる一対のアーム状構造物が上下に付いた超大型の移動要塞。武装は対空ビーム砲など。防御装備としてフォトンリング・レイの砲撃すらも防ぐ強力な干渉スクリーン「ギガンテスの盾」が展開可能。ただし、展開は前面のみに限られているため、その都度防御方向への回頭が必要となる[23]。ゼハート率いる地球制圧軍の移動司令部として運用され、大部隊を率いて「ノートラム」に侵攻。最終的に推進機関を破壊されて制御不能となり、地球への落下直前にアセムとゼハートの手で自爆・瓦解させられる[23]。カラーリングは深緑。
- 球状移動要塞
- 第3部に登場。いくつもの球が棒で繋がれたような形状の移動要塞。大出力ビームによる砲撃でビッグリングを破壊する[32]。
脚注
注釈
- ^ 第10話では緊急時の手段として行われるが、その後は主要な換装手段として多用されるようになる。空中換装の際には元々装備していたウェアを投棄するが、何らかの手段で回収しているのか、後で作り直しているのかは曖昧にされている。
- ^ 第5話ではデシルに無断で機体を持ち出され一時的に奪われる一幕もある。
- ^ 劇中での登場は第3話以降で、第2話ではジェノアス用のビームスプレーガンを装備する
- ^ プラモデルでは2本の柄にそれぞれ差し替え用のビーム刃が2種類、合計4本付属する。また説明書のスペックにもビームサーベルとビームダガーの両方の言及がある[11]。小説版によれば、ビームサーベルへのモード切り替えは「ファーデーン」到着段階でもテスト段階であったとされ[12]:152頁、アニメ本編でも初陣ではビームダガーとして使用される。
- ^ シールドを上下逆に見た場合。すなわち装備時にはAを上下反転させた「∀」のような形となる。
- ^ 小説版2巻によれば、市街など周辺の被害に配慮すべく、接近戦仕様として開発されたと付け加えられている[14]:62頁
- ^ 小説版2巻によれば、機体のエネルギーを物理的な質量に変換し、瞬間的に防御力を高める「質量装甲」が採用されているとされる[14]:61頁。
- ^ 小説版2巻によれば、これらの装備はドッズライフルと同じDOOS効果と重力場による圧縮効果で、攻撃対象の分子を崩壊させる装備であるとされる。また、コロニー内部を傷つけることなく最大の攻撃力を追求した装備であると設定されている[14]:62頁
- ^ 小説版2巻の設定では、全身に展開されたエネルギーフィールドの相互作用によって生み出される斥力を利用し、大気圏内での音速突破や真空中での超加速・超減速を可能にする新機軸の姿勢制御システム「SPALLOW」が搭載されているとされる[14]:105頁。
- ^ 小説版2巻にの設定では、直径数十センチの特殊金属弾を、フィールド発生装置の反発力で秒速30キロメートルに加速して撃ち出す装備であるとされている[14]:108頁。
- ^ プラモデル「HG ガンダムAGE-1ノーマル」のキットにはランナーにも説明書にも番号が振られていない白いカバーパーツが付属しており、これを胸部のAマークに被せることでフラット形態を再現できる。
- ^ 第12以降の第1部OPにストライダー形態のシルエットが先行登場し、本編では第2部開始から4話目となる第19話で初登場する。
- ^ 公式サイトや劇中で用いられる「ストライダー形態」のほか[25][26][10]、プラモデル「HG ガンダムAGE-2ノーマル」の解説文では「ストライダーフォーム」、第19話劇中では「Gストライダー」、同じく第19話の「ガンダペディア」では「AGE-2ストライダー」と複数の呼称が存在する。
- ^ 劇中で登場するのはノーマル形態のみで、その他のウェアも同様に塗装されているかは不明。
- ^ 小説版の設定では、荷電粒子の散弾をシャワーのように浴びせる武装とされ、粒子一粒あたりが戦車砲に匹敵する貫徹力を持つとされる[12]:42-43頁、
- ^ 小説版の設定では、チタニウムの装甲を溶融せしめる熱量を持つとされ[12]:43頁、ヴェイガン製の機体の装甲を溶かすことはできないが[12]:44頁、スラスターを狙って殴りつければ隙を作ることは可能とされる[12]:123-124頁。プラモデルでは、ヒートスティックはビームサーベルの刃と差し替えが可能なギミックが備わっているものの、説明書に記載された機体スペックにはビームサーベルへの言及がなく[39][41]、また劇中でジェノアスがヒートスティックからビームの刃を出す場面はない。小説版では、ヒートスティックとビームサーベルは別の武装であるとされ[14]:240頁、AGE-1用やGエグゼス用のビームサーベルを装備した機体も登場するものの、ラーガンは出力の負荷を嫌って最後までビームサーベルを使わなかったと描写されている[14]:240頁。。
- ^ 対艦用のロケットランチャー[12]:129頁[14]:154頁、クレイバズーカ[14]:95,191頁、支援用のビーム・ガトリングガン[14]:165頁、クライネ・ドルドムント機が試験的に搭載するAGE-1用のビームダガー[12]:75頁、アンバット攻略戦のため燃費を犠牲にして搭載したGエグゼス用のビームサーベル[14]:191頁、などが登場する。
- ^ 後述のジェノアスキャノンのほか、コマンダー型の機体[12]:75頁、狙撃用のスナイパー型の機体[12]:160頁[14]:94,169頁、近接戦用のジェノアス・アサルト[14]:191頁への言及がある。
- ^ 赤や朱色、オレンジとも取れる色味で描かれているが、プラモデルの説明書の塗装ガイドによれば、この色は「ピンク」であり、サーモンピンク、ホワイト、オレンジイエローを一定割合で混合した色であるとされる[39]。小説版では「レッドとアイボリー」のツートンと描写されている[12]:22頁。
- ^ アニメ本編ではフリットがAGE-1を無断借用したデシルを追うべくラーガンのジェノアスに搭乗するが、小説版の当該場面ではジェノアスカスタムに差し替えられている。このとき、機体のシートやペダルが独自にカスタマイズされていてあつかいにくいことに言及されている[12]:150頁。
- ^ プラモデル「HG アデル」のキットも、Aランナー以外のパーツが「HG ガンダムAGE-1ノーマル」とほぼ共通となっている。
- ^ 小説版の設定では、ベースとなったシャルドールはウルフがレーサー時代に使用していた機体であるとされ[14]:68頁、当時の彼が稼いだ私費をすべて注ぎ込んで発注したことになっている[12]:163頁。
- ^ プラモデル「HG Gバウンサー」のキットも、脚部パーツの組立構造が「HG ガンダムAGE-1スパロー」と類似している。両膝にはニードルガンのパーツが組み込まれているが、HGスパローの組立説明書ではスペックや膝部の展開ギミックの遊び方にも言及されているのに対し、Gバウンサーの組立説明書ではニードルガンの存在自体が無視されている。
- ^ 小説版では「巨大な剣」[12]:122頁と形容されている。
- ^ 第13話で変形後の姿を見たギーラ・ゾイからは、「木馬」と形容される。
- ^ 第15話の回想シーン、および第2部アバンタイトルに登場。
- ^ 斉射時は(舷側ではなく)艦首を攻撃対象に向ける必要があり、2方向からの挟撃には対処できないとされ、第12話では艦の後方から襲来したヴェイガンに攻撃を行うために180度の回頭を行う。
- ^ ただし被弾したUEの機体を足止めして隙を作る程度の牽制効果はあり、第10話ではAGE-1やGエグゼスとの連携で戦果を挙げる。
- ^ 小説版2巻の設定では、G型と呼ばれる陸戦重装甲型ジラを汎用型に改修した機体であるとされる[14]:40頁
- ^ 小説版1巻では、カーボンナノチューブにも匹敵する超硬度スチール製のエストックに変更され、ヒート機能も廃止されている。作中の説明ではMSの装甲を容易に貫く貫通力を持つとされるが[12]:184頁、フリットには容易く回避され返り討ちにされる。
- ^ 小説版では、抗争に巻き込まれた人々を救出し逃がす時間を稼ぐためにフリットが搭乗し、ゼノ・ジラ・エルメダを撃破する[12]:179-186頁。
- ^ 小説版2巻では、ムクレド自らが設計を手掛けた機体とされ、レース用のほかに純戦闘用のB型というバリエーションも存在する[14]:68頁。また、ウルフのGエグゼスにもB型のパーツが組み込まれているとされる。
- ^ 小説版2巻では、ムクレドが工房に預かっていたゼダスの画像をフリットたちに披露しての会話の中で、火星植民期にも似たような設計の機体が存在していたと語る場面がある[14]:76頁。また、ウルフのGエグゼスにもB型のパーツが組み込まれているとされる。
- ^ 第1話でも、同様の目的でAGE-1に行動不能にさせられたガフランを別のガフランが破壊する場面がある。
- ^ 公式サイトや雑誌記事では放送前から機体名が明かされており、またテレビアニメ中でも番組終了時のコーナー「ガンダペディア」では機体名も明かされている。
- ^ 実際に表記されたのは「HG ゼダス」以降の商品からで、「HG ガフラン」のみ表記がない。
- ^ アニメ本編でそのように呼ばれる場面はないが、いくつかの資料[1][69]ではそのように呼称されている。小説版では「ドラゴン型」「UEのドラゴン」という呼称で呼ばれる場面もある[12]:32,34頁。
- ^ プラモデルの組み立て説明書の塗装ガイドによれば、胸部にある目のようなパーツは「センサー」であるとされている[72][71]。
- ^ 第8話では、通常のビーム砲として使用される場面がある。
- ^ 小説版では、AGE-1ゴールドアローのビームコーティングを凌駕する攻撃力を見せつけ、加勢に入ったGエグゼスを半壊させるなど猛威を振るうが、スパロー・タイタスへの連続換装を駆使したAGE-1の怒涛の攻めの前に敗れ去る[12]:242-256頁。
- ^ 20話劇中では、赤いオーラのようなものを纏わせた蹴りを繰り出す描写がある。
- ^ 劇中では「ステルス」とされているが、第13話では宇宙要塞の壁から出現するかのように見える描写があり、ワープなのか、それとも画面上では重なっているように見えて実際は離れているのか、宇宙要塞の側が虚像であったのか不明瞭な描写となっている。小説版では「ステルス・フィールドが解除された」[14]:187頁と説明されている。
- ^ 第13話のギーラ・ゾイの台詞と字幕より。
- ^ ガンダムAGE×3ラジオ第24回より。
- ^ ただし、ムクレド機のメガランチャーの砲撃で損傷を受ける。
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