木村拓哉

日本の歌手、俳優、声優 (1972-)

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木村拓哉(きむら たくや、1972年11月13日 - )は、日本歌手俳優タレントであり、国民的男性アイドルグループSMAPのメンバーである。愛称は、キムタク

きむら たくや
木村 拓哉
生年月日 (1972-11-13) 1972年11月13日(52歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
血液型 O型
職業 歌手俳優タレント
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1987年 -
配偶者 工藤静香
公式サイト SMAP - Johnny's net
主な作品
ドラマ
ロングバケーション
ビューティフルライフ
HERO
GOOD LUCK!!
映画
2046
武士の一分
HERO
受賞
第7回石原裕次郎新人賞シュート!
1994年度エランドール賞・新人賞第『シュート!』
第11回 - 第15回ベストジーニスト(1994年 - 1998年)
第31回ギャラクシー賞・奨励賞個人『若者のすべて
放送文化基金賞・男優演技賞『ビューティフルライフ
第20回[石原裕次郎賞『武士の一分
第16回東京スポーツ映画大賞・主演男優賞『武士の一分』
備考
SMAPのメンバー
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東京都出身、大阪府および千葉県育ち。ジャニーズ事務所所属。

来歴

1987年SMAPの前身の男性アイドルグループであるスケートボーイズのメンバーに選ばれる。同時期、萩本欽一プロデュースのアイドルグループ茶々隊のメンバーオーディションをSMAPのメンバー全員が受け、草彅剛と共に合格したが、萩本から「おいなりくん」と命名されたことが理由でレッスンに行かなくなった[1]1988年4月、スケートボーイズの12人のメンバーの中から中居正広稲垣吾郎森且行、草彅剛、香取慎吾らと共にSMAPを結成。1991年9月9日、SMAPのメンバーとして『Can't stop!! -LOVING-』でCDデビュー。

1994年、映画『シュート!』の演技により石原裕次郎新人賞エランドール賞新人賞を受賞、テレビドラマ『若者のすべて』の演技でもギャラクシー賞奨励賞を受賞した。また、ベストジーニストに選ばれ、雑誌『anan』の好きな男ランキングでも1位を獲得。

1996年、連続ドラマ初主演となった『ロングバケーション』で平均視聴率29.6%、最高視聴率36.7%を記録すると、1997年の『ラブジェネレーション』、2000年の『ビューティフルライフ』、2001年の『HERO』、2003年の『GOOD LUCK!!』がいずれも平均視聴率30%越えを記録。特に『ビューティフルライフ』は最高視聴率41.3%を記録、『HERO』は全話視聴率30%以上を記録した。また、『GOOD LUCK!!』を除く上記いずれの作品でもザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞、『ビューティフルライフ』の演技により放送文化基金賞男優演技賞を受賞した。

2004年、映画『2046』でカンヌ国際映画祭に出席。この時、平服のスーツ姿で現れ、それまでの「男性はタキシードで出席する」という不文律を打ち破り、話題となった[2]。同年、魔法使いのハウル役で出演したアニメーション映画ハウルの動く城』が観客動員数1500万人、興行収入196億円、2004年と2005年の興行成績第1位を記録した。

2006年12月、主演映画『武士の一分』が興行収入40億円を超えるヒット作となり、自身も東京スポーツ映画大賞主演男優賞と石原裕次郎賞主演男優賞を受賞した。日本アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたがこれを辞退。

2007年、主演映画『HERO』が興行収入81.5億円を記録、2007年度の邦画部門1位となった。『HERO』の出演者として、テレビ番組『SMAP×SMAP』の収録でカンヌ国際映画祭に出席。主演ドラマ『華麗なる一族』が関西地方で最高視聴率39.3%を記録、自身もソウル・ドラマ・アワーズ最優秀主演男優賞とドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞。2008年、主演ドラマ『CHANGE』で最高視聴率27.4%を記録。

人物

生まれは東京都だが、小学校入学直前まで大阪府箕面市に住み、小学校以降は千葉県千葉市で育つ。学生時代は剣道部に所属。 1988年千葉県立犢橋高等学校入学。1989年東京都立代々木高等学校定時制編入、1991年卒業。ジャニーズ事務所に入ったきっかけは叔母が勝手に木村の履歴書を送ったため。

1994年より5年連続でベストジーニストに選出され、殿堂入りを果たした。1994年より15年連続で雑誌『anan』の好きな男ランキングでも1位を獲得。

私生活では2000年11月23日工藤静香との婚約会見を行い、12月5日結婚。2001年5月1日、長女が誕生。美しい心に育つようにと願いを込めて『心美(ココミ)』と命名。2003年2月5日、次女が誕生。『光希(ミツキ)』と命名。

  • 得意な物真似は『古畑任三郎』、田原俊彦松田優作平泉成[3]。『SMAP×SMAP』で披露している。
  • 主な趣味は、ギターサーフィンダーツビリヤード釣りカメラサッカー観戦、映画鑑賞、音楽鑑賞ローリング・ストーンズボン・ジョビエアロスミス等のファン)など、多趣味で知られるている。ギターはSMAPの曲などで演奏される曲がある。過去にはスノーボードも趣味としていたが、数度の怪我により辞めた。アニメが好きで、特に『銀河鉄道999』などの松本零士作品に思い入れがあり、2002年5月27日放送の『SMAP×SMAP』では木村自身がハーロックに扮するコント「アルカディア2002」後編にて原作者の松本と共演もしている。その際、木村は当コント内で「小学校の頃の理想のタイプはメーテルだった」と答えている。また、『機動戦士ガンダム』にも思い入れがある。漫画『ONE PIECE』が愛読書で入浴中や移動中の時によく読んでいる。ただし、読むのはマンガのみであり、活字の本を読むことは無いという(本人談)。
  • 長所は誰とでも話ができる。短所は気が短い(本人談)。
  • 愛犬はラブラドール・レトリバーのボニータ。名前はマドンナの「ラ・イスラ・ボニータ」から付けられた。幼い頃に獣医師を夢見たほどの動物好きである。「君を忘れない」で共演した子犬を引き取り実家で育てたというエピソードもある。
  • 「キムタク」という愛称について、本人は当初は女子高生の間でつけられた愛称として喜んでいたが、その後、面と向かって呼ばれるよりマスコミに取り沙汰される時に多用されることや、「キムタク」という素の自分ではない虚像が一人歩きしていると思うようになり、呼ばれることを嫌うようになる。FMVCMでは、石田純一に「キムタ」と呼ばれ「略さないでよ」と嫌がるコント場面もある。中国でもキムタクと言う愛称は定着している(2006年11月10日の、木村拓哉のWhat's up SMAPにて判明)。近年はキムタクと呼ばれることも、人気のバロメータだ、定着しているのだと受け入れることができるようになったとコメントしている。
  • SMAPのメンバーの中で唯一の妻子持ち。家族のことはあまり話さない。明石家さんまサッカー中田英寿とはプライベートでも家族ぐるみでの交流がある。
  • SMAPの冠番組(『SMAP×SMAP』など)以外、単独ではバラエティ番組に殆ど出演しないため、芸人やグラビアアイドルとの共演はほとんどないが、本人はお笑い好きである。現に『BISTRO SMAP』で「はねるのトびら」のメンバーがゲストの時に、はねるのトびらのDVDを持っていると発言していた。また、2008年、フジテレビジョン系列『27時間テレビ』において、『オレたちひょうきん族』で、かつてビートたけしが演じた「タケちゃんマン」をリスペクトしたキャラクターである「タクちゃんマン」(その直前までやっていたドラマ、『CHANGE』の内容から、「この間まで総理大臣をやっていた…」と名乗った)を演じた時、最初は恥ずかしがっていたが、徐々にノッてきて、また幼少の頃から夢中になっていた番組のネタの再現でもあったため、ノリノリでかつてたけし・さんまが演じたギャグをこなし、さんまのブラックデビルと「写真を撮ってほしい」とまで言っていた。

ドラマ

  • 2009年までに主演したドラマは、1997年の『ギフト』を除き全て平均視聴率20%以上を記録していた。1998年以降は年に1本のペースで連続ドラマに出演していたが、1999年は連続ドラマの出演はなく、2006年はゲスト出演とスペシャルドラマのみであった。
  • ドラマでのファッションや髪型がよく話題になる。愛用のサングラスはティアドロップタイプで、100個以上所持している。
  • 主演ドラマ『プライド』の撮影中に、エキストラの顔面にアイスパックを直撃させる事故を起こした(負傷者の診断は「口唇裂傷・歯冠破折」)。ただ、ドラマ自体は休憩中のファンサービスで起こった事故であるため、中断されることなく最後まで放送された。
  • 主演したドラマが20%以上の高視聴率を記録している事が多い一方、主題歌にSMAPの楽曲が起用されたのは'95年の『人生は上々だ』(W主演)のみである。単独主演では起用されていない。
  • 嫌煙分煙の風潮が強まっている昨今、現代劇では愛煙家の役が多い。

受賞

  • 1994年第7回石原裕次郎新人賞…映画『シュート!』の演技による。
  • 1994年度エランドール賞・新人賞…映画『シュート!』の演技による。
  • 1994年第11回ベストジーニスト
  • 1995年第31回ギャラクシー賞・奨励賞個人…テレビドラマ『若者のすべて』の演技による。
  • 1995年第12回ベストジーニスト
  • 1996年第13回ベストジーニスト
  • 1996年第9回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ロングバケーション』の演技による。
  • 1997年第14回ベストジーニスト
  • 1997年第15回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ラブジェネレーション』の演技による。
  • 1998年第15回ベストジーニスト(殿堂入り)
  • 1998年第1回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『ラブジェネレーション』の演技による。
  • 1998年第19回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『眠れる森』の演技による。
  • 1999年第24回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
  • 2000年第26回放送文化基金賞・男優演技賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
  • 2001年第28回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『HERO』の演技による。
  • 2002年第33回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『空から降る一億の星』の演技による。
  • 2006年度第30回日本アカデミー賞 主演男優賞のノミネートを辞退
  • 2006年第16回東京スポーツ映画大賞・主演男優賞…映画『武士の一分』の演技による。
  • 2007年ソウル・ドラマ・アワーズ2007・最優秀主演男優賞…テレビドラマ『華麗なる一族』の演技による。
  • 2007年第57回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『華麗なる一族』の演技による。
  • 2007年第20回石原裕次郎賞・主演男優賞…映画『武士の一分』の演技による。
  • 2008年第57回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『CHANGE』の演技による。

おもな記録

出演

※単独での出演のみ。

バラエティ

レギュラー

テレビドラマ

連続ドラマ

単発ドラマ

ゲスト出演

映画

舞台

ラジオ

CM

現在
過去

声優

  • 花より男子 CDブック - 花沢類 役
    • 花より男子(1993年7月)
    • 花より男子2(1993年12月)
    • 花より男子3(1994年7月)
  • ハウルの動く城(2004年11月20日公開) - ハウル 役
  • REDLINE(2010年10月9日公開) - JP 役

書籍・DVD

  • 写真集『木村拓哉』(1996年、撮影/横須賀功光[4]
  • フォトエッセー『開放区』(2003年4月24日、集英社刊)
  • 写真集『%パーセンテージ』(2006年11月11日、マガジンハウス刊)
  • オフィシャルDVD『一分TAKUYA KIMURA』(2006年)
  • フォトエッセー『開放区2』(2011年9月30日、集英社刊)
  • 写真集『TAKUYA KIMURA×MEN’S NON-NO ENDLESS』(2011年9月30日、集英社刊)

脚注

  1. ^ 木村は萩本から「好きな食べ物はなに?」と聞かれたので、「あ、僕おいなりさんです」と答えたら、「今日から君はおいなりくん」と返され、おいなりくんと言われた事実が意味わかんなくて、次の日からレッスンに行かなくなったと話す。つらくてバックレたとのこと。さらに、当時は携帯電話とかがなかったので、来てないと、普通に探されたと木村が明かした。『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』 2009年12月13日放送分
  2. ^ なお、最優秀主演男優賞を受賞したのは柳楽優弥である
  3. ^ 2007年さんタクより
  4. ^ なお、この写真集にはジャニーズ事務所は一切関与していない。

関連項目

外部リンク