概要
- 1988年当時、男性アイドルグループの頂点にいた光GENJIのバックを主要活動としてスケートボーイズが12人編成で結成され、同年4月、そのうちの6人でSMAPが結成される。それから3年5ヶ月後の9月9日、今シングルでCDデビューをはたす。世間ではこの日を「SMAP誕生の日」としていて、各メディアはライブの映像とともにして毎年ニュースにしている。
- 「Can't Stop!! -LOVING-」は文化放送のラジオ番組 「STOP THE SMAP」のオープニング、およびエンディングのBGMとしてカラオケ・ヴァージョンが番組開始当初から使われており、現在に至っている。
- この曲でNHK紅白歌合戦の初出場を決める。
- SMAPのデビューは後輩にあたるグループのデビューと比較すると、デビューシングルである今作が累積売上枚数15万枚(SMAPのシングル40作品でワースト5位)と苦戦していたのが事実である。2007年4月26日放送の『うたばん』で、ゲストで同じジャニーズ事務所に所属するKinKi Kidsに対し、番組のMCでもあるメンバーの中居正広はデビュー当時を振り返って、「ジャニーズで初めてデビュー曲が1位じゃなかった」、「『お前ら何で売れねえんだ』と言われた」と述べた。彼らは1991年の1月からコンサート活動を開始しているが、メンバーの草彅剛は「会場の空席が目立ったデビュー当初はきつかった」と発言している[要出典]。
- 作詞は2007年現在、SMAPの楽曲の作詞に最も関わっている人物である森浩美が担当。作曲のJimmy Johnsonも今作はこの名義で、後に馬飼野康二名義と使い分けて多くのSMAPの作品に参加する。また後々のSMAPが出演するテレビ番組では森の写真がカットされている。
- メンバーが変声期の楽曲であるため、現在のSMAPの歌声とは全く異なっている。個々にソロパートは与えられておらず、1曲を通して6人全員で歌っているが、これは少年である彼らの声質や声量を考えた結果であると思われる。2曲目の「SMAP MEDLEY」に至ってはデビュー以前の楽曲である為、変声期を迎える前だったメンバーもいる。
- カップリング曲の「SMAP MEDLEY」は前述のとおりデビュー前に歌っていた楽曲(Jr.期間に発表した未CD化オリジナル曲)のメドレーで、内容は「SMAP」「つれないよ」「踊り明かせば」「SMAP No.5」「BANG-BANG-BANG」の5曲。
- 「SMAP」は1988年に発売された清涼飲料水SMAP(森永乳業)のCM曲で、同時にCMキャラクターも務めた。
- 「SMAP No.5」は1994年・2003年のコンサートやSMAP×SMAPでも歌われたことがある。また、2007年にSMAPがCMキャラクターを務めたポカリスエット(大塚製薬)「砂の惑星」篇のCM曲(CM用に再録)として使われた。
収録曲
- Can't Stop!! -LOVING-
- 作詞:森浩美 / 作曲:Jimmy Johnson / 編曲:船山基紀
- SMAP MEDOLEY
- SMAP 作詞:森浩美 / 作曲:長岡成貢 / 編曲:長岡成貢
- つれないよ 作詞:森浩美 / 作曲:筒美京平 / 編曲:船山基紀
- 踊り明かせば 作詞:森浩美 / 作曲:長岡成貢 / 編曲:長岡成貢
- SMAP No.5 作詞:森浩美 / 作曲:長岡成貢 / 編曲:長岡成貢
- BANG-BANG-BANG 作詞:森浩美 / 作曲:長岡成貢 / 編曲:長岡成貢
- Can't Stop!! -LOVING- (オリジナル・カラオケ)
カタログ
- CD:VIDL-10159
- カセット:VISL-167
外部リンク