ALL WORDS COA PROJECT
ALL WORDS COA PROJECT(通称 AWC)(AWC (曖昧さ回避)) (オオルワアズコア・プロジェクト つうしょう、エイダブリュウシイ)は、 2005年1月9日、大阪市港区弁天埠頭で開催した「Osaka Poetry Night」(外部リンク参照)を機に発起したポエトリー・リーディング(直訳では詩の朗読となるが、固定概念が存在しない、また起源を正確に記した資料や文献が存在しないため、声や言葉を用いた作品発表、あるいはそのパフォーマンス)イベントをプロデュースする有志の集合体。
概要
文化の一般認知向上、振興をはかる目的で朗読詩人の椿(つばき、tsubaki)が発起した。各有志の自主性、主体性による全国展開を先ずの目標としている。 ほか、椿命名の関連名称には「ことばのイルミネーション」、「コトバ芸術村」等があるが、関連イベントについて、名称や関連名称を冠名に付けることを強制していない。
開催地
2012年7月現在、定期開催地としては大阪、京都、兵庫、香川、青森、秋田、 不定期開催地としては東京、埼玉、岡山、神奈川、奈良、 現在時点単発開催地としては奈良、中国上海市、中国江西省南昌市である。
コンセプト
キャッチフレーズは「フルオープン・フルメインキャスト」、「声は広く発してこそ価値のあるもの」。 イベント形式は主に3つに分類される。いずれも、文化振興が第一のコンセプトであるため、参加者(出演者)の差別化、勝敗区別を一切撤廃している。 ソネット、短歌、俳句、川柳など、形式の決まっているいわゆる「敷居の高いもの」が詠まれることもあるが、 それは自由性という意味であり、区別、差別(ランク付け)をしない。 「飛び入り参加であるから時間や対応の差別がある」といったことを行わない。 ただし、政治、宗教や商法への利用は厳禁としている。
基礎となるフルオープンについては開催時間の都合上予約制となるが、経験その他経歴によって演台に立つ時間の区別をしない、 ワークショップも同様。 特定者を起用した芸能としてのショーイベントには、前座や飛び入り枠といったものを置かない。
発生、派生した造語
「COA」は「核心、革新」を意味した造語で、椿が名付けたものである。 核の正確な英訳はCoreであるが、「始点のAからCOAのAに回帰する中にコトバによるコミュニケーションがある」と解釈する。 ALL WORDS COA PROJECT(通称 AWC)では、詩を「コトバ」とも読む。 言葉にならない(言葉として聴き取れないもの)もコトバとして捉え、これを椿は「ワードレス・ポエトリー」と名付けた。 聾唖者、難聴者、吃音者の参加も珍しくない。
マスメディアの紹介
- ニュース (NHK大阪放送局網)
- ニュース (NHK)青森放送局網)
- 大阪日日新聞
- リビング新聞
- 四国新聞
- 2006年12月25日、他 デーリー東北新聞
- 月刊はちのへ情報 Amuse
- 2008年4月20日、他 秋田魁新報
- その他、地方局作成枠、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットラジオ等。
- (その他)八戸商工会議所、八戸市公会堂には、イベント開催ごとにパンフレットが貼り出されている
関連項目
- en:Poetry slam(英語版)
外部リンク
- ALL WORDS COA PROJECT (AWC) Official website(総合公式サイト Yahoo!Japanカテゴリ、ODP登録サイト)
- 朗読詩人 文芸人 椿 Official website(発起人公式サイト)
- 参考リンク 前述、ALL WORDS COA PROJECT (AWC)前身イベント Osaka Poetry Night
- ポエトリー・リーディング、スポークン・ワード、スポークン・ワーズ、ストーリーテリング、脚本朗読